D story   作:Azzoo

47 / 48
半話進みました。
字数もかなり減ってます。
もしかしたら、明日は更新できないかもしれません。


第42,5話「魔女の儀式」

ア(あとちょっとで…プラクティスの赤いロードスターが来る…。5・4・3・2・1…。)

 

「来たっ!…!?ロスタじゃない…。ま、いっか。とにかく行くわ!」

 

そう思う瞬間、アリスはとっさにエボⅣのライトを光らせ、動き出す。

霊(…?誰か追ってくる・・?パッシング…どうすっかな…。ま、セット出しのためには悪いことではないわね。いいわ。付き合ってあげる。)

 

霊夢は、今までアクセルのふみが75%のを、100%にして、飛ばす。

その状況は、魔理沙もまた同じだった。

 

パ(私がついていけるかなんて知ったこっちゃない。私は魔理沙と走れればそれでいい。)

魔(追ってくる・・?あのライトの形…。180SXか。無茶だってことに気付いてないようだな。いいぜ。その勝負乗った。)

 

 

―――まずは…。ダウンヒルから見て行こう。

ロスタVSエボⅣ。

 

一見見ると、エボⅣのほうが断然有利に見えるのだが、それは同時スタートでの話。

今回はある意味でのハンデ戦とでも言える。ある程度までの距離まで近づければエボⅣの勝ち。このままの距離ならシビックの勝ち。

 

霊(ハンデ戦か…。むこうの車種まではわかんないけど、そうとう出てるわね…。ま、だいぶプラクティスも終わりのころに近づいてるわけだし、このコースもだいぶわかってきた。飛ばしても全然視界は悪くならない…!)

 

ア(な…!速い!まともについていけるようなスピードじゃない!仕方がないわね…。このエボのパワーに頼らざるを得ない!)

 

 

―――勝負は2ヘアで決まる。

アリスの集中力がついに切れ、スピンしてしまったのだ…。

 

ア(まさか、私がこの儀式で負けを喫するなんてね…。まったく、タフじゃないの。霊夢。)

 

 

――――続いて、ヒルクライム。

FDVS180SX

 

こちらは…ダウンヒルより速く決着がつく。

いままで隠していた融合を魔理沙が出し、一気に引き離したのだ。

パ(クッ・・!何故負けた…!?仕掛けるのが遅かったか…!?…ま、いい。とにかくアリスと合流して、上にいけないとね。)

 

―――――10分後 塩那峠頂上――――

魔「お、来たみたいだぜ。あいつだ。つい10分前に私たちを追ってきたやつはよ。」

頂上の駐車場に180SXとエボⅣがつく。

 

そして、二つの人影が姿を見せる。

 

パ「お久しぶりね、レミ。何年ぶりかしら?」

 

レ「さあね。そんなことはどうでもいいの。説明してもらえるかしら?プラクティス中に割り込んでむりやりバトルした理由。」

 

パ「言い方が悪いのが癪に障るけど、いいわ。あなたの可愛いメンバーさんを巻き込んだ理由。ここではね、プラクティスがある日には必ず、魔女が現れるの。」

 

フ「ま、魔女?」

 

パ「その魔女はとても速くて、絶対に追いつけない。すぐにちぎられて、ゲームセットっていうシチュエーションだったんだけどね。」

 

レ「何故それを、申し込みの時に言わなかった?」

 

パ「そんなこと、決まってるじゃない。言ったところで、決して来なくなるわけじゃないし、死亡事故も多々報告されているわ。本音を言うと、あなたたちがどれだけやるか知りたかった。それだけよ。」

 

レ「分かったわ。説明ありがとう。さっさと帰ってくれるかしら?紫の魔女さん。」

 

パ「はいはい分かりましたよ。それじゃ、また明日、ここで会いましょう。月明かりの吸血鬼さん。」

 

そういうと、2人は愛車に乗り、その場を立ち去った。

 

――――翌日 午前2:30―――――

 

この時間にプラクティスは終了し、メンバー全員が寝床に付いた。

 

―――30分後。

 

皆は眠れずにいた。勝ちたい。その思いが強すぎて、興奮してしまっているのだ。

 

―――FDの車内。

静かにエンジンがかかり、ハクが現れる。

ハク「ねぇ…魔理沙。」

 

魔「なんだ?」

 

ハク「眠れないの?」

 

魔「んなこと、見りゃわかるだろ。」

 

ハク「ほかのみんなも眠れないみたいだね…。」

 

魔「ああ。」

 

 

―――なんで眠れないんだろうな…。

 

 

――――たぶん皆は勝ちたくて勝ちたくて…。仕方ないんだと思う。

 

 

―――――だけど…。私は違う。

 

 

――――なんか…。気持ちがざらつくんだ…。

 

 

魔「私には何かが違って見えるんだ…。」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。