前回までのあらすじ。
チルノからの挑戦状。そして霊夢のエンジンノック現象。
これはただ事ではないことだ。
だが、それでもバトルをしようとするチームがある。GodWings.走り屋のプライドなのだうろか…?
今夜は忙しくなりそうだぜ!
――――次の日。フランは戦前の前に一眠りしていた。
そして、霊夢と魔理沙は、前日のロードスターのエンジンノックの本格修復にかかっていた。
魔「まったく、派手にやったな。結構金属が…いてっ。」
霊「そう?前回もこんなもんじゃなかった?」
魔「そんな前のこと、ぜんぜん覚えてないぜ。なにせ・・・もう何年前の話だと思ってんだ?」
霊「すまんすまん。」
そう愚痴をたたきながら、まずはエンジンルームの掃除、その後は―――まあいろいろ。
一方咲夜は、自宅に無事戻った大妖精に昨日のことを連絡していた。(番号?タ○ン○ージで調べたんじゃないかな?)
咲「(プチッ)あ、大ちゃん?」
大『はい。どうしたんですか?いきなり。』
咲「うん。それなんだけど、チルノがここにいるらしいのよ。」
大『え!?ほんとですか?』
咲「うん、そうなんだよ。昨日ガレージのほうに帰ってきたら手紙が置いてあってね。それが、チルノからの挑戦状だったの。」
大『チルノちゃんから挑戦状・・・・。それ、いつなんです?私も行ってみたいんです。』
咲「別にいいけど・・。今日の午後20;00。秋名湖秋名峠連絡道秋名湖側だって。来るのはいいけど・・。何かできるかどうかはわからないわよ?」
大『いいんです。チルノちゃんが見れるならそれで。』
咲「はあ…。まあ、頑張ってね。」
大『はい。(プツッ)』
咲「はあ…。今の聞いた?魔理沙。」
ふと背後には、今まで修復作業をしていたはずの霊夢と魔理沙がいた。
魔「ああ、聞いたぜ。なんでも行きゃあいいってもんでもないと思うけどなー。」
霊「じゃあ、私も行こうかしら。」
魔「はあ?おまえのロスタ。まだ治ってないじゃんかよ!」
霊夢が急いでロスタノ持ち場に戻った。
霊「だから速く治そうって言ったでしょー!ほーら!」
魔「お、おう。」
それからわずか2時間ほどで作業は完了した。霊夢は疲れ切って寝た。魔理沙も同じく。
レミリア?寝てますよ、さっきから。
咲「襲うんだったらご自由に。」
おお、怖い怖い。
――――――午後19;30 秋名湖―――――
フランは30分も前に秋名湖に入った。コースの感じをつかむためだ。ついでに霊夢も付き添いでいた。
フ「なんか、不自然だね。」
霊「なにが?」
フ「だってさ、いつもプラクティスの時は霊夢が運転席にいるじゃん?」
霊「あ、まあ確かに。」
フ「だけどさ、今は私がいるじゃん。」
霊「あのねえ…。これはあなたの勝負。あなたが運転席にいるのは当たり前じゃない。」
フ「そ、そうだよね。」
そう言いながら、フランはGT-Rを軽妙な手つきで動かす。
霊(こいつがかの埼玉で最強と言われたレインボーウイングか…。激しい。すごく息苦しいプレシャーがかかってる・・。)
むろん、フランはオーラは放っていない。だが、霊夢がそう言ってるのだからそうなのだろう。
―――――――秋名湖 午後19;55―――――
フ「来たね。」
霊「ええ。」
道路の向こうから、白のインテと、白のレビンが来る。むろん大妖精とチルノだ。
ボロロロロロロロキュッ
中から2人が下りる。
チ「ふう・・。久しぶりだったね。2人でツーリングなんて。」
大「・・・うん。そうだね。」
チ「・・・?どうしたの大ちゃん?」
大「な、何でもないよ(汗)」
チ「さて…。そっちの準備はできてるね?フランちゃん。」
チルノの目つきが変わる。走り屋の目つきだ。
大「・・・!」
フ「もちろん。さっさと始めようよ。」
チ「じゃあ、この秋名湖を3周して、速かった方の勝ちってことで。」
フ「うん。そうだね。」
霊「じゃあ、始めるわよー!」
連絡道路から出て、秋名湖のコースに2台の車が並ぶ。
「5!4!3!2!1!GO!」
ギュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンブロオオオォォォォォォォォォォォォン
2台が飛び出す。
最初は緩やかな連続コーナー。有利な方といえば、インテグラだろうか。GT-Rよりは軽い。
しかし、先頭を取ったのはGT-Rであった。理由は言わなくてもわかるはず。
フ「フッ。先行できたなら、あとはブッチだね。速攻で終わらせてあげるよ。」
チ「フフフッ。最後に笑うのはこっちの方だよ。フ ラ ン ちゃん。」
コーナーを抜けると、ちょっと長い直線。そのあとに唯一のヘアピンコーナーがある。
相変わらずの一驚大勢だが、ちょっとずつフランの心境に変化が現れる。
フ「・・・!なんか狙ってる?…怖いよ…。そのヘッドライト。」
チ「フフッ。なんといかすごいね。そのごっついボディ。それを操るドライバーの繊細さ。でも完璧じゃない。隙が見える。」
ヘアピンに入る。GT-Rは減速するが、インテは減速しない。
フ「!?なぜ減速しない!?」
チ「私はわかったんだよ。あなたの弱点。それはコースの幅を十分に使いきれてないことだ!」
フ「クッ。譲るしかない…!」
インテがアウトからGT-Rをぶち抜く。
フ「でも…!見てろ!」
フランがアクセルを全開に開ける。でも、追いつけない。その理由は明白だ。ヘアピンあとは3つの連続コーナー。決してアクセルを全開にしたところで、抜ける幅もない。
チ「無駄だということがまだわからないのか。馬鹿はどっちなんだい?フフッ。」
フ「…!よしわかった。遠慮しないぜ!」
2週目に入る。
ここに入って、GT-Rの動きに変化が現れる。
フ「私は…焦っていた。勝たなければ。そうとばかり思っていた。だが今は違う。前と同じフランドールと思うなよ!チルノ!」
チ「ちょっとずつペースが速まってる。それでこそフランちゃんだ。こっちも遠慮しないよ!」
―――――スタート地点 旅館前―――――
大「あの…。霊夢さん?」
霊「ん?どうした大ちゃん?」
大「私と一戦お願いしてもいいですか?」
霊「別にいいけど。どこがいい?」
大「秋名でいいです。」
霊「分かったわ。じゃあ移動して、フランたちが終わったらこっちも始めましょう。」
大「はい。」
そういうやり取りに振り向かず、GT―RVSインテグラのバトルは続く。
フランとチルノは抜きつぬかれつのデットヒートを繰り広げていた。
フ「ここだっ!」
フランが最初の連続コーナーで前に出る。
チ「こっちだって!」
チルノも負けじとヘアピンで前に出る。
フ・チ「なんて楽しいバトル…。でも、負けたくない!」
そして、3周が過ぎ…。決着がついた。勝者はフランだった。最後の緩やかなコーナーで前に出たのだ。それにチルノは落ち着いて対処したが間に合わなかった。というのが決着だった。
フ「フ~。勝ったあ~!」
チ「負けちゃった。でも後悔はしてないよ!ありがとうフランちゃん!」
フ「こっちこそ!」
チ「あれ?でも大ちゃんいないよ?」
フ「霊夢たちどこ行ったんだろう…。たぶん秋名の峠じゃない?」
チ「そうかもね。行ってみようよ!」
フ「うん!」
次回予告
次回は大妖精VS霊夢。
はたして霊夢は100%の力を発揮できるのか!?