D story   作:Azzoo

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前回までのあらすじ
VS文・ぬえ戦から1週間後
ある人物たちは、次回のバトルについて悩んでいた―――。


VS命蓮寺混合チーム
第33話「不安」


―――――8日後 栃木県某所 ―――――

 

走り屋1「なぁ、ここにも来るんだってな?ゴッドウイングス。」

走り屋2「ああ。なんか、すごい情報は入ったんだけど、前回のバトルでアザーカーが乱入してきたらしいぜ。」

走り屋3「それまじかよ!」

走り屋2「だって公式のHPに乗ってたんだぜ。ウソなわけないだろ。」

走り屋3「それもそうだな。」

 

??「今の聞いたかい?」

 

??「ああ、奇妙なこともあるもんだなぁ。」

 

??「それより、さ。ゴッドウイングスから手紙が来たんだ。」

 

??「それ、ほんとかい!?」

 

??「本当だよ。ほら、ここに手紙があるんだ。」

 

『 拝啓 命蓮寺仮拠点 様へ

     ようやく草木もえいづる季節となりました。

     さて、今回はバトルのお知らせをおも仕上げます。こちらの詳細については、HPを作ってあるので、そちらをご覧ください。

     良い返事をお待ちしております。

     では、都合がよければ1週間後に命蓮寺(仮拠点)前駐車場にてお待ちください。

敬具

               GodWings代表取締役  レミリア・スカーレット  』

 

??「フ~ン、なかなか礼儀正しいもんじゃないか。なあ、星ちゃん?」

 

星「そうだね。見る限りはかなり礼儀正しいな。ナズー。」

 

ナ「ところで…。相談なんだが。」

 

星「どうした?」

 

ナ「聖が捕まったらしい。」

 

星「はぁ…。って!それって相当まずいんじゃ…。」

 

ナ「そうでしょ?本当はうちは聖がダウンヒルで、星ちゃんがヒルクライムなはずだったんだけど…。聖の罪状は、1か月と反省車両の製作らしい。」

 

星「またうちのガレージに車が増えるのか…。」

 

ナ「はぁ…。うちに命蓮寺システムなんて変なものがなければなぁ…。」

 

星「そうだね。それよりさ、ナズーが出るってことはできないの?」

 

ナ「それも考えてみたんだけど…。どうも最近はギャランの調子が特に悪くて…。おそらく、いま走り出せば確実に逝って、私も牢屋逝きさ。」

 

星「それは非常にまずい…。小傘も今はいないし。」

 

ナ「でしょ?だから私が出られる可能性は低いんじゃないかな。」

 

星「じゃあ誰が―――」

 

 

??「あ、あのっ!」

 

 

ナ「ん?君は…ムラサ?」

 

ム「そうです。私。村紗水蜜です。」

 

ナ「ああ、そういえば聖が、幻想郷時代に特に悪いことしたやつは、リスポーンするって言ってたっけな。」

 

ム「そうなんですよ!だから私、秋田からわざわざここまで来たんですよ!?」

 

ナ「おお、それは疲れたな。ところでさ、ムラサ。」

 

ム「はい?」

 

ナ「何でここまで来たんだ?」

 

ム「もちろん…車ですよ?」

 

ナ「見せてもらってもいいか?」

 

ム「いいですけど…。」

 

ナ「行くよ、星ちゃん。」

 

星「うん。」

 

2人は席を立ち、お会計を済ませ、外に出る。

そして、ムラサの車を見た2人は唖然とした。ムラサの車S14だった。

 

ナ「ね、ねえムラサ。これって…ほんとにムラサのだよね…。」

 

ム「そうですよ♪」

 

ナ「まじかよ…。」

 

星「いいんじゃない?今度のb―――」

 

ナ「ば、馬鹿っ!言うんじゃない!

ム「なんです?」

 

ナ「はぁ…。ここまで行ったら、言うしかないか。とにかく、寺院までついてきて。事情はそこで説明するから。」

 

ム「分かりました。」

 

そうすると、3人はそれぞれの車に乗り、一路、命蓮寺に向かう。

 

―――――妙蓮寺寺院 午後16:45――――

ム「で、話ってなんですか?」

 

ナ「あのね…。ムラサ。私たちは来週、あるチームとバトルしなければならないんだ。」

 

ム「あるチーム?」

 

ナ「GodWingsと言って…聞いたことない?幻想郷時代に住人だった人物を倒しに行ってるんだけど。」

 

ム「へ~。そういうチームがあるんですか。」

 

ナ「それでね、単刀直入に言おう。君のそのS14を貸してもらいたい。あと、命蓮寺グループにも所属してもらいたいんだ。」

 

ム「っていうか、そんなチームとどうするってんです?第一、S14を走らせる場所がないですし、あったとしても私がやった方がいいんじゃ…。」

 

ナ「あんたねぇ…。場所はここ。もみじライン。もしあなたがやったとして、それで負けなしの霊夢を倒せるとでも?相手は初見とはいえ、あなたも全然走ってないじゃない。確実に2セクに入る前にちぎられるよ?」

 

ム「そんなにすごい人なんですか!?」

 

ナ「そうよ。だって1日プラクティス後に翌日にバトルなのよ?そうとうなもんじゃんか。」

 

ム「わ、わかりました…。そういうことなら協力します。私の車はナズさんに貸しますし、その命蓮寺グループってのにも入ります。それでバトルに勝てるってんなら私は協力しますよ。」

 

ナ「わかった。ありがとう。それじゃ、さっそく使わせてもらうよ。」

 

ム「はい。これキーです。」

 

ナ「もい。それじゃ、行ってくる。」

 

ブロロロロロロ…グオオオォォォォォォォォォォォォォーーーーン

 

ム「はぁ…。勝てるかな…。」

 

星「大丈夫なんじゃないかな。ナズなら。」

 

ム「星さん?」

 

星「あいつと私と聖は同期なんだけどさ。ナズは人一倍走り込みを頑張ってたんだ。たぶん今まで捕まった中で、回数が一番多いんだと思う。だから、ここのコーナーの角度とか、どうやってはいればいいとか、そういうのは一番知ってるんだ。」

 

ム「あのー、星さん。その『捕まる』ってどういう意味なんですか?」

 

星「ああ、そうか。ムラサにはまだここのシステムについて話してなかったね。」

 

ム「システム?」

 

星「ここには、なんでも外の世界と同じ刑罰のシステムがあるらしいんだ。例えば、事故を起こして、起こした側が何か月刑務所に入るとか、そういうことらしい。まぁ、こっちではムショに入ることを『修行し直し』って言うらしい。ムラサが目を覚ました時秋田にいた理由も恐らくそうなんじゃないかな。」

 

ム「へ~。そんなシステムがあるんですか。」

 

星「ま、正直そのシステムが役立ってるとは私は思ってないけどね。」

 

――――――同時刻 サンドガレージ 舎内―――――

レ『さて、今から作業再開よ。みんな持ち場についてね。』

 

魔「はぁ~。今日は深夜営業か。なんかかったるいな~。」

 

霊「でもさ、なんも作業とかしないよりはましじゃない?いつもより時間は確実に少ないわけだし。」

 

魔「それもそうだな。」




次回予告
GodWingsという名の脅威。
それに命蓮寺グループはどう立ち向かうのか!
そして、ついにレミリアのS2000が…復活す!






次回はちょっと小ネタを挟むので半話進みます。
字数もかなり少なめです。
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