そういうわけで、もう一つのはじまりの物語が明かされます。そして、オリキャラも多めに出ます!(つまりは、作者過労回というわけです…)
ついでに、SAOファンの方からすればニヤリとされる描写もあります(黒笑)
それでは、どうぞ!
『これはゲームであっても遊びではない』
「…正式サービスが始まったら、それを直に体験することになるんだろうな」
ゲーム雑誌をソファに寝転びながら読んでいた少年はそんなことを呟いていた。誰かに言ったつもりではないただの独り言だったのだが、そこにいたのは少年一人ではなかった。
「なんだ、またその雑誌を読んでいたのか、英雄」
「だってさ、遂に明日からなんだよ、正式サービス!βテストの時のことを思い出したら…興奮しない方がおかしいだろう!」
「…まぁ、気持ちは分かるけどな。でも、お前がここまで嵌るとは思ってもみなかったが…」
洗い物を終え、キッチンからリビングへとやってきた男性…父親にツッコミを入れられるも、むしろ開き直るように興奮を隠し切れない様子で答えた少年は雑誌を机の上に置いた。
その視線は、βテスト時代に使ったナーブギアが置かれているであろう寝室へと向いており、その様子を見て父親も苦笑を浮かべていた。
実はβテスターに当選したのは、もともとMMOをプレイしていた父親だったのだが、折角だからと息子にもβテストをプレイさせていたのだ。
ゲームにそこまで関わりはなかったが、父親が今までにないほどにプレゼンしてきたこともあって、一日ずつの交代でβテストに参加したのだ。そして、少年はものの見事にSAOに心を掴まれた。
だが、不幸なことに少年と父親が手に入れられたナーブギアは一つ…βテスターの特権である優先購入権によって手に入れられた一つだけだった。
「でも、本当にいいの、父さん。俺が先にプレイしちゃって?」
「よくはない…と言いたいところだが、急遽仕事が入っちまったからな。それなら、SAOに心酔してしまっている息子に譲ってやろうという俺の心意気に感謝しろよ?」
「親として当然だ、って言ってくれた方がカッコいいと思うよ?」
「ハハハ、そうかもな。まぁ、俺のことは本当に気にしなくていい。それよりも、俺のMMO友達もサービス開始と同時にダイブするって言ってたから、悪いんだが、あいつらの面倒を見てやってくれないか?」
「もちろん、βの時はソロだったし…誰かと協力してやるのも楽しみにしてたんだ!任せといてよ」
βテストの時には、父子で別々のアカウントを使っていた…正式サービスの時には、ナーブギアを二つ買って別々にプレイしようという思惑だったのだが、その当てが外れてしまったのだ。
といっても、すぐに追加分が量産されるだろうからと、それまではβの時のように交互に使い回そうという話を親子でしていたので、今のところはそうも問題なかった…今のところは。
面倒を頼まれた父親の友人たちは運良くWEBでの予約に成功してナーブギアを手に入れたとのことだったが、βテストには当選していなかったので、親子でSAOのことを教えていこうとも相談していたのだ。
そして、翌日…2022年11月6日13時。
本格VRMMO『ソードアート・オンライン』の正式サービスが開始された。
「…帰ってきた、って言えばいいのかな。ここはβの時と変わらないな」
サービス開始時刻と共にダイブしてきた少年…βテストの時と同じアバター、赤に染めた短髪に中肉中背の普遍的な少年の姿。確認するように自身の手足を動かしながら、インターフェイス越しにそれを視認をもしながら、帰ってきたという実感を得ていた少年は周囲を見渡していた。
中央にある巨大なモニュメントが特徴的な広場には自分と同じように、ログインしたばかりのプレイヤーたちが集まっており、親交を深め合っていた。
(さてと…まずは父さんの友人と合流しないと)
懐かしさを一通り味わったところで、父親に頼まれたこと…友人たちとの合流をするべきだと頭を切り替えた少年は広場を抜け、目的地へと向かい始めた。
「いや、だから……本名を大声で言わないでぇぇ!?」
(…?なんか悲鳴みたいな声が聞こえたが…やっぱりニュービーの中には俺がそうだったみたいに、MMO初心者もいたりするのかな?)
背後からそんな叫び声が聞こえ、内心でそんなことを思いつつも、少年は早足で街中を進んでいくのだった。
「えっと…ここら辺だったよな」
始まりの街の西側…市街が露店が立ち並ぶ商店街に近い場所を、βテスト時の記憶を頼りに少年は歩いていた。
「おーい、そこの兄ちゃん!」
「えっ…俺のことか?」
プレイヤー同士が声を掛け合うような雰囲気が漂う中、目的地であるNPCが運営する宿屋の看板が見えてきた。その店の前に5人のプレイヤーが雑談しており、人数も父親から聞いていた数と一致するので、少年は思い切って声を掛けた。
「『ミスフィッターズ』の皆さんですか?」
「「「「「…!」」」」」
会話の最中、声を掛けられた面々が一斉に振り返った。その動作にちょっと驚きつつも、少年は笑みを浮かべて口を開いた。
「初めまして、というところでしょうか?父がいつもお世話になってます…速水、じゃなかった。僕はシグって言います。宜しくお願いします」
「おおぉ、君がひで……じゃないな。速水の息子か…君の話は時たま聞かせてもらっていたよ。俺はリョナス、君の父さんとはあらゆるMMOで共に戦ってきた、パーティ『ミスフィッターズ』のサブリーダーだ。よろしくな」
「宜しくお願いします」
緑色の髪をした長身の男性…サブリーダーであるリョナスが差し伸べた手に応えるように、少年は返す形で握り返す。問題なく合流できたことで、残りの面々も自己紹介を始めた。
「俺はタンクを務めるガデムだ!よろしく頼むぜ、少年!」
「私はサマス…速水さんの大学時代の後輩だ」
「僕はロッドだよ。この中じゃ、MMO歴は一番浅いけど、足を引っ張らないように頑張るから」
「そして、トリが私…アジアと申す。一番の年配者だが、あまり気を遣わないでもらえると助かるよ」
「みなさん、宜しくお願いします」
黄色の髪にガタイの良さが目立つガデム、茶髪のロングヘア―をポニーテールに纏めている細身の男性のサマス、黒髪の小柄な人がロッド、そして、黒髪ではあるが肩に届くか届かないくらいの長さで紳士的な態度が特徴のアジアが自己紹介を終えたところで、少年も一礼して応えた。
「父さんの足元には及ぶかどうかは分かりませんが…精いっぱい頑張りますので!」
「そう気を張るなよ、少年!βテストは残念ながら抽選に漏れちまったが、伊達にMMO歴は重ねてないからよ!」
「そうだよ。リラックス、リラックス」
「君の腕前はお父さんから嫌という程に聞かされているからね。緊張せずに、いつものように接してくれたのでいいから」
父親の友人ということもあり、思わず肩に力が入ってしまう少年だったが、それに気付いたガデム、ロッド、アジアがフォローの言葉を掛けてくれたことで、少年も脱力することができた。
「そういえば…お会いしたら聞きたいと思っていたことがあるんですが」
「なんだろうか…?」
「えっと、パーティ名って言うんですか…その『ミスフィッターズ』っていう名前の由来って何なんですか?」
「「「「「…あー」」」」」
父親からその名前を聞いた時から由来を知りたいと思っていたことを口にしたのだが…応えたサマスを始め、五人が揃って顔を見合わせてどこか気まずい表情を浮かべていた。どうしたのかと少年が首を傾げると…
「『ミスフィッターズ』っていうのは、君の父親と俺とが初めてプレイしたMMOで立ち上げたギルドの時につけた名前だったんだが…俺たちは俺たちらしくゲームをプレイしていこうという目的をギルド名にしたんだよ。
『常人たちとは違うプレイニングであっても、したいことをしていこう』っていう理由でな…いわゆる、はみ出し者たちの集まる場所ってことで『ミスフィッターズ』ってな…そこから、なし崩し的にずっと続いていったってところかな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「まぁ、そんなリアクションをするのが当然だな。私も由来を聞いた時には同じ反応だった」
父親とは一番付き合いが長いリョナスの独白に、少年は笑みを引き攣らせていた。そんな少年の気持ちが理解できるとばかりに、サマスも苦笑を浮かべていた。
「…コホン。気になったことは知れましたので…まずは皆さんの武器を調達しに行きましょうか?隠れた名店を知っているんで、希望があれば「鎌!」「両手剣!」「槍!」「弓!」…えっと、鎌と槍はなんとかなるかと。両手剣はスキルを上げてからですね…あと、ロッドさん、SAOに多分射撃武器はないです」
「シグ君、私は拳で戦うのが好きなんだが…それ用の武器もあるかな?」
「あ、ああ…戦爪ならありますね。あと体術が使えるエクストラスキルも上の階層に行けば、習得できます(…アジアさん、見た目によらず武闘派だな)」
顔合わせも終わったので、まずは武器の調達に行こうと各自の希望を尋ねたところで、少年はそんな感想を抱きつつ、自分が知る店へと五人を連れて行くのだった。
「…ハァ…ハァ…!なぁ、少年!さっきのあれは本当のことなのか!?」
「………俺も嘘だって信じたいです。けど…!?」
空が燃えているかのように赤く、その色の発生源である夕日に照らされた街中で、人混みをなんとか抜け出してきた少年と『ミスフィッターズ』の五人。
メニューにログアウトボタンがないことに気づいた直後、全てのプレイヤーたちと同じように中央広場へと強制転移させられた彼らに告げられたのは、非情な通達だった。
『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ』
中央広場に突如として現れた赤いフードを被った人物…このソードアート・オンラインを創り上げた茅場明彦を名乗る者は、このゲームが本当に命を懸けたゲーム…HPがゼロになれば、現実の死を意味することになるデスゲームであることを告げたのだ。
もちろん、そんな事実を告げられ、大半のプレイヤーがすぐさま受け入れられるわけがなく…中央広場は阿鼻叫喚が飛び交うことになった。
せめての餞別だと贈られた手鏡によって、作成したアバターではなく、現実世界と全く変わりない姿へと変えられた…いや、戻されたと表現するのが適切か…それにより、混乱はいっそう増すことになった。
そして、そんな騒動から彼らは抜け出してきたのだが、そんな彼らも未だに現状を受け入れられずにいた。
そんな中、ガデムが少年の肩を掴んで問い掛けていた…間違いであってほしいという願望が混じったその問いに、少年もそうだと答えたかったが、嘘を告げることができず非常な真実を口にすることしかできなかった。
「止めろ、ガデム!シグ君だって同じ立場なんだ!むしろ、彼の方が不安に感じている筈だ!」
「だけどよ!?HPがゼロになったら死ぬなんて…いきなり言われたって信じられるかよ!?」
「…だが、あの赤い巨人が言ったこともまた事実だ」
「ナーブギアの仕組みとしては理論上可能ですからね」
そんなガデムを引き離すようにして制止するリョナスだったが、彼の憤りは止まらないでいた。一方で、ショックを隠し切れないではいたが、幾分かは状況を受け入れていたサマスとロッドだが、その顔色はあまり良くないものであった。
…パン!
「「「「「「…!?」」」」」
どうするべきか、いや、そもそも自分たちに何ができるのか…混乱が納まらない一同であったが、いきなり手を叩く音が聞こえ、そこに視線が集中した。手を叩いたのは、これまで沈黙を貫いていた最年長者のアジアだった。
「みな、一度深呼吸をして落ち着きなさい……ここで騒いでいたってどうにもならないのが現実だろう?まずは、現状の把握、そして、我々が何をしていかなければならないのか…それを話し合うべきだろう」
「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」
いつもと変わらない、しかし、余裕を感じさせるその言葉に、動揺していた5人の頭も冷静になっていく。全員が落ち着きを取り戻したところで、アジアは話を再開させる。
「シグ君、我々の中でSAOのことを現状一番知っているのは君だ。さっきの演説…茅場明彦なる人物が言ったことが全て真実だと仮定して、我々はどう動くべきだろうか?」
「…行動するならば、早い方がいいと思います。ニュービーはともかく、βテスターからすれば、素材などを求めて美味い狩場をすぐに取っていくと思いますし…この始まりの街周辺のリソースはすぐに底を尽き掛ける可能性が高いかと」
「だったら、俺たちもすぐにこの街を出るべきじゃないのか?」
「……いえ、それは危険かと。人数が増えれば、モンスターとのエンカウント率も上がります。できることなら、アイテムを少し補充してから移動すべきかと…明日、その準備とレベリングをもう少し積んでからの方がいいと思います」
「そう、ですね…連携の確認もしておきたいですし、僕も短剣にもう少し慣れておきたいです」
できるだけ早く移動すべきだと答えつつも、サマスの問い掛けに少年はリスクを考慮し、万全の体勢を整えてから移動すべきだと提言した。それに同意するようにロッドも頷く中、異なる反応を示す者もいた。
「……なぁ、シグ君。他のプレイヤーたちを一緒に連れて行くのは難しいのか?」
「…すみません、流石に…」
「リョナス君、それは…」
「分かってます…頭では分かっているんです。だけど…」
自分たちだけが助かるのが本当に正しいのか…そんな思いが頭をよぎったリョナスの問いに、シグは言葉を濁しながらも暗に難しいと告げていた。
アジアもそれは厳しいと表情で示すも、リョナスもまた理解はできつつも完全に受け入れることができないでいた。それは、他の面々もまた同じで…その思いが分かる少年も、自分の力量のなさに応えることができずにいた。
「リョナス君、みんなもだが…君たちの考えていることはよく分かる。しかし、それは余裕がある者が考えることだ。人のことを助けようとして、自分をどうにもできなければ本末転倒だ。
残念だが、我々にはその力がない…ならば、今はできることを、すべきをしていくしかないだろう。前へと進み、力を得て…誰かに手を差し伸べることができるようになってから、そのことを考えるべきだろう。
リョナス君、納得しろとは言わない…だが、今すべきことを勘違いしないようにしたまえ。そして、それを為すべきだと思っているのなら、この先、忘れることがないようにするんだ。その時はいつか必ずやってくるだろうからね」
「…アジアさん……分かりました、今は呑み込みます」
「なあに、老いぼれの忠言だと思って、軽く心に留めておいてくれたのでいいよ…それに、もしかすれば案外早く出られるかもしれないよ?外の世界の人たちが、ナーヴギアの解除方法を突き止めてくれる、とかね」
「そんな上手い話があるのかよ…あの天才とか言われてた茅場が作ったもんだぜ?」
「…期待するのは望み薄だろうな」
「なら、僕たちがすることは一つ…そうですよね、リョナスさん」
「……そうだな」
どこか茶目っ気を含んだアジアの冗談に、呆れた様子でガデムが反応し、サマスは冷静にぶった切ったのに合わせ、ロッドが強い眼差しで自分たちのサブリーダーであるリョナスへと確かめるようにそう言葉を告げた。
仲間たちの覚悟を目にしたリョナスも、今はその思いは胸にしまい、再びシグへと目を向けた。
「シグ君…頼む、この世界を生き抜く術を俺たちに教えてくれ…強くなるためにも」
「…もちろんです。僕たちみんなで…6人一緒にこのゲームを生き残りましょう」
頭を下げ、そう嘆願してきたリョナスに、シグも迷うことなく協力を願い出た。そして、彼らのデスゲームを生き残る為の闘いが始まった。
「…あれから、もうちょっとで半年か」
仕事を終え、第1層の隠れ住処へと帰ってきた少年…シグは仮面を外し、ベッドへと腰を掛けた時、机の上に置かれた一枚の写真が目に入り、思わずそう呟いていた。
ギルド結成時、記念にと6人で取った時の写真だった。
リーダー代理という大役を担っていたリョナス、猪突猛進ながら仲間思いであったガデム、いつも冷静な意見を述べる口数の少なかったサマス、年が一番近いこともあって気を遣ってくれていたロッド、そして、今では協力者となってくれているアジア…そんな彼らに囲まれて、どこか恥ずかしさそうに笑う過去の自分の姿がそこにはあった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その写真が入った…埃を被ったフォトフレームから目を背けるように、シグは心身共に疲れ切った体をベッドへと沈ませた。
その表情は闇に紛れ、伺うことはできなかった。
オリキャラ解説
アジア
初老のダンディなおじ様…ではなく、ギルド『ミスフィッターズ』の最年長プレイヤーであり、チームを見守る相談役(実際にその姿勢からかつては相談役と呼ばれかけ、武力行使してまで断固反対した経緯があるとか)。メイン武器は手甲・体術。
容姿は、きっちりとセットされたオールバックの白髪と整えられた白髭、丸眼鏡に灰色の目といった、仕事のできる執事長といったところ。
パーティ最年長ではあるが、他の面々と同等以上の戦闘力を持ち、年齢(年齢45歳)に見合わぬ体捌きによる格闘術を得意とする超インファイター。
リアルでも喫茶店を経営しており、SAOでもギルドハウスを兼ねた喫茶店『羽休めの宿』のマスターを務めている(なので、プレイヤーネームよりも、マスターと呼ばれることの方が多い)。
ポーカーフェイスをほとんど崩さず、チームを支える最後の砦とも言える人物であるが、少々茶目っ気持ちなところもある。SAO開始時は髪の色を黒くしている以外はリアルと同じ容姿のままだった。(なので、手鏡アイテムによっても髪の色が灰色に戻っただけだった)
ギルド(パーティ)に加入したのは4番目…経緯としては、リアルの喫茶店がオフ会をしていた『ミスフィッターズ』の面々の行きつけの店であり、冗談半分でシグの父親が誘ったところ、ノリノリでMMOを始めたのがきっかけ。
リョナス
ギルド『ミスフィッターズ』の副リーダー。(リーダーはシグの父親であるファイン)。メインウェポンは大鎌。
『ミスフィッターズ』の創設メンバー(すなわち、加入したのは1番目)であり、ファインとは大学時代からの付き合い。ゲーム掲示板を通して知り合い、そこからMMOを一緒にプレイし始めた。
中肉中背、黒髪で平凡の顔つき…特徴がないのが特徴と本人は語るが、(それでも、顔は整っている方)既婚者で子供が二人いる。
パーティの中では経理も担い、ちょっと目を離すと無駄遣いしがちなファインやガデムを止める立場でもあった。ギルドの財政管理と共にリーダー不在のため、リーダー代理としてメンバーを率いていた。
SAO開始時は髪を緑にして、アバターもイケメンのものにしていた。
ガデム
ギルド『ミスフィッターズ』のタンク兼切り込み隊長その2。座右の銘は『攻撃こそが最大の防御』。メインウェポンは両手剣・両手斧・片手棍(当初は曲刀を使用していた)。
「難しいことを考えるのが苦手」と自ら語るほど、かなりの脳筋タイプ。しかし、指示を全く聞かないというわけではなく、仲間の危機にはその身を呈することさえも厭わない漢気に溢れた人物。(なので、考えるのは仲間に任せ、自身は自分ができることを全力でやるといったスタイルを取っている)
ギルド(パーティ)に加入したのは3番目で、在籍していたパーティのやり方に反発し(仲間を犠牲にするといったスタイルが多くなったのが原因)脱退したところ、パーティメンバーを探していたリョナスに誘われのがきっかけだった。
SAO開始時はスキンヘッドの細身マッチョだったが、リアルは黒髪の斬髪ヘアーに、ボディビルダーかと思う程のゴリゴリマッチョだった。(実際、リアルの職業もジムトレーナー)
サマス
ギルド『ミスフィッターズ』の切り込み隊長その1。メインウェポンはショートランス(槍)。
最低限の言葉で会話をする冷静沈着という言葉がとても似あう人物なのだが、テンションが上がると(声のトーンは落ち着いたまま)饒舌家と化す。
対モンスターへの急所狙いといった緻密な攻撃を得意とし、どちらかといえば対人戦に適正がある(それでも、アジアには負け越している)。
ギルド(パーティ)に加入したのは2番目…当時はソロプレイヤーだったが、大学で同じ学部だったファインにノーパソでプレイングしていたのをたまたま見られ、半ば強引にではあったが誘われたのがきっかけ。
SAO開始時は茶髪のロングヘア―をポニーテールにした長髪が特徴のアバターだったが、リアルは肩にかかるかかからないかくらいのダークブルー調の細身。
ロッド
ギルド『ミスフィッターズ』の遠距離担当。そのため、ゲームによって魔法キャラだったり、弓や銃を扱うキャラだったりとまちまちだった。SAOでのメインウェポンは短剣。
基本的に丁寧な話し方が多く、誰に対しても温和な態度で接するメンバー1の良心。但し、怒らせると笑ってない笑みで論理詰めしてくるため大変怖い。
補充担当でもあり、突進プレイをしがちな面々を支える縁の下の力持ちであり、ギルド(パーティ)に加入したのも5番目と最後だが、今やチームに欠かせない一人となっている(きっかけはニュービーとしてMMOを始めたものの、適正が全く向いてないビルドにしていたため大苦戦していたところを、『ミスフィッターズ』の面々に助けられ、イチから知識を教えてもらって、その流れで加入することになった)
SAO開始時は黒髪のアバターだったが、実はリアルではハーフ(母がアメリカ人で、父が日本人)で金髪が半分混じった茶髪の身長155cmで童顔…余談だが、女装が大変お似合いだったりする(そして、それを強制させられそうになってアジアを除く他メンバーを口論で黙らせたことがあるとか)
5人もオリキャラ出すと、設定だけで大変な文字数に…
そんなわけで、シグ視点でのはじまりの振り返りでした。
こんな形で節目節目で過去のお話(過去の過去という意味の分からない感じになってますが)を挟んでいく感じになります。
さらっと、シグの父親も出てますが…この小説、オリキャラの肉親出る割合多すぎなんでしょうか?まぁ、当面は出ないのですが…
…台詞だけではありますが、女友達にリアルネームを連呼される男装(?)プレイヤーやら、機敏な動きを見せるプレイヤーをβテスターだと判断して声を掛けるバンダナ男など…主要人物たちもこっそりと登場させてました、完全に作者の遊び心です(まぁ、フォン視点では書いてなかったという理由もあるのですが)
そんな過去の話は一旦置いておき、次回は原作のあのお話をベースとしたものになります…(フォンは微妙ですが)、キリトが少し絡み、シグの秘密にアルゴが気付きかけるお話となる予定です。
それでは、また。
キャラエピソード第2弾 どのキャラのお話が見たいでしょうか?
-
某トレジャーハンターF
-
リーファ
-
シノン
-
シリカ
-
リズベット
-
ユイ
-
クライン
-
エギル