ひゃっはー
「ふ、はは」
滑る
「ふはは」
「…ッ!」
滑る
「あーっはっはっは!」
「オイ止まれよラズ!」
風が気持ちいいな
「はははははははは!」
「止まれって!」
知らないって。俺は何も知らない。
知らないのさ!
sou…この間の試験の事なんざなぁ!
俺は…風になる…!
「シロガネ山でスノボやるとか正気かよ!」
テンション高い時って後で恥ずかしくなるよね
車道をキックスケーターで爆走する俺。
その5メートル程後ろをダッシュで歩道をマラソンしているライム。
ちなみこの状態が1時間以上続いていると思う。
なぜってポケモンスクールの子ども達が登校するところをだいぶ前に見て今彼等はスクールの庭でポケモン達と遊んでいるからだ。恐らくは休み時間なう。
「いい加減にっ…止まりやがれ赤ジャージー!」
「黙れジャージー言うなジャージって言えジジくせぇぞクソ緑!」
流石に止まる。ちょっとライムがかわいそうだなとか思ってない。ちょっと脚が疲れただけだ。ときどき蹴る脚を変えてはいたがやっぱ疲れる。
「ゼーハーゼーハー…ゲホッ」
「オイオイ大丈夫かよライム君」
「ずっと止まれって言ってんのに暴走してたのお前だろうが!」
「楽しかった」
「お前なぁ…!」
ちょうど自動販売機があった。おいしい水でいいよな。ポチッと2本買う。
ジャラララッと音がして、はいはいおつりー…
あれ?ここのちょっと高くない?ぼったくり?
おいしい水を投げて渡す。自分も飲む。
やっぱおいしいからおいしい水って名前なんだろうな。
「…なんでシロガネ山?」
「シンオウのテンガン山とも迷ったけどシロガネ山の方が行った回数多かったから」
「まぁ、シロガネ山がカントーにあるしポケモンリーグ本部もカントーにあるしな」
「何回も登りはしたが滑ってはいない事に気付いた俺」
「そもそもシロガネ山に入ることのできる人間が少ないからな。」
「と言うわけで今回の手持ちですお聴きください。
ライチュウ、
「へぇー。けどまぁ、滑るだけなら補助して貰えば行けるか…?」
「お前、今の手持ちは?」
「えーっと?ピジョット、ロコン、グラエナ、キノガッサにカメックス、後クチート」
「あれ、
「留守番」
「じゃあ安心だ」
「登るにしても仕事どーすんだよ。休み明後日までじゃあなかったか?」
「聞いて驚け2週間延長できたぜ」
「は?なんで?」
「この前のイベントから出張まで詰めまくったから特別休暇もらったのとため込んでた有給消化」
「えー…?」
「後山の生態系の調査と異常確認を兼ねてる」
「そっちが本題か。いつからだ?」
「午後3時にゲート前。研究チームの人がポケモンに襲われないように案内役だってさ」
「一旦リーグに戻って荷物作る余裕はあるか…ピジョット!」
「リザードン!リーグ本部まで頼む!」
『そらをとぶ!』
「今回シロガネ山を案内させて頂きます。ポケモンリーグ本部職員広報課ラズです」
「同じく案内をさせて頂きますリーグ本部職員広報課ライムです」
「今回は引き受けて頂きありがとうございます。タマムシ大学のシライシです。どうぞよろしくお願いします」
※スケボー装備2名
※全員やまおとこ
※赤ジャージ
だらけたい時は仕事のある日だろうがジャージ。
そもそもチャンピオンロードをスーツ汚さずに登れる奴なんて少数だろうって思ってる。
実は一部の職員は他の人のそらをとぶが使えるポケモンで送って貰ったりしてる。
この前の面接で緊張して3回噛んだ。恥ずい。
広報課の仮眠室が第2の自宅。ルームシェアしてる気分。
今回の仕事はいつもお世話になっている課の先輩が困ってたから上司に交渉して代わりに受けた。有給はギリギリまで溜め込む。
※緑ジャージー
ジャージーもジャージも違わないと思っている。
広報課の仮眠室が第2の自宅。広報課が忙しくなるのはイベントの下準備とかだけで当日にはラズと一緒に参加者側としてイベントに参加してたりする。下準備の時が激忙しいだけで何もない時は暇なので他の課の応援に行ったりする。
有給あっても基本使わないので貯めた有給消化しろと言われるといつも困る。スケボー探し出してきた。
ラズが突然山登りをする事があるのでやまおとこセットはこいつも持ってる。
(テンションが)HIGH High HIGH