ソードアート・オンライン~夢幻の戦鬼~   作:wing//

165 / 292
前話からの続きです。

色々と詰め込んだら、滅茶苦茶長くなりました…おかしいな…書き始めた時は、こんなことになるとはまったく思ったなかったです。
書きたいことは書いたので、後悔はしてませんけど…(笑)

そして、ようやくあの男が表舞台に…!

それでは、どうぞ!


第ⅩⅩⅩⅦ話 「騎士たちの選択」

(まさか…あんな隠し玉を持っていたとは…たかが、オールドビンテージワインが大人しくしていると思ったが…いや、あの少年を…もう一人の『A.L.I.C.E.』の魂を、あの場で味わい尽くそうとした、私のミスか…)

 

未だ頭に重たい感覚が残りながらも、男は階段を降りていた。

 

金髪に青い瞳…オーシャン・タートルを襲撃したアメリカの特殊部隊、それを率いるのが、この男…先程までアンダーワールドにて、暗黒神ベクタとして、ユージオたちと死闘を繰り広げていた人物…ガブリエル・ミラーはユージオを仕留めそこなったこと、アリスをあと一歩のところで逃してしまったことを残念がっていた。

 

しかし、それと同時に表には出さず、狂気に染まった喜びがガブリエルの中で沸き起こっていた。

 

(だが…あの少年は本当に素晴らしかった…!絶望することなく、どんなに私が追い詰めようと、それを上回ろうとする力を次々と見せつけてくれた!クフフフ…本当に…一度で呑み尽くすのがもったいないくらい……もし、アリスと共にこの手に納めることができたのならば……今度こそ、私は魂の真理へと触れられる筈だ…!)

 

誰にも見られらなかったことは幸いだった…その歪んだ欲望を隠すことなく、邪な笑みを浮かべたガブリエルは階段を降り、寸前まで自身がダイブに使用していたSTLへと向かう。

 

もう既にベクタのアカウントは使用できない。

 

だが、ガブリエルにはとっておきのアバターがあった。

 

(ヴァサゴの奴も面白いことをやるじゃないか…それにリッパーも…まさか、アミュスフィアを持ってきていたのが、こんな形で役に立つとはな…ならば、私も同じ方法を使わせてもらおうじゃないか)

 

邪悪の意思を持つ悪魔が、再びアンダーワールドに降り立とうとしていた。

 

 

 

(これは……前に見た夢…?)

 

意識がはっきりした時、僕の視界に飛び込んできたのは、以前に見た記憶があった夢の、不思議の空間だった。

 

あの時と同じように、0と1の数字が飛び交っていて、ここが現実とは異なる世界だと理解できるには、十分過ぎた。

 

『『ユージオ』』

 

「っ…!」

 

あの時と同じ呼ばれ方をして、僕はそちらへと視線を向けた。そこには、

 

『『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』』

 

あの時と同じように、どこか困った笑みを浮かべたキリトとフォンの姿がそこにあった。その姿に僕は思わず駆け寄ろうとして…すぐに止めた。

 

「…僕…なれたかな?」

『『・・・・・・・・・・・・・・・・・』』

 

「二人みたいに…誰かを守れる…強くて、優しくて……誰に対しても胸を張れる剣士に…なれたのかな?」

『『・・・・・・・・・・・・・・・・・』』

 

「…それとも…やっぱりまだまだかな?泣き虫で、怖がりで、弱腰のままかな?」

『『・・・・・・・・・・・・・・・・・』』

 

二人には聞いてもらいたいことが、言いたいことが、教えて欲しいことが……いくら時間があっても足りないぐらいできてしまった。

 

泣きそうになる気持ちを抑え、そう問い掛ける…彼らが答えてくれることはないと、分かりながら…

 

「…でも、もう大丈夫だから」

『『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』』

 

僕の視線の先にいる彼らは……僕が望んだから出てきたんだ。

 

心のどこかで、一緒にいてほしいって……いや、彼らがいないと思ってしまっていたから、あの時も、今も…彼らは出てきてくれたんだ。

 

だから、『もう大丈夫』と告げたんだ…それを聞いた、彼らは一瞬目を丸くしたかと思えば、困り顔からいつもの笑みを浮かべ、僕の背後を指さした。

 

『…ユージオ…!』

 

(うん…聞こえてるよ)

 

背後から聞こえきた彼女の声に微笑み、そう心の中で呟くと、僕の視界が光一杯になって…

 

 

ポタ…ポタ…ポタ…

 

「……うぅ……」

「っ…!ユージオ!?」

 

意識が夢から戻った…そう思った時、何かが顔に当たり続けていた。光を求め、目を開いた先には…大粒の涙を流すアリスの顔があった。

 

「…ア、リス…」

「ユージオ…良かった?!」

 

なんとか声を絞り出し、意識が戻ったことを示すと…思いっ切りアリスが抱きしめてきた。とても嬉しいのだけど、こういう状態じゃなかったら、もう少しこのままいたいのだけど…

 

「…アリ、ス……しまっ、て、る…!」

「ストップ、ストップ!?アリス、そのままだと、ユージオに止めを刺しちゃうから!?」

「っ…ゴ、ゴメンなさい?!」

 

余程心配をかけていたらしい…整合騎士の身体能力で、一切の加減なく抱きしめられれば、息ができなくなるのは必然で…僕の状態に気が付いたイーディスさんが止めに入り、慌ててアリスが離れてくれた。

 

「…イーディスさん…ベルクーリさんは?」

「ここだ…気が付いたようだな、ユージオ」

「…そうだ…ベクタは!?あいつは…!」

「おいおい…まだ意識がはっきりしてないのか?あいつは倒しただろう…」

「……(そう、だった…)」

 

姿が見えないベルクーリさんがどこかと尋ねると、背後から声が聞こえた。そちらへと視線を向けようとすると、今まで一番の疲労感が体を襲い、少しだけ動かしただけで全身が悲鳴を上げていた。

 

そんな痛む体をなんとか起こし、ベルクーリさんの姿を視界に捉える。そして、ベクタの姿を求めてしまい、ベルクーリさんに苦笑された。

 

そう言われ、ベルクーリさんの時穿剣の記憶開放術…『裏斬』によって、ベクタの体が消滅したことが脳裏に蘇る。あの時は、無我夢中で剣を振るっていたこともあって…事実を再度言われたことで、自分が見たものをようやく認識できた。

 

「その後、三人してぶっ倒れちまったわけだが…お前さんは意識まで失っちまってたんだ。しかも、右肩の裂傷が酷くてな…俺もイーディスもそこまで回復術が上手いわけがねぇから、止血するのでやっとで…嬢ちゃんは嬢ちゃんで、目覚めて血だらけのお前さんを見た瞬間、気が動転してよう…自分の天命を一気にお前さんに渡そうとしたぐらいだぞ?」

「お、叔父様…!?」

「本当よね~…あたしどころか、騎士長の手まで振り切った上に、とんでもない勢いで『ユージオが死んだら、叔父様を』「待って下さい?!それ以上は言わないで下さい、イーディス殿!?」…愛されてるわね、ユージオ?」

「(キッ!)」

(あれは「余計なこと言ったら、分かってるわよね?」って目だ…そっとしておこう)

 

僕が意識を失っている間に色々とあったらしい…戦時中でなければ、是非とも聞きたいところだったが、今は止めておいた…アリスの眼光があまりにも恐ろしすぎたのもあったけど…

 

「と、ともかく…ベクタを倒したのなら、ここに長居するべきじゃないですよね?本隊の方も気がかりです。すぐに戻…っ!?」

「ユージオ?!」

 

話題を変えようと、すぐに本隊の元へと戻ろうと提案し、立ち上がろうとしたが、膝に力が入らず崩れ落ちてしまった。咄嗟にアリスが支えてくれるも、視界もふらつき、全身を物凄い倦怠感が襲う。

 

「無理をするな。ただでさえ、天命を大きく失った上に、かなり血を失って、更には心意の力を使いすぎたんだろう…今のお前さんじゃ、これ以上、闘うのは無理だ」

「うぅ…けど、まだ…」

「ここは年長者の言うことを大人しく聞いておきなさい。貴方が力を持っていようが、貴方もまた守る対象なのよ。その状態じゃ、碌に抵抗できないのに、アリスみたいに攫われたらどうするのよ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ユージオ…叔父様とイーディス殿の言う通りよ。今度は、貴方が休む番だわ」

「…分かったよ」

 

ベルクーリさんとイーディスさんの言葉に反論することができず、アリスにもそう言われてしまってはどうすることもできず、僕は大人しく身を彼女へと預けた。

 

一息ついたせいか、更に身体へと重みが掛かった様に感じられる…先程は全力で剣を振るうことに意識を集中させ過ぎていたせいか、戦闘の負荷がここにきて出てきてしまったようだ。

 

気が付けば、心意の破界鎧までもが解けてしまっている…ベルクーリさんの言う通り、心身共に限界らしい。

 

「すぐに移動したいところだが、ユージオがこれではな…ひとまず小休止を取って、本隊に戻るべきだろうな。もしかすれば、アスナやカーディナル殿が本体を連れて、こっちに…」

「騎士長…何かがこっちに飛んできてるわ!」

「っ…まさかとは思うが、敵の増援か…!?」

 

僕の状態からして、すぐに移動することは難しいと判断したベルクーリさんだったが、周囲を警戒していたイーディスさんが何かを見つけたらしい。飛翔する何かが来ているって…

 

「あれは……人、なのか?」

 

戸惑いが混じったベルクーリさんがそう呟く…どこか言い淀んだ言葉に、どういうことかと思い、遠見の神聖術を使うベルクーリさんが見る方へと視線を向けると、その理由がよく分かった。

 

イーディスさんの言葉通り、確かに何かがこちらへと飛んできているのが見えたのだが…それは飛竜に乗らず、しかし、飛竜以上の速さでこちらへと飛んできていたのだ。さらに、それは以前見たことがある光を薄っすらと纏っていて…

 

「人、よね?…それにあの恰好って…」

 

僕たちの心情を代表するかの様に、そう告げるイーディスさん…水色の髪に、左肩に特徴的な形をした武器らしきものを装備し、アスナやユウキとよく似た装飾の装備を纏った人は、僕たちの上空で制止したかと思えば、ゆっくりとこちらへと降りてきた。

 

「えっと……貴方たちがユージオとアリス、ベルクーリとイーディス、って人でいいのかしら?」

「貴女は…貴女もアスナと同じリアルワールド人、なんですか?」

「ええ。私はシノン…今は太陽神ソルスの体を使ってる、って言えば、伝わるのかしら?」

「おいおいおい…暗黒神、創造神、月夜神ときて、今度は太陽神だと…これは地母神テラリアまで出てきても、不思議じゃなくなってきたな」

 

シノンと名乗った彼女は、太陽神ソルスの体を使っていると言った…つまり、彼女もアスナたちの仲間だということなのだろう。

 

一方で、ベクタ、ステイシア、ルナリスに引き続き、まさかのソルスの降臨に、ベルクーリさんがどこかげんなりした表情を浮かべていた…気持ちは凄く分かるが、今はそれどころではない。

 

「アスナから話を聞いて、暗黒神ベクタから貴方たちを助けるために来たんだけど、遅かったみたいね…ゴメンなさい」

「…いや、来てくれて良かったよ。一歩間違ってたら、僕たちの方が殺されていたかもしれないから…」

 

援軍が間に合わなかったことを謝罪するシノンだけど、僕はそんなことはないと告げる。ベクタとの闘いは、今まで一番の死闘だった。何かが違っていれば、誰か一人…いや、3人とも殺されていた可能性だって、大いにあったんだ。その場合、彼女が来てくれていたことは、本当に良かったと思う。

 

「それで…今、戦況はどうなっているんですか?アスナたちは…!」

「アスナと人界軍がリアルワールドから来た赤い鎧の軍勢をなんとか防いでる…けど、謎の敵の奇襲を受けて、フォンが連れ去られて…ユウキがそれを追って行ってしまったから、あまりに楽観視はできないというのが現状ね…」

「そうですか………分かりました。ならば、私たちもすぐに北へと戻りましょう。叔父様…騎士長とイーディス殿は、彼女と先行して本体へと戻って下さい。私はユージオの回復を待って、そちらに…」

 

「それは駄目よ、アリスさん」

 

「えっ…」「なぁ…」

 

フォンまでもが連れ去られ、更にはユウキまでもが本隊から離脱してしまったらしい。アリスの言う通り、あまりのんびりとしている時間はないらしい。

 

残念ながら、もう少し無茶をしなければならないと思っていたが…アリスの言葉を遮ったシノンの一言に、僕とアリスは思わず言葉を失った。

 

「アリスさん、ユージオさん…貴女たちはこのまま南にある筈の、果ての祭壇に向かって。祭壇にあるコンソール…いえ、水晶板に触れれば、リアルワールドから呼び掛けてくれる筈…それで、」

「それで、私たちにリアルワールドに逃げろと…貴女まで、私たちにそう言うのですか…!?何を理由に、私たちに逃げろと言うのですか!もう皇帝ベクタは死んだのですよ!それならば、後は赤鎧たちを倒し、ダークテリトリーを抑えるだけでしょう…!?」

 

「……それが………そうではないの」

 

言いにくそうな態度のシノン…一番の脅威であるベクタが死んだという事実を否定した彼女の言うことが分からず、僕たちは眉を顰める。そして、シノンは決心したように口を開いた。

 

「リアルワールド人は…アンダーワールドで死んでも、本当の命を失うわけじゃないわ」

「「「「っ!?」」」」

「皇帝ベクタに宿っていた敵が、新たな姿に宿って…この世界にまたやってくるかもしれないのよ…」

「でも…カーディナルさんは…キリトやフォンはこの世界で死んだら、ただでは済まないって…」

「キリトたちはアカウント…他の体を使わず、魂そのものでこっちの世界に来てるって聞いたわ。でも、ベクタや赤鎧たちは違うのよ」

「…そんな…」

 

あくまでも倒したのは、ベクタの体…器を倒しただけで、その本体ともいえる魂は無事…そんな事実を告げられれば、

 

「なら……この闘いは無駄だと言うのですか…ユージオがここまで傷つき、イーディス殿が幾度も殺されそうになり、叔父様が決死の一撃で葬った敵が…死んでいないと…ただ一時姿を消して、何事もなかったかのように蘇ると……命を賭した闘いが全て無駄だったと、貴女はそう言うのですか!?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ここにいる人たちは、私のために命を捨てる覚悟で闘い、ベクタを倒したんですよ!?ユージオは、満身創痍で立ち上がるのだってやっとだというのに…それなのに…ユージオたちは何のために、その命を懸けたと言うのですか!?

こんな……こんな一方の命しか懸かっていない立ち合いなど…まるで…まるで、ただの茶番ではありませんか?!」

 

黙っていることなど彼女ができるはずもなく、アリスの悲痛な叫びが響き渡った。自分たちが命を懸けているのに対し、敵は死ぬことなく闘いに来ている…その立場、考え方の差にアリスだけでなく、僕も思うところがあり、目を伏せてしまう。

 

ベルクーリさんやイーディスさんまでもが、何も掛ける言葉が見つからず、視線を彷徨わせていた…だけど、

 

「でも、キリトとフォンは違うわ」

「「えっ…?」」「「………」」

 

その言葉に、僕とアリスは伏せていた視線を上げ、ベルクーリさんたちもシノンへと視線を向けた。

 

「キリトもフォンもリアルワールド人よ…この世界で死んでも、何かしらの影響はあっても、命を失うということにはならないわ。でも、彼らが受けた傷は本物よ?」

「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

「この世界で、彼らが感じたことも、想ったことも、全部本物…思い出だけじゃない。痛みも辛いことだってそう…傷ついた魂は本物なのよ?」

「「…っ…」」

「私はね…キリトが好き…大好きだわ。フォンも大切な仲間…私がもう一度勇気を持って踏み出せるように、彼らが背中を押してくれたの。

アスナやユウキ、他のみんなだってそう…その全員が、キリトやフォンのことを心配している。そして、二人がそこまでして、この世界のために魂を懸けたのかって、皆が思ってる。

それはね…貴女とユージオ…ううん…この世界に生きる人たち全員を想って、彼らは剣を振るったんだと、私は思ってる。

アリス…ユージオたちが命を懸けて闘ったことは決して無駄じゃないわ…だからこそ、貴女はユージオと一緒に行かなければならないの…敵が再びやってくる前に、この僅かな時間を使って…貴女たちは向こう側に行かなければならないの」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

シノンの言葉には真実しか感じ取れなかった…キリトたちは魂だけじゃない、自分たちとは時間の流れが違い、この世界に来たこと自体、別の目的があった筈なのに…それでも、僕たちの…この世界のために闘ってくれた。

 

僕たちが一緒に過ごした時間は決して長いものではなかったが…何か隠していることがあったとしても…それでも、アドミニストレータと対峙した時の彼らの姿は、シノンの言う通りだった。

 

そして、それはアスナやユウキ、眼前にいるシノンも同じなのだろう。

 

「…まぁ、そういうことだ。どうやら、来る時が来ちまったようだな」

「叔父、様…?」

 

ぽつりと…けど、はっきりと聞こえたベルクーリさんの言葉に、僕とアリスの目線が向いてしまう。いや、ベルクーリさんだけじゃない…イーディスさんも、どこか納得した表情をしていた。

 

「アスナたちから話を聞いた時から、もしかしたら、こうなるんじゃないかと…いや、そうならないことを祈っていたんだが…嬢ちゃん、ユージオ…今すぐにお前さんたちは、その果ての祭壇とやらに行け」

「お、叔父様まで…どうして…!」

「聞け、アリス!!」

「っ…!?」「……………………」

 

『嬢ちゃん』という愛称ではなく、『アリス』の名を呼び、真剣な顔で彼女の反論を遮ったベルクーリさんの態度に、アリスと共に息を呑む。

 

「よく聞け…お前さんたちがここで行かなければ、敵はお前さんたちを捕らえるまでその手を差し向けてくる。敵の狙いはお前さんたちだ…人界軍もダークテリトリー問わず、見境なく襲い、殺し、迫ってくる…それがついでのかのようにな。

聡いお前なら、もう分かっているだろう…お前たちがここにいると、戦いは…いや、一方的な蹂躙は終わらないだろう。だからこそ、お前たちはあっちの世界…リアルワールドへと向かうべきだ」

「…それは…私は…私たちは、この世界にとっているべき存在ではないというのですか?!叔父様たちまで、私たちがいなければとおっしゃるのですか!?私たちは……この世界にいてはいけないのですか…!」

「…そんなことを俺が…俺たちが思ってるわけがないだろう…?俺たちが思っているのは…お前たちに生きていてほしいからだ」

「「…?!」」

 

自分たちは存在することを許されないのか…心を許していたベルクーリさんから、そうとも取れる言葉を聞けば、アリスが感情的になるのは当然…だけど、それを予想していたベルクーリさんの…その穏やかな言葉に、アリスの反論が止む。

 

「お前たちがいてはいけない存在だというのなら、何のために皆が…エルドリエがその命を賭して闘った?

自分とは違う世界のことなのに、そんなことなど関係なしに、アスナたちがこの世界に来たのは何故だ?

そして…お前たちの友である、キリトとフォンが…世界を敵に回し、自らのことを犠牲にして、それでも諦めずに、あの最高司祭陛下を打ち倒した…お前たちのために、お前たちを助けたいと思ってだ。

お前さんたちに生きていてほしい…だから、俺は命を懸けることを躊躇わねぇ…嬢ちゃん、ユージオ。誰も、お前さんたちのせいで死んだとも、犠牲になったとも思ってねぇ。お前さんたちを助けたいと思って、闘っている奴らだって確かにいるんだ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ここまで言えば、まだまだガキのお前さんらでも分かるだろう?皆のことを犠牲と思いたくないのなら、行くんだ。もし、ベクタの野郎が再び舞い戻って来れば、今度はどうなるか分からん……今しかないんだ」

「叔父、様……叔父様!?」

 

おそらく限界だったのだろう…いや、心の片隅では、未だにアリスはどこか思っていたんだ。この戦争の原因が、自分に…僕たちにあることを。でも、ベルクーリさんはそうではないと、否定し切ってみせた。

 

その言葉を…その意味を理解できたアリスは、ベルクーリさんの胸元へと飛び込んでいた。

 

「…全く…いつから嬢ちゃんはそんなに泣き虫になっちまったんだ?いつもの毅然とした姿で受け入れてくれると期待してくれていたんだが…」

「そんなこと…できません…!?叔父様は…整合騎士となった私に、様々なことを教えてくれたではありませんか…!いつもは飄々としているのに、稽古となれば真剣に剣を交えてくれて……いつの間にか、私の中で…叔父様は、忘れていた父の姿を連想させるまでになっていたのに…!

あんなことを言われれば……泣くのは当たり前ではありませんかぁ…!?」

「……父親か…そうか、それは…嬢ちゃんにそう思ってもらえていたのなら、光栄だな。騎士となったばかりの嬢ちゃんは、肩筋を張り過ぎていて、真面目過ぎるとばかり思っていたが……いつかは俺を超す剣士になるのを見届けたいと思っていたが…もうお前さんは一人じゃねぇ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アリスを優しく抱きしめ、ベルクーリさんが僕へと視線を向ける…その眼が語ることなど、言葉にしなくても、十分に伝わっていた。

 

「なに…これが一生の別れになるわけでもないだろう。あっちに行って、こっちの世界の脅威が治まったら…また戻って来ればいい。それは……できるんだろう、シノンの嬢ちゃん?」

「…ええ。このアンダーワールドが無事でさえいれば…きっと…」

「そういうことだ…ほら、俺以外にも、お前さんと話したがっている奴がいるんだ。今度は、あいつに言葉を掛けてやれ」

 

そう言って、ベルクーリさんから離れたアリスは…邪魔にならないように、大人しくしていたイーディスさんの方へと向かった。

 

「…イーディス殿」

「えいっ!」

「ひゃぁ!?」

 

悲愴の声を出したアリスに、まさかの明るい声と共にイーディスさんがアリスの頬を優しく両手で挟んだ。突然の奇行にアリスから驚きの声が出るのは当然で…

 

「ひゃ、ひゃにをしゅるのでぅか…!?(な、何をするのですか!?)」

「そんな顔をしない…!騎士長も言ったでしょう?これで、一生会えなくなるわけじゃない…それに、アリスにそんな顔は似合わないわよ?」

「イーディス、殿…」

「また会えるわよ…後のことは、あたしたちに任せて?貴女が守ろうとしたものは、必ずあたしたちが守り切ってみせるから…」

「…お願いできますか…?それと、ルーリッドにいるセルカに…私の妹のことも…」

「ええ…任せて」

「ありがとう、ございます…イーディス……いえ、姉さん」

「っ……そんな…卑怯だよ…絶対に泣かない様にしようと思ってたのに……こんな時に、そんな呼び方をするなんて……!」

「こんな時でもないと……呼べないじゃないですか…」

「うううぅぅ……アリスの…馬鹿ぁ…!」

 

涙交じりの笑みを浮かべ、そう呼んだアリスに…イーディスさんも堪えていたものが崩れ、涙と共にアリスへと強く抱き着いた。

 

「…うううぅ…!ユージオ!アリスを大切にしなさいよ!じゃないと、世界が許しても、あたしが許さないんだからね、分かった…!?」

「…はい…必ず」

「…さよならは言わないから……二人とも、いってらっしゃい!」

「「…はい!!」」

 

イーディスさんの言葉に押されるように、ベルクーリさんたちに見守られながら、僕とアリスは、近くで待機していた凍華と雨緑を呼ぶ。凍華たちに騎乗し、もう一度ベルクーリさんたちの方へと視線を向ける。

 

穏やかに、しかし、別れを惜しむような笑みを浮かべるベルクーリさんとイーディスさんに、頷くことで意思を伝える。それが伝わり、二人も頷き返してくれた。

 

「果ての祭壇に辿り着ければ、後はリアルワールドの方から何をすべきか伝えてくれると思う。どのぐらい時間が掛かるかは分からないけど、そう遠くはない筈よ」

「…分かった。ありがとう、シノン……それじゃあ、行こう…アリス」

「………ええ。行ってきます、叔父様、イーディス殿」

 

最後の挨拶を交わし、僕とアリスは飛竜の手綱を強く引いた。それに応え、凍華と雨縁が助走をつけ、空へと飛び立った。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「…アリス…」

「…大丈夫。私は大丈夫…だから、行きましょう、ユージオ」

「…うん」

 

高度をどんどん上げていく中、心配になって、隣に並び飛ぶアリスへと声を掛けたが…どうやら心配は無用だったようだ。涙を浮かべながらも、応えるアリスの目には強い光が宿っていた。

 

それに安堵し、僕も進行方向へと視線を戻す。赤き空が広がる先にある『果ての祭壇』…まだ見えないその場所へと、飛竜たちは飛び続ける。

 

 

 

「さてと…行ったか」

「そうね……あたしたちはどうする、騎士長?」

 

ユージオたちが飛び去り、微かに見える位置にまで飛竜たちが上昇したことで、見送るのを止めたベルクーリがぽつりと呟いた。それに同意し、今後の自分たちの方向性を確認するイーディスに、ベルクーリはシノンへと尋ねた。

 

「…シノンの嬢ちゃん。お前さんの言う通り、ベクタが…いや、ベクタの体を使っていた奴が、この世界にもう一度やってくるとしたら…俺たちに倒されたこの場所に降り立つ可能性が高いよな?」

「…ええ。私も、アスナがいる場所の近くにダイブ…降り立てるように、向こうで調整してもらったから…もっとも、私と一緒にこの世界に来た筈の女の子…テラリアっていう女神の体を使っている子は、何故か近くにはいなかったから、絶対とは言い切れないけど…可能性は高いと思うわ」

「今、とんでもないことがあっさりと出てきたが、まぁ、今は置いておくとして…なら、アリスたちを追わせない様に足止めする必要があるな」

 

ベクタが再びこの地に降り立つというのなら、ユージオたちが無事に現実世界へと逃げられるまで、時間を稼ぐ必要がある…自身もイーディスも、そして、それぞれの神器も先程の闘いで限界寸前だった。

 

それでも、やらなければならない…こうなれば、自分が…そう考えていたベルクーリの考えを理解していたかのように、シノンが口を挟んだ。

 

「待って…その役目は私が担うわ」

「…シノンの嬢ちゃん…」

「二人とも、さっきまでの闘いでまともに闘える状態じゃないんでしょ?私は、こっちの世界に来たばっかりだし、一人で飛ぶこともできる。いざとなった時には、飛行戦にも対応できるわ」

「…今の俺たちが残るよりも、太陽神ソルスの体を使っているシノンの方が、奴とも闘える可能性は高い…そう言いたいんだな?」

「ええ。それと、アスナたちの方がかなり戦力が限られているだろうか、できれば、そっちの援軍に向かってほしいの」

「…確かに…残って闘うにも、本隊の方へに戻って闘うにも、体力はともかく、闇斬剣も時穿剣も天命が限界寸前だからね…ここは、彼女の提案通り、本隊に戻るべきじゃない、騎士長。天命回復用の砥石もあっちにあるわけだし…」

「…任されてくれるか?」

「任せてちょうだい…どこまでやれるかは分からないけど、この世界を守りたいって気持ちは…貴方たちやキリトたちにも負けてないと思うから」

 

シノンの言葉とその眼に宿る意思の力強さから、ここは彼女にまかせるべきだと判断し、ベルクーリとイーディスも自分たちの飛竜を岩柱へと呼び寄せた。

 

「…武運を祈ってるわ」「頼んだぜ、シノンの嬢ちゃん」

「任されたわ…貴方たちも気を付けて」

 

それぞれが互いの健闘を祈り、飛竜に乗ったベルクーリたちは、その場に残るシノンから離れていった。ベルクーリたちが遠くに飛んでいき、周囲を警戒すべく、シノンは意識を切り替えた。

 

 

 

一方…リズベットたちコンバート軍が加わった人界軍はというと…

 

「…クラインさん」

「おう、アスナ。どうやら大勢は決したみたいだな、こりゃ」

 

前線からロール交代で後方の回復・支援部隊へと戻ってきたアスナを、左腕の切り傷を治療してもらっていたクラインが出迎えていた。

 

クラインの言葉通り、戦況は人界軍+コンバート軍の優性へと完全に傾いていた。数だけで押していたアメリカコンバートプレイヤーたちだったが、他のVRMMOからアカウントごとやってきたコンバート軍の加勢に、その数を圧倒的な質でひっくり返されてしまっていた。

 

さらには、援軍によって前線の指揮にも気を回せる程に余裕ができたアスナ、そして、人界軍とコンバート軍の橋渡しや全体の総指揮を、双方の事情にそれなりに精通しているカーディナルがそれぞれ執ることで、さらに戦況を押す要因にもなっていた。

 

今は、後方で支援に回っていたリズ、シリカ、エギルを始めとした面子が前線に出て、迎撃を行っていた。

 

「アスナさん、クラインさん、お疲れ様です」

「シグさん…!アルゴさんも…!」

「お疲れさん、アスナっち。まぁ、嫌という程、迎撃してやったからナ。あともう少し踏ん張れば、山場は乗り越えたも同然ダロ?」

「…だからこそ、油断せずに、と言いたいところですが、ここに来ている人たちは、アンダーワールドのことをちゃんと分かってくれていると思いますから、そんなへまはしないと思いますけどね…」

 

そこに、同じく前線から戻ってきたシグとアルゴもその会話に混ざる。戦線が優勢になっていることに安堵しているアルゴに対し、ここに来ているコンバート軍メンバーに真剣に戦いに来ているのだとシグも語る。

 

「みんな……来てくれて、本当にありがとう。なんてお礼を言えば…」

「……フッ。おいおい、水臭ぇよ、そんなこと言って。お前さんとキリトやフォンには、これくらいじゃ返し切れねぇ程に借りがあるからな」

「確かにナ…それに、キー坊やフォン坊がいないと…色々と面白い情報が手に入れられなくなるしナ」

「本音を言えば、頼れる相手が減るのと、二人に返せてない恩があるからだろう、アルゴ?」

「ちょ…!?なんで言っちまうんダヨ、シグ!?」

 

アスナの言動に、助けに来たことは当たり前だと語るクライン。それに合わせ、素直な考えを言わない相棒の本音を暴露したシグに、アルゴが慌てて抗議していた。そんな穏やかな会話に、思わずアスナにも笑みが零れる。

 

「キリトは…あいつもここにいるんだろう?フォンの奴は連れ去られてみたいな話を、さっき、マーベルっていう子から聞いたんだが…」

「うん…フォン君のことはユウキが追ってるわ」

「そうか…なら、こっちが片付き次第、ユウキたちの方にも向かわないといけないわけだ…借りを返すのも楽じゃねぇな」

「フフフ、そうね…この戦闘が終わったら、キリト君に会ってあげて。クラインさんがいつものくだらないギャグを言ったら、ツッコミたくて目を覚ますかも…」

「いやいやいや…それはどちらかと言えば、フォンの方に効き目があるじゃねぇか?…というか、酷いこと言うな、アスナも…ハッハッハッ…!」

 

そんな冗談を言えるほど、アスナもクラインも気持ちが楽になっていた。もう少しすれば、アメリカコンバートプレイヤーたちを一掃できる…ここが正念場で、ここさえ乗り切れれば、なんとかできる…そう考えていた。

 

「(…そうよね…大丈夫…)なにもかも…上手くいくはず…きっと…!」

「…おうさ!よし、俺たちももうひと踏ん張りしてくるとしますか!」

「ええ……っ!?」

 

傷の治療も終わり、再び前線に出ようとしたクラインの言葉に、力強く答えて立ち上がるアスナ。その時だった…視界に、何かの影が映った。

 

「アスナっち、どうした?」

「いきなり呆然として…何かあったのか?」

「………(人…?…なんだろう、この嫌な感じ…!?)」

「………!?」

 

いきなり様子がおかしくなったアスナを心配し、アルゴとクラインがそれぞれ声を掛けるも、アスナは視界に映った影…黒いポンチョのようなものを羽織った人の姿に、胸を締め付けられるような嫌悪感を覚えていた。

そして、それは隣に立つシグも同じであった…もっとも、アスナと違い、彼はそのポンチョの人物の正体にすぐに気付き、驚きと憎悪が入り混じり、声が出せなくなっていた。

 

「…ねぇ、クラインさん…あの人…あの黒いポンチョを着て、柱に寄り添い立ってる人、なんだか見覚えがある気がしない…?」

「うん…?黒いポンチョ……あいつか。けど、見覚えつったて…あんなカッパみたいなポンチョを着てたら、顔なん、て……っ!?!?」

「…!待て…あのポンチョ……まさか…!?」

 

アスナが指差した方向…遺跡の上部にある柱の陰に立つ男へと視線を向けるクラインとアルゴ。アスナに尋ねられ、自身の記憶を辿りながら話していたクラインの言葉が驚愕したせいで止まり、アルゴも自分が見ているものが信じられず、口元を手で覆っていた。

 

「そんなこと…ありえねぇよ…そんな…!?俺は…亡霊を見ているのか…?」

「いいえ、クラインさん…あれは…あの皮ポンチョは間違いなく、あの殺人鬼のものですよ…SAO最悪のプレイヤーキラーとして恐れられ、オレンジプレイヤーの一部からは尊敬と畏怖を集めった男の…!?」

「…!それって、あの殺人ギルド『ラフィン・コフィン』を作った…!?」

 

視線の先にいる人物を認めたくないクライン…だが、それを無情にも肯定し、真っ先に正体に気付いたシグが憎しみの籠った言葉を呟く。その言葉で、アスナもようやく黒ポンチョの正体に気が付き…

 

「…久しぶりだな…閃光」

 

『やっと気付いたか…』…そう言いたげな雰囲気と共に、見降ろしているアスナたちに、黒ポンチョの男は左手を振る。そして、右手には自身の…SAOから愛用してきた『友切包丁』を握られており、それを肩へと担いだ。

 

「あれは……PoHだ…!?」

「…嘘よ……そんな…!?」

 

あの世界…鋼鉄の城『アインクラッド』から戻ってきた、SAO生還者であるアスナたちがその名を忘れたことなど一度もなかった。

 

殺人ギルド『ラフィン・コフィン』のリーダー、そして、その美貌と強烈なカリスマ性で幾多もののオレンジプレイヤーたちを扇動・誘惑し、狂的なプレイヤーキルへと走らせた、SAO最恐のプレイヤー…PoH

 

アインクラッド第1層の時点から、既にSAOの負の部分に関わっていたと言われた、SAOの悪夢を体言したかのような男が目の前にいることに、アスナたちが驚かないことなどできる筈もなかった。

 

だが…悪夢はそれで終わりではなかった。

 

「「「「「「オオオオオオオオオオオオオォォォォォ!?!?」」」」」」

 

「っ…!?また、アメリカからのコンバートプレイヤーたちが…!」

「いや、違うゾ…あの赤鎧たちが話してる言語……英語じゃない!?」

 

PoHの後ろから、増援の赤鎧たちが姿を現したのだ。またアメリカからコンバートプレイヤーたちが来たのだと思ったアスナだが、赤鎧たちが話している言語から、その出自に気付いたアルゴが否定した。

 

そして、これまで何度も見てきた赤き光…外国からのコンバートを示す光柱がいくつも、遺跡の周りに降り注ぎ、

 

「やめて…もう……!?」

「……これ以上、数が増えたりしたら…!?」

 

光柱から続々と姿を現し続ける赤鎧たち…先程のアメリカプレイヤー総勢5万に比べれば、その数は総勢2万とまだ少なかったが…質を数で上回ることで、ギリギリ押していた人界軍を圧倒するには充分すぎるほどで…

 

絶望が入り混じった悲鳴に近い言葉が漏れるアスナ、まさかの敵の異常な数の増援に顔を強く歪めるシグ…だが、彼女たちにどうすることもできなかった。

 

「やべぇ…やべぇぞ、これは…!?あの大群の出どころは、日本でも、アメリカでもねぇ…!?中国と、韓国だ!?」

 

「フゥ…!希望から一転しての絶望を味わった気分はどうだ?これからが、本当の『イッツ・ショー・タイム』だぁ!!」

 

中国・韓国からのコンバートプレイヤー…総勢二万の大群の襲来に、クラインの言葉を嘲笑うかのように、PoHは邪が籠った笑みを浮かべる。

 

そして…呆然とする人界軍に、コンバートプレイヤーたちが一気に襲い掛かった!

 

 




ちょっとラブコメも混じってましたが、ようやくユージオサイドのお話は大方やりきった形になります。なので、ベルクーリ&イーディスも大まかの出番を終えたことになります。

そして、訪れた悪夢…PoH本格参戦です。
オリキャラがいのいちに反応しておりましたが…ご察しの通り、因縁持ちです。(この辺りを番外で書きたかったのですが…時間が(ry))

次回はリーファ&シノンがメインで、その次にシノン対ガブリエルになりますかね…その後、現実世界のお話をやってから、ユウキ視点へとお話が戻るかと…ようやくゴールが見えてきたというところでしょうか…このままだと確実に50話を超える(&年内完結は難しいそうなのですが…(笑))予定ですね…後日談だって、あるのに……困りました(苦笑)

それでは、また。

武器解説に関して、新調と古いものだとどちらがいいですか?

  • 物語の語り部を新調版
  • 今までと同じ旧式版
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。