犯人は偽名を使って乗車券を買っていたのだ
そして、ニュースであさかぜの殺人事件が報道されていた。
「今日午前10時ごろ、博多発東京行の寝台特急「あさかぜ4号」の個室で男性の射殺死体が発見されました、
依然も犯人の手がかりつかめず、後の警視庁の調べで被害者は長谷川俊博さん37歳と判明しました、現在警察では目撃者と不審者はいなかったかどうか調べています。」
「奴は気づいていないようだな、俺が射殺したって事をね。」
「ああ、俺のリボルバーで1発でご臨終さ。」
「抜かるなよ、吉野。」
「はいはい、俺はやりますよ。」
「いいんですか、奴に任せて。」
「ああ、何しろ吉野は浪速の用心棒と呼ばれたそうだ、拳銃も使えるさ。」
公安特捜班
そこへ水野が書見をもって高杉班長に報告した。
「解剖書見が出ました、いずれも1発で心臓に命中しています」
と、書見を見る高杉公安班長。
「弾丸から38口径のリボルバーとわかりました。」
「38口径か。」
「警察で使う、使用拳銃ですね。」
「死亡推定時刻は深夜の0時30分頃か。」
「深夜って事は皆さんが寝てる頃に犯行ですね。」
「ああ。」
「犯人は暴力団かあるいは犯罪組織の一員じゃないでしょうか?。」
「岡山か広島辺り殺された事になりますね。」
「射殺して逃げたとしてたら降りた駅は広島、尾道、岡山、その3つになりますね。」
「うーむ。」
「さっそく、我々も調べて見ます、不審な乗客がいたか。」
「そうだな。」
「はい。」
次の日、吉野は朝早く上野から、上越新幹線に乗ることにした。
吉野が乗るのは上野7時20分発の「あさひ1号」である。
「新潟まではノンストップか。」
と、電光掲示板を表示を確認する吉野は新幹線あさひを待っていた。
「どうして別れるって言ったんだ。」
「ああ、もう別れるって決めたの私。」
「どうして。」
「佐渡の旅をしたら、私は別れるって決めたの。」
「うーん。」
7時20分、吉野が乗った「あさひ1号」は上野を発車した。
ファーン!
上越新幹線「あさひ1号」は午前7時20分に上野を出発して、途中停車駅は長岡駅ただ1つ、長岡を除けば終着新潟駅までノンストップである、全長333.9キロ、約1時間の旅である。
「もう1人に決めてね。」
「うん。」
「私は佐渡へ旅したら、あなたと別れることを決めたわ。」
「本気か。」
「そうよ、もうあんたと別れたいのごめん。」
午前9時、「あさひ1号」」は新潟に到着した。
新潟駅
「佐渡港フェリーはここか。」
「両津港までね。」
「乗るぞ、佐渡行の船が出航するぞ。」
ブーッ!
そして、吉野は佐渡両津港行のフェリーに乗って佐渡へと旅へ出た。
両津港
「もうすぐ佐渡さ。」
「ああ。」
吉野は佐渡へ来たらたらい船に乗るのだ。
「まるで、高校の時に見た映画を思い出すわ。」
「そうだな。」
「私は、吉野さんが好きです。」
「でも、あなたと別れるのはつらいさ。」
吉野は千畳敷に連れて、吉野は彼女を殺すのだ、手にはSWのリボルバーを持っていた。
「清、何の真似。」
「お前が別れるって言うなら、殺してやる。」
キャーッ!
バキューン!
拳銃は海に響いた。
吉野は、彼女を殺害して佐渡汽船に乗り新潟市内に逃げ込んだ。
新潟市内ホテル
「へっ、ざまぁみろ。」
と言って、吉野はホテルの電話で仲間に連絡をした。
「ああ、きっちり片付けるさ、アハハハハハハハ。」
と、笑った。
ご意見・ご感想をお待ちしています
劇中の上越新幹線「あさひ」の時刻は昭和63年のダイヤを使用しています