D story   作:Azzoo

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前回、読んでいただいた方、ありがとうございました。
誤字脱字と、謎の自己設定をご了承のうえ、読んでいただければ幸いです。


第2話「レインボーウイング」

住み始めてからというもの、フランは幽々子に様々なことを教えてもらった。その中でも、とっておきのものを紹介しよう。といっても、幽々子に教わった最後のことだが。

冒頭で言ったように、正丸では2つのチームが争いあっている。何か月か前、最後の大一番をやろうとえーりんがいってきたのだ。

え「じゃあ、ここの往路を一番速く走り抜けたものがここに残る。それでいいわね?」

ゆ「ええ。」

み「私にやらせてください!幽々子様!」

ゆ「だめよ、みょん。第一、あなたのZだって、まだ仕上がってないのよ?」

み「そっそれは・・・。」

フ「ばとる?」

ゆ「そうよ。ここを誰が一番速く走れるかを競うの。それの大一番。負ければここを潔く出でいかなければいけないのよ。」

フ「そんなぁ!」

ゆ「まぁ、おちついて。まだ負けと決まったわけじゃないのよ?それと、フランちゃんには隣に乗ってもらうわ。」

フ「いいんですか?」

ゆ「ええ。これが最後の私のここの走りになるか、味方としての走りになるか。どちにしても、あなたに教えられるのはこれで最後よ。よく見ておきなさい。」

フ「はい!」

ゆ「それじゃあ、はじめましょうか。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

案の定、結果は見えていた。幽々子が一番最初にやってきたということは、一番正丸峠を攻め込んでいるのも、また幽々子なのである。さらに、バトル内容では、チーム亭側は鈴仙セリカGT-FOUR、チーム楼側は幽々子スズキカプチーノと、コーナリング性能が高いカプチーノのほうが圧倒的に有利なのだ。

セリカを降りて、鈴仙はどこか、悲しげな表情を浮かべていた。

れ「ごめんなさい、師匠。わたし・・・。」

え「いいのよ、ある程度、結果は見えていたわ。だから、てゐと姫には荷物をまとめといてもらったわ。」

れ「私が負けるってわかってたんですか!?」

え「ええ。私は結果がはっきりしないと、むずむずするし、いい峠も見つけてあるわ。ここからそう遠くはないわ。だから安心して。」

鈴仙は言い返そうとしなかった。自分が負けたのは事実だからだ。覆そうとしても、代わるものではない。

いっぽう、チーム楼側。フランは圧巻してまったくなにも考えられなかった。

ゆ「大丈夫?」

フ「え?あ、はい。大丈夫です。」

ゆ「ふふふ。かわいいのね。これで私たちの勝ち。だから、」

フ「だから?」

ゆ「今からフランちゃんには、引っ越しをしてもらうわ。」

フ「え!?え?」

ゆ「あなたも、いつまでも家にいるようじゃ、成長しないから、ここに、(元チーム亭の事務兼)引っ越しして私たちに敵対する勢力となってもらう。そうすれば、もっとあなたのテクニックはすごいことになるわ。」

フ「・・・。わかりました。」

少しさみしい気もしたが、それが事実だ。それから2年間は、フランはたった一人でチーム楼に挑み続けた。

転機が訪れたのは、実に当然であった。住み始めてからというもの、フランは幽々子に様々なことを教えてもらった。その中でも、とっておきのものを紹介しよう。といっても、幽々子に教わった最後のことだが。

冒頭で言ったように、正丸では2つのチームが争いあっている。何か月か前、最後の大一番をやろうとえーりんがいってきたのだ。

え「じゃあ、ここの往路を一番速く走り抜けたものがここに残る。それでいいわね?」

ゆ「ええ。」

み「私にやらせてください!幽々子様!」

ゆ「だめよ、みょん。第一、あなたのZだって、まだ仕上がってないのよ?」

み「そっそれは・・・。」

フ「ばとる?」

ゆ「そうよ。ここを誰が一番速く走れるかを競うの。それの大一番。負ければここを潔く出でいかなければいけないのよ。」

フ「そんなぁ!」

ゆ「まぁ、おちついて。まだ負けと決まったわけじゃないのよ?それと、フランちゃんには隣に乗ってもらうわ。」

フ「いいんですか?」

ゆ「ええ。これが最後の私のここの走りになるか、味方としての走りになるか。どちにしても、あなたに教えられるのはこれで最後よ。よく見ておきなさい。」

フ「はい!」

ゆ「それじゃあ、はじめましょうか。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

案の定、結果は見えていた。幽々子が一番最初にやってきたということは、一番正丸峠を攻め込んでいるのも、また幽々子なのである。さらに、バトル内容では、チーム亭側は鈴仙セリカGT-FOUR、チーム楼側は幽々子スズキカプチーノと、コーナリング性能が高いカプチーノのほうが圧倒的に有利なのだ。

セリカを降りて、鈴仙はどこか、悲しげな表情を浮かべていた。

れ「ごめんなさい、師匠。わたし・・・。」

え「いいのよ、ある程度、結果は見えていたわ。だから、てゐと姫には荷物をまとめといてもらったわ。」

れ「私が負けるってわかってたんですか!?」

え「ええ。私は結果がはっきりしないと、むずむずするし、いい峠も見つけてあるわ。ここからそう遠くはないわ。だから安心して。」

鈴仙は言い返そうとしなかった。自分が負けたのは事実だからだ。覆そうとしても、代わるものではない。

いっぽう、チーム楼側。フランは圧巻してまったくなにも考えられなかった。

ゆ「大丈夫?」

フ「え?あ、はい。大丈夫です。」

ゆ「ふふふ。かわいいのね。これで私たちの勝ち。だから、」

フ「だから?」

ゆ「今からフランちゃんには、引っ越しをしてもらうわ。」

フ「え!?え?」

ゆ「あなたも、いつまでも家にいるようじゃ、成長しないから、ここに、(元チーム亭の事務兼)引っ越しして私たちに敵対する勢力となってもらう。そうすれば、もっとあなたのテクニックはすごいことになるわ。」

フ「・・・。わかりました。」

少しさみしい気もしたが、それが事実だ。それから2年間は、フランはたった一人でチーム楼に挑み続けた。

転機が訪れたのは、実に当然であった。それはフランが500年余り生きてきた中で、一番の天気であった…。 

 




今回、気づいた方もいるでしょうが、バトルシーンが大胆カットされております。これは、僕の表現力が足りないと判断したからです。
プロローグ編ですが、かなり続く予定です。それをご承知のうえ、次回も読んでいただければ幸いです。
評価、コメントお待ちしております。
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