いよいよVS星戦スタート。
とにかくやるしかない…そんな意気込みでバトルに挑む星であった。
更新遅れて申し訳ありません。
ちょっと遠征で横浜に行ってました。
当日も、旅行でいません。明日も更新できないと思いますがご容赦ください。
「5!4!3!2!1!GO!!」
魔理沙が後攻、星が先行でバトルがスタートする。
勢いよくスタートし、すぐにコーナーに入る。開幕1秒でコーナーに入り、それからはだらだらと続く中速区間が続く。
星(私にできることは…何かわからないけど、全力で仕事をこなす。それだけだ。)
魔(さーて、まずは観察だ。)
ハク「ねぇ、魔理沙。」
魔「なんだぜ?」
ハク「私は…どうすればいい?」
魔「そうだな。融合にはまだ早い。2本目まで待ってくれないか?」
ハク「分かった。」
中速区間を進む2台。時々、緩いヘアピンカーブで足を取られそうになるが、すぐに取り戻し、追いつく。いわゆる膠着状態だった。
モブ37「のぼりもすげぇ!ほとんど互角だぜ!」
モブ38「ああ!」
魔(ちょっと近づいてもすぐ離される…ちょっと離されてもすぐ追いつく…もしかして、むこう、私を待ってるのか?)
星(なんというか…ふしぎだな。あっちは必ずこっちより上のはずなのに…。)
そう思いながらも、2人は距離を保つ。離す、食いつくを繰り返しながら。
――――――どこかのギャラリーの向こう側の茂みの中
ブロローーンブローン
小「あの二人…。星ちゃんがFDに食いつかれてるのはなぜか気に食わない。FD…。なにか企んでる…。」
小傘は、ふと隣を見る。しかしぬえの姿はない。
小「あ、そっか。ぬえちゃん帰っちゃったんだ。それじゃ、私も帰ろうかな。元私がいるべき場所に。」
そういうと、小傘は茂みから飛び降りる。
モブ39「お、おい。あれって…。」
モブ40「捕まってるはずの小傘じゃねぇか!?」
っそう、慌てふためくモブたちを睨みながら、小傘は愛車のもとに付く。
それは、盗んできた、相当チューンされつくしたBIZZだった。
小「なんか…楽しいんだよな。走ることが、最速に快楽なんてないんだって、教えられた気がするよ。」
側溝のあるセクションに入る。ここらへんは、のぼりではかなり道幅が狭く感じられる。
星「どういうつもりか知らないけど、向こうが仕掛けないならこっちから仕掛けて終わらせてもらうよ!」
エボのペースが上がる。
魔「さすが…エボだな。加速のしようが鋭い。だったら、こっちも少しづつ上げていくか。」
FDのペースも上がる。
2台とも、容赦なく溝またぎを使い、素速くコーナーを抜ける。
モブ41「うおー!どっちもうめーな!」
星「さて…こっからは私が得意であり、苦手であるセクション。ここをどう攻略してくるか…だな。」
側溝セクションを抜けると、すぐ最長のストレート。そのご、短い連続コーナーがある。
ストレートでスピードを出しすぎると、その後のコーナーに対応できなくなるし、かといって、コーナーにビビッてストレートでアクセルを抜くと、直線で決着がつく。
だが星と魔理沙は、それを考えることもせず、ストレートでアクセルを踏む。
星(ついてくる…か。ということは向こうもおんなじことを考えてるってことか。そりゃ、そうだよな。だってこんなに並行したバトルで、手を抜くなんてことできないもん。)
魔(…。速ぇ・・な。さすがエボ…だ。)
ハク「魔理沙・・・?」
魔「ん?どうした?」
ハク「大丈夫?」
魔「私は別にどうということはないぜ。ただ…」
ハク「ただ?」
魔「ただエボ強いってことに浸ってた。それだけだ。」
ハク「なるほど…。」
そろそろストレートが終わる。エボが少しずつ減速していく。
魔(減速してる…。だったら詰める!)
星(減速してこない…!なぜ…!?)
どんどん差が詰まる。そして、エボのテールランプにFDのライトが重なる。
そしてすぐ、連続コーナー。
魔「…?エボが…消え…うわ!間に合え!!」
魔理沙は精一杯ハンドルを切る。減速してないため、ドアンダー。
魔(クッ…!)
ハク(……。)
道の路肩の盛土に、少しかする。
星(ふぅ…向こうが少しミスってくれたおかげで、何とかなりそうだ。)
魔(このまま離されて…たまるか!)
魔理沙が意地でアクセルを踏み続ける。
2回の折り返し付近で、なんとかFDが追いつく。
魔(なんとか…追いつけた。)
ここで1本目が終了。
両者が一度スピードを落とし、両者側に向かう。一度セットアップして、もう一度バトルするのだ。
ブロロロロロロロ・・・・・・・・・
フ「あ、帰ってきた。」
咲「お帰りなさい。さっそくガスを足すわね。」
魔「おう。頼むぜ。」
ハク「ねぇ…魔理沙。」
魔「なんだぜ…?ぶわっ!!」
ハクが実体化して魔理沙に本気でかかる。
魔理沙から少し鼻血が少し出る。
フ「え…ハクちゃん?」
魔「な…なに?」
ハク「あんたねぇ…。集中しなさいよ…。針助君から言われたはずでしょ…?私はFDと同化してるって…。」
魔理沙がヌクッっと起き上がり、そのまま蹴りだし、ハクをビンタする。
魔「お前…。」
レ「あんたたち…!」
魔「レミ…。」
レ「いい?魔理沙。2本目、あなたは後攻。しかも5秒ハンデで行くわ。」
魔「…!」
レ「感情的になるのは、バトル後にして頂戴。それと、ハクさん。」
ハク「何?」
レ「あなたはFDに吸い込まれるだろうけど、バトル中は一切魔理沙に手を貸さないように。会話もダメよ。」
魔「お前…。私を試しているのか…?」
レ「当然よ。」
魔「分かった。咲夜。とっとと足してくれ。」
咲「もう終わったわ。」
魔「分かったぜ。あんがと。」
そういうと、魔理沙は速攻でFDに乗り込み、ターンして下を目指した。
頂上にハクは取り残されたままだった。
レ「あなたはいかないの?」
ハク「ええ。私もまだ、完全にFDになったわけじゃないですから。」
――――命連寺側。
ム「お疲れ様です。星さん。はいこれ。お水です。」
星「おう。ありがと。ってあれ、ナズ。座禅はどうした?」
ナ「ああ、座禅?なんか今日は気持ちが落ち着かないんだ。浮き沈みを繰り返していてね。どうもひとつにまとまらないんだ。(ガス足しながら)」
星「そうか。さて、行くか。」
ナ「もう行くのかい?速いね。」
星「気持ちはまだ続いてるんだ。バトルはまだ続いてる。」
ナ「星ちゃんが望むなら、止めはしないさ。輝ける場なんて、そうないからね。」
ナズがガス足しを止めると、星はさっさとエボに乗り込み、下を目指した。
――――――もみじライン上りスタート地点 午後21:35――――
咲「2本目!カウント行きます!」
―――――見せてやる…私のヒルクライム!!!!!!
次回予告
魔理沙の全開ヒルクライム。
どのような決着がつくのか。