星と邂逅する恐竜 【ジョジョ】   作:えみ(piplup)

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コメントありがとうございます!
精進します!




だけど、打った文が消える悲しみを味わいました。もぅまぢむり。
そして、悩んだ割には短くなってしまったのはご愛嬌ですね。

とりあえず、最終的にはディエゴくんはすこられるべきなのです




思い出す恐竜

 

ジョータローを連れ戻しに来たは いいが、何故か看守に泣き付かれたんだが??

 

まったく、一体どんなことを仕出かしたんだ? ジョータローのやつ …

 

 

 

 

── ジョータローの前に着くと、とても留置所とは思えない光景が広がっていた…

 

思わず ディエゴは言葉を失う

 

 

そこにあったのは 本来の留置所とはかけ離れた──留置所とは 警察が、被疑者の逃走や証拠湮滅を防ぐために収容する警察署内の施設の事である( Wikipedia より引用 )為、物の持ち込みは認められていない──── はずであったが……

 

これでもかと ラジオや 酒・本 などが敷き詰められておりとても留置所の牢屋とは思えない室内になっている

 

留置所 とは 、、、?

 

思わず、ディエゴは悟りを開きかけるが

 

ホリィの為にもこうしては居られないと 気を強く持った…

 

 

「ん゛ん! やぁ、ジョータロー。ご機嫌いかがかな? 」

 

「 ディエゴか、 てめぇ何しにきやがった 」

 

 

そう言いながら、言いたいことを確信した 表情(カオ)をする承太郎に ディオ科特有の雰囲気を漂わせながらわざとらしく語りかける

 

 

「 言わなくとも 1つに決まっているだろう!

ジョータロー、お前を家に連れ戻しに来た

 

ゴゴ・・・

 

 

「 ・・・・・・・・・ 」チッ

 

 

眉間に皺を濃くし 舌打ち一つ寄越す、そんな頑なな態度を見ていると

 

家を出る時に、ホリィさんに言われたことを思い出す

 

 

────────────────

 

 

 

「そうです、ジョータローが出てこない理由はなんでしょうか? 」

 

「理由?そうね、 "悪霊に憑かれた" って言っていたわ 」

 

 

ディエゴは 勉強し、会話くらいは出来るが、日常会話 程度の語彙までしか知らなかったので

 

・・・? アクリョー とは?

うーん、ストーカーのようなモノか?

 

悪霊 という言葉を知らなかった

 

わかりやすく疑問符を顔に浮かべたディエゴをみて、ホリィは 微笑みながら言った

 

 

「 ディエゴくん、悪霊 っていうのは Evil spirit のことよ! 」

 

「なるほど! …? だが ジョータローは霊を信じる人物ではなかったような? 」

 

 

化学が発展した現代(1980年代)に 幽霊 を信じる人は、稀である

 

なぜなら ディエゴの 時代( 1890年代 )ですら信じている人は 物好き と言われるほどだったからだ。

 

話題が話題故に面を食らった顔をしたホリィだが

 

 

「 そうね、確かに そうかもしれないわ。でも、

 

承太郎は 嘘をつかない優しい子よ

 

 

目を合わせながら 放たれた言葉は まさに 暖かい母の愛 であり、 ディエゴは 己の母*1 が思い浮かび、ホリィのことを眩しく思った

 

ディエゴの反応に少し照れたようで恥ずかしそうにしながらホリィは言う

 

 

「 だから、何かそうなった原因があると思うの 」

 

「 …えぇ、ホリィさんが言うんです。信じますよ 」

 

 

 

ディエゴがキザっぽく言うと、ホリィは思わず 顔を緩ませ 2人は笑いあった…

 

────────────────

 

 

 

このような会話があったのだ

 

"悪霊"と言って あのジョータローが ホリィさんを離して 閉じ篭もる程の "理由"……

 

心当たり( スタンド ) があると言えばあるが、まさかなぁ?…ないよな?

 

 

「…ディエゴ、悪いが、それは出来ねぇぜ 」

 

「それは…悪霊が憑いているからか? 」

 

「 …… 」ピクッ

 

 

反応があったな。図星 なんだろうな

 

 

「…悪霊が怖いか? 」

 

「 …… 」

 

「…黙りか? 悪霊ってのはどんなモノなんだ? 」

 

 

その時!流石に 喧しいのか、ついに 承太郎が動いた!

 

"悪霊"を見せしめるつもりなのだ!

 

 

「…チッ!どうなっても知らないぜ 」

 

ジョータローの纏う雰囲気が変わった!

"悪霊"がクる…!

 

 

「 なに、をッ! 」

 

 

承太郎の背後から、瞬く間に青色の逞しい腕が現れ、ディエゴに 振りかぶられる!

 

ディエゴはその素早い動きを避けきれず、掠った頬を切られてしまう!

 

その代償に "悪霊"の正体に気づいたのだ

 

 

「こッコレはッ! はは、悪霊とは上手く言ったつもりか?! ジョータロー!お前は"スタンド使い"なのだ!」

 

 

あまりにも身近にあった原因で思わずディエゴは顔を歪ませたのだった…

 

 

*1
(嫌がらせで)穴の空いた器に入った熱々のシチュー (つまりまともに食べれないもの)を ディエゴのために自らの両手を差し出す優しい聖母のような人物





次回予告!

次の回こそは承太郎、引きこもりをやめます!

きっと、おじいちゃんにも会うかもしれない!


・・・To Be Continied ・・・

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