海翔は大分素直になってます。2人がシロクマを食べるお店、鹿児島の天文館むじゃきはロボティクス・ノーツdash で登場しています。
ロボノってどんな作品か知りたい方はアニメからでもいいので見てください。シュタゲから繋がる作品です。
海翔「アキちゃんむじゃき来たかったんだよね」
あき穂「うん、ウチは島からほとんど出ないから一回食べてみたかったんだ!天文館むじゃきのシロクマ!」
目をキラキラ輝かせて言うあき穂。
海翔「そっかじゃ、しろくま食べてく?」
あき穂「いいの?カイはあんまり甘いもの食べないんじゃなかった」
海翔「俺だってフルーツサワーメロンやスコール飲んでますけど…。甘味が嫌いってわけじゃない」
あき穂「そっか…じゃ食べる!食べたい!」
海翔「はいはいわかったよ」
2人して店内に入り席に座る。
あき穂「うーんどれにしよう」
海翔「アキちゃんが食べたいのにしなよ」
あき穂「そうなんだけどさ、食べたいしろくまのサイズが大きいんだよね。小さめでもいいけどやっぱり大の方が…」
海翔「どれどれ…スペシャル白熊…ってこれアキちゃん1人じゃ食べきれないでしょ」
どうやらあき穂が食べたい白熊はフルーツをこれでもか!と盛り付けた白熊らしく食が普通の女子(女性)には食べきれないであろう大ボリュームだ。
あき穂「でも、これ食べたーい」
海翔「はあしょうがないなあ」
頰を膨らませてダダをこねる幼馴染みの姿に根負けした海翔はグッと拳を握ると息を吐き出した。
海翔「俺にキルバラで勝ったら…と言いたいところだけど頼みなよスペシャル白熊」
あき穂「いいの!カイーありがとう!今まで素直にいいよなんて言わなかったのに…ううっ」
あき穂「なら同志になれ!そうすればララァも喜ぶ!」赤フレームのメガネをかけながらあの人のセリフをすらすら言うと満足げな笑み。
海翔「同志どころか高校までべったりな仲だったでしょ俺たち」
あき穂「まーそうだけどさ」
海翔「すいませーん!スペシャル白熊ひとつください!」
店員「はいスペシャル白熊ですね!」
あき穂「スルーしないでよぉー」
店員「お待たせしました!スペシャル白熊です」
テーブルに置かれた大きな白熊には色とりどりのフルーツがふんだん使われていた。
キウイ、パイナップル、いちご、オレンジ…などなどが白いかき氷に綺麗にデコレートされていて美味しそうだ。
あき穂「うわあー美味しそう!」
海翔「うっ、これは…なかなかな量…だね」
しかし、かなり大きい上にフルーツ盛り盛りというのがネック。あき穂は確実に途中棄権するであろうサイズだ。残すのもありかもしれないがせっかく白熊を食べにきたのにその機会を無碍にさせるのは惜しい。
あき穂「確かに、で、でもウチが食べたいって言ったし頑張る!」
「疾風怒濤のー元気一発!ガンヴァレル!」
海翔「やってみるまで諦めない。全くアキちゃんらしいよ」
10分後…
あき穂「カイーもう無理ー頭キーンってするし
お腹いっぱい」
海翔「頑張るって言った割にリタイア早いなあアキちゃんは」
あき穂「うーもう少し食べようかな」
巨大な白熊は3分の1ほど減ったがまだまだ残っており、フルーツも健在。甘味ならいくらでもいける口というわけでもないあき穂にしてはかなり頑張った方かもしれない。
海翔「後は俺に任せて」
あき穂「カイ…残り食べてくれるの?」
海翔「最初からアキちゃんが、完食できるわけないと思ってたし」
あき穂「むー確かに実物きた時に無理だって思ったけどさあ」
海翔「じゃさ、アキちゃんがあーんして食べさせてよ」
あき穂「あーんってここで?!」
海翔「決まってるじゃない白熊持って帰れないし」
あき穂「わかったよう。あーんすればいいんでしょあーん」
どうにでもなれ的な風に差し出されたスプーンには白熊といちごが乗っていた。
勿論ありがたくいただく。
海翔「む…美味しい…けどこれフルーツなくなったら完食詰むかもかなりの甘さ」
あき穂「恥ずかしいというか嬉しいというか…
一応私たちその、付き合ってるというか恋人なんだよね」
海翔「そうなるね。ちゃんと告白してアキちゃんに正式に認めてもらったわけだし」
あき穂「私、女の子らしくならなくちゃいけないって焦って無理やり好きなロボットに興味ないふりしちゃったけど、カイはそんなロボット好きな私のままでいいって言ってくれたでしょ」
あき穂「その言葉がねすごく嬉しかったんだ。
ウチはロボット好きなままの瀬乃宮あき穂でいていいんだって!」
海翔「何を今更アキちゃんがロボット好きでガンつく1作ってきたの俺はずっと見てたじゃない
。そんなひたむきなアキちゃんだから好きなんだよ」
あき穂「カイ…ありがと。私もいつもさりげなく見守ってくれるカイそして今回みたいにνガンつく2を作ろうって提案してくれたカイどっちも好きだよ」
海翔「あは、そう言われると照れるなあ」
恥ずかしさを隠すように残った白熊をスプーンでかきこむ。急いで食べたせいで頭に鋭い痛みが走った。
海翔「痛っつ」
あき穂「ほら、無理して食べるから」
あき穂「カイは宇宙飛行士になるんだよね。ウチも新しい夢決めたんだ」
海翔「新しい夢?」
あき穂「そう。今度こそリアル巨大ロボットを作ろうってことでガンつく3を作ろうかなーと」
海翔「マジで?材料やスポンサーはどうするの?」
あき穂「材料はドクと周りの技術屋さんあと、JAXAからスクラップパーツを譲ってもらうのでスポンサーはなんとエグゾスケルトン社」
海翔「澤田さんの会社…みさ姉にお願いしてもらったの?アキちゃん」
あき穂「んーほらカミナギに乗せてもらった時のスーツのデータを提供する代わりにスポンサーになってもいいって澤田さんがあと、橋田さんもプログラムならなんとかしてくれるって」
海翔「さすがにダダじゃ受けてくれるわけないってことか…橋田さんね、性格は破綻してるけどあの人やる時はやる人だからなあ頼りにはできるだろうね」
あき穂「まあねでも悪くない条件だしウチはやるよ!カイ判断は?」
海翔「GO/NO-GOどちらかと言えば…GO」
あき穂「やった!」
海翔「でも徹夜なんてしちゃダメだよ。疲れたらしっかり休むこと」
あき穂「わかった無理はしない。人手足りない時はフラウ坊とかスバル呼ぶし」
海翔「あの2人がまたロボ作りに手を貸すかはわからないけど戦力は戦力か」
あき穂「いーや絶対手伝ってくれる!あの2人はロボット大好きだから」
海翔「確かにね。スバルくんなんかかなり食いつきそう。しかし、ガンつく3は1や2と違って本格的になりそうな予感がするよ」
あき穂「そうだね!アニメのガンヴァレルみたい素早く動ける感じになるかも」
海翔「そうなるといいね。アキちゃんの新しい夢俺は応援するよ」
あき穂「私もカイの夢が実現するまで応援し続けるから」
海翔「ありがと頑張るよ。また離れ離れになるけどアキちゃんまためっかりもーそー」
あき穂「カイまためっかりもーそー」
溶けかかった白熊をパイナップルと一緒に一口食べると甘酸っぱい味がした。
おわり
読んでいただきありがとうございます。
今回はロボティクス・ノーツの短編書きました。
粗が多かったり誤字脱字あったらすみません。
少しでも楽しんでもらえたら幸いです。
次回もまた短編書く予定です。よろしくお願いします。