次回はがっつり書きますので、ご容赦下さい。
初っ端から甘々空間形成されてますので、ご注意下さい。
それではどうぞ!
「それじゃ、明日奈。また今夜ね!」
「うん。あとでね、木綿季」
明日奈の家に和人が行くことになり、木綿季を迎えに行くこともあって、一緒に明日奈の家へと向かった俺達。和人と入れ替わりで出てきた木綿季をバイクに乗せ、帰路に着いた俺達。どうやら、明日奈と木綿季は今日、カラオケに行くことになっているらしい。
だが、俺はある考えごとをしながら、俺はバイクを運転していた。すると・・・
「ねぇ、蓮・・・何かあった?」
「・・・・・やっぱり分かるか?」
「うん・・・だって、いつもの蓮じゃないもん」
木綿季にそう聞かれ、隠し通せないと思った俺は正直に話すことにした。
「木綿季はさ・・・もし、悲しいことや辛い記憶を消せるとしたら、嬉しいか?」
「・・・・・そう聞かれたの?」
「・・・SAOの記憶なんて消した方がいいんじゃないか・・・そう聞かれたんだ」
重村教授に言われたことを思い出し、木綿季に打ち明けた。あの時は、感情のままに反論してしまったが・・・冷静となった今、本当に正しかったのかどうか、迷っている自分がいたのだ。それこそ、忘れたくないと思っているのは、自分が平行世界の人物で、そう感じているからなのではないか・・・和人たちも本当は忘れられた方がいいのではないか・・・そうではないと頭では分かっていても、不安に感じたのだ。
俺の話を聞いた木綿季は少し考えてから、話し始めた。
「・・・確かに、そんな記憶は捨てたいと思ったことはあるよ?忘れられたら、どんなにいいことだろう、って考えたこともある・・・・・でもね、蓮。僕はそれでも覚えていたいと思うんだ」
なんとか言葉を見つけながら、木綿季は言葉を続けた。
「今の僕があるのは、そんな記憶も全部ひっくるめて、僕を創ってくれてるんだって、僕は思うんだ。自分が覚えておきたい記憶だけなんて・・・それこそ空っぽのまんまじゃないのかな?今、こうして、蓮と一緒にいられるのも、そんな積み重ねのおかげだと僕は思う」
「・・・・・そっか。そう、だよな」
「うん!・・・って、れ、蓮!?」
木綿季の言葉に、どこか安心した俺はそのまま木綿季をベッドへと押し倒していた。慌てる木綿季は顔を真っ赤にさせていたが、抵抗は全然しなかった。
「・・・ありがとう、木綿季。ちょっと勇気がほしかったんだ」
「・・・・・勇気、ついた?」
「・・・・・もう少しだけ、分けてほしいな?」
「いいよ・・・それじゃ・・・」
そう言って、木綿季は俺の唇を奪った。ソフトなキスだが、それだけで木綿季の想いが伝わってきた。
「・・・まだ、足りない?」
「いや・・・もうMAXだよ。木綿季、明日奈の記憶は必ず取り戻す。だから、明日奈のことを頼んでいいか?」
「・・・うん。任せといて!」
俺のお願いを、木綿季が笑顔いっぱいで応えてくれた。
「だけど・・・一つだけ、約束して?」
「・・・なに?」
「・・・・・絶対に無事に帰って来てね?」
「ああ・・・!」
その言葉に強く頷き、今度は俺が木綿季の唇を奪った。そのまま、約束の時間まで俺たちはイチャつくのだった。
明治神宮・・・20時45分
(和人の奴・・・どこにいるんだ!?)
時間になっても、待ち合わせ場所に来ない和人を探して、俺は神社の中を走っていた。すると、警備員と誰かが話しているのが見えた。それは・・・
「キリト!」
「っ・・・フォン!?」
「なにやってんだよ!もうイベント始まるぞ!」
「わ、悪い!とりあえず、行きながら話すよ!ありがとうございました」
「すみません、失礼しました!」
警備員さんにお礼を言ってから、俺たちは駆け足で移動を始めた。和人曰く、フードの少女・・・悠那に会ったらしい。明日奈の記憶を取り戻したいのなら、ランクを上げるようにと言われたらしい。
事情を聞き、滑り込みでボス戦に参加した俺たちは、実質二人でボスを相手取っていた。
「キリト、スイッチ!」
「おう!はあぁぁぁぁぁぁ!」
ボスの振るう腕と同一化している剣を弾き、キリトがラストアタックを決める。リザルト画面を確認せずに、俺たちは次の戦場へ駆け出した。
『昨日と同じように、現在20から30層のボスが次々と都内に出現しています!』
「最短ルートで全て倒す!」
「ユイちゃん、こっちにもナビをくれ!道案内よろしく!」
『はい!』
オーディナル・スケールを解除し、バイクにまたがり、次の目的地へ向かう。
ボスバトルに乱入し、二人のコンビネーションで倒しては移動、倒しては移動・・・
それを繰り返す内に、俺たちは最後の一体である28層ボス『ワーヒラ・ザ・ブラックウルフ』と対峙していた。
ガキィン!
「ぐぅう!このぉ!」
歯を剣で受け止め、カウンターで一撃を喰らわせる和人、俺もそれに併せ、足にダメージを与えていく。そして、一定ダメージを受けたボスはその体を煙に変えた。
「ふっ!はぁ!」
「ぜやぁ!せぁぁ!」
スピードと三次元空間を生かした突撃を、俺と和人は交互にパリィしていく。
「お、おいおい・・・ほとんど二人でダメージ与えてるぜ?」
「すげぇ・・・」
周りのプレイヤーたちは俺たちに圧倒されているようだが、俺も和人も連戦状態で、何を言っているのかまで、聞き取る余裕がない状態だった。それでも、俺と和人は、他のプレイヤーに目もくれず、ボスに猛攻を仕掛けた。だが、
『WOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!』
「これは!?・・・危ない!」
ボスの大技が発動し、いつもの癖で他のプレイヤーを突き飛ばしたせいで、俺は回避できずに影の針に串刺しにされてしまった。HPがどんどん減っていき、焦るも・・・残り2割のところで、減少が止まった。
(あ、危ねぇ・・・!?)
大技を繰り出し、パターンとしての突進を繰り出してきたボスに、
「決めるぞ、フォン!」
「ああ!」
和人がボスの体を突き刺し、俺はその下をスライディングで滑り込み、切り裂いた。
その挟み攻撃により、最後のボスも光の粒子へと体を分解させたのだった。
「はぁ・・・はぁ・・・!」「・・・ふぅぅぅ・・・」
息を整えながら、俺と和人は自身のランキングを確認していた、俺が8位、和人が9位にまで上昇していた、すると・・・
「コングラチュレーション・・・!」
「「・・・・・!!!」」
俺達に拍手を送りながら、嗤うエイジがいた。
「やっと・・・このゲームでの戦い方を学んだようですね。黒の剣士さん、無限の戦鬼さん」
「っ・・・お前ぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
エイジの言葉にキレた和人が斬りかかるも、すんなりと投げ飛ばされてしまった。
「(今の動き・・・?)キリト・・・っ?!」
「おとなしくしてもらえますか?音弥さん」
エイジの動きに違和感を覚え、和人に助太刀に入ろうとしたところで、尚也に剣を突き付けられた。俺は思わず、尚也を睨んでしまった。
「・・・怖い顔だ。そんな顔もできたんですね?」
「・・・お前達の目的はなんだ?アスナの記憶を返してもらおうか?」
「・・・・・慌てないでください。今、兄さんから招待状が届いたはずです」
「(・・・こいつら、兄弟なのか?)招待状・・・?これのことか?」
尚也の言葉から、エイジと尚也が兄弟であることを知った俺は、『E』という差出人からのメールを開いた。
『ユナのライブに来い。そこで『閃光』の記憶を返してやる』
と書かれていた。
「ユナの代わりにご褒美を差し上げますよ。行くぞ、カレット」
「・・・うん。はぁぁぁ!」
「「っ!?」」
尚也・・・エイジにカレットというプレイヤーネームで呼ばれた彼は剣撃で煙幕を作った。煙が晴れたころには、二人とも姿を消してしまっていた。
その場には、俺と和人だけが残されていた。
尚也の『カレット』というプレイヤーネームは英語の『現在』を意味する『Current』から来ています。『時代』を意味するエイジとの関連が由来です。
次回は、エイジ・カレットとの決戦になります。
その前に、短編の投稿ですが・・・(笑)
次回更新 15日0時予定
まだ構想段階ですが、番外編でアリシゼーションの前日譚になる『バーサス』のお話を書こうかと考えてます。フォンの相手はどういった相手がいいでしょうか?(アクセル・ワールドのキャラはなしの方向で考えてます。アリシゼーション編に登場する武器に関連した相手を想定しています)
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全部(作者が死にます)