知られざるハクの過去を知った魔理沙。
そして、白魔理沙の正体とは!?
魔理沙は朝の3:45ぐらいに就寝したためか、昼間に飯で起きた以外はほとんど寝ていた。
それを不安に思ったメンバーたちが、動き始める。(ただのおしゃべり)
―――土坂頂上 午後16:00―――――――
レ「なんか、魔理沙すごい寝てない?」
霊「そう?あー…。でも、まあ、そういわれてみれば、そうかもね。昼に起きたとき以外は、寝てるもんね。」
レ「フランたちも、ね。」
霊「まあ、朝聞いた話だと、フランは早朝に一回、目が覚めてそれからしばらく眠れなかったそうなのよ。」
レ「あーだからかな。おそらく咲夜も同じ理由かと―――」
霊「咲夜は日常の疲れでしょjk。」
レ「言われてみればそうかもね。(笑)」
――――そして、夜が来る。明かりのない夜中が。
―――――土坂頂上 午後19:30―――――
文「わざわざ1日伸ばしてくれるなんて、さすがですね。」
レ「皮肉っぽい。」
フ「文さん、ぬえちゃんに似てウザくなってきてる気がする。」
咲「というかウザい。」
霊「おっ、そうだな。」
文「あやややや…。」
魔「なにしてんだ?文。さっさと車並べて始めようぜ。」
レ「妙に乗り気ね。昨日とは大違いなんだから。」
魔「そりゃ、そうだな。だって今の私は昨日の私とは違う。それを今からお前らに見せてやるよ。」
ハク「そうだね。」
止まっていた2台の自動車。FDとエボⅢがそれぞれ往路のスタート地点を目指す。FDからは何かが漂っているようだった。
――――――土坂 往路スタート地点 午後19:45――――――
魔「どっちが先行にするんだ?」
文「また私が先行でもいいですかね?」
魔「分かった。」
咲「それじゃあ、カウント行きます!」
「5!4!3!2!1!Go!!」
ドギャギャギャギャギャギャギャギャ………
文(さーて、頂上での自信のほうを拝見させていただきますよ。)
魔「ハク。あの時の融合、あれやるぞ!」
ハク「は!?あれって、私が実体化しないとできないんだよ!?針助君だっていないんだし…。」
魔「ごちゃごちゃ言ってても仕方ないだろ。今はバトルなんだから、勝たなきゃ終わんないぞ!?」
ハク「分かった。魔理沙がそこまで言うなら、私やれるだけやってみるよ!」
魔「そう来なくっちゃ!それじゃ、行くぞ!」
ハク「うん!!」
FDが光り始める。
文「え!?何が起きてるんです!!?」
モブ30「なんかひかり始めたぞ!?」
モブ31「いったい何が起きてるんだ!?」
そして…光の中からは、白いFDが現れた。
白魔「そうだ!やればできるじゃないか。」
(そ、そうだね・・。できたね。)
白魔「それじゃ、いくぞ!」
文(…!ペースが…上がってる!?)
前回、エボⅢにどんどんと離されたポイント。今度はFDが差を詰めている。
文「な、何が起こってるんです!?」
白魔「文。ペースが乱れてるぜ!そんなんじゃあ、私には絶対に勝てないぜ!」
FDがスッとエボの前に出る。
文「な!?」
白魔「これで…チェックメイトだ!」
文(まだだ・・。まだ私は諦めない!)
エボは必死に隙を探しに行くが、FDには一切の隙さえもなかった。
アウトインアウトのしっかり取れた自信のあるラインどり。アクセルに迷いがない。踏むところは踏んで、ドンピシャのブレーキタイミング。
文(クッ…!どれだけ隙がなかろうと、私は絶対にあきらめるもんか!抜くポイントはいくらでもある!それを見極めていけばいいだけの話なんだ!)
白魔「文のやつ…。まだあきらめてないな。もうちょっとペースを上げてちぎるか。」
(わかった。)
さらにFDのペースがグンと上がる。
文(くそっ!なんで追いつけないの!)
――――――土坂頂上――――――
ブロロロロロロロオオオオオオン
レ「来たわ。」
霊「ええ。」
2人の目の前を、白いFDが通過する。
レ・霊「え!?何今の!?」
霊「ねえ、レミ。これって、魔理沙とブン屋のバトルよね?」
レ「え、ええ。そうよ。」
霊「何で白いFDが混ざってるのよ?!」
レ「知らないわよ!ちょ、ちょっと咲夜に聞いてみる。」
レミリアは1号車の中からトランシーバーを取り出し、咲夜につなぐ。
レ「ね、ねえ咲夜?」
咲『なんですか?』
レ「あなたがカウントした時、FDは何色だった?」
咲『もちろん、黄色でしたよ。』
レ「こっちでは白いFDが通り過ぎてったんだけど。」
咲『え!?それほんとですか!?』
レ「ほんとじゃなかったらなんでわざわざトランシーバーなんかにかけてるのよ。」
咲『と、とにかく、そちらに向かいます!』
レ「わかったわ。」
咲夜は急いでFCに乗り込み、頂上を目指す。後ろにはフランが寝ている。
咲(まだフラン寝てるし・・。ま、まあ起こさなきゃいいべ。)
咲夜はFCを飛ばす。
フ「むにゃむにゃ…。あ、咲夜おはよ~。」
咲(なぜ今起きるんだ~!!)「お、おはようございま~す。」
フ「あの。疑問が二つあるんだけど。」
咲(今聞くな!あとだ!後で聞け!)「なんですか?」
フ「まず一つ目に。今何時?」
咲(あ?知るか!)「だいたい8時ぐらいですかね。」
フ「じゃあ二つ目。なんで今動いてるの?」
咲「ちょっと頂上のお嬢様から連絡がありまして。」
フ「ふ~ん。どんな?」
咲「詳しくは、頂上で話しますよ。」
フ「分かった。」
――――――土坂頂上 午後20:03――――――
咲夜とフランが頂上に帰ってくると、魔理沙が帰ってきていた。バトルは決着がついていたのだ。
レミリアと霊夢が魔理沙に詰め寄っていた。
レ「ねえ!魔理沙!あなたちゃんとバトルしてたわよね!?あ、咲夜!」
魔「な、なあ助けてくれよ咲夜。なんか変なこと聞いてくるんだ…。怖くて仕方がないんだぜ!」
咲「助けてくれと言われても・・。私はカウントした時のことしか知らないし…。」
霊「そうよ!だいいち―――」
魔「あーもう!わかった!私の口からちゃんと説明する!だから落ち着け!」
レ「お、おう。」
フ「・・・・・・?」
魔「白いFDに乗ってたのは私だ。それはな・・。この、」
魔理沙がFDのボンネットを開く。
魔「このエンジンに取りついている幽霊、ハクと融合した姿が、お前らの見た、白いFDだったってわけさ。」
霊「取りついている…幽霊!?」
魔「そうさ。」
フ「なるほど…。これですべて合点がいった。」
魔「…フラン?」
フ「魔理沙。そのFDって、この世界に来てからずっと乗ってるんだよね?」
魔「ま、まあな。」
フ「私と魔理沙でバトルしてた時、どんどんあり得ないほどにペースが上がっていったんだ。それはおそらく、このハクちゃって子と魔理沙が融合仕掛けてたんだよ・・。わかりやすく言うと…そうだなぁ、気が高まるとか、同じこと思ってるっていうか?とにかく、そんな感じだったんだよ。」
魔「なるほどな…。」
ハク「ふ~ん。」
霊「だ、誰!?」
ハク「私だよ。今魔理沙にご紹介を預かりました、ハクでございます。」
ハクが実体化して現れる。
レ「あんたが…魔理沙の言うハクってやつなのね?」
ハク「そうですよ。」
フ「ふ~ん。あなたがそうなのね?」
ハク「あなた、ずいぶんと私のこと詳しく言ってくれるね?」
フ「それはどうも。」
ハク「とにかく。これからも、私は魔理沙のFDにいるつもりだから。以後お見知りおきを。」
ハクが再び、幽霊となってFDに吸い込まれる。
レ「さて、帰りましょうか。着いたら休暇を取りましょう。そうね…2週間でいいかしら?」
フ「わかった!」
咲「賛成です!」
次回予告
休暇中はバッサリカット。
次回からは新たなステージへ…!
今回からだいぶ戻ってきた気がします。
これからも更新続けていくつもりなんでよろしくお願いします。