ということで、笑う棺桶討伐戦後のお話です。オリジナルエピソードですが、原則的にあってもおかしくない話かなと思っての展開です。
討伐戦後に起こったトラブルにて、アルゴに三度危機が訪れます。もちろん、そんな場面に彼が動かないわけがなく…
それでは、どうぞ!
『笑う棺桶討伐戦』から数日…普段の落ち着いた雰囲気へと戻った『羽休めの宿』にて、シグは新聞を読んでいた。(アルゴとアジアが仕掛けた)異常な盛り上がりの反動で、閑古鳥が鳴いている店内には、アジアがカップを磨く音だけが響いていた。
「討伐戦は攻略組にも犠牲を払いながら完了…だけど、これは攻略組にとって芳しくない結果だろうね」
「ええ…危険視していた赤目のザザやジョニー・ブラックは捕縛できたそうですが、一番最悪なあいつ…PoHは捕らえられなかったらしいですからね。しかも、あいつは戦場ではいなかったという話もあるくらいなので、攻略組としても素直に喜べないでしょうね」
数日経って、ようやく公開された討伐戦の結果について、シグとアジアはそれぞれが収集した情報と照らし合わせるために、新聞に書かれたその情報を見ていた。
「…話に聞けば、攻略組は不意打ちを受けたそうだね」
「ええ。アルゴ曰く、何故か笑う棺桶が根城としているポイントへと向かう通路の途中で、奇襲を受けたそうです。攻略組も最初は押されていたそうですが、中盤からは盛り返したという話、だったのですが…」
「…オレンジプレイヤ―の執念を甘く見ていた、か」
新聞には討伐戦の結果として、攻略組のプレイヤーにも犠牲者が出たことが書かれていた。シグやアジアにとっても、それは全く喜べない結果だった。
「…フォン君や彼の知り合いは無事ってことが、まだ喜べる情報ですかね」
「まぁ、そうだね」
「でも、どうして討伐戦の情報がバレたんでしょうか。情報を収集している感じ、笑う棺桶が討伐戦の情報を掴んだ方法が分からないのですが…」
「アルゴ君たち情報屋もかなり最新の注意を払っていたそうだからね…考えられるとすれば…」
「…攻略組の中に裏切り者がいる、ってことですか」
「ゼロとは言い切れないだろうね。いや、むしろそれしかないだろう…でないと、今回の一件はおかしな話だ」
「でも、そんなこと可能なんでしょうか。血盟騎士団や青龍連合のような大手ギルドに紛れ込むなんて…」
「最初からスパイとして紛れ込んだとは限らないだろう。例えば、途中からスパイとなったという可能性もあるだろうしね」
「…攻略組の中にも敵がいるとなると、これからの攻略にも影響が出てきそうですね」
「まぁ、笑う棺桶が半壊した今、当面はおとなしくしているだろうけどね」
あーだこーだと意見を交わす中で、アジアが示した見解に納得は見せつつも、何とも言えない表情を浮かべたシグは珈琲を口にした。
…もっとも、流石の二人も、PoHが自身の愉悦のために、わざと情報を漏らしたのだと知ることになるのはかなり先になるのだが。
「それにしても…最近来ないね」
「えっ、誰のことですか?」
「アルゴ君だよ。前は忙しくても、2日に1度は来ていただろう?それがここ数日さっぱりだ…少し寂しいかと思ってね」
「ああ、そういうことですか。アルゴを含めた情報屋は、今、今回の情報漏えいの件で事情徴収を受けてるんだそうです。この前、メッセージで愚痴混じりで告げられましたよ」
表情はそこまで変わっていないが、目の色がどこか穏やかなアジアがそんなことを口にし、その内容にシグは答えていた。文面からアルゴらしいと思いつつ、まぁ、仕方がないことだと思ったのは余談だ。
「…最近は彼女がいてくれるのが当たり前になっていたからね…少し寂しいような感じがしてね」
「いやいや…逆に静かで有難いくらいですよ。あいつがいると、ひっきりなしに言葉が飛んでくるんですから」
「でも、意外と嫌いじゃないんだろう?」
「…ノーコメントで」
「素直じゃないね、君も」
嫌だと言わないシグに、やれやれといった形でアジアが首を振ったところで会話が途切れる。
閑古鳥が鳴き続けるのなら、これ以上自分がいる意味はないだろうとシグは思い、これからどうしようかと考えていた。今は何でも屋の依頼もなく、レベリングにでも行くかと予定を立てている時だった。
…バタン!
静けさを打ち破るように、店のドアが乱暴に開かれた。
「…ハァ!ハァ!シグさんはいますか!?」
「フォン君?俺ならいるけど、どう「アルゴさんが指名手配されたんです!?」…なぁ…!」
「……………」
店に駆け込んできたのがフォンだと分かり、少し驚くシグだったが、その次に告げられた事実に更なる驚きが重なる。思わず立ち上がったシグに対し、アジアは表情を崩さずに状況を分析していた。
「すみません、俺も少し前まで自室で閉じこもってて、知るのが遅れたんですが…今回の討伐戦で情報漏えいが起こった可能性があって、血盟騎士団やDDA(聖竜連合)が関係者に話を聞いて回っていたらしいんです」
「それは俺も知ってる。でも、なんでそれでアルゴが指名手配されることになるんだ!?」
「…どうやら、聖竜連合のタカ派が暴走したみたいなんです。情報屋の面々にかなり無茶な取り調べをしようとしたみたいで…そんな横暴に情報屋を代表して反論しようとしたアルゴさんを、情報を流した裏切者だってことだって、無理矢理拘束しようとしたんだそうです。それに抵抗して逃走したアルゴさんを、聖竜連合が勝手に指名手配して、行方を追っているんです…俺もさっきそのことを知って、アルゴさんを探しているんですが、行方が分からなくって…シグさんならもしかしたらと思ったんですが…」
「いや、俺の方にも……っ!待った、アルゴからメッセージが届いた…!」
「「っ…!」」
事の経緯をフォンが一気に説明したところで、彼がここに来た理由も察したシグ。その時、タイミングよく自身のステータスウィンドウにメッセージが届いた旨を知らせる通知が表示され、そのままメッセージを開示した。そこには、
『たすけにくるな』
変換もされないままのただ一文が記載されていた。明確な救援拒絶…しかし、文面からして、よっぽど余裕がない状態で打たれたことは一目瞭然だった。
「っ…フォン君、アルゴを追っているのは攻略組全員なのか?」
「えっ…い、いえ。追っているのは聖竜連合のタカ派に所属しているプレイヤーだけだって聞いてます。血盟騎士団のタカ派も動き出しそうだったんですが、そっちはアスナがなんとか抑えてくれるそうです。代わりに、アスナの援護が望めない状況なのですが…」
「…そう、か…分かった。フォン君、頼みがある。君は他の攻略組が更に暴走しないように時間を稼いでほしい」
「じ、時間を稼ぐって…できる限りはやってみますけど…シグさんは…」
「決まってるだろう…ともかくあとは「止めたまえ」…っ!」
最低限確認したいことは確認したことで、フォンに一方的に依頼を投げ、すぐさまに店を飛び出そうとしたシグだったが、横からピシりと飛んできた声に、シグの足が止まった。
この場にいるのは3人だけ…さっきまで話していたフォンがシグを制止するわけもなく、もちろん声の主はもう一人になるわけで…
「君が行く必要はない。行ったところで、どうするっていうんだ」
「なぁ…あんた、何を「部外者である君は黙っていてくれ」…っ…!」
さっきまでと異なる、冷静に、しかし、酷く冷たい声色で、アジアがとんでもないことを口にした。まさかの言葉にフォンが思わず反論しようとするも、有無を言わせない雰囲気と共に発言を制止されてしまう。
多くの修羅場を経験してきたフォンだったが、アジアの放つ圧は尋常ではなく、一瞬気圧されてしまい、そのまま発言の機会を失ってしまう。
そんなフォンを放っておき、アジアは鋭い眼光でシグへと視線を向ける。
「アルゴ君も助けにくるなと言っているのだろう?それがどういう意味か、君も分かっているだろう」
「……………」
「そんな彼女の願いを無碍にする気かい?少なくとも、彼女の探索ではなく、事態の解決を図るべく、彼女の無罪の証拠を探すべきだ。それが彼女を助けることにもつながる」
「……………」
「アルゴ君なら大丈夫だろう。彼女も最前線で何度も情報収集してきた凄腕だ。この程度なら、なんとかできるだろう」
「……………」
「…シグ君。相手は攻略組だ。君が行ったところで、必ずしもアルゴ君を助けられるとも限らない。であれば、もっと有効な手を取るべきだ」
「……………」
「狩人でなくなった君が無理に闘う必要はないんだ…だから、君が行く必要はない…行ったら、もう君は二度と戻れなくなるかもしれない。攻略組を…狩人ではなく、シグ個人として敵に回すことになるかもしれない…それは分かっているだろう?」
「……………」
静かに、説き伏せるように事実と最適の対応策を告げていくアジア。次々と放たれる言葉をシグは一切反論せずに聞き続けていた。言わるがままのシグと、淡々と告げていくアジアの応酬を、フォンは黙って見ていることしかできなかった。
…アジアの口が止まり、僅かに沈黙が場を支配した。だが、沈黙はすぐさまに破られることになった。
「…はぁぁ~…」
小さな、しかし、やれやれといった形で吐かれた溜息が場に響き、そのまま言葉を口にしたシグが放ったのは、
「言いたいことはそれだけですか?」
「…!」「…!?」
冷静に告げたその一言と共に、シグは鋭い目線でアジアへと視線を返した。その言葉に、アジアの身体が僅かに動いたように見えた。フォンも、シグの雰囲気が変わったことに目を丸くしていた。
「まぁ、そうですね…アジアさんの言っていることが正しいんだと思います。アルゴの考えも理解してます。俺が何をすべきかというのも痛い程分かってるつもりです。
…それを承知で言います、それがどうしたっていうんですか?」
「……………」
「あいつの考えなんて知ったこっちゃありません。今、すべきことが分かっていたとしても、俺がしたいこととはまた話が別です。俺が狩人かどうかなんて関係ありませんし、俺がどうなろうなんか、どうでもいいんですよ。
…正しいかどうかんてどうでもいい!相手が誰であろうと気にしません!俺は…俺はここで行かなかったら、絶対に後悔します!行かなかったことを後で後悔するくらいなら、後のことなんて、何とでも考えます!
…なぜなら、俺は『 』」
「「っ…」」
その言葉を聞いたフォンだけでなく、アジアまでもが目を丸くした。その言葉を最後に言いたいことは言ったとばかりに、シグは店を飛び出していったしまった。
「「……………」」
残されたフォンは何も言えないまま、アジアへと自然と目を向けていた。当の本人は呆然としてしまっているように見え、
「…フフ。これは、驚いたというか…発破を掛けようと思っていたのに、まさか言い倒されるとはね。弟子はいつの間にか大きく成長していたようだ…」
我に返ったように、どこか嬉しそうに笑みを零したアジア。そのままカウンターから出てくると、
「さてと、フォン君だったかな。申し訳ないが、先程の話、もう少し詳細に聞かせてもらえるかな?」
「えっ…あ、ああ。構いませんけど…何をするつもりですか?」
「…なに、僕は僕のやることをやるだけだよ。二人を助けるために。安心したまえ、裏側の情報にはかなり伝手があるからね」
フォンへと、情報漏えい事件のことを更に聞こうとするアジアに対し、フォンは何を考えているのかと尋ねる。それに対し、どこか怖い笑みを浮かべながら、アジアは意味深な言葉を放つのだった。
「…はぁ…!はぁ…!(くそっ、しくったナ…)」
フィールドのほとんどが雪に覆われた場所…咄嗟に転移結晶で逃げてきた第57層にて、雪に足に取られながら、逃走を続けるアルゴの姿がそこにはあった。
しかし、状況は彼女にとって最悪になりつつあった。
聖竜連合のタカ派により、無理矢理に拘束されそうになったところから、なんとか転移結晶で逃げてきたアルゴだったが、その後がマズかった。
急ぎで転移したこともあり、自身がホームとしている層に飛べず、咄嗟に第57層に飛んだのだが、ある事情で街に入ることができず、そのままフィールドへと逃げるしかできなかった。
そこは雪が広がる、かつて足を踏み入れたことがあるエリアであり、しかも天候は吹雪によって視界が遮られる最悪な環境状態だった。吹雪と積雪により、倍以上の体力を奪われ、彼女自慢の逃げ足が全く活かせずにいた。
しかも、最悪な状況はそれに終わらず…街に入ろうとした直前に、追ってきた聖竜連合のプレイヤーのHPを誤って削ってしまい、アルゴのカーソルがイエローになってしまっていたのだ。街に逃げることもできなくなってしまい、アイテムもほとんど持っていなかったために、転移結晶もストックがなくなってしまっていたのだ。
聖竜連合には自身がいる場所がバレてしまっている…こうなれば、吹雪の環境を逆利用し、なんとか見つからないように逃げ続けるしかないと、アルゴは吹雪の中、震える体に鞭を打って走り続けていた。
(…何時間経った?もうメニューを開く気力もない…アーちゃんはKoBを抑えるので精いっぱいだろうし…フォン坊とは連絡取れずにいるし…キー防が来てくれるかもだが……でも…)
見つからないように、最大の注意を払いながら進むアルゴだが、いつまでもこうしていられるかは分からないでいた。知人が事態をなんとかしてくれるかもという期待を抱きつつも、それまで、自分が逃げ切れるのか…いや、耐えられるのかが自身が持てずにいた。
そんな絶望に近い状態で、頭に浮かんだのは、あのぶっきらぼうなお人好しの人の顔で…
「…ハハッ。オイラも限界かもナ…助けにくるなってメッセージ打ったのに…あいつが来ることを拒んだのはオイラなのにナ……いや、来ない方がいいに決まってる…」
自分に言い聞かせるように、苦笑と共にそんな自虐を口にする。ともかく、今は逃げることに集中しようとした時だった。
「そこまでだ、鼠!」
「っ…?!…あーあ、見つかっちまったカ…」
左斜め後ろから男の声が聞こえ、アルゴは足を止めた。即座に色々なプランを放棄し、諦めに近い溜息を吐きながら、アルゴは腰の短剣を抜いた。
「…団体さんのご登場カ。おねーさんの人気がここまで高いとは思ってなかったナ…」
「減らず口を…抵抗せずに、俺たちに拘束されろ」
「逃げたということは、やはり貴様が情報漏えいの犯人だな!」
「…おめでたい頭をしてんナ。どういう発想をしたら、そんな考えになるんだか…」
「黙れ!お前のせいで、俺たちの仲間が死んだ!」
「…だからって、情報屋に全ての責任を押し付けんのは、どうなんダヨ…」
聖竜連合のタカ派…総勢26人のプレイヤーがアルゴを拘束しようと迫ってきていた。軍団のリーダーがアルゴに投降を呼びかけるも、もちろんアルゴが応じるわけがなく…プレイヤーたちから疑い…いや、断定するかのような恨みの籠った言葉が飛んでくるが、アルゴにとってはいい迷惑だった。
「まぁ、気持ちは分からなくもないが…だからって、それを笠に、これからは情報の全てを真っ先に聖竜連合に寄越せなんて…どれだけIQレベルが低いと、そんな頭の悪い要望ができるダヨ?」
「っ?!き、キサマァ!?」
「止めろ、乗せられるな。こちらの冷静さを奪う、鼠の汚い策だ」
(…ちぃ、リーダーの奴は冷静ダナ。これは本当にマズいナ…)
煽りに煽って、冷静さを失くして隙を見出そうとしたのだが、怒りを露わにしたプレイヤーを、リーダーが諫めた姿を見て、アルゴは内心舌打ちをした。
これ以上の最悪な状況はきっとないだろう。自身のステータスは環境によって封じられ、しかも、相手は攻略組…最前線で活躍しているということもあり、レベルはアルゴよりも上だった。そこに数の暴力…明らかに、アルゴに勝ち目も、そして、この場から逃げることも適わないのだと、否が応でも悟ってしまった。
「…オイラがただで捕まると思うナよ。無実の罪で、お前らに捕まってたまるカ…窮鼠猫を噛むってことを、教えてやる」
「ならば、我らの全力をもって、お前を拘束する。多少手荒になっても、文句を言うなよ…捕まえろ」
ずっと吹雪に晒されていたこともあり、身体の感覚がもうほとんどなくなっていた。それでも、なんとか強がりを見せるアルゴに、リーダーが支持を出した聖竜連合のプレイヤーが迫りつつあった。
そんな光景を目にしたアルゴの脳裏に浮かんだのは、
(…デジャブって奴かな。あの時も、こんな感じだったナ…)
あの日、狼型のモンスターに殺されそうになった時…偶然とはいえ、助けられたあの日の光景が、アルゴの脳裏に蘇っていた。今度は死ぬことはないだろうが、捕まったら、どんな目に遭うか、想像するには難くなかった。
最悪、このまま殺された方がマシかもしれないことをされるかもしれない。ほとんど可能性は低いが、このまま素直に捕まってたまるかと…覚悟を決めたアルゴに対し、3人のプレイヤーがその身体を取り押さえようと、駆け出した。
そして、プレイヤーたちを迎え撃とうと、アルゴも短剣を構えた。
…その瞬間、風がアルゴの横を駆け抜けた。
「…攻式『飛鷹』」
遅れて、耳に彼の言葉が聞こえた。一瞬幻聴かと疑ったが…まるで瞬間移動のように、自身の目の前に現れた彼が、そのまま刀を地面へと振るった!
抜刀術の勢いをそのままに放たれた斬撃は、地面に積もった雪を吹き飛ばし、迫ってきていたプレイヤーたちへと覆いかぶさった。
突然の乱入者に、聖竜連合の面々の動きが止まる。それに対し、アルゴは眼前にいる彼の姿を目にし、あの時と同じ…自身が彼と出会ったあの日の光景と姿がダブった。
来てほしくないと言葉に…メッセージで送ったにも関わらず、心の奥底では一番に助けてほしいと思っていた人物の登場に、アルゴは耐えようとしていた何かが零れそうな感覚を覚えていた。
赤いフードで素顔を隠しつつ、ストレージにしまっていたコードをオブジェクト化し、視線を向けずにアルゴに放り投げる。
「…なんで、来たんだよ…来るなって、言ったじゃないカ」
素直になれずに、そんな悪態がアルゴの口から出てしまう。だが、それが本音でないと彼も分かっていたので、呆れたように笑いながら、答えを返す。
「なんで来たかって…決まってるだろうが」
振り切った刀を戻し、アルゴを守るように聖竜連合の面々へと突き付け、立ちはだかる彼…まさしく、防人のように、構えたシグは…あの時、アジアに告げた言葉と同じ内容を再び口にした。
「俺は、
あの時と同じ姿に似たシチュエーション…しかし、その言葉に込められた感情と、その魂に戻った光は全く異なるものだった。
…そう、まさしく鼠のボディガードとして、シグはアルゴを護る剣ととして、聖竜連合へと立ちはだかるのだった。
実はこのシチュエーションのために、1話を雪のフィールドにした形でした。
本当にいいタイミングで現れるというか、シグの登場の仕方に惚れない人っていないじゃないのか…?
ということで、次回はガッツリ戦闘回です!本話最後に、シグが口にした謎の単語もありますが…ある意味で、シグのマジの本気が見れます。
是非、ご期待頂ければと思います。
それでは。