魔法少女リリカルなのはINNOCENT 超絶レアなアバター持ちの高校生 作:真庭猟犬
「ブレイブデュエル、か」
俺、
ブレイブデュエル自体はクラスメイトの会話で多少聞いてたが、放課後にゲーセンでシューティングゲームをプレイするかTRPGをすることが好きだったのと、興味がなかったのでどうでもいいやと思っていた。
けど、新しいジャンルの『体感シュミレーションゲーム』として全国に公開されたのと、『T&H』の開店サービスでブレイブデュエルに必要なアイテムを無料でプレゼントというサービスに釣られて来たのだが…
「どこの階なのか分かんねえんだった」
「カッカッカッ。お困りのようじゃのう」
「ん?」
声の主を探すと、店のロゴが入ったエプロンをしている赤い髪の女性がこっちを見ていた。
某ロリ吸血鬼みたいな喋りが合いそうな雰囲気が漂っている。
「お前さん、ブレイブデュエルに興味を持った者かの? 言っておくが、妾は敬語を使われるのは嫌いじゃからタメ口で頼むぞ」
「おう……。まあ、確かに興味は持ったし、ここの開店サービスを貰ってから色々考えようかと思っていたんだ」
「カカ、正直な者じゃな。妾は
「是枝進也。どこにでもいる高校生さ」
★★★★
「さっきの会話がなんで○物語みたいなやり取りみたいになってたんだ?」
「妾が一種のネタキャラじゃからのう。それより着いたぞ、ここがブレイブデュエルのシュミレータールームじゃ」
「へえ……スゴイな」
「そうじゃろう。ほれ、ブレイブデュエルに必要なアイテムじゃ」
三珠から貰ったのは少し大きなパソコンのメモリースティックみたいなものと、お手頃サイズのカードホルダーだ。
「パソコンのメモリースティックみたいのがブレイブデュエルのデータを記録する『データカートリッジ』。もう一つはカードデッキを保存する『ブレイブホルダー』じゃ。あそこにある『カードローダー』で身長・体重・年齢・性別を入力して少し待てばお前さんのカードができるぞ」
「へえ。技術の進歩に伴った新しいやり方だな」
「じゃろう? ふむ、アリシア! エイミィ! 追加の客じゃ!」
「俺は物か!?」
「カカ。気を悪くしたかの?」
「全然悪びれてないなオイ、ってエイミィ?」
ツッコミをしてると学校で見知ったクラスメイトの―エイミィ・リミエッタが4人の少女(その内1人はロゴ入りのエプロンをかけてる)を連れてきた。
「あれ、シン? ブレイブデュエルしに来たの?」
シンは俺のあだ名だ。ある腐れ縁のクラスメイトが俺をそう呼んだ為、学校ではこのあだ名で呼ばれる事が多い。
「この店のサービスに釣られてな。エイミィはバイトなのか?」
「まあね。此処じゃチーフをやっているよ。と言うより三珠さんを呼び捨てするのシンだけだよ?」
「そうなのか? 本人は敬語は苦手と言ってたぜ」
「カッカッカ。あれは嘘じゃ「マジか」まあ、こやつには敬語を使わすと背筋が寒くなりそうな気がしそうなのが一番の理由じゃがな」
「「何だ(なんですか)それ(は)」」
「おーい。トリオで漫才してないでお兄さんが誰か紹介してほしいのとブレイブデュエルを遊ばせたいんだけど」
「「「あ」」」
★★★★
あの後、俺はなのは・アリサ・すずか・アリシアと自己紹介を済ませ、『カードローダー』でパーソナルカードを作ったんだが……―――
「何で初っ端からR(レア)なんだ?」
俺のカードは制服姿の俺が禍々しい形と色のでかい解体ナイフを持っており、その背景には黒いオーラを纏った明らかに人間じゃないもの3体が赤い目を光らせているのが描かれていた。
「えっ、普通はN+からなんだけど」
「おや、知らなかったのか? 極稀にレアなパーソナルカードが出るんじゃよ。しかし、とんでもないレア物を当ててしまったのぅ」
「レアもの? シン、そのカードってどんな絵が描かれてるの?」
「でかい解体ナイフを持った俺と背景にモンスターらしき姿が3体分」
直後、T&Hにエイミィとアリシアの驚愕の声が轟いた。
二人が驚愕した理由は次回で明らかにします。