セレナが何故か蘇って記憶を無くしてキャロル陣営に味方する話   作:にゃるまる

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さて戦闘シーンが来た訳ですけど、文章力レベルが低いゴミ作者で読んでくれる人が満足できる物が書けるだろうか…そんな風に怯えながら書きました(白目)


第2話

―――まばゆい光に包まれながら少女は、自身に何が起きているのかを理解出来なかった。

この光は何?さっきの言葉は何?

沸き上がる疑問の声に答える者はなく、されど時間の針は止まらない。

光は自然と消えていき、そして少女は――――

 

「……え?え?これ…なに?」

 

身に纏う見覚えのない白の装束に困惑するのであった。

 

 

 

 

 

 

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「シンフォギアだとッ!?」

 

映し出された映像に思わずキャロルが叫ぶ。

彼女の予測では侵入者は≪パヴァリア光明結社≫の手の者であると踏んでいた。

あそこは錬金術師の巣窟。現在は支援を受ける関係にこそあるがキャロルの錬金術師としての知識、そしてチフォージュ・シャトーの存在は結社としても欲しい筈だ。

その為に潜入させたスパイの類、そう捉えていた。

しかし映像の内容はその可能性をあっさりと否定する。

 

「(計画を感づかれた?いや、連中の様子を見る限りそんな動きはなかった…だが現に此処にいるあいつは……)」

 

脳内に過る無数の可能性はどれも情報が足りておらずどれもが決定打とならない。

情報がいる、そしてその情報を持つ者は今あそこにいる。

―――ならばやる事は変わりはない。

 

≪ファラ、そいつを必ず捕らえろ、必ずだ。もしも捕獲が無理だと判断したのなら………確実に殺せ、いいな》

 

 

 

 

 

 

 

 

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「了解しましたマスター…貴方抵抗せずに捕まってもらえないかしら?私達のマスターもそれを望んでいるのだけれど、痛い思いとかしたくはないでしょう?」

 

 

え?え?と困惑する此方を完全に無視し、先程までとは違う雰囲気を纏いながら1人の女性が前に出てくる。

4人の女性の中では一番大人びた外見と優しい口調に思わず心を許してしまいそうになるが、その手に握る物を見て思いとどまった。

彼女の手、そこには先ほどまではなかった西洋風の剣が握られている。

何処から取り出したのか?と思わず聴いてみたくなるが、彼女から溢れる嫌な気配がそれを躊躇させる。

どう見てもお話して解決……とはならないのはまず間違いないだろう。

 

「(いったいどうなってるの…?夢…じゃないよね?そもそも夢なら速く醒めてよぉ…)」

 

正直状況は理解不能でしかない。

自らが纏う謎の装束、見覚えのない4人からは敵意を向けられ、理解が追い付かない。

話し合い……は到底ではないが叶いそうにはなく、されど抗う術なども――――

 

「……え?」

 

―――否、だと思い知った。

抗う術もそれを活かす術も≪知っている≫

心に宿りし想いが、そして何よりも――――胸から湧き上がる≪歌≫がそれを教えてくれる。

 

「…ッ」

 

静かに構えを取ると向こうもそれを認識したのだろう、仕方ないと言わんばかりにため息を漏らして剣を構える。

 

「抵抗はオススメしないのだけれど?」

 

「…出来るならしたくないんですけど……捕まったりしたらもっと酷い目に合いそうだから、必死の抵抗させてもらいますッ!!」

 

頑固な子ね、と微笑むと同時に―――女性が動いた。

速い、それが少女が認識できる精一杯であると同時に、振り下ろされるは重い一撃。

到底ではないが受け止めるの不可能であると即座に判断して、横に飛び避けようと動くが――――

 

「え?え?ちょッ!?」

 

少女の中では軽く動くだけであったのに、気づけばかなりの距離を飛び退き、勢いは止まらず思わず壁にタックルを決め込んでしまった。

痛い…と接触部分がじんわりと痛みを伴い始めたのを察しながらも周囲の警戒を強める。

少女にとって現状最も避けたいのは4対1の状況が出来てしまう事。

先ほどの一撃でさえも避けるのが精一杯だったのだ。

4人同時で来られたらまず勝ち目がない、と剣を持つ女性以外に視線を向けるが――――

 

「がんばってねお嬢さん~♪」

 

何故か敵を応援している青色の少女。

 

「ん~つまらないゾ…」

 

つまらなそうに寝そべる赤色の少女。

 

「……………」

 

何も言わずにただ見つめている黄色の女性と言った想像とは違う光景。

舐められてる、そう理解できる光景を前に苛立ちが生まれるが、4対1にならないのであればそれは好都合でしかない。

起き上がり構えなおすと同時に迫るは剣の嵐。

先ほどの大振りの一撃とは違う、目で追うのがやっとな連撃を必死に躱しながら何かないかと模索しながら周囲を見渡す。

しかし、そんな少女を緑色の女性ことファラは怪しむ様に見つめていた。

 

「(何故、歌わない?)」

 

マスターから与えられた知識の中にはシンフォギアの情報も当然存在する。

旋律を歌唱する事で力とする、それがシンフォギアシステムだ。

なのに眼の前の少女は歌を奏でる事も、する気配さえ見せない。

かと言ってこの状況を打破できる様な力があるわけでも、隠し種の類がある様子もない。

はっきり言って戦闘経験があるのか、それさえも疑うレベルで眼の前の少女は―――――弱い。

現にファラは錬金術は用いず、剣だけの攻撃に留めているが、向こうはそれだけでも必死な形相。

実力としては半分も出していないのにこの様子だ。

 

「(……マスターからの命令もあるし、早めに終わらせてあげた方が良いかしら?)」

 

ファラとしては少しだけ期待もしていた。

単身ここまで潜入してみせたと言う侵入者の存在に、その力に、期待していた。

だが実際はこの程度。

此処まで来れたのも所詮は偶然の産物でしかなかったのだろう。

現に目の前の少女は此方の剣を躱し続ける事が出来ていないのだろう、全身に傷が増えている。

マスターからの命令、そして対象に対する哀れみがファラの剣を緩める。

 

「……実力差は分かってもらえたかしら?マスターの命令で命まで奪うのは避けたいのよ。素直に降伏してくれないかしら?」

 

満身創痍、まさにその言葉が似合う程少女は疲れ切っている。

戦闘経験がない素人が良く頑張った方だと素直に称賛の言葉を与えてもよいと思える程に彼女は頑張った。

だが結末は結末だ。

後は捕らえてマスターの前へ連れて行けば終わり……そう判断して少女へ手を伸ばそうとして――――

 

 

 

 

「……負けられ…ないん…です」

 

 

 

 

差し出した手を跳ねのけ、少女は構えを取る。

勝ち目はないと理解しているのに、尚も抗おうとする。

 

「……それ以上は危険よ?素直に降参してくれた方が互いに良いと思うのだけど」

 

少女はもはや立っているだけでもやっとだろう。

全身の怪我と荒れた呼吸がそれを安易に予想させる。

それでもなお抗おうとする少女に内心関心しながらも所詮は醜い抵抗であるとファラも次の一撃で終わらせんと剣を構える。

 

「負け……られないん…ですッ!!私が負けたら……負け、たら?」

 

負けたら……何なのだろうか?

何もないのに、どうして此処まで私は必死に抗おうとしているのだろうか?

そうだ、抵抗する必要なんてない。

諦めてしまえばよい、そうすれば全てが終わる。

そう、全てが――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浮かぶは炎

建物の中を満たす炎、そして炎の中に立つは1匹の異形。

名を叫ぶ声を背に少女は歌う。

未来へ繋がる歌を、自らの終わりの歌を、歌う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……Gatrandis babel ziggurat edenal」

 

 

 

 

 

 




どんなセレナちゃん書こうかな→無印響みたいな感じでなんも理解できてないままシンフォギア纏うセレナ可愛くね→絶唱させたいな(下衆顔)
となって書きました。
いや~戦闘描写って超苦手なのでグダグダで本当にすいません……
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