とある都市伝説を実行したら大変なことになりました   作:砂岩改(やや復活)

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今回は少し短めです




第4話

 

「ん、なに?」

 

 ジャヤ島から出発した伊勢は艤装を装備して航行していると辺り一面が真っ暗になる。それと同時に海面の異変に気づく。海面が荒れていることに気づいた伊勢は嫌な予感を覚えながら先に進む。

 

「雨雲ではなさそうだけど…って!」

 

 空ばかり気にしていた伊勢の目の前に広がるのは大きな大渦。それは彼女を飲み込もうとしていた。

 

「くっ、180度回頭!機関最大船速!」

 

 足の艤装に備えられたスクリューが全力運転を開始。大渦から離れようとするが既に足を取られて中心部に飲まれていく。

 

「まずい、このままだと沈む…ん?」

 

 大渦に巻き込まれようとした瞬間。先ほどの渦が嘘のように消える。そうした瞬間、海面が爆発し伊勢は吹き飛ばされたのだった。

 

「うそぉぉぉお!」

 

 意図せずに突き上げる海流の餌食となった伊勢は天高く舞うのだった。

 

ーーーー

 

「まさかお前が一億超えの賞金首とはな」

 

「オドロイタ…」

 

 グランドラインのとある場所。そこでは奇跡的に合流を果たした木曾と欧州棲姫がカモメが落とした紙を見ながら話していた。

 

「最初はどうなるかと思ったが」

 

「コロサレルカト…オモッタ…」

 

 最初は木曾も欧州棲姫の登場に戦闘態勢に移行したがまさか速攻土下座されるとは思わなかった。

 

「まぁ、こんな広い海で俺たちが合流できたのは大きい」

 

「デモ、ショウキンクビ…」

 

「まぁ…なぁ……」

 

ーー

 

海の亡霊 

 

no image

 

1億8000万ベリー

 

ーー

 

 こんな幽霊みたいな真っ白な奴が海を歩いていたらそら亡霊扱いされるわ。なんだかんだ木曾もその幽霊の噂を聞いて欧州棲姫に辿り着いたのだが。

 

「とにかく上陸しよう」

 

「ワカッタ…」

 

 まだ現在位置もろくに分かっていない二人はシャボンディ諸島から離れるように進路をとる。その間になんどか島に密航しつつも二人はカームベルトさえ越え《西の海》に辿り着いていた。

 

ーーーー

 

「何日たった?」

 

「オボエテナイ…」

 

 かなりの時間を費やして移動を繰り返した。最初に木曾が吹き飛ばした海賊たちは彼女に金品を渡してくれたおかげでお金には困らなかったが…。

 

「お前は目立つからな…」

 

「ゴメン…」

 

「バカが…気にすんじゃねぇ」

 

 海賊船も既に8隻沈め、賞金首狩りは数えるのを止めた。旗艦空母の欧州に軽巡の木曾の相性は良かったと言っても良い。

 

「でも急に追撃が止んだな」

 

「ナントカ、フリキッタ…」

 

 カームベルトは帆船からしてみれば魔の海域かもしれないが木曾たち艦娘からしてみれば風の有無は関係ない。しかも木曾たちは船に比べあまりにも小さい。故に海王類からも気づかれにくかった。

 それを彼女たちが知らぬとはいえカームベルトを横断した事は最良の選択だっただろう。

 

「取り合えずあの島に上陸しよう」

 

「ウン…」

 

 小さな島に辿り着いた二人は無事に上陸。だがそこはあまりにも静かな所だった。

 

「人の気配がしないな」

 

「……」

 

 寂れた島だが人の村らしき者はある。遠くにはボロボロだが大きな屋敷がありそれなりの町があったと思われるが…。

 

「うーむ、分からん」

 

「……イタ」

 

「見つかった!」

 

 欧州は瓦礫の隙間から様子を伺う女の子を見つけるとその子は逃亡、だがその逃亡虚しく優しく持ち上げられるのだった。

 

「お前たちこんな所に何しに来た!」

 

「いや、特に目的はないぞ」

 

「ニゲテキタ…」

 

 ピンクの髪の毛を持つ女の子はバタバタと暴れていたがこちらの回答を聞くと急に静かになった。

 

「なんだ、ならモリアさまと同じか!」

 

「「モリア?」」

 

 全く知らない人名に二人は首を傾げるのだった。

 

ーーーー

 

「なんだ、お前たちは?」

 

「逃げてきたんだって!モリアさまと同じだよ!」

 

「でっけぇ…」

 

「マジカ…」

 

 屋敷の大広間で眠っていた巨大な人物はこちらに顔を向けると警戒するようにこちらを睨むがこっちが驚いているのを見て敵ではないと判断したのか元の体勢に戻る。

 

「おい、ペローナ。モリア様にあまり失礼なことを言うな」

 

「でも本当の事でしょ。それにお互いに困ってそうだからつれてきたの」

 

「なんかすいません」

 

「…まぁ、敵ではなさそうだな」

 

 モリアのそばに居た包帯だらけの男もあまり動かないようでこちらを一別するとすぐに戻る。どうやらこのモリアと言う人物もかなり傷ついているらしい。

 

「お前らも賞金稼ぎに追われている口か、なら仲良くしようぜお互いにな。キーシッシッシッシッ!」

 

「ゲッコー・モリア…スゴイ」

 

 驚く欧州、モリアと言われてなぜ気づかなかったのだろう。彼の存在を忘れていたのもあるがまさかこんな所に居るとはな思わなかった。そう、目の前に横たわる人物こそ懸賞金3億2000万ベリーの《ゲッコー・モリア》その人であった。

 

「お前たち、この西の海を選ぶとは良い目をしてやがる。ここは今、一番安全な海だからな」

 

「そうなのか?」

 

「あぁ、東にはジェルマ66がうろついてやがる。北は病気まみれで居れたもんじゃねぇ。南は政府が動き回ってやがる、身を潜ませるなら西が安全。キーシッシッシッシッ!」

 

 どうやら久しぶりの人でモリアも機嫌が良かったようでよく話してくれる。彼は新世界でカイドウとやり合いその傷を癒すためにここに潜んでいたのだ。

 

「お前たちはなんで追われている?」

 

「それは…」

 

 アブサロムの質問に木曾が現在の状況を説明するのだった。

 

「キーシッシッシッシッ!そいつは愉快だ、まさか天竜人に手を出すとはな…キーシッシッシッシッ!」

 

「こんな事件、フィッシャー・タイガーの襲撃事件以来の大事件だぜ…」

 

「コイツらおもしれぇ…おい、ペローナ。コイツらに飯を食わせてやれ」

 

「はい、モリアさま!」

 

「いいのか?」

 

「面白い話を聞かせてもらった礼だ。キーシッシッシッシッ!」

 

 木曾、欧州。ゲッコー・モリアと接触。こうして五人は意図せずにワンピースのキャラたちと関わってしまうのだった。

 

 





金剛「今回は私が次回予告をするネー!」

金剛「次回は私が一話全て主演ネー!ルフィの話、シャンクスとの別れ、エースとの出会い。一気にやっていくつもりネー!
エース、ルフィ、サボ、私がみんなのお姉ちゃんになってあげるネー!では次回もサービス、サービスネー!」

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