ソードアート・オンライン~夢幻の戦鬼~   作:wing//

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後半予告になります。

後書きにて、今後の更新スケジュールについてご報告があります。それではどうぞ…


第0話 「Re:プロローグ」

アドミニストレータとの激戦を終え、半年…

 

ルーリッドの村の外れ……風に揺られ、ユージオはある人物の姿を探していた。そして、目当ての人物を見つけ、声を掛ける。

 

「ここにいたんだね……フォン」

「…うるさい…それと俺の名前はフォンじゃない……俺の名前は音弥蓮だ」

 

それは…SAOの記憶を全て失った夢幻の戦鬼だった。

 

 

ソードアート・オンライン 夢幻の戦鬼 

War of UnderWorld

 

 

「キリト…フォン…僕は一体どうすれば…!?」

 

記憶を失った友…自我を喪ってしまった友…

残された少年は一人苦悩する…

 

「私は…本来、この体は彼女のもの…彼をこれ以上苦しめるわけにはいかない…ならば、私は…」

 

自身の存在に悩み、苦しむアリス…

 

 

だが、時はそんな二人を待たず、残酷な現実を突きつける。

 

「村が…セルカ!?」

 

(僕は…また何もできないのか…!彼女を見送ることしか…昔と何も変わらないのか…!?)

 

『『ユージオ』』

「っ…!?」

 

人界へと迫り来る災厄を退けるべく、少年と少女は戦場へと舞い戻る。

 

「頼む……アリス様を…守って…」

「いや……いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「僕は……僕はもう迷わない…!キリトとフォンが…命がけで救い、愛したこの世界を……今度こそ大切な人を助けるためにも……僕は闘う…闘い続ける!」

 

それが残酷な運命だとしても……友の願いを、人の意思を、そして、大切な人を守るために、少年はその剣を心のままに振るう。

 

 

そして、

 

「私も行きます…キリト君の元へ…!」

「僕も行くよ…フォンの元へ…!」

 

現実世界…愛する人の元へと向かう覚悟を決めたアスナとユウキ…スーパーアカウントであるステイシア神と…開発段階で封印された禁断の第5のスーパーアカウントを使い、アンダーワールドへと向かう二人。

 

そして、キリトとフォン…仮想世界に生きる人々の危機を知り、駆け付ける仲間たち。

 

だが、悪魔はそれすらも蹂躙しようと画策する。

 

「おいおい…いつまで寝てるつもりだ……黒の剣士…!」

「フフフッ…アッハッハッハ!素晴らしいぃ!?こんな魂の輝きを見たのは初めてだ!?」

 

傷つき、倒れゆく仲間たち…最後に残された希望は…

 

「頼む!蘇ってくれ…桐ヶ谷君、音弥君!?」

 

「絶対に…こんな傷ぐらいで倒れたりしない…!私は……黒の剣士キリトの…妹なんだからぁぁぁぁぁ!?」

「絶対に諦めたりしない!信じるんだ…ヘカートを……二人を!!」」

「お願い、キリト君…!あたしの心も、命も…なんでもあげるから…!だから、眼を覚まして!?」

 

「キリト君!」「お兄ちゃん!」「キリト!」

 

 

「フォン…お願い…もう闘わなくていいから…ボクがフォンを守るから…だから……だから!?戻って来てよ!フォン!?」

「…お主が最後まで諦めるなと言ったのじゃ……わしはこの命が尽きるまで最期の最期まで諦めはせんぞ…フォン!」

 

 

『ゴメン、ユウキ……もう駄目なんだ。俺はみんなの…君の傍にいる資格なんてなかったんだ……俺は…!?』

 

 

【本当に…そうか?】

 

例え、その想いが罪から生まれたものだとしても…

『お前が取り返しのつかない罪を背負っていたとしても…!』

 

例え、その行動が何も変えられなかったとしても…

『だが、お前は選んだ!他でもない、この世界に生きているお前が選んだんだ!』

 

例え……その記憶や思い出が偽りのものだったとしても……

『なら、逃げるな!!お前が差し出した手を…救いたいと思った心に嘘を吐くな!』

 

その想いが再び立ち上がる力をくれる

その願いは世界を変える原動力となる

その力はこんな悲しい結末を変えるきっかけになる

 

「アリス…君のことは、僕が必ず守るよ」

「ユージオ…貴方のことは、私が必ず守るわ」

 

それは……全ての願いに応える力に変わる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴメン……おまたせ、木綿季」

 

「本当に遅すぎだよ……蓮」

 

 

運命と向き合うことを決めた少年は…

再び剣を手に取り、世界を映し出す。

悲しい結末を、悲色の空に染まる世界に希望という名の星を映し出すために…

 

アンダーワールド大戦

1月10日 更新再開

 

 




主要人物紹介 
ユージオ 
 本章の主人公の一人。UWでの視点はユージオを主にしている。心身に大きなダメージを負ってしまったフォンとキリトを、カーディナルの助言に從い、ルーリッドの村の外れでアリスと共に世話をしている。
 3人の中で自分だけが無事だったこと、アリスとの距離感に関して悩むも、打ち明けられる人もおらず、迷いを抱いている。

アリス・シンセシス・サーティ/アリス・ツーベルク 
 本章のヒロイン。もう一人の主人公。ユージオと共にルーリッドの村に向かうも、彼女自身の存在、そして、ユージオやセルカに対する罪悪感に苛まれているが……

カーディナル 
 本章のもう一人のヒロイン。フォンの行動により大きく運命が変わった少女。記憶を失う直前のフォンの言葉を受け再起、ベルクーリを通して人界軍を纏め上げ、来たるダークテリトリーの侵略に立ち向かおうとする。

ユウキ/???
 本作のメインヒロイン。現実世界の視点はユウキを主にしている。UWでフォンたちが心身に多大なダメージを負ったことを知り、凍結された第5のスーパーアカウントを使い、UWにダイブすることを決意した。

アスナ/創生神ステイシア 
 原作メインヒロイン。危機に陥ったキリトたち、UWの情勢を知り、ユウキと共にスーパーアカウント『創生神ステイシア』のアカウントを使い、UWにダイブする。

キリト
 原作主人公。アドミニストレータとの決戦後、自我を喪ってしまい、ほぼ廃人同然になってしまう。しかし、原作とは違い、ユージオやカーディナルが生存しているにも関わらず、自我を喪ってしまった理由とは……?

フォン 
 本作主人公。アドミニストレータとの決戦後、ルーリッドの村にて意識を取り戻すが、なんとSAO以降の記憶を全て失ってしまっており、性格も前とは少し異なる様子でユージオたちを困惑させる。
 アドミニストレータ戦で潰れた左目は復元はできたものの、何故かガラスのように透明になってしまい(カーディナルですら元に戻すことができない)、映現世の剣は刀身が罅割れてしまい、全く使い物にならなくなっている。
 

 さて、予告をご覧頂いたように、物語の主軸はユージオ、そして、ユウキを中心に展開していく形になります(フォンが過労死したとか言うのはなしです!)。
 本作では、CPがユージオ×アリスとなります。キリアリの皆様すみません!?
 キリトが自我を喪ったのはある意味原作通りですが(要因は異なるものですが…)、フォンが記憶を失った(?)のはある大きな秘密が関わっております。
 先に明言しておきますが、映現世の剣も関与はしておりますが、記憶開放術を使った反動やリスク…というわけではありません!何度も申し上げているように、実はSAOから起因するあることが原因となっております。
 多分、もっと早く乗り越える…いえ、触れるべきだった点だったと言うべきでしょうか?あまり触れられていなかったフォンの過去にも焦点が当たるアリシゼーション後半…… 

ユージオとアリスが辿る運命は…

カーディナルたちと出会ったユウキは何を思うのか… 

そして、フォンに秘められた秘密とその過去とは… 

1月10日より訂正した第0話・第Ⅰ話(後半はローマ数字で話数を表していきます)を更新していきますので、是非ご期待頂ければと思います!

そして、来週からはお休み……というわけではありません!
11月29日からは、長らくお休みしておりました「おふらいんシリーズ」マザーズ・ロザリオ編、オーディナル・スケール編を更新していきます!
マザーズ・ロザリオは4話、オーディナル・スケールは1話を予定しております!ネタバレ上等、メタ発言満載、キャラ崩壊の嵐!笑い(?)と混沌の饗宴を是非お楽しみ下さい。また、ご感想などでリクエスト頂ければ、ご質問や疑問点にも作中でお答えしますので、遠慮のないご意見を頂ければと思います。

そして、最後にお詫びしなければならないことがございます。
今回、アリシゼーション前半がプロットから大きく外れた結末となり、一部矛盾が発生しているお話がございます。

それが、After Storyの章に属する第6、9、10話でございます。時系列的にアリシゼーション後のお話でございますが、実はこのお話たちはアリシゼーションにてカーディナルが死亡していることを前提で書かれております。

 な・の・で………大変恐縮なのですが、このお話たちはパラレルワールド扱いとして分類することに致しました。見切り発車かつ季節ネタで書いたのですが、流石に消すのはもったいないというのもありましたので、丁度『映現世の剣』の性能的にもそっちの扱いの方がいいかなと思っての考えでございます(パラレル便利だな…)。
 落ち着いた頃に前文に注意書きを追記しようと思いますが、それまではほのぼのなお話だと認識した上でお読み頂ければと思います。

 長文となりましたが、ここまで長くなるとは思っていなかったアリシゼーション編もようやく後半まで辿り着きました!
 メインヒロインのユウキもようやく参戦し、更に盛り上がる本作をこれからも温かく見守って頂ければ有難いです。本章のラストはもう既に考えており、良い意味で皆様の予想を裏切れればと思っております!

 それでは!
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