公安特捜班は密輸ブローカーが逃走してると連絡を受け、確保に向かっていた。
「うわぁ、任せて下さい、私が絶対確保して見せます。」
「犯人は銃を所持しているから拳銃を携行するように。」
「了解しました。」
桜井と岩泉は拳銃を携行し、確保へ向かった。
「桜井、犯人はどんな人か。」
「えーと確か、この人だったと思うわ。」
「この男か、リチャード・ロベルト40歳か。」
「よし、見つけたら確保よ。」
数分後、密輸ブローカーらしき男を発見。
「桜井、あの男だ。」
「よしっ。」
「リチャード・ロベルトだな。」
「東京中央公安室・公安特捜班よ。」
「うむむむ、キルユー。」
「観念しろ。」
岩泉は1発発砲し、リチャードは撃たれた。
「くそー。」
「お前を銃刀法違反の容疑で逮捕する。」
桜井は手錠をかけた。
その後の調べでリチャードはSWのリボルバーを売りさばいていたのだ、2丁は2人に売ったと自供した。
「そうか、やはりリチャードが2人に二丁売ったのか。」
「はい、新宿のクラブで知り合ったと。」
「待てよ、2人って事は。」
「吉野清と杉木良哉か。」
「ええ、間違いない。」
「班長、大変です、杉木の部屋を調べていたら京都と金沢へと置手紙が、しかも昨日の夜行で。」
「恐らく杉木は金沢へ逃げ込んだのか。」
「ええ、俺達も金沢へ。」
「ああ。」
南と高山と水野と香川と小海と岩泉は杉木が金沢へ逃走したと翌朝から上野駅から「あさひ1号」に乗り、長岡から特急「かがやき2号」に乗り換えて金沢へ向かった。
金沢
「主任、杉木は金沢へ逃げ込んだって事か。」
「ああ、杉木は拳銃を持っています。」
「すぐに石川県警にも、応援を要請しよう。」
「入たっ、杉木だ。」
「よしっ、行くぞ。」
その時、杉木はSWM602インチを取り出した。
「そこまでだ!杉木。」
「誰だてめぇ。」
「鉄道公安隊だ。」
「くそー、。」
バキュン、バキュン。
岩泉は拳銃で一発発砲した、杉木の方に命中した。
「ぐはっ。」
「観念しろ、杉木。」
「くっ。」
「何故わかった、俺の計画が。」
「よしっ、連行しろ。」
杉木は石川県警に逮捕に逮捕された。
「杉木は、上野から寝台特急「北陸」に乗り、金沢へ行くと管理人とタクシーの運転手が証言しています。」
「桜井に確認したんだな。」
「はい、さっき桜井から電話があって。」
「そうか。」
杉木は身柄を所轄の金沢中署へ連行した。
「では、杉木良哉を金沢中署へ連行します。」
「それでは、お願いします。」
「はい。」
高山と小海は石川県警のパトカーに乗って金沢中警察署へ向かった。
「杉木は吉野と一緒に能登半島へ来ていたことは確かでしょうか。」
「ああ、恐らくな。」
東京に戻った南達は、杉木の調べで吉野は金沢から京都へ逃げたと自供した。
「杉木は吉野と輪島の殺人を計画したのか。」
「ああ、杉木が自供したと小沢警部から連絡があったそうだ。」
「吉野は恐らく博多へ逃げ込んだんじゃないか。」
「そうか、博多か、班長私に博多へ行かせてください。」
「よしっ、早速南は博多へ向かってくれ。」
「わかりました。」
この夜、南は新大阪行のひかり「311号」と寝台特急「なは」西鹿児島行に乗り次いで博多へと向かった。
博多
「やっと博多か、せっかく博多へ来たから大宰府へ見物するか。」
南は太宰府天満宮へお参りした後、博多を見物する事にした。
「えーと、吉野が立ち寄った場所へ行く前にさ、博多名物博多ラーメンでも食っていくか。」
中州通り
「結構賑やかな街だね。」
南は博多ラーメンの店「ラーメン宇治屋」に行った。
「おやっさん、チャーシューメン一丁。」
「はいよ。」
「ちょっといいかな、5月頃にこの男はこなかったかな。」
「ああ、5月4日にこられたぞ。」
「本当ですか。」
「ああ、夜の7時ごろやったかな。」
「そうですか、どうも。」
南は博多ラーメンを食った後、聞き込みをした。
「吉野は確か中州のバーへ行ったって言ってたな。」
「ここだな、吉野が言ったスナックって言うのは。」
南は早速、スナックに行く事にした。
「ああ、吉野が来たのは夜の9時ごろでしたよ。」
「9時ごろに。」
「博多どんたくを見ながら酒を飲みに来たから、次の日には夕方の東京行の寝台で帰ると。」
「そうですか。」
「吉野が帰る時に船本と一緒に見送ったからな。」
博多駅
「東京行か、これに乗ればいいんだな。」
南は現場となった個室寝台のあさかぜに乗って東京へ戻ることにした。
「ここが個室寝台の2号車だな、でもどうやって殺害したのか、そうかドアが反動で掛け金が降りて鍵がかかる
なるほど、それで密室を作ったって訳か、岡山で下車して犯人はどうやって乗り換えて東京へ帰ったのか。」
「公安官さん、岡山ではですね停車する事もあるんです。」
「本当ですか。」
「ええ、このあさかぜはですね2分停車なんですよ。」
「そうか、犯人は岡山で下車したのか。」
一方、小泉と桜井は暴力団「銀竜会」に行って吉野の聞き込みをした。
「ああ、浪速の用心棒の吉野の事か。」
「知ってるんですか。」
「おう、いい奴やったでぇ。」
「最後に会ったのはいつです。」
「去年の夏かな、俺はここを離れるって言ってな。」
「そうなのか。」
公安特捜班
「そうか、吉野は元暴力団と不良生徒だったのか。」
「ええ、高校時代はケンカ番長だったらしいよ。」
「なるほどね。」
そこへ、南が博多から戻ってきた。
「班長、わかりましたよ今回の事件のトリックが。」
「えっ、それ本当か。」
「やはり、この「あさかぜ」は密室殺人だったんですよ。」
「そうか、それを利用して殺害したのか。」
「ところで、どうやって岡山駅から乗ったのかだ。」
「そこなんですよ。」
「新幹線は動いてないしな。」
「そこが盲点なんだよ。」
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次回で、いよいよ最終回になります