リリ終わんなかった...
全然予告が役立ってない気がします
すみませんでしたー...
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ミアハファミリアのホーム兼お店の青の薬舗にフラフラした足取りで優真が入っていく
「ミアハ様、ナァーザさん...今戻りました。遅くなってしまってすみません。」
「よく帰ったな。して、どうしてそんなに疲れているのだ?」
いつも以上に疲れている優真の様子を心配し、ミアハが訪ねると優真は愚痴でも言うかのごとく話始める
ベルが大切なナイフを無くしたこと
そのナイフはパルゥムが持っていたらしく、偶々見かけたリューが奪い返し、追いかけていたのだがいつの間にか犬人族のリリと入れ替わっていたらしく逃げられたらしいと言うこと
そして優真はその後もベルに会うまで必死に探し回っていたらしい
「フフ..そうか、それは災難だったな。」
取り敢えずは大事なかった事に安心し、つい笑ってしまったのだが本人にとっては中々の災難だったらしく、拗ねながらまた話始める
「笑い事じゃないですよ。ナイフを探して街中走り回ったし、リオンさんの手をベルが握ったのを見てシルさんが拗ねたり大変だったんですよ。」
「でも、ナイフは見つかったんでしょ。良かったんじゃないの?」
「それが...そのナイフを持っていたパルウムがリリにそっくりだったらしくて。」
「その子が盗ったってこと?でもシアンスロープだったんでしょ?」
「そうなんですけど...いろいろ心当たりがあって。」
ナァーザと話ながらも考え込む様な仕草をする優真を見て、ミアハは話を進めるため事の顛末をたずねる
「それで、そのあとどうなったのだ?」
「明日からも一緒に潜ろうってことになったんです。」
「そうか...それで優真はどう思ってるんだ?」
未だに考え込む仕草を続ける自分の眷属に対して諭す様に話しかける
「どう...とは?」
「その子を信用するのかってこと。やっぱり契約は無しってことにするのか、そうしないのか優真はどう考えてるの?」
質問の意味を掴みきれなかった優真にナァーザが補足をする
暫く悩んだ後、少年はハッキリと自分の意思を口にする
「俺は...信じたいです。まだリリだって決まった訳じゃありませんし、それにもしそうだったとしても俺はベルの優しさがリリに届いてくれるって信じます。」
きっとリリは誰かに優しくされたことがないんだ
だから今日も三等分した時にあんなに驚いていたんだろう
「大丈夫?こんなことが今後も起きるかも知れないよ。」
「大丈夫です。今後は俺もベルも気をつけはしますし、きっと変わってくれます。」
「そうか。なら私からは何も言わん。ただ、ソーマファミリアの冒険者はどこか必死だと聞く気を付けるんだぞ。」
「はい、ありがとうごさいます。」
「それじゃあご飯にしよっか。」
自分を信じてくれた2人の優しさに感謝しつつ、リリともこんな風になりたいと、漠然と思った
▼▽▼▽▼▽▼
「お早うございますお二人とも」
待ち合わせ場所の噴水広場でリリが笑顔で挨拶をしてくる
「おはよう、リリ。」
「おはよう。」
あれから何回かリリと潜っているが特に変わったことはなかった
気のせいだったのだろうか?
それならそれが一番なんだが
「どうかされましたか、優真様?」
「あのさ、リリ。」
「はい、なんでしょう。」
「気のせいだったらごめんね」、と付け加えてから話始める
「今はまだ信じられないかもしれないけどベルは本気でリリのことを信頼してるから...そんなベルをリリも信じてあげて欲しいな。出来たら俺のことも、ね。」
「っ...!」
「優真、リリ何してるの?」
「いや、何でもない。行こっか。」
「はい....」
前を歩く2人についていきながらリリは先程の言葉について考えていた
優真様は気づいている?
でもそれなら何故あんな事を?
信じて欲しいなんて...リリには出来ないのに
リリは冒険者が大嫌いだから
横暴で傲慢で自分勝手でいつもリリの事を虐げて蔑んで弱者であるリリからいつも奪っていく
なのにどうしてあの2人はリリに優しくしてくれるのだろうか
どうしてリリはあの2人の事を....
いや、同じだどうせあの2人も....
どうせ冒険者なんて....
▽▼▽▼▽▼▽
「今日もスゴい稼げたね。」
「そうだな。リリのお陰だよ。」
「それじゃあはい。今日の分ね。」
今日も皆で3等分していくのだが、リリは申し訳なさそうに聞いてくる
「あの...本当によろしいのですか?ありがたく貰っているリリが言えたことじゃないですけど。」
「そんな事ないよ。ね、優真」
「ああ、3人いたからこそだよ。」
「そんな事より早く帰ろう。」
「ああ。」
ホームで心配して待ってくれている人達を安心させる為早く帰ろうとしているとリリに呼び止められる
「あ...ベル様、優真様、相談があるのですが。」
「どうしたの?」
「実は明日ファミリアの集会のような物がありまして、探索をお休みさせて欲しいのですが。」
「そっか、それじゃあ仕方ないな。」
「うん、そうだね。」
「ありがとうございます。お2人とも。」
「うん、じゃあ行こっか。」
その後3人でメインストリートの方へと歩いて行った
▼▽▼▽▼▽▼
バベルの最上階から2人の事を見つめながら美の女神はうっとりした様に呟く
「そう、また強くなったのね。それでいい、あなた達はもっと輝ける....」
そろそろ良いかもしれないわね
「オッタル。」
「は、御用でしょうかフレイヤ様。」
「これをあそこに置いてきてちょうだい。」
フレイヤは本棚から二冊の本を取り出し、フレイヤの腹心であるボアズの武人に渡す
「は、仰せのままに。」
その言葉を残しオッタルは部屋から出ていった
「魅せてもらうわね。あなた達の中に眠っている力を...」
「「.......」」
何かの視線を感じ二人はほとんど同時に振り替える
またあの視線、いったい誰が
「ねえ、優真...」
「ああ、分かってる。」
「どうしたんですか?お2人とも。2人してバベルを見上げてらっしゃいますが。」
「あ、いや...」
「バベルって何でこんなに高いんだろうな?って。」
余計な心配をかけるわけにはいかないので、前々から気になったことを何となく口に出しつつ話をそらす
「それはお2人もご存知のとおりバベルは空いたスペースを貸し出しています。ですがそれは二十階層までです。」
「じゃあその上はどうなってるの?」
「その上は神様達が住まわれているんですよ。」
「へー、そうなんだ。」
「はい。プライベートルームだと考えてもらえば良いと思います。孤高が好きという神様もいるわけですから。」
「う~ん...そういう話を聞くと思うんだけど神様達ってもしかして暇なの?」
「下界へ降りたいって思っちゃうぐらいだしね。」
「どうなんでしょうか。もしかしたらお仕事が嫌になって逃げ出してきたのかも知れませんよ。」
「それって...」
「はい、亡くなった人の進路です。まあ、最終的にはほとんどの人が転生させてもらえるようですけど...」
「......」
「でも、リリは死ぬことに憧れていた時期がありましたよ?」
「...え。」
「.....」
「一度神様のもとに還れば次に生まれてくるリリは今のリリよりマシになっているのかなぁ、なんて───」
「リリ....!」
悲しそうに呟かれるリリの言葉に耐えきれなくなってベルが話を遮る
「ごめんなさい。変なこと言って。真に受け取らないで下さい。リリはこれでもたくましくなりました。今はそんな事思ってませんよ。さあ、お2人とも遅くなってしまいますから早く帰りましょう。」
「うん....」
「.....」
最後に見たリリの顔は辛いのに無理をして笑っているようなそんな顔だった
▽▼▽▼▽▼▽
「ごちそうさまでした。いつもありがとうございます。」
豊富の女主人
そこで優真はリューにお弁当の箱を返していた
「いえ、いつも残さず食べていただいているのでこちらとしても作り甲斐があります。それに、私の料理の練習にもなりますので。」
「少しでもお役にたててるなら良かったです。」
「そう言えば冨岡さんは明日お休みなんですよね?」
「そうですけど?」
「でしたら何か装備品でも見に行ってはどうでしょうか?見たところ冨岡さんは防具を着けていないようですし。」
「ああ、それなんですけど速さを活かした戦いかたをしてるのでどうしようか迷ってて。」
「でしたら鎧などではなく一部だけを守るものにしてみはどうでしょうか?」
昔の経験を活かしたアドバイスに確かに、と納得する
「なるほど...参考になります。ありがとうございます。」
「いえ、それほどでも。」
「優真、話終わった?」
シルさんとの話が終わったらしいベルが声をかけてくる
「えっと...」
「フフ...今日はここまでですね。では冨岡さん、クラネルさんまたお越し下さい。」
「はい、また。」
「さようなら。」
「お帰りですか?」
「はい。」
そこで唐突に気づく
「ベル、お前そんな本持ってたっけ?」
「お客さんの忘れ物らしいんだけどシルさんが貸してくれたんだ。」
「よろしかったら優真さんもどうですか?」
そう言ってシルさんはベルのと同じ表紙の本を持ってくる
「良いんですか?」
「はい、読み終わったら返していただければ。」
「ありがとうございます。それじゃあお借りします。」
「はい、また入らしてくださいね。」
「はい。さようなら。」
「ありがとうございました。」
そうして店から出てベルと並んでいつもの道を歩いていった
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「戻りました。」
「お帰り、優真。ご飯はもうすぐ出来るよ。」
「分かりました。いつもありがとうございます。」
「気にしなくていいよ。私はダンジョンに潜れないからね。その分優真は頑張ってくれてるから。」
「そうですか。ありがとうございます。ところで、ミアハ様はどうしたんですか?」
「出掛けて来るって言ってた。ヘスティア様が話があるんだって。」
「そうなんですか。じゃあご飯が出来るまで好きにしてて良いですか?」
「うん、いいよ。」
「ありがとうごさいます。」
早速借りた本を読んでみよう、とウキウキしながら小走りで部屋に戻る
『ゴブリンにも分かる現代魔法』?
スゴいタイトルだな
まあ、いいか えーっと...
「魔法は種族により素質として備わる先天性と神の恩恵、ファルナにより目覚める後天性とがあり....」
だんだんと意識が朦朧としてくる
なのに本の内容だけがしっかりと頭に入ってくる
「後天性とは云わば自己実現である。何に興味を持ち、認め、憎み、憧れ、嘆き、崇め、誓い、渇望するか...。」
回りの世界が変わっていく
「引き鉄は常に自分の中にある」
目の前には自分がいた
「じゃあ、始めよう。俺にとって魔法って何?」
「目には見えないけど確かにそこにある不思議な力」
「俺の思う魔法ってどんなもの?」
「自分にできないことをできるようにする力」
「魔法に何を求めるの?」
「繋がりを。俺はいろんな人がその命を繋いできたはてに生まれてきたらしいから。だからそんな人たちの託してきた思いを、願いを継いでいきたい。」
「それだけ?」
「もし、叶うのなら...俺も繋いでいきたい。そんな人たちの様に誰かに託せるように、そんな風になりたい。」
「わがままだね。」
「うん、でも....」
「「それが俺だ」」
──ま。─うま。」
「起きて、優真。ご飯だよ。」
声に反応して重たい瞼を持ち上げると、ナァーザさんの顔が近くにあった
「すみません。寝ちゃってました。」
「ううん、疲れてるんでしょ。早く食べて早めに休みな。」
「はい、ありがとうごさいます。」
「うん、じゃあ行こう。」
その後ナァーザさんとご飯を食べて部屋に戻るとミアハ様が帰って来たらしく訪ねてくる
「ただいま、優真。」
「おかえりなさい、ミアハ様。ヘスティア様と出掛けたそうですけど何かあったんですか?」
「散々愚痴を聞かされたよ。何でもベルが小さい女子と歩いているのを見たらしくてな。」
「ああ、それって...」
「ああ、そういうことだ。それより最近ステータスの更新をしていなかっただろう。一度やってみるか。」
「はい、よろしくお願いしまさ。」
部屋のベッドにうつ伏せに寝て待機する
「任せておけ。ではやるぞ。......む、これは。」
「どうかしたんですか?」
「魔法が発現しているな。」
「ほ、本当ですか!」
1種の憧れのようなものを抱いていた魔法が発現したと知り、ついつい興奮してしまう
そんな優真にミアハは少し落ち着けと言わんばかりにステータスの更新用紙を渡す
「ああ、ほらこれが新しいステータスだ。」
冨岡 優真
力 : G 279→ C 635
耐久: H 158→ D 524
器用: G 253 → C 668
敏捷: F 334→ B 752
魔力: I 0
《魔法》
【シンゼステ】
詠唱:リンク+属性
2属性目から コネクト+属性
エンチャント魔法
纏った属性によりステータスにも影響
繋がりがある者により属性追加
他者にも付与可能
ただし他者に付与した属性は自分に纏わすことが出来なくなる
出力は魔力と込めたマインド、登録された人数に依存
使用可能
[氷(フィンブル)] [光(ルクス)]
【】
【】
《スキル》
【鬼滅の血筋】
「これが...俺の魔法。」
「
「普通の付与魔法は違うんですか?」
「普通は一属性だけだし、増えると言うことはない。間違いなくレア魔法だ...よかっな。」
「ありがとうごさいます。魔法って一度使ってみたかったんです。」
「そうか。明日は休みなのだし少しだけ試しに行ってみてはどうだ?いきなりいつも探索してるところで試すのはリスクが高いだろう。」
「そうですね。明日行ってみます。」
「そうか。では今日はもう休むといい。お休み優真。」
「お休みなさい、ミアハ様」
そうしてその日はワクワクしながら眠りについた
そして次の日
「おはようございます。」
「おはよう、優真。」
「おはよう。休みなのに起きるのが早いんだね。」
「実は昨日魔法が発現したので今日はそれの試し打ちとかをしようと思ってるんです。」
「本当に?スゴいじゃん。」
「はい。なので今日はダンジョンに行ってから防具を見に行ってみます。」
「そっか、じゃあ昨日言ってた本は読まないの?」
「本?何の本なのだ?」
「これです。『ゴブリンにも分かる現代魔法』って本なんですけど知ってますか?誰かの忘れ物をシルさんが貸してくださったんです。」
本をミアハ様に手渡すとパラパラと巡り始め、そして何故か首を傾げる
「そうか...優真、本当にこの本を読んだのか?何も書いていないが。」
「え?そんなはずは...本当だ...」
ミアハ様に本を返してもらい見てみると、本当になにも書いていなかった
おかしいな~、と優真も首を傾げ始めるとナァーザが何かに思い当たったのか、みるみる青ざめながら優真に訊ねる
「優真...それってまさか...
「魔導書?」
「魔導書というのはだな、簡単に言えば魔法を強制発現させるアイテムだ。そして効果は一度きり。使ったらこのように白紙になる。」
そのミアハの説明を聞いて優真は恐る恐るといった風に問う
「それって貴重なんじゃ...」
「低く見積もっても一億ヴァリスはいく。」
今度は優真の血の気が引いていく
「と、とにかくお店に行ってみます。あとベルも同じものを持っててまだ間に合うかもしれないんでそっちにも行ってみます。」
「大丈夫?」
「何とかしてみます。それじゃあ行ってきます。」
ホームを飛び出しヘスティアファミリアのホームへ全速力で走る
すると半分ほど行った辺りでベルが見えた
「おーい、ベル。」
「優真!昨日貸して貰った本どうした?」
「読んだ...ベルも...」
「読んじゃった...」
「読んじゃったかー...」
どうやら互いに思っていたことは同じらしく落胆してしまう
「どうしよっか?」
「取り敢えずシルさんの所に行こう。持ち主の人が来てるかもしれないし。」
「そうだね...行こっか。」
「何とか...なるかな...?」
「どうだろうね...」
こうして、朝から二人して肩を落として豊穣の女主人に歩いて行った
▽▼▽▼▽▼▽
「....ということだったんですけど。」
豊穣の女主人でベルがシルさんに説明をしている
「それは...大変なことをしてしまいましたね...」
「いや、シルさんにも少しは責任があるんですけど。魔導書ってこと分からなかったんですか?」
「それは...うっかりしてました。ごめんなさい。てへっ。」
と可愛く舌を出しす
「スッゴい可愛いですけど誤魔化されませんよ。」
ベルは若干やられかけているが、ここで俺までやられるわけにはいかないので
何よりこれ以上借金が増えたら終わる
「えー...それじゃあ...」
シルさんが横にずれてリオンさんが出てくる
何だろう何か打ち合わせをしてたような
「えっと...」
リオンさんはどこかモジモジと照れくさそうにしていたが意を決した様に顔を上げ
「てへっ...」
「っ....!」
っと可愛らしく舌を出した
思わず息を飲む
普段クールな人がこういう可愛らしい事をしてくると更に可愛く思えてしまう
「か、かわいい...」
「なっ...!か、かわ...」
「えっ?」
「声...出てたよ。」
「す...すいません。」
リュー「い、いえ。」
少し気恥ずかしくてリオンさんが直視出来なかったので顔をそらすとこっちをニヤニヤ見ているシルさんと目が合う
「ふーん...へえー...」
「な、何ですか?」
シルさんがニヤニヤしてるときって大抵ろくなことじゃない気がするんだが
「いーえ、何も。」
「そ、それより!どうしましょうこれ。」
再起動しているベルが話を戻してくる
「持ち主が分からないんじゃどうしようもないですよ。」
う~ん。と皆で悩んでいるとミアさんがこっちにやって来た
「さっきから何騒いでんだい?」
「実は...」
ミアさんに一から説明する
すると聞き終えたミアさんは一言
「忘れちまいな。」
とだけ言って魔導書をゴミ箱へ投げ捨てた
「ええ!で、でも...」
「良いんだよ、こんなもん落とす方が悪い。得したと思ってさっさと忘れちまいな。」
「本当に良いんですか?こっちとしては有り難いんですけど...」
「ああ、良いよ。そしてとっととダンジョンにでも行ってくるんだね。」
「それじゃあ、ありがとうごさいます。失礼しますね。」
「あ、ありがとうございました。」
「ベルさん、優真さんまた来てくださいね。」
「お待ちしております。」
そうして店を出てベルと別れ一度ホームへ報告に行きその後ダンジョンに潜って魔法の試し打ちをしに行った
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三階層の正規ルートから外れた小さなルーム
優真はそこで魔法を試していた
「リンク・フィンブル」
途端優真の体が青い冷気によって包まれる
丁度都合よく出てきたゴブリンに向かって行く
心なしかいつもより速くなっている気がする
そして刀を振ってみる
すると刀がゴブリンを切り裂く所まではいつもと同じだったが切ったところからゴブリンが凍っていった
フィンブルは相手を凍らして敏捷のステータスを上げることができるのか
次はルクスを試してみるか
そう考えフィンブルを解きルクスに切り替える
「リンク・ルクス」
今度は白い光に包まれる
軽く動いて刀を降ったり壁を蹴ったりしてみる
どうやらルクスは全体的にステータスが上がっているように感じた
ただ、敏捷の上がり具合はフィンブルの方が上だった事から恐らく一属性で上がるステータスの合計値や限界量が決まっているのかもしれない
ということは二属性を同時に使ったらどうなるのだろう?
使ってみるか
「コネクト・フィンブル」
白い光の奥から青い冷気が出てくる
軽く動いてみて分かったがルクスのステータスアップにフィンブルのステータスアップが上乗せされているみたいだった
ただ、同時に使うと消費がデカいな
マインドダウンになるならないように気をつけないとな
それから暫く魔法を試していたが疲れてきたので素直に帰ることにした
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ダンジョンでの魔法の確認を終え、まだ日が頂点に位置している頃に優真はホームに帰っていた
「ただいまです。」
「よく帰ったな。して、魔法はどうだった?」
「いい感じでした。」
「そうか。それは良かった。」
「お帰り。魔法は良いけど防具はどうしたの?」
「あ...忘れてました。」
「また今度休みになったら買いに行くんだよ。」
「はい。」
「それで、明日は探索に行くのか?」
「そう思ってます。」
「そうか。くれぐれも無茶だけはするなよ。」
「でもお金はちゃんと稼いでくるんだよ。」
ミ「ナァーザはぶれんな...」
「フフ...そこがナァーザさんらしいですけどね。」
「そうだな。」
「どういう意味ですか?」
「ファミリア想いということだ。」
「本当ですか?」
ナァーザさんがジトーとした目でミアハ様を見つめる
その光景に思わず吹き出してしまう
「何で笑うの?」
「いや、こういうの良いなぁーって。」
「そうだな。この日々が続くようにこれからも頑張っていこう。」
「はい。」
「もちろんです。」
リリの問題やその背景にあることやるべきことはたくさん有るけれどそれでもこの日々を守っていこうと、この時優真は誓ったのだった
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冨岡 優真
魔法を手にする
魔法のイメージは自分なりに鬼滅ってこんな感じダナーっていうのをもとに作りました
因みにルクスはベルからです
リュー=リオン
メインヒロインのくせに出番が少なすぎるのではと思ってはいるがなかなか出せない
まあ、ランクアップしてからがメインのはず
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魔導書が終わり魔法が発現しました
なんか違くねって方もいるとは思いますが今作はこれでいくのでよろしくお願いします
リリは次回で絶対終わらせます
最後にお気に入り登録などをしてくださった方々ありがとうございました