ダンまち×鬼滅   作:猫丸2号

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霞のあの人

鬼滅の刃毎週ハラハラしています

 

 

今回は(から?)短めです

 

 

 

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まだ太陽が昇り始めたばかりの早朝

オラリオの半分くらいの人々が未だに眠っている様な時間に、優真はある人物に会おうとオラリオ内でもかなり異質な外観をしたファミリアのホームに向かっていた

 

着けば一目で分かるって言ってたけど、どんなホーム何だろう?主神にちなんでゾウとか居たりして。いや、流石にそんなブッ飛んだホームはないか。

この角を曲がったら直ぐのはず。お、あっ...た

 

「オッフ」

 

そこにはゾウの仮面を被った巨大な人(変態)の、いや多分神の巨大なモニュメントが建っていた

いや、立っていた

 

 

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽

 

 

 

色々あってホームの外観に言葉を失っていた所を

ガネーシャファミリアの団長シャクティさんに助けてもらい、ついでに案内してもらっている

 

因みにホームの名前は『アイアムガネーシャ』と言うらしい

何と言うかそのまんまである

ていうかダサい

 

「着いたぞ。この部屋の中に居るはずだ。」

 

「案内していただいてありがとうございました。」

 

「礼はいい。私は仕事があるから失礼するよ。」

 

「はい。本当にありがとうございました。」

 

「ああ。」

 

シャクティさんとの挨拶を済ませ扉に向き直る

コン、コン、コンとノックを三回

 

「入っていいよ。」

 

その声に続いて中に入る

 

「失礼します。」

 

部屋の中には腰ほどまで伸ばした髪と淡い青色の瞳を持つ青年

鬼殺隊の元霞柱 時透 無一郎さんがいた

 

「お久しぶりです。無一郎さん。」

 

「うん、久しぶり優真。オラリオに来てからは初めて会うね。」

 

「そうですね。本当はもっと早く会いたかったんですけど、ここの生活になれるまで時間が掛かっちゃいまして。」

 

「僕も来た当初はそうだったよ。それはともかく、今日はどうしたの?何か用があって来たんでしょ。」

 

「はい。あの、他派閥の人に頼むのもどうかとは思うんですけど呼吸の派生について教えて欲しいんです!」

 

「呼吸の派生?それだったら僕に聞かなくても蝶屋敷とか他の人達に聞いて出来たんじゃない?」

 

「ああ...その...やろうとはしたんです。いろんな人に話を聞いたりしたんですけど───

 

「呼吸の派生はね、こう自分が使ってるとキュンキュンする感じで───」

 

「呼吸の派生を教えてほしい?いや、その前にお前今甘露寺に話を聞いたといったな。言っておくが甘露寺は────」

 

「他の呼吸とは違ってこれだーって感じがしていつも以上に肺がボーってなって力がギュワーンってなる感じがして───」

 

───って感じでして。」

 

「何でその人たちに聞いたの...。しのぶは何て言ってたの?」

 

「母さんは元の呼吸の中から自分に合った動きを見つけるしかないって言ってました。」

 

「大体それで合ってるよ。でも、僕に聞きに来たってことは見つけられなかったってこと?」

 

「いくつか見つけはしたんですけど、型にしようと思うとイマイチになっちゃうんです。」

 

「う~ん。優真はさ、確か色んな呼吸を試してたでしょ。だから一つの呼吸だけじゃなくて幾つかの呼吸を合わせて欠点を補ってみたり、長所を組み合わせてみたりしたらどう?」

 

「呼吸を...合わせる...」

 

「難しいとは思うけどやってみる価値はあると思うよ。」

 

「分かりました。やってみます。」

 

「うん、頑張ってね。もし練習相手が必要だったら相手になるけど?」

 

「そこは大丈夫です。今日は本当にありがとうございました。」

 

「僕も久しぶりに会えて嬉しかったから気にしなくて良いよ。」

 

「そういえば、母さんたちが久しぶりに会いたいって言ってました。」

 

「そっか。じゃあ、里帰りでもしてみようかな。」

 

「それがいいと思います。炭次郎さん達も喜びますよ。」

 

そう言うと無一郎さんの表情が柔らかくなる

本当に炭次郎さん達と仲が良いんだな、と実感する

 

「帰るときは優真も一緒にいこうね。」

 

「もちろんです。」

 

そこでガネーシャファミリアの人が無一郎さんを呼びに来て仕事の時間だと告げる

 

「じゃあ悪いけど僕は仕事に行かなきゃいけないから、修行頑張ってね。それから困ったことが有ったらいつでも来なよ。個人的にだけど力になるから。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

そこで無一郎さんは何かを思い出したらしく「そういえば」と、話始める

 

「優真は日輪刀持ってきてる?」

 

「日輪刀ですか?持ってきてますけど、それがどうかしたんですか?」

 

「いや、何でもないよ。」

 

何故そんな事を聞かれたのか分からず聞いてみたが何でもないらしい

まあ、もし何か合ったら教えてくれるだろうと考えて深く考えないようにした

 

「分かりました。お仕事頑張ってください。」

 

「うん、ありがとう。」

 

そうして優真は無一郎と別れ、ベル達との探索の準備をする為、急いでホームに帰っていった

 

 

 

 

 

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冨岡 優真

 

自分に合った呼吸を見つけようと頑張っている

伊黒は話がそれるし、他二人は感覚派過ぎて参考に出来なかった

無一郎にアドバイスを貰った翌日からリューとの特訓中に試したりしている

その甲斐合ってか幾つか型になってきているが、実戦ではまだ使えない

最近耐久がAを越えた

 

 

時透 無一郎

 

ガネーシャファミリア所属

レベル5の第一級冒険者

優真にとっては親戚の叔父さんみたいな人

二つ名は『霞初月(かすみそめづき)』 正月の異名らしい

これにした意味は無し

 

 

シャクティ ヴァルマ

 

ガネーシャファミリア団長

レベル5の第一級冒険者にして優秀な調教師(テイマー)

二つ名は『象神の杖(アンクーシャ)

 

 

胡蝶 カナエ

 

超感覚派その1

元花柱

胡蝶しのぶの姉にして優真の叔母

今は蝶屋敷の近くに住んでいる

 

 

甘露寺 蜜璃

 

超感覚派その2

元恋柱

見るもの大体すべてにときめいている

 

 

伊黒 小芭内

 

元蛇柱

ネチネチしてるけど意外とイイ人

甘露寺が好き

 

 

 

 

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優真の呼吸適性

 

ピッタリ 独自の呼吸

 

まあまあ 水 蟲 花

 

イマイチ 雷 霞 炎 蛇

 

適性無し 日 風 獣 音 恋 岩

 

 

まあまあは型は使えるけどピッタリではない

 

イマイチは炭次郎が雷の呼吸の高速ダッシュみたいなやつを使えた感じ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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