D story   作:Azzoo

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前回までのあらすじ
前回は番外編なのでカット。


第34話「ナズとレミとあの車」

――――4日後 命蓮寺前駐車場 ――――

ナ「ふぅ…。いよいよ明日か。」

 

星「そうだね。調整のほうはどうだい?ナズ。」

 

ナ「うん。かなりいい感じだな。あとは…私のテクニックが、あいつらに通用するかどうか…か。」

 

星「そうだな。」

 

ム「あのっ!ナズさんと星さん。頑張ってください!」

 

ナ「ああ、ありがとう。」

 

星「限界まで寄ってくるよ。ムラサ。」

 

ム「はい!」

 

そうムラサが言うと、なずと星はそれぞれの車に乗り込む。

ナ「それじゃ、もう一本走ったら今日は終わりにするかな。」

 

星「あんまり前日にやりすぎてもあれだからね。」

 

ム「はい!いってらしゃい!お茶入れて待ってますね!」

 

ゆっくりとS14とエボⅦが動き出す。

ブロロロロロロロロ・・・・・・ッン

 

??「いいな。こんな感じで隠れながら元私がいた場所を眺めるってのも。」

 

??「あれ?来てたの?懐かしいじゃん。お久ぶり。」

 

??「おお。ってお前、確か捕まったんじゃなかったっけ?」

 

??「いやだよ、あんなところにずっといるなんてさ。それより、何でそれを知ってるの?」

 

??「いや、だってさ、捕まってたらお前、こんなところにいないだろ。」

 

??「あはは。それもそうだね。」

 

―――――同時刻 サンドガレージ ―――――

霊「ふぅ…。これでよしっと。」

 

魔「なんだ?もう整備終わりか?」

 

霊「あのね、私のメカニックのフランが先々週あんなこと言ってて、そんなことはないってオーナーが言う?考えてみたんだけど、このセット、どこにでも合う、万能セットだったのよ。」

 

魔「それはフラグだろ。どうかんがえても。」

 

フ「そんなことないと思うけどな。」

 

魔「ゲッ。フラン。いたんだ。」

 

フ「そりゃ、こんなでかいとはいえよく響くガレージで私の名前出されたら、気づかないはずないでしょ。」

 

魔「おまえ…。」

 

フ「んでさ、霊夢。セットのことなんだけど。」

 

霊「セットがどうかしたの?フラン。」

 

フ「うん。万能セットって言ったじゃん?あれ、私がたまにいじってるんだ。」

 

霊「え!?」

 

フ「だからさ、万能っていうのはおそらく私がいじってるからだと思ってるんだよねぇ。」

 

霊「いやいやいや!!そういう意味じゃなくて!え!?何!?何かっ手にいじってるの!?」

 

フ「え、いやだって、私霊夢のメカニックだし。あ、でもさ、最初のセットは記録してあるよ。ほら。」

 

フランから、霊夢に今までのセッティング変更が事細かに書かれた紙がわたる。

 

霊「ふ~ん。あんた、だいぶいじってるわね?」

 

フ「こんなことがきっとあると思って、きちんと書いておいたのさ。」

 

霊「そうね…。たとえば、これ。私が土坂走ったときのセット。これなんか、再現できるの?」

 

フ「やろうと思えば、いつでもできるよ。」

 

霊「分かったわ。」

 

フ「やる?」

 

霊「結構です。」

 

フ「…。」

 

こうして、時は流れていった。

そして、バトル当日。

 

――――――バトル当日 サンドレーシング 午後16:00――――――

 

日の入りの時間が遅くなり、空には太陽がまだ顔を出している。

さて、こちらはサンドレーシングのガレージ。

ずらっとならんだ4台の精鋭部隊。

シビック、FD、サポート車1号、2号。

いま、ガレージのシャッターがゆっくりと開き、順々に走り出す4台。

今から向かうのは、栃木県にある、もみじライン。

かつてセブンスターリーフがはびこっていたこの地で向かい打つのは幻想郷の空に星蓮船を浮かべ、異変を起こした命連寺メンバー。

さて、勝敗はいかに。

 

――――――命連寺(仮)前駐車場 午後20:00―――――

子ナズ「上がってきますよ!GodWingsです!」

 

ナ「そうか…。」

 

星「ついに来たね。」

 

ム「そうですね…。」

 

ナ(昨日はよく寝たし。だいぶ攻略もうまくいってる。こっちには負ける要素なんて一つもないんだ…。)

 

 

――――勝てるものなら勝ってみな!GodWings!!―――――

 

 

――――――午後20:05―――――――

フ「ふ~!やっとついた~!」

 

咲「なんか、今回はずいぶんかかりましたね。お嬢様。」

 

レ「あんたねぇ…。ごはん食べたらそりゃ遅くなるでしょ。それじゃ、エースの2人はいつも通り慣らしに入って。それと…霊夢?今回もあんたは別のとこの車使ってるんだから、くれぐれも大切に使ってちょうだいね?」

 

霊「分かってるわよ。」

 

エースの二人とメカニックはそれぞれ車に乗り込み、もみじラインを攻め始める。

ふと、なずがレミリアに近づく。挨拶に来たのだ。

 

ナ「やあ、レミリアさん。許可もなしに攻め始めるとは、良い度胸してるじゃないか。」

 

レ「ええ、こんにちは。あら、許可ならもうとってあるじゃない。電話で。」

 

ナ(言い返せない…!)「それでなんだけど、君たちのチームに2つ聞きたいことがあるんだ。」

 

レ「なにかしら?」

 

ナ「まず一つ目。さっきあんたは霊夢に、『別のとこの車』って言ってたけど、あれはどういう意味なんだい?」

 

レ「実はね、霊夢はもともととロードスターに乗ってたんだけど、今は修理に出してるの。」

 

ナ「修理?」

 

レ「エンジンブローって言ったらわかってくれるかしら?」

 

ナ「納得。じゃあ二つ目。前回のバトルで、白いFDが乱入してきたらしいけど、あれは結局どうなったの?」

 

レ「あの白いFDにはおかえりいただいて、もう一度仕切りなおしてバトルしたわ。HPに乗せてあるのはその時のタイムよ。」

 

ナ「ふ~ん。いろいろとありがとう。」

 

レ「じゃあこっちからも一ついいかしら?」

 

ナ「なんだい?」

 

レ「あなたたちのところってたしか聖がいたはずよね?どうしたの?」

 

ナ「聖なら今経営ミスで今ムショにいるわ。」

 

レ「ふ~ん。わかったわ。いろいろありがとう。明日は良いバトルにしましょうね。」

 

ナ「ああ。」

 




次回予告
いよいよVSナズ戦が始まる…!
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