仮面ライダーガッコロンvs仮面ライダーヒカキソ   作:いちごDF

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第4話

「その姿は!?」

 

マンダのりゅうせいぐんで明を倒したと思っていた母校は、姿を変えて生きている明に驚いている。

 

「それにガッコロンだと?どっかで聞いたような...」

 

確かセイヤが言っていた...と曖昧な記憶を必死に思い出そうとする。

一方、明はというと先ほどまで向けられていた殺意が急に無くなり、困惑していた。

母校は足りない頭で必死に記憶を辿り遂に思い出そうとした瞬間、彼と明の間に7人ぐらいの集団が突如現れた。

 

「どうも、同車種ベローのリーダー、シルクです〜」

 

同車種ベローのリーダー、シルクと名乗った一人の男は、明の方を向いて喋りだす。

 

「君がヒカキソ様が言っていた平野明であっているのかぁい?」

 

「そうだ。ん?ヒカキソ...?なるほど。さっきまで戦っていた彼はその人物と勘違いしていたわけか」

 

「仮面ライダーガッコロン、平野明。100%本人と間違い無いです。現在、奴はシルバーウォッチ、アクセルメモリー、その他データにあるウォッチは所持しておりません」

 

「了解。グッドジョブ!年越しべけだん!ここで明を殺っちゃいたいところだけど、ヒカキソ様の命令だ。そこにいる人間のみを潰すぞ〜」

 

「「「「「「はっ!」」」」」」

 

「なんや?ワイになんか用が...あるんすか?」

 

謎の7人に一斉に注目され、母校は先ほどまでの強気な態度とは違い、おどおどしている。

 

「平野明と関わった部外者であるお前を抹殺する」

 

「抹殺!?」「抹殺だと!?」

 

抹殺というワードを聞き、驚きを隠せない明と母校。

 

「そんなことさせるか!」

 

「平野明、出しゃばるな。我々は今は貴様に手は出さない。そう命令されているからな」

 

同車種ベローは一斉にベルトを腰に巻く。

そして、そのベルトにデッキケースのような物をセットする。すると7人の同車種ベローは一斉に姿を変えた。

 

「なんや!それは!」

 

「これはヒカキソ様から頂いた力。フューチャー主義だ」

 

銀色のアーマーを身につけフューチャー主義に変身した同車種ベローは、母校に向かって走り出す。

母校は急いでボーマンダにまたがろうとするが、同車種ベローの一人によって阻止される。

出しゃばるなと言われた明だが、目の前で何か自分のことについて知っているような素振りを見せた母校が襲われているのを見殺しにはできず、同車種ベローのリーダーに向かってキックを放った。

たがそれは簡単に止められた。

さらに、母校の一方的な攻撃によって体力が減っていたので、敵の反撃に反応できず、もろに受けてしまった。

 

「ほんとやめてくださいよ〜平野明さん。君にはなるべく危害を与えたくないんすよ〜」

 

「クソガァ!」

 

母校の方は、相棒のボーマンダはひんしになっており、母校自身は顔がはっきり分からないほどボコボコになっていた

 

「偉大なるヒカキソ様と勘違いして平野明と関わったのが運の尽き。さらばだ!」

 

「すんませんすんませんすんませんすんません...」

 

「待て!」

 

上空から何かが降ってくる。

それは母校の近くに降りてきた。

 

「来たか、我々に歯向かう愚か者」

 

上空から降りてきた者の正体は、『青い』ガッコロンだった。

 

「青い...ガッコロン!?」

 

「大丈夫かい?母校くん」

 

「すんませんすんませんすんません」

 

「今は貴様に用はない。消えろ」

 

「君たちに用がなくても僕にはあるから。さっさとここを去るよ」

 

青いガッコロンは同車種ベローに向かってエネルギー弾を放つ。

避けるため、一斉にその場から離れる同車種ベロー達。

だが、エネルギー弾は追尾機能を所持しており、何かに当たるまで追ってくる。

それに避けている間にボールにボーマンダを戻し、母校を担いで明に寄る。

 

「まずい!逃げられる!」

 

「同車種ベロー、ワンダホ、阻止します!」

 

ワンダホと言ったフューチャー主義は、いつまでも追ってくるエネルギー弾を自身の脂肪で受け止め、すぐに青いガッコロン達に向かって銀色の電撃を放った。

だが、それが届く前に3人は青い煙に包まれ、この場から姿を消していた。


「ありがたい、感謝だ」

 

ガッコロンの姿のままで助けてくれた青いガッコロンに向かって感謝の言葉を述べる。

 

「しかし、あなたのその姿は一体?見た感じ青いガッコロンに見えるが」

 

「そうだね。『別の世界』から来た君には、それについても僕についても説明しないとだね」

 

そういうと青いガッコロンは変身を解除する。

変身を解除した男のすがたは、明にとっては懐かしく、そして宿命の敵と言える人物と瓜二つだった。

 

「オールスターダスト!?」

 

「そういうと思ったよ。僕はオールスターダストではない」

 

「何?」

 

「僕はセイヤ。簡単に言えば平行世界の君の兄だ」

 

 

 

 

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