個室寝台「あさかぜ」殺人事件   作:新庄雄太郎

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特捜班の公安官 高山直人と小海はるかは岡山駅で捜査を続けていた

犯行時間は深夜なので、乗客はあまりいないので犯行は可能なのか?


第8章 岡山駅

高山と小海は岡山駅で不審者がいなかったか目撃者はいなかったか聞き込みをしていた。

 

「すいません、岡山駅で不審な乗客を見ませんでしか。」

 

「さぁね。」

 

「見ませんでしたか。」

 

「さぁてねぇ、あまり見てないな。」

 

「そうですか。」

 

「高山君、この時間帯は深夜ですから寝台特急は岡山は深夜帯ですね。」

 

「そうね。」

 

公安特捜班

 

「そうか、岡山駅では深夜帯か。」

 

「ええ、少し時間がかかりそうです。」

 

「うーむ、犯人はどうやって駅を下車したか。」

 

そして、新潟から戻って来た南と梶山が高杉班長に報告した。

 

「班長、犯人は偽名ですね。」

 

「犯人の本名は何者なんでしょうか。」

 

そこへ、特捜班に電話が入った。

 

「松本です、被害者はプロの写真家だそうです。」

 

「福岡県警の話では、駐車中の車で倒れその場で即死だそうです。」

 

「と言う事は犯行場所は別の場所で殺害したのか。」

 

「ええ、その可能性があります。」

 

「じゃあ、今野と松本はすぐに東京に戻ってきてくれ。」

 

「わかりました。」

 

今野と松本が東京に戻って来たところ、事件について報告した。

 

「その犯人の男は5月頃に博多へ来ていたそうです。」

 

「黄金週間に博多へ来ていたのか。」

 

「はい。」

 

「5月には博多どんたくが行われたそうですね、その男は博多で彼女に会いに来たそうです。」

 

「なるほど。」

 

そこへ、香川と小泉が帰ってきた。

 

「班長、やはり成りすましていたようです。」

 

「偽名を使ってか。」

 

「はい。」

 

「窓口の話によると、11月4日に「あさひ1号」の切符を取っていた事はわかりました。」

 

その時、高山は言った。

 

「班長、南主任、あさかぜで殺害方法が分かったんです。」

 

「本当か、高山。」

 

「はい、殺害方法はですね、ドアを閉めると自然に鍵がかかるんです。」

 

「なるほど、それで密室が出来るって訳か。」

 

「そうです。」

 

犯人は個室寝台の殺害方法を高山が説明した。

 

「じゃあ、拳銃の発砲音は?。」

 

「してたと思います。」

 

「じゃあ、個室寝台に入ったのはその犯人か。」

 

「ええ、まず、間違いないと思われます。」

 

「後、犯人はどこで下車したんでしょうか。」

 

「岡山からだと、この時間帯には最終便の新幹線は運転してるか。」

 

「調べてみないと。」

 

「そうだな。」

 

京都

 

「吉野、いつ京都に来たんだ。」

 

「今日の14時頃の金沢発の「雷鳥」でね。」

 

「そうか。」

 

「船本にはいつ会いに行くの?。」

 

「明日の新幹線「ひかり」か深夜の寝台特急で博多へ行くので。」

 

「そうか。」

 

「ああ。」

 

「気をつけてな。」

 

「サンキュー、杉木。」

 

一方、高山は岡山駅のホームで深夜に泊まる列車を調べていた。

 

「小海さん、岡山駅に止まるとしたらこれは寝台特急ですね。」

 

「ええ、その可能性があるわ。」

 

そこへ、1人の乗客が高山と小海に声を掛けた。

 

「公安官さん、何か事件ですか。」

 

「はい。」

 

「公安官知ってます?、寝台特急の中でも、よく時刻表に乗っていない駅でも停車する事もあるんですよ。」

 

「それは、どういう事なんです。」

 

「運転停車と言って、乗務員の交代と荷物の積み下ろし等にしばらく停車することがあるんです。」

 

「そうなんですか。」

 

「運転停車か、犯行は可能でしょうか。」

 

「それは考えられるわ。」

 

そして、岡山駅の駅員に聞き込みをした。

 

「すみません、「あさかぜ」が到着した頃、怪しい乗客を見ませんでしたか。」

 

「怪しい男ねぇ、さぁ、思い出せないなぁ。」

 

「何か気づいたことはありませんでしたか。」

 

「ああ、それなら、そこの小学生に聞けばわかると思うよ。」

 

高山と小海は、列車の写真を撮りに来た小学生か話を聞いた。

 

「すみません、「あさかぜ」が到着した頃、怪しい乗客を見ませんでしたか。」

 

「ああ、見たよ、その男は確か宮崎から来た寝台特急だったよ。」

 

「どこ行きかわかるか。」

 

「確か、東京へ向かう夜行列車だよ。」

 

「そうか、どうもありがとう。」

 

高山と小海は、小学生の聞き込みで犯人は別の夜行列車に乗っていたことが判明した。

 

「高山君、この時間帯に乗れる列車といったら、「あさかぜ」か「富士」ですね。」

 

「じゃあ、この「あさかぜ82号」かな。」

 

「いや、それは無理だよ。」

 

「この「あさかぜ」は臨時運転だから、岡山には深夜1時だからそれは無理。」

 

「そうか。」

 

「問題は、岡山で寝台特急に乗り換えできるのでしょうか。」

 

「そこか、盲点なのよ。」

 

高山と小海は岡山で寝台特急に乗り換えが出来るのか。

 




犯人は、岡山で列車に乗り換えたのでしょうか。

これは謎ですね。
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