第1回目のゲストは、友希那ちゃんです。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
それではどうぞ。
「みなさんこんヴァンガ! ばみゅてr…………じゃなかった。ばんでゅれのお時間です。ばんでゅれは、惑星クレイのメガラニカに住むマーメイド、セレナがお届けするヴァンガードや小ネタを、様々なゲストを招いてお送りする番組です!」
「…みなさんこんばんは。セレナに番組を一緒にやってと頼まれた水無月悠里です」
「…遠回しにユーリに不満を言われた気がするが……気のせいか?」
「…不満だったら堂々と乗り気じゃないって僕は言うし。今のは軽い前置き挨拶」
「そうか……てっきりユーリに嫌われてしまったのかと焦ったが……おっと。このまま進行しても構わないか?」
「…セレナのペースでいいよ」
「それじゃあ前回のおさらいを。前回はみんなに惑星クレイと国家について説明したから、今回はゲストを招いて質問や軽いトークをするぞ」
「……ほんとにゲスト招くんだ……誰が来るのか僕は聞かされてないけど」
「きっとユーリもびっくりするぞ? それではゲストの方ー、こちらにどうぞー」
「…よろしく……」
「しかも第1回目のゲストが友希那ちゃんって!?」
「ふっふっふっ。ユーリ、びっくりした?」
「……別の意味でびっくり」
「ところで私はこの後どうすればいいのかしら?」
「おっとと。それじゃあユキナはゲストだから、真ん中に座ってくれないか?」
「分かったわ」
「それでは改めて、ゲストさんに自己紹介をしてもらいましょう」
「……
「充分だ。それじゃあユキナには、お手紙が来てるから、その内容に答えてくれないか?」
「……早い話、友希那ちゃんに質問コーナー」
「それに答えればいいのね? 分かったわ」
「それと必ずしも全部の質問に答えなくてもOKだ。答えにくい質問があったら、答えなくても大丈夫だ。それじゃユーリ、上手く手紙が混ざるようにシャッフルしてくれ」
「…はいはーい……っと……こんなもんかな?」
「それじゃあ……この手紙だ。『好きな食べ物と嫌いな食べ物はなんですか?』だそうだ。先ずは好きな食べ物は?」
「そうね……はちみつティーとリサと悠里が作ったクッキーかしら」
「…僕が作るクッキーって……リサちゃんのとはかなり見劣りすると思うんだけど?」
「何を言ってるの? 悠里が作るクッキーはRoselia内でもかなり評判がいいのよ。リサでさえ、作り方を教えて欲しいってぼやくんだから」
「ユーリが作るクッキーは絶品だぞ。普段、料理をしない女の子が料理に目覚めるくらいの美味しさだからな!」
「…そんな大袈裟な……まぁ美味しいって言ってもらえるだけいいか……」
「じゃあユキナ、次に嫌いな食べ物は?」
「苦い物はダメね。特にゴーヤ。あれは今でもダメだわ……」
「そうなのか。ん? 苦い物というと……コーヒーも?」
「コーヒーは砂糖を入れれば飲めるわ。ただブラックがダメなだけ……」
「私も偶にコーヒーを飲むが、最初はブラックで飲んで、その後はハチミツを入れて飲んでるぞ。意外と悪くない組み合わせだ!」
「それは興味深いわね。家に帰ったら試してみるわ」
「…ハチミツコーヒーを作る際は、スプーンにハチミツを2.5……つまり2回半入れるのが僕個人のオススメ。飲み終わった後に、カップの底に僅かに残ったコーヒーとハチミツにハッカ飴を入れて10回混ぜた後、2分放置すると、ほろ苦い甘さのハッカ飴の完成……」
「おおっ!! ハッカ飴が苦手な人でも克服できる味の飴が作れるのか!! これは私も試してみなければ……それじゃあ次の質問を……っ! しまった! もう時間がない!」
「……えっ!? もう!? まだ友希那ちゃんに質問、1つしかしてないよ!?」
「仕方ない。ユキナへの質問は、また別の機会に回そう。ユキナ、慌ただしくなってしまって申し訳ない……」
「構わないわ。私もそれなりに楽しめたから」
「ユーリ、前回と同じように一緒に終わりの合図をやるぞ」
「……せっかくだから、友希那ちゃんにも一緒にやってもらおうよ。ゲストだし」
「それは名案だ! その方が番組も盛り上がる」
「…でも何て言えばいいの? 私、終わりの合図なんて知らないわよ……?」
「…この紙に書いてある文を友希那ちゃんが僕とセレナの合図で一緒に言えばいいんだよ」
「……この文を読めばいいのね? 分かったわ」
「セレナ、準備は?」
「私はいつでも大丈夫だ!」
「「せーの……」」
「「「次回も来るか来ないか分からないゲストを招いて、番組をお送りするので必ず観るように。それではまた会いましょう」」」
読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに。
本日はありがとうございました。