初投稿です。ちまちまやっていくのでよろしくお願いしますー
episode1
ごく稀に夢を見ている時あ、これ夢を見ているなと思う事はないだろうか?今日はたまたまそんな夢を見た。ただ彼女を眺めているだけだった。顔があやふやで誰だが分からないぐらい輪郭がぼやけていても多分彼女だと思った。現実じゃもう見ることが出来ない彼女だと思った…
俺は目覚ましの音で目を覚ました
「……いつもの時間通りだな」
俺はそう呟くとキッチンの前へと向かった。
今の時刻は6時。この時間帯なら部活がある生徒なら起きている時間だろうなと思いながら俺は自分の朝食を作っていた。俺には家族がいない。いや遠い親戚ならいるがそれを家族と呼ぶのは違う気がする。親は俺が中学2年の時にある事故で亡くなった。俺は別に親が死んでも悲しく無かった。別に強がりではなかった。まぁいいだろう。俺…神原光希(かみはらみつき)はそんな事を考えながら朝食のオムレツを作っていた。
「……そろそろかな?」
俺の感がそろそろ来る頃だろうと告げた。しばらくしてピンポーンと音がしたのでドアの鍵を開けに行った。
そこには
「おはよう、光希」
「おう、おはよう美来」
彼女は祐希美来(ゆうきみらい)俗に言う幼なじみである。
「いやー4月なのに寒いってやっぱし違和感だねぇ」
「本当にそうだよなぁ、10年前の日本じゃあ考えられなかったよな」
「僕この時期の桜見るの好きだったのになー」
「俺も好きだったな」
この時期の桜は趣があって俺は好きだった
「ねぇねぇ今日の朝ごはん何?」
無邪気そうに未来は光希に聞いてきた。その言葉に悪戯心が芽生えた。
「今日は日本だ」
「いつも通り美味し………え?」
「え?聞こえなかったか?」
「いや!聞こえたけど!日本って何さ!」
「日本は日本だけど?」
「何当たり前の事言ってますよって感じに言ってるの!?日本なんて食べれる訳ないでしょ!?やっぱし馬鹿でしょ!」
「馬鹿って酷いな………冗談に決まってるだろ」
「」
そんなたわいもない会話をしつつ朝食の準備をした。未来はテレビのニュースをボケっーと見ていた。(地球の自転かズレて約二年を迎える)とか(アルカナが大量配備)などの今となってはごく当たり前なニュースが行われていた。俺たち地球人は正体不明な敵(セフィロト)と呼ばれる敵と今も戦争をしている。セフィロトは戦闘目的などは一切不明でただ破壊と殺戮をもたらす存在だと言われている。セフィロトはどこからとも無く現れ地域の街などを破壊しそこに巣を張りそしてそこで無限に近い速さでセフィロトが生成される。
ま、今の日本では関係ないんだけどな。そんな事さておきそろそろ味噌汁が出来上がる頃だな
「朝飯できたぞー、運べー」
「わかったー!」
元気よく返事をした未来が食器をテーブルに持っていた。テーブルに配膳が終わったあと朝飯を食べ始めた。
「あ、そういえば今日の授業ってなんだっけ?」
「………お前なぁ」
「だって忘れちゃったものはしょうがないし」
「………はぁ…アルカナの実機試験」
「あれ?今日だっけ?」
「今日ですよ」
「………まずい」
「そう言うと思った」
俺はそう言うとテーブルの下にある収納スペースから紙束をだした
「なにこれ?」
「アルカナの操作、立ち上げ方を纏めた紙。実機試験だけはお前より成績は上だからな、いつも勉強教えて貰ってるからそのお礼に」
「え、いいの?というかお礼ならいつもの朝食で充分貰ってるんだけど…」
「朝飯は俺の意思で作ってるからいいの」
「…ありがとう~!」
「とりあえずさっさと飯食って通学の途中で見ればなんとかなるだろ」
「そうだね!」
めっちゃニコニコしてるなぁ、こうしてると可愛いのにな
そうして俺達はさっさと朝食を食べて通学に向かった
俺達は朝食食べたあと何だかんだ言いながらゆっくり来ていたため遅刻ギリギリで教室に着いた
「おう、今日は遅かったな」
席に着いた早々前の席の松原裕人(まつはらゆうと)が話しかけてきた。ほとんどボッチに近い俺の数少ない友達である
「まあ色々あってな」
しかし何故か面倒くさく感じてたので適当に答えた。
「色々ってなんだよ」
「まぁ色々としか言いようががない」
「…さいですか……本当こんな奴のどこがいいのかねぇ?」
「未来の事か?」
「それ以外になにがあるって言うのか?」
「確かにないね」
「へー何を知ってるのさ?」
「俺に構ってくれるのはただ幼馴染みだからだろ?」
「……この鈍感野郎」
「鈍感?なにが?」
「何でもない、このリアル主人公め」
「……はぁ?」
そんないつも通り下らない話をしていると担任が教室に入ってきた
「朝礼始めるぞ」
「今日の午前に行われるはずだったアルカナの実機試験は機体がまだ運搬中のため午後から開始することになった、それに伴い午前中はアルカナ実機試験に向けて座学を行う事になった」
「うへぇ、座学かよ」
ボソッと松原が文句を垂らした。
「なにか言ったか?松原?」
そう言って担任は鋭い目で松原をみた
「……何でもないです!」
松原は早々に白旗を振った
「…手な訳で松原はその座学に使うプリントを職員室から持ってこい」
「え、なんで俺なんですか!?」
「なにか言ったか?」
またしても鋭い目で見られた
「喜んでやります!」
「連絡事項は他にはない」
その一言を言うと担任が教室から出た
「さて、行ってくるわ」
「いってらー」
そう言って松風を見送った
さてと何してようかと考えてると視線を感じて後ろを向こうとしたが1歩遅かった
「だぁーれーだー」
めっちゃ甘ったるい猫声で俺の両目を塞いだ
「…こんな事するのお前だけだろうが雪菜」
そう言って俺は雪菜の方に向いた。君塚雪菜同じクラスの隣の席に座ってる。
「他にもそんな事する人いると思うよ」
「例えば?」
「未来ちゃん」
「……それは盲点だった」
「ま、そんな事置いておいて、何か用?」
「あ、そうそう、ちょっとお願いが…」
「課題以外なら手伝うよ」
「えーーなんでー!」
「いや、だってこういう風に話しかけてくるのって大体課題だから」
「そこをなんとか!見せてくれるだけでいいから!お願い!」
「…さて問題です。課題を見せるでしょうか?見せないでしょうか?」
「見せてくれるって信じてる!」
そんな目をキラキラにさせてこっちみないで!浄化されちゃうから!(なにが?)
「仕方ないな、ちょっと待ってくれ」
そう言って俺簡単に白旗を上げ鞄を漁ったが
「…あれ?……ない?いやそんな馬鹿な……」
あれれーおかしいぞー(獣感)
「忘れたの?」
「………忘れた」
課題忘れた。やばいこの課題結構大切な奴なのにー!
「こうなったらアレだな、早退する」
「今から!?てか帰るなよ!」
「いや、だって……」
「なに騒いでるの?」
未来がいつの間にか近づいてきていた
「…あの、その、えっと…」
俺は言葉を濁した。何故かって?そりゃ手伝って貰った課題忘れるとか申し訳なさすぎだろ!言えるわけないだろ!(逆ギレ)
「あ、そう言えば、ちょっと待ってて」
そう言って未来は自分の鞄から1冊のノートを持って再び近づいてきた。
「はい、これ」
ノートを俺に渡してきた。
「このノートは…課題のノート!何で未来が?」
「家出る前にテーブルに置いてあったんだよ、今の今まで渡すのを忘れてたよ」
「……ありがとう未来、愛してる!」
冗談で言ったが思ったより効果的でちょっと顔が赤くなってる
「冗談でも辞めてよ!キショい!」
「悪かったなキショくて!」
「……相変わらず仲がよろしいことで」
「…ここまでの腐れ縁だとそうなるよ」
「まったくその通りだよ」
そんなふざけた事をしてたらチャイムがなった
「席につけー」
その言葉を聞いて一目散に椅子に座った。
初投稿なんか緊張します!
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