第十二星
「着いたぞ。こなた」
こなたを背負った垣根が寮(実はアパート)のこなたの部屋の前に着地した
「あ~入って私の部屋に寝かせて」
「鍵は?」
「えっと……あったあった。はい」
こなたがポケットから鍵を出して垣根に渡す
「お前、いつの間にアパートに引っ越したんだ?」
「つい最近」
こなたの玄関には靴が二足あった
それ以外はちゃんと片付いている
「割りと綺麗だな」
「ちゃんと掃除してるもん」
垣根がこなたの靴を脱がし、部屋まで案内してもらう
「ここか」
「うん」
こなたの部屋はアニメのグッズやパソコン、漫画等が大量にあった(原作の部屋とほぼ同じ)
「うおっ、凄いことになってるな」
「最近積みゲーが溜まってきて困ってるんだよね~」
「なら何か貸してくれよ。RPG系の物かシューティング系の物」
「PCゲームでよければそこの東○projectシリーズのやつがお勧め。RPG系はス○ーオー○ャンがお勧めだよ」
こなたをベッドに寝かせて、積んであるゲームからそれっぽいタイトルの物を見つけ出す
「じゃあ、これ、借りてくからな」
「うん。ついでにそこの引き出しからパジャマ取って~」
「はいはい」
引き出しの中からそれっぽい服を取りだし、こなたに渡す
「ありがと~」
「んじゃ、またな。何か困った事があったら電話しろよ?」
「うん。分かってるって~」
そして、垣根が玄関から出たのを音で確認するとベッドの上で着ている服を脱いで、モゾモゾとパジャマに着替えた
「はぁ、折角の夏休みなのにこの有り様って……ま、インデックスも助けれたし後悔はないけどね」
こなたがそのまま寝付こうとしたとき、玄関から誰かが入ってきた
「(ん?帰ってきたかな?)」
「ただいま~、おねえちゃん、いる~?」
トテトテと足音が聞こえ、こなたの部屋のドアが開かれた
「あれ?おねえちゃん、どうしたの?」
「おかえり、ゆーちゃん。いや~能力を使いすぎてバタンキュー状態」
入ってきたのは柵川中学二年生であり、こなたの同居人、
能力は
ちなみに、こなたは高校一年生である
何故、この二人が同居しているか纏めると、ゆたかが一人暮らしは寂しいのでこなたの部屋に同居させてもらっているという感じである
こなたが寮ではなく、アパートに住んでるのも、二人で生活するには寮よりアパートの方が楽だからだ
「最近、家に帰ってこなかったけど、何処に行ってたの?」
「え~と……そうそう!外に限定版のグッズを買いにいってて、それを買ってたらいつの間にか何日か過ぎちゃったんだよ!携帯も持っていってなかったし!」
「じゃあ、何で能力を使ってたの?」
「あ……その……帰るとき!帰るときにゆーちゃんを心配させちゃってるから早めに帰ろうとしてテレポートし過ぎちゃったんだよ!」
「そうだったんだ」
「そうそう」
何とか誤魔化せてホッとしたこなただった
ちなみに、ゆたかはこなたがレベル5の第六位という事も知っている
こなたは身内とその時の気分で教えようと思った人間にのみ、能力の事を話している
「じゃあ、わたしがご飯を作ってくるけど……食べれる?」
「持ってきてほしいな~」
「うん!すぐに作ってくるね!」
パタパタとゆたかは駆けていった
「はぁ……ゆーちゃんの笑顔が眩しすぎる」
その日はゆたか特性のご飯を食べて、ぐっすりと寝た……と思いきや、深夜アニメを見だしたこなたであった
~食事風景~
「おいしい?おねえちゃん」
「うん、おいしいよ」
「えへへ~」
ゆる~い空気に包まれたこなたであった
ようやくこなた以外のらき☆すたキャラが出せた……