仮面ライダージオルガ・補完計画   作:にくキャベツ

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仮面ライダージオルガ補完計画本編
ジオルガ補完計画・優月と冬夜


「お邪魔しまーす」

 

 ここが私立幻想高等学校かな? 

 ここに僕と同じ仮面ライダーがいるって聞いたんだけど。

 取り敢えず、職員室へ行こう。

 

「あの、失礼します」

 

「客人かい? 珍しいね」

 

「ここに、仮面ライダーがいるって聞いたんですけど……」

 

「仮面ライダー……? あぁ、優月先生か」

 

 うん、ここでビンゴらしい。

 すぐに会わせてもらおう。

 


 

「なんだ、なんだよ? 私に興味あんのか〜?」

 

「はい、優月先生。……仮面ライダーウヅキ」

 

「……あー、お前ただの客人じゃないクチか?」

 

 ライダーとしての私に頼ってきたってことは……

 

「なんか困ったことでもあったのか?」

 

「えっと……それが」

 


 

「え? ガーディアンってヤツが?」

 

「はい、兵隊のロボットなんですけど……」

 

 僕は全てを話した。

 財団Bという組織が暗躍していること。

 その組織が使っているガーディアンが多すぎて、僕一人では対処できないこと。

 

「幸い、僕の住んでいる街にしか現れていません」

 

「それで? 手伝ってほしいのか?」

 

「はい。……財団Bの前線拠点の一つを見つけたので」

 

「よーし任せろ! ダチを守るのはわたしの仕事だ!」

 


 

 ──とある研究所

 

「ここが、財団Bとやらのアジトなんだな?」

 

「正しくはその一つだけど……まあいいよ」

 

《3.2.1!》

 

「変身!!」

 

《スライム! バクレツマホウ!》

 

《ベストマッチ!》

 

「変身!!」

 

 同時に変身するウヅキとスマホ。

 ウヅキは素手で周りのガーディアンを蹴散らし、

 スマホは銃剣ブリュンヒルデを使い敵を切り裂いていく。

 

「埒が開かないな……!」

 

《パラソル・オン》

 

《ギロチン・オン》

 

 パラソルとギロチンの攻撃的な装備二つでガーディアンと戦い、ギロチンのついたキックで敵を斬りながらパラソルから放たれるビームとパラソルによる打撃で敵を倒す。

 

「負けてられないな」

 

《キンニク!》

 

《マオウ!》

 

《ベストマッチ!》

 

「ビルドアップ」

 

《魔術のマッチョマン!》

 

《マオウキンニク!》

 

《イェーイ!!》

 

 ビルドアップしたスマホ。

 魔法で遠くの敵を倒しながら、近くのガーディアンを素手で叩き潰していく。ガーディアンの足を掴み、そのままガーディアンの集団に投げ飛ばし一瞬で壊滅させる。

 

「ウヅキさん! 来ますよ!」

 

「わ、分かってるって!」

 

 合体するガーディアン。

 巨大な形態となり二人に襲いかかる……

 

《アタックライド、ブラスト!!》

 

 が、そこに光線が命中し、ガーディアンが崩れる。

 

「!? ……一体何者……?」

 

「何者か? と聞かれれば答えますねぇ……」

 

「俺の名前は田所浩二。又の名を」

 

《ミームライドォ……インム!!》

 

「仮面ライダー、インム」

 

 突然現れる、バーコードの意匠のある茶色のライダー。腰のホルスターからバインダーを取り出し、剣に変形させる。

 

「仮面ライダー? 力を貸して……?」

 

「いや、お前たちと戦いたくなりましたねぇ!」

 

 仮面ライダーインムは、ウヅキを斬りつけ、そのままの勢いでスマホを蹴りつける。が、すぐさま立て直したスマホに殴り飛ばされる。

 

「痛いですね、これは痛い……だがこれなら?」

 

《ミームライドォ……マリサ!》

 

 身体が仮面ライダーマリサの姿に変化するインム。

 

「嘘だろ? 原型がないぞ!?」

 

「別のライダーに変身できるのか!?」

 

「驚くのはまだ早いですね……これは早い」

 

《フォームライド……ブレイジングスター!》

 

 マリサに変身したインムがブレイジングフォームに変身する。ブレイジングフォームは10秒間のみ圧倒的な加速を可能にする。

 

「うわぁ!? な、なんて速さだよ!?」

 

 驚愕の声を出すウヅキ。

 ブレイジングフォームのスピードに圧倒される。

 

「くっ、だったら!」

 

 地面を殴りつけ地震を起こすスマホ。それによりインムは移動を停止する。

 

「やりますねぇ……ならこれならどっすか?」

 

《ミームライドォ……ウヅキ!》

 

「わ、私と同じ姿に?」

 

 続いてウヅキに変身したインム、ナイフモジュールをオンにし足のガトリングから大量のナイフを発射する。

 

「や、やられっ……」

 

 ナイフが突き刺さったウヅキは爆散、変身は解除された。

 

「くっ……だったら!」

 

《防御力! 盾!》

 

《ベストマッチ!》

 

《極振りのシールダー!》

 

《ディフェンドシールド! イェーイ!》

 

 また新たな形態へ変身するスマホ。この形態は最高級の防御力が自慢である。

 

「これならダメージは受けない……!」

 

 そして体を機械化し高火力の攻撃を叩き込むことができる。だがしかし……

 

「それが相手ならこれですね……これこれ」

 

《ミームライドォ……スマホ!》

 

「な!? 僕にまで変身できるのか!?」

 

 スマホにまでも変身したインム。

 

《ファイナルアタックライド》

 

《イイイインム!》

 

 巨大なBB素材が現れ、一直線にスマホとインムの間に並ぶ。そのBB素材の間を通り、インムはキックを叩き込む。

 

「わ、わぁぁぁぁっ!!!」

 

 こうしてスマホは倒され、インムは勝利した。

 

「……(完全勝利ポーズ)」

 

 が、そこへまた一人のライダーが現れる。

 

「仮面ライダーを確認。武力介入を開始する」

 

《プリーズ》

 

《ガンダム・エクシア》

 

 

tobe continued

 

 




次回、仮面ライダージオルガ補完計画

エクシア VS インム

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