ソードアート・オンライン~夢幻の戦鬼~   作:wing//

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今回、時系列がちょっと前後します

なんやかんやで、久々にリーファ再登場。

そして、女性陣に詰められるフォン(笑)

それではどうぞ!

P,S, リアルが忙しすぎて、アリシゼーションが全然見れない(泣

あと、UA5000突破しました!
ありがとうございます!


第3話 「追憶の22層戦」

1月6日 

新生アインクラッド22層 キリトたちのログハウス

 

冬休みも残り三日とのことで、俺たちは集まって冬休みの課題をしていた。

実家から戻って来たアスナも合流し、宿題を進める仲間たちを横に俺は考え事をしていた。

 

えっ、宿題・・・?年末に全部終わらせた。

 

・・・ということで、手持ち無沙汰な俺は分からないところがあったら、各自に教える役目を担っていた・・・のだが、

 

「・・・すぅ・・・すぅ・・・」

「気持ちよさそうに寝てるよな」

「GGOから戻って来てから、ずっと頑張ってるみたいだから」

「あれでしょ、この前、エギルの店で見たユイちゃんの・・・」

 

気持ちよさそうに寝ているキリトにつられ、場が眠気に襲われそうになった時、話題は忘年会で話題になった双方向通信プローブの話になった。

 

忘年会に参加していない俺も、一度キリトから設計図を見せてもらったことがあったので知っていた。

 

「なんとかニクスですよね?」

「「「メカトロニクス」」」

「ア、アハハ・・・そうでした」

 

リーファのとんでもワードに思わず、アスナ、リズとツッコミが被った。

 

(まぁ、そうだよな・・・ここはキリトにとっても、アスナにとっても・・・思い入れがある家だもんな)

 

ユイちゃんとピナとともに気持ちよさそうに眠るキリトを眺めながら、俺はあの時のことを思い出していた。

 

 

 

12月24日

 

土妖精領の上空に浮かぶ、浮遊城:新生アインクラッド

 

この日、行われた大型アップデートにより、21層~30層が解放された。

その直後、迷宮区を高速で突破し、俺たちは・・・21層を死守するボス〈The Lost Technology Golem〉に戦いを挑んでいた。

 

その巨漢を生かした攻撃と地面を揺らす全体攻撃により、ディーラーたちは中々近づけずにいたが、アスナたちメイジたちの魔法攻撃で隙ができたところに各自がソードスキルを使って、大ダメージを与えていく。俺も片手棍のソードスキルでダメージを与えていくも、流石はボスモンスター・・・なかなか倒れてくれない。

そんな時、

 

「はぁぁぁぁぁぁ!」

 

後衛だったアスナがボスに猛攻をかけた。細剣8連撃ソードスキル〈スタースプラッシュ〉。それが見事にクリーンヒットするも、ボスの目がいきなり輝きだしたのだ。

 

硬直で動けないアスナだったが、シノンが後ろ放った援護射撃・・・弓ソードスキル〈エクスプロード・アロー〉を放ち、その攻撃をブロックする。

 

「アスナ、もう少しよ!頑張って!」

「アスナ、行くぞ!」「決めるぞ!」

「パパ、フォンさん!殴り攻撃来ます!」

「ああ!」「了解!」

 

シノンの声援を受け、アスナが立ち上がった。その道を切り開くため、俺はキリトと共に飛び出した。ユイちゃんの指示に俺たちはそれぞれソードスキルを発動させた。

 

ボスの攻撃に合わせて、キリトは片手剣単発ソードスキル〈バーチカル〉を、俺は幻想剣《片手棍》重単発ソードスキル〈ネギルインパクト〉を放った。 

 

その一撃に奴の腕は耐えきれず、遂に砕けた。

そして・・・

 

「「スイッチ!!」」

「はぁぁぁ!」

 

アスナの放った細剣最上位ソードスキル〈フラッシング・ペネトレイター〉がボスの体を突き破った。

そのままボスの体は崩れ落ち、空中に『Congratulations』の文字が浮かんだ。

 

勝利に喜ぶレイドメンバーを置き去りにし、俺たちは一目散に22層へと向かった。

ボス部屋から階段を上り、見えた広がる景色は・・・あの22層と全く変わらない景色だった。

 

「アスナ!22層のアクティベートはやっておくから、行ってきなさい!」

「・・・!うん、ありがとう!」

 

リズの言葉に、アスナはキリトとユイちゃんを連れ、飛んで行ってしまった。

その後、少ししてから、無事にあのログハウスが買えた事をメッセージで知った時には、全員が喜んだのだった。

 

 

 

「ちょっと、アスナさん!自分が寝てますよ!ああ、リズさんまで・・・!」

 

リーファの言葉に俺はふと我に返った。

どうやら、キリトの寝顔にほとんどのメンバーが誘われてしまったらしい。

そこでアスナの提案に、休憩とともに紅茶を楽しむことになった。

眠気を覚ますため、外に出た俺達。シリカとリーファは夜空を見ていた。そんな中、リズがアスナに話しかけた。

 

「そういえばさ、アスナはもう聞いた?絶剣の話」

「ぜっ・・・けん・・・?新実装のレアアイテムか何か?」

「絶剣っていうのは、あるプレイヤーの二つ名だよ。絶対無敵の剣、って意味からなのか、絶剣って呼ばれてるんだ」

 

アスナの疑問に俺は正確な情報を教えた。

ちなみに、ユウキに名前の由来を聞いてみたら、いつの間にか周りからそう呼ばれていたらしい。本人は案外まんざらでもなさそうだったが。

 

「それで・・・その絶剣さんはどんな人なの?」

「大体1週間前くらいからかしら、噂が流れ出したのは・・・」

「アスナは年末から京都の実家だったからな。知らないのも無理はないさ」

「・・・うう、お願いだから、嫌な事思い出せないでよ・・・」

 

リズと俺の言葉にアスナはうんざりした表情をしていた。

 

「いやいや・・・いいとこのお嬢さんも大変だね」

「本当、大変だったわよ・・・着物で一日中正座して、あいさつばっかりで・・・」

「そうだよな・・・会社のパーティなんて、大体顔合わせからの社交辞令の挨拶・・・慣れない正装で肩は凝るし、空気は重いし・・・」

「夜、こっそりダイブしようとしたら、泊った離れには無線LANもないし・・・」

「そもそもネット回線すら繋いでないなんて、一体いつの時代の話なんだか・・・」

「・・・なんで、あんたまで暗くなってんのよ、フォン・・・」

 

・・・アスナの言葉に思わず、先日の父さんの仕事先のパーティを思い出し、俺まで憂欝になってしまった。

 

「・・・それに・・・・・」

「・・・・・アスナ?」

 

嫌なことを思い出したのだろうか、アスナの表情は沈んでしまっていた。

俺の呼びかけも聞こえていないようだ。

 

「アスナ・・・アスナ、聞いてるの?!」

「えっ・・・ああ、ゴメン・・・ちょっと嫌なことを思い出しちゃって・・・」

「な~にそれ・・・もしかしてお見合いでもさせられちゃった?」

「な、ないないない!ないわよ、そんなこと・・・!?」

(これはあったな、絶対・・・)

 

アスナの反応から色々察した俺は、それ以上は言うまいと思ったことを喉の奥に押し込んだ。

 

「・・・それで?強いって、その人はプレイヤー狩り専門なの?」

「ううん、デュエル専門よ」

「大会とか出てた人?」

「いや、ALOではまったくの新顔だ。他のゲームからのコンバートキャラだから、スキル数値はかなり高いぞ」

「・・・・・フォン君、なんでそんなに詳しいの?」

 

アスナの質問にリズと交互に答えていると、そんな質問が飛んできた。

 

「ああ。それは、俺とキリト、リズにリーファはもう絶剣と戦ったからな。その時に、絶剣と話もしたし」

「た、戦ったの・・・!?」

「そうそう・・・24層主街区の北にさ、でっかい樹が生えた観光スポットがあるじゃない?

あそこの樹の根元に、毎日午後3時になると現れて、立ち合い希望のプレイヤーと一人ずつ対戦するの。最初はMMOトゥモロウの掲示板に書き込みがあってさ・・・30人くらいのプレイヤーが叩きつぶしてやろうと、挑戦したんだけど・・・」

「全プレイヤーが返り討ちにされたんだ」

「か、返り討ち・・・?!」

 

アスナが信じられないといった表情をしていた。

まぁ、ユウキの実力なら返り討ちなんて、当然の結果だったかもしれないが・・・

 

「ちょっと信じられませんよね・・・コンバートしたてで、あの飛びっぷりですもんね。私なんて、空中戦闘に慣れるまで半年かかりましたもん・・・」

「シリカちゃんも戦ったの?」

「いえ、私は観戦だけ・・・デュエルを見て、勝てない相手だというのは確信しましたから・・・他の皆さんは挑んでましたけど。本当チャレンジャーですよね」

「・・・うるさいなぁ」

「なにごとも経験だもん・・・」

「フフフ・・・あっ、雪・・・」

 

アスナの言葉に空を見上げると、雪が降り始めてきた。

そろそろ休憩を切り上げ、俺たちはログハウスに戻ることにした。

アスナが作ってくれたフルーツタルトを食べながら、絶剣の話は続いた。

 

「でも、それだけ強さを見せつけちゃうと、もう対戦希望者はいなくなっちゃたんじゃないの?」

「それがそうでもないです。賭けネタがとんでもないですよ!」

 

アスナからタルトを受け取りながら、シリカが答えた。

 

「へぇ~、何かレアアイテムでも賭けてるの?」

「アイテムじゃないんです。OSSを賭けてるんです。しかもめちゃくちゃ強い、必殺技級のをです!」

「OSS!?どんなのなの・・・!?」

「片手剣汎用型OSSだ。突きをメインとしたOSSで、驚きの11連撃だ」

「じゅ、11連撃・・・!?」

「今、ALOで最大連撃数と言われてるOSSはユージーン将軍の両手剣8連撃ソードスキル〈ヴォルカニック・ブレイザー〉だからな・・・対戦希望者が殺到するのも無理ない話だ」

 

俺の言葉にアスナも納得したようで、大きく頷いていた。

 

「皆はそのソードスキル、実際に見たの?」

「はい・・・あっ、フォンさんは実際にその11連撃を受けましたよね」

 

アスナの問いに答えたリーファの言葉に、みんなの視点が俺に集中した。

 

「ああ。だから、どういったOSSなのかも知ってた、ってわけさ」

「へぇ・・・そういえば、絶剣の種族と装備は?」

「種族は闇妖精だな。武器は片手剣だが、アスナの細剣のように細いタイプだな。

戦闘スタイルもスピード型だな」

「スピード型か・・・」

「はい・・・私も空中戦で挑んだんですけど・・・

互いにHPを6割まで削るいい勝負だったですけど、武器を弾かれちゃって・・・しかも相手は最後までデフォルト技だけだったですよね」

「リーファちゃんでも無理だなんて・・・尚更、私じゃ勝機がなさそうだな・・・

そうだ、キリト君とフォン君はどうだったの?」

「「「・・・・・・・・」」」

「えっ・・・どうしたの・・・?」

 

その質問に、女子3人はニヤニヤして、顔を見合わせていた。何も知らないアスナは逆に狼狽えていた。

 

「それが・・・派手に負けたんです、お兄ちゃん」

「・・・えっ?えええええ!?だ、だって・・・!キリト君の反射速度なら・・・!キリト君は本気で戦ってたの?」

「・・・え、ええっと・・・あのくらいのハイレベルだと、私じゃ本気だったのかどうか、聞かれると、ねえ・・・」

 

困った顔をしたリズの言葉に、自然と全員の目がまたしても俺に集まった。

 

「・・・本気だったぞ。あくまでも、ゲームの中で、って意味でならな」

「・・・・・どういうこと?」

 

俺の言葉にアスナは首を傾げていた。

 

「キリトの本気、っていうのはやっぱり二刀流だろ?

けど、キリトはSAOから戻ってきてから、ほとんど

二刀流を使ってないだろう?

俺は幻想剣をそれなりには使ってるけど・・・」

「・・・そういえば、そうだね」

「これは俺の私見だけどな・・・キリトが本当の本気で戦うことなんてない方がいいじゃないかと思ってさ」

 

「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

 

「SAOやALO、GGOでも・・・キリトが本気になった時、それって、あいつの中で、VRの世界がリアルの世界になった時なんじゃないか・・・そう思ってさ」

「そうかもね・・・あいつが本気になるようなことなんて、ない方がいいのかもね・・・ただでさえ、やっかいな巻き込まれ体質なんだからさ・・・」

「・・・うん、そうだね」

 

俺とリズの言葉にアスナも感慨深そうに頷いた。

 

「・・・と、絶剣との戦いの話だったな・・・キリトは真剣に戦ってたと思うぞ・・・少なくとも手加減したとか、全力じゃなかったってことはなかったと思う」

「私もそう思います・・・ただ、ちょっと気になったことが・・・」

 

俺の言葉に同意したリーファが顎に手を当てながらそう言った。

 

「勝負が決まる前、鍔迫り合いになった時・・・お兄ちゃん、絶剣に対して、何かしゃべってたんです・・・その後、勝敗が決して・・・

そういえば、お兄ちゃん、フォンさんにも戦う前に何か言ってませんでした?」

「ああ。キリトが絶剣に何を言ったのかを分からないけど、キリトは俺にこう言ったんだ・・・絶剣はVR世界の申し子だ、って・・・」

「VR世界の・・・」

「・・・申し子・・・?」

 

俺の言葉にリズとシリカは首を傾げていたが、アスナは何かを読み取ったらしい。

 

「そういえば、フォン君はどうだったの?フォン君は幻想剣も使ったんでしょ?」

「あー・・・・・それは・・・」

「・・・?」

 

いきなりこちらに話を振られ、俺はなんと説明すべきか、言葉に詰まってしまった。アスナは不思議そうに他のメンバーを見た。

 

「ええっとですね・・・フォンさん、絶剣に勝ちかけたんです・・・」

「えっ・・・?って、ことは、フォン君も負けたの?」

「・・・・・違うのよ、アスナ」

「・・・フォンさんは、途中から幻想剣を使った二刀流で絶剣と互角以上に戦ってたんです」

「しかも、絶剣のOSSもスキルコネクトで破って、あとちょっとのところだったのに・・・最後の最後で降参したんです」

「・・・・・ええええええええええええぇぇぇ!!!」

「・・・・・・・ア、アハハハハハ・・・」

 

リズ、シリカ、リーファの報告に、アスナが叫び声と共に信じられないといった表情でこっちを見ていた。

 

「な、なんで!?」

「ま、まぁ・・・色々あってな」

「それに、降参する前後にフォンさんも絶剣と何か話してましたよね?」

 

・・・リーファさん?

 

「それに、試合が終わった後、絶剣に連れられて、どこかに飛んで行っちゃったし・・・」

 

・・・リズベットさん!?

 

「ちょっとお話しただけってことでしたけど、全然詳しいこと教えてくれませんしね」

 

シリカさんまで!?まさかの女子メンバーからの密告に思わず冷や汗をかいていた。

 

別に説明してもいいのだが、面倒くさいというか、ユウキが一緒の時の方が手間がかからないというか・・・

 

「・・・何を話してたの?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・言えない事なんだ・・・」

 

・・・貴女の事です、アスナさん・・・とは口が裂けても言えなかった。

ユウキたちの目的を話せば、説明できるが・・・これからユウキと戦うかもしれないアスナに、それを今は知ってほしくない・・・

そう思い、俺は黙秘を続けた。

 

「まぁ、いいわ・・・フォン君が話してくれないって言うのなら、直接、絶剣さんに聞くしかないわね。キリト君のことも気になるし」

「おっ、戦う気・・・?」

「勝てるとは思わないけどね・・・その絶剣って人のことは気になるし・・・」

 

・・・という訳でアスナも絶剣・・・ユウキに勝負を挑むことに決めたようだ。

ひとまず安心といったところか・・・

 

「あっ、いけない!晩御飯に遅れちゃう!」

「それじゃ、今日はお開きにしましょう」

 

アスナとリーファの言葉に片付けを始め、シリカとリーファはキリトたちを起こしに行った。

 

「ねぇ、リズ、フォン君」

「うん?」「どうしたの、アスナ」

 

真剣な表情のアスナに呼び止められ、どうしたのかと思い、そう答えた。

 

「絶剣はコンバートプレイヤーだって、言ったよね・・・それって、この前の事件みたいな・・・」

「・・・元SAOプレイヤー、じゃないかってことか?」

「・・・(コクッ)」

 

アスナの言いたいことが分かり、言葉を引き取った。だが・・・

 

「私たちも気になってさ・・・キリトにもそう聞いてみたんだ・・・そしたら・・・」

「キリトはこう言ったんだ・・・もし絶剣がSAOにいたら、二刀流のスキルは俺じゃなく、あの絶剣が習得していただろうって・・・」

「・・・ええ・・・!?」

 

シリカたちに落書きされ、寝ぼけているキリトを見ながら、リズと俺はそう答えた。

その言葉をキリトから聞いた時、俺も信じられない気持ちでいっぱいだった。

そして・・・あのキリトを超えるユウキ・・・そんな彼女がなぜ1パーティでのボス攻略にこだわるのか、ただ記念にというだけが目的ではない気がしていたのだった。

 

 

 

Open your eyes for the next SAO

 

「ちょっと、リズ・・・絶剣って、女の子なの!?」

「あれ、言わなかったっけ・・・・・?」

 

「そっか・・・もしかして、お姉さんがバーサクヒーラーさん?」

 

「うん!フォンの言う通りだった!お姉さんに決めたよ!!」

「えっ・・・えっ!?」

 

『ユウキVsアスナ』

 

 




【ソードスキル解説】
幻想剣《片手棍》重単発ソードスキル〈ネギルインパクト〉
対象に強力な内部振動を与えるソードスキル。
幻想剣の武器破壊促進効果に加え、このソードスキルにもその効果が含まれるため、クリーンヒットした時には、フロアボスの武器でさえ、破壊する。
溜め攻撃が可能で、威力倍加が可能。

常識人は苦労する・・・

ちなみに次回予告は、基本ライダーの次回予告に合わせた感じです。
脳内でBGMを鳴らしながら、読んでください(笑)

次回更新 28日0時


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