小説って読む分にはいくらでも読めるのに書こうとなると何でこう脳内止まりになるのか…
どうも、私です。お久しぶりです。
前回のあらしじ→その正体は電気スタンド!
苦々しく顔を歪ませながら、言い切ったディエゴを見て、驚いたのは承太郎だ。
「なにッ!ディエゴ、おまえは"悪霊"の正体を知っているのか!? 」
「あぁ、よく知っているとも!それは"スタンド"と呼ばれるものだ。 」
「ッ! 」
明確な答えを出された承太郎は目を白黒させるばかりである。無理もない、"スタンド"という日常では有り得なかった現象に名前が付いていたのだから。
そんな承太郎とは対照的にディエゴはとても浮かれていた。
驚きで口が閉まっていないマヌケ顔のジョータローは、初めてだ!そもそもジョータローが顔色を変えることが珍しいのはこの数ヶ月でよく分かっていた。だからこそ、その変わらない仏頂面を変えさせることがこのDioの最近の楽しみと言っても過言では…!……いや過言だな。
久しぶりの優越感にその白い頬を上気させる。
その気分のまま、全てを説明しようかと思った。……が、はたと気づく。
そもそもスタンドとは一般的なものでは無い。そしてスタンドはそれぞれ強力であるし、それを制御するスタンド使いたちは攻略法にもなりえるスタンド能力の情報の口外はしていなかった。
何故なら教える事は即ち自分の死と成りえたからだ。いくらそんなに人が居ない留置所とは言えど人目が着く所で話す内容じゃない。
そういえば、ジョータローを家に連れ帰ることが目的であった。これは丁度いい。ジョータローは扱いきれてないスタンドの情報が欲しいはずだ。
「だが、スタンドの情報は命にも等しいからなぁ…
「…ッ! チッ! 」
わざとらしく話したことで額に筋ができていたが問題の解決法が重要なのがわかるらしく、数十分悩みに悩んだジョータローは、ついに牢屋から出た。
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家に帰った途端に席もつかないで道中の静けさが嘘のように承太郎は話を切り出し始めた。
「おい、さっさと知っていることを全て話せ。まず、"スタンド"っていうのはなんだ。 」
「やれやれ、流石にせっかちが過ぎないか?久しぶりなんだ、立ち話も難だろう。」
そういうディエゴの後ろ姿はこの家に生まれたかのように馴染んでいて、もう随分ここにいることが感じた。勝手知ったる我が家の如くするすると進んでいることに苛立ちを感じるが、それ以上に俺に対して兄のように接してくるのが何よりも鬱陶しいので、前を歩くディエゴの頭を軽く叩いておいた。
"イッタ!おい、ジョータロー!なんの真似だ!"とか騒いでいたが、知らぬ振りをしておいた。
なんて事をやっていれば、居間に着いた。そこで座ればやっとディエゴはその口を開くのだった。
「まず、『スタンドとは何か』だったか?それは立ち向かう者、stand up to という所から"スタンド"そう呼ばれている。掻い摘んで上げると、
・スタンドの姿はそのスタンド使いにしか見ることが出来ない。
・スタンドが傷つくとそのスタンド使いも傷つく。
・スタンドにはそれぞれ能力を持っている。
そんな所だ。どんなスタンドなのか、それを知ることが重要になってくる。」
一息置いて、ディエゴは続ける。
「ジョータロー、スタンドは必ずしも利点になる訳では無い。襲われる事もあるだろうし、お前のスタンドはまだ不安定だ。その持った性能を知るためにも練習した方がいいぞ。」
発現したての時に制御しきれずに、思わないところで大怪我させてしまった承太郎には耳が痛い話だった。
2人とも口を閉じて、静けさが広がった故に、玄関から聞こえてくる恐らく母と祖父であろう騒がしい声が聞こえてきた。面倒な予感がしたが、避けられないと、気を引き締めて、2人は出迎えに行くのであった。
次回!
ジジィとディエゴ。
次もよろしく頼むぜ!