ダンまち×鬼滅   作:猫丸2号

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番外編1

全然関係ないけど渡先生お疲れ様でした!

少し俺ガイルっぽさを入れてみました

 

※ 読まなくても本筋的には問題無い話になっています

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

休日

それは数多の人間を堕落させてきたものである

その響きの前ではどんなに生真面目な人間でも堕落していってしまう

皆にも経験があることだろう

例えば─テスト前、久々の部活のない休日

明日からは丸一日勉強が出来ると意気込んではいたものの、予定していたよりもずっと遅くに起きてしまうとか、何となく携帯を弄っていたらお昼過ぎになっていた、もしくはキリの良い時間までと決めていたのに気付けば夕方になっていて、

あれ、俺何してるんだろう...と思う等々

例を挙げればキリがない

え、お前の時代に携帯なんて無いだろって?

細かい事を気にするやつは持てないぞ!

 

と、まあこんなに長々と語ってきたが何が言いたいかと言うと....

 

俺が午前中で終わる筈だった予定を昼過ぎに終わらせることになったのは全て休日が悪いのであって俺は悪くないはずだ!ということだ

 

そもそも何でこうなったのか

それには深いわけがある

 

数日前、リリの一件が終わり、改めてダンジョン探索を行うにあたって俺達は本格的に十一階層の探索を進めよう、ということになった

それにともない各々が事前に調べたり、必要なものの用意をするということになった

ベルはエイナさんの所にアドバイスを貰いに行き

リリはポーション等の準備、俺は下調べということになっていた

のだが、休日ということでついついダラダラしてしまったという訳なのだ

 

ハ~ア...

今日は早めに終わらせてミアハ様達とお昼でもって思っていたのに何時もより遅く起きて良いという誘惑に負けて寝坊してしまった

お陰ですっかり昼過ぎになっちゃったし、これじゃあもう食べちゃってるよなー

最近稼ぎが良くなってきてるから日頃の感謝を込めてご飯をご馳走しようと思っていたのに...

 

まぁ、こうなってしまったのは仕方ないしその辺をブラブラ散歩するのも良いか

 

そう結論付けて歩いていると不安そうに周りを見回している幼い子供がいた

 

もしかして...迷子か?

ほっとくわけにもいかないし、話でも聞いてみるか

 

「ねえ、君。さっきからキョロキョロしているけど、どうかしたの?」

 

「あのね...今日お姉ちゃんとお出掛けに来たの。でも、はぐれちゃって...。」

 

「そっか。それじゃあ俺と一緒に探さない?」

 

「いいの?」

 

「もちろん。迷子になって不安そうな子を放っておけないからね。」

 

「ありがとう。お兄ちゃん。」

 

「どういたしまして。それじゃあ早速探しに行こうか。君のお姉ちゃんはどんな人なの?」

 

「お姉ちゃんはね、私と同じで茶色い髪をしてるの。それでね白い服を来てるの。あと、とってもキレイなんだよ!」

 

「そっか。それで、君のお姉さんとはどこら辺ではぐれちゃったのかな?」

 

「あっち。」

 

女の子は西の方を指さす

 

「分かった。それじゃあ行こっか。っと、その前に君の名前は何て言うの?俺は冨岡優真っていうんだ。」

 

「私はエマっていうの。お姉ちゃんはミラ。」

 

「よし。お姉さんを探しに行こうか。エマ。」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

▼▽▼▽▼▽▼

 

 

 

 

という訳で今、西のメインストリートに移動し、エマを見つけて貰える様に肩車しつつエミリーさんを探しているのだが....

 

「意外と人が多いな。」

 

まだ夕方前位だけどもうダンジョンから帰ってきてる人がいるからか?

どっちにしろ直ぐには見つけられそつにない

 

「ねえねえ。お兄ちゃんって冒険者なの?」

 

「そうだよ。まだ駆け出しだけどね。それで、それがどうかしたの?」

 

「お兄ちゃんの冒険のお話聞かせて欲しいの!」

 

冒険話か

そういえば俺はオラリオに来てからどんなことしてきたっけ

 

「そうだな~。例えば────

 

俺はオラリオに来てからの短いとはいえ中々に濃い日々を思い出しつつ話していった

 

────ってことも合ったんだよ。」

 

「へー、冒険者ってスッゴいんだね!」

 

「そうだろ。でも、第一級冒険者の人たちはもっとスゴいことをしてるんだよ。」

 

「お兄ちゃんが話してくれたよりも?」

 

「あぁ、比べ物にならない位スゴいことをしてきてるんだよ。」

 

エイナさんに聞いた限りだと深層の階層主を一人で倒しにいった人がいるらしいし...

あれ、それもはや人間やめてね

 

「そうなんだ!じゃあさお兄ちゃんも──」

 

「エマ!」

 

誰かがエマに対して声をかけてくる

声のした方を見てみるとそこにはエマと同じ茶色い髪をした優真と同い年ぐらいの少女がいた

おそらくエマが言っていた姉のミラさんだろう

確かにエマの言っていた通り美人である

 

「あっ、お姉ちゃん!」

 

「エマ、良かった。心配したのよ。」

 

エマの姉ミラさんに俺はエマを預ける

 

「あっ、えっと...あなたは?」

 

「お兄ちゃんはね、一緒に姉ちゃんのこと探してくれたんだ。」

 

俺が質問に答えるより先にエマが答えてくれる

 

「そうだったんですね。ありがとうございました。エマは人懐っこくて危ない人にも付いていきそうで心配だったんです。」

 

「そうだったんですか。それなら見つかって良かったですね。」

 

「ムー、エマは危ない人に付いてったりしないもん。」

 

エマは不服とでも言いたそうに頬を膨らます

何それ、かわいい

えっ、ロリコン?違うよ、本当だよ

ユウマ、ウソ、ツカナイ

 

「もうあんまりお姉さんに心配かけたらダメだよ。自慢のお姉さんなんだろ?」

 

「うんっ!お兄ちゃんにいった通りお姉ちゃんとってもキレイでしょ!」

 

「あぁ、そうだな。とてもキレイだと思うよ。」

 

ミラ「っな...ちょっとエマ、あんまり変なこと言わないの。その...すみません変な気を使わせてしまって。」

 

「?気を使ったりなんてしてませんよ。お世辞とかじゃなくて本当にキレイだと思ってますよ。」

 

なるべく嘘じゃないということが伝わるように微笑んでみる

 

すると、何故かミラさんは俯いてしまった

心なしか顔が赤い気がするが...

何か変なことを言っただろうか?

思ったことをそのまま言っただけなのだが

まあ、とにかくやることは終わったしそろそろ別れよう

 

「それじゃあ、俺はこれで。」

 

「あっ、その...えっと、名前を...ひっ。」

 

ミラさんは何かを言おうとして止める

ていうかひっ、て何かに驚いたのか?

 

「あのっ、今日はありがとうございました。お礼は後日必ずさせてください。それでは。」

 

「お兄ちゃんバイバーイ。」

 

去っていく二人に手を降る

 

ミラさん最後の方何かに怯えていたような?

慌てて帰っていってしまったからお礼とかは気にしなくて良いってことも伝えれなかったし

そういえば俺の後ろを見てたけど後ろに何かあるのか?

そういう結論に至り後ろを見てみれば

 

「こんにちは、冨岡さん。」

 

それはそれはとてもキレイな、でも目だけが笑っていない笑顔を浮かべたリオンさんが立っていた

 

後に姉妹の姉は語る

あの時彼の後ろには般若がいた、と

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽

 

 

 

 

あの後俺はリオンさんと並んで歩いているのだが

 

ヤバイ、ヤバすぎる

何がヤバイかって?

リオンさんの浮かべている笑みが怖すぎる

何故かは分からないけど絶対に怒っている

ソースは変なことを言ったりした時の父さんに対する母さんの笑顔

 

「冨岡さん。」

 

「ひゃっ、は、はい。」

 

「あんな往来の真ん中で女性を口説く何て何を考えているんですか?女たらし岡さん?」

 

「別に口説いてた訳じゃ...」

 

「はい?言い訳ですか?」

 

「いや、言い訳っていうか...」

 

何だろうこの気持ち

何もやましいことなんて無いのに何だか浮気がバレた夫の様な気分になってきた

いや、浮気何てしてないけど

そもそも誰かと付き合ってすらいないし

 

そういやアオイさん元気かな

ずっと結婚のことで悩んでたし、早く誰か貰ってあげて!主に猪の被り物をしたイケメンの人!

 

「冨岡さん、聞いてるんですか?」

 

「き、聞いてますよ。」

 

俺が現実逃避をしているのがバレたのかリオンさんは訝しげな視線を向けてくる

 

「最近お店であるお話を聞く様になったんです。」

 

「お話?」

 

「ええ、殆どが女性の方からお聞きしたことなのですが。曰くナンパに困っていたところを青い羽織を着た極東の少年が助けてくれて更に美人だ何だと言われたそうです。どう思います?冨岡さん。」

 

「えっとー。」

 

何故だか分からないが、冷や汗が背中を伝う

しかし、そんなことは知らんとばかりにリューの話は続いていく

 

リュー「それだけではありません。迷惑なお客に絡まれていたところを助けられたと言っていた人も、物を盗られた時に取り返して貰ったと言っていた人も同様に甘い言葉を囁かれた、と。青い羽織を着た極東の少年何て冨岡さんくらいしかいませんよね。これでもまだ認めませんか?」

 

「いや、あの、本当に口説いてた訳じゃなくてですね。ただ元気づけようとしただけで。その、母親に女性を元気付けるときはとにかく誉めろと言われていたのでついそんな風に。」

 

「そうでしたか。それなのに変な事を言ってしまい申し訳ございませんでした。」

 

リオンさん本当に申し訳なさそうに頭を下げてくる

 

「ちょっ、頭を上げてください。元々は誤解させる様なことをした俺のせいな訳ですし。俺は気にしてませんから。」

 

「いえ、そういうわけには...つ!と、冨岡さん!?」

 

その時何でそんなことをしてしまったのかは今でもよくわからないが、恐らく俺は何とかリオンさんを元気づけようとしたのだろう

道場の子供達によくやるように頭を撫でていた

 

「あっ、そのすみません。急に。嫌でしたよね。」

 

リュー「いえ、その嫌ではないと言いますか...私個人としてはもっとやって欲しかったのですが流石に人前だと恥ずかしいです...」

 

言われてよく見ると周りの何人かの人達がこちらを暖かい目で見守っていた

 

もう何人かは射殺さんばかりに睨んできていたが

 

「冨岡さんは他のかたにもこのような事をしてきたのですか?」

 

「いや、流石に頭を撫でたりはしてませんけど。」

 

「そうですか。私だけ...ふふ。」

 

何故かリオンさんは少しだけ嬉しそうにはにかむ

 

何だろうさっきまでの笑顔と違ってスゴい可愛い

 

「冨岡さん。」

 

「何ですか?」

 

「先程までの事改めて謝罪させてください。何故だかは分からないのですが冨岡さんがそういうことをしていると思うと心がモヤモヤしてしまって、そのせいであんな態度をとってしまったんです。なので貴方は気にしてないとのことでしたがせめて何かさせてくださいませんか?」

 

リオンさんがここまで言ってきてくれているのだここは甘えてしまって良いだろう

そう思い俺は一つの提案をする

 

「それじゃあ、俺の修行に付き合って貰えませんか?」

 

「それだけで良いのですか?」

 

「はい。それにさっきもいった通り俺のせいでもあるので。」

 

「分かりました。でしたらお店の開店前に来ていただけませんか?実は私も体が鈍らないようにトレーニングをしているんです。なのでその時に、というのは。」

 

「是非お願いします!」

 

「でしたら早速明日から始めましょう。よろしくお願いしますね冨岡さん。」

 

「はい。よろしくお願いします。」

 

そうして俺とリオンさんは師弟の関係になったのだった

 

 

 

 

この後自分のやったことを思いだし家のベッドで思いっきり悶えた

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────

 

冨岡 優真

 

最近耐久の伸びが著しい

人助けは女性だけという訳ではなく男性も助けてはいるが比率が女性の方が多いだけ

無自覚の女たらし

因みにロリコンではない

本当だよ、ユウマ(ry

 

リュー=リオン

 

何故だか優真が他の女性と仲良くしている話を聞いたりしてしまうと心がモヤモヤしまう

今度シルにでも相談してようか?

修行では二日で優真を三回気絶させている

耐久の伸びが著しいのはこの人のせい

私はいつもやり過ぎてしまう

 

 

エマとミラ

 

オリキャラ

今後どうなるかは不明

ミラはあの後リューの服装から豊穣の女主人の事を突き止めそこに通えば会えるんじゃないかと考え通い始める

後の常連

エマは十才

ミラは十五才

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

遅くなってしまい申し訳ございませんでした

リアルが立て込んでいるので暫くはこのペースになってしまいそうです

 

今回もお気に入り登録などをしてくださった方々ありがとうございました

次回もよろしくお願いします!

 

 

 

 

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