二度目の転生はありふれた職業な世界   作:ライダーGX

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戦闘パートで躓いていて遅れました。


第18話 最奥の守護者 後編

真の大迷宮の最下層に到達し、守護神である『ガーディアン』と対決する新一達、ガーディアンの体長は約30m、6つの頭と長い首、鋭い牙と赤黒い眼の魔物、その姿を見ればまさに神話に出てくる『ヒュドラ』だった。

 

「「「「「「ギャアアオオオオオオオオオオ!!!!」」」」」」

 

ガーディアンは雄叫びを上げながら新一達を睨みつけ、更に赤い紋様が口元に現れて、口を開くと同時に火炎放射が放たれる。

 

それに新一達は左右に分かれて、新一は真上に、進次郎は左に、軍平は右に飛んでかわした。

ユエ達は後方に下がって、魔法で攻撃を仕掛け、きよしは弓で正確に狙いを定めて、矢を放つ。

 

同時に新一がドンナーで撃ち込み、きよしの矢と同時に向かい、ガーディアンの頭部の2つの頭に命中する。

新一が撃った超電磁砲がガーディアンの頭を粉砕する。

 

だがきよしのガーディアンはビクともせず、さらに雄叫びを上げながら魔力の砲弾を撃ち込む。

 

それに千春が防御魔法を放つ。

 

「《全ての敵意と悪意を拒絶し、神の子らに絶対の守りを超え、ここは聖域な壁を築き、神敵を通さず──“聖壁”!!》」

 

千春の防御魔法がガーディアンの魔法を防ぐ。

その隙に、新一達が攻撃を仕掛けに入る。

 

「はっ!!!」

 

新一のロングソード、進次郎の双剣、軍平のバトルアックスがガーディアンの胴体に切りつける、だが切りつけられた胴体は謎の粒子によって直っていく。

 

「なっ!治っていくぞ!?」

 

進次郎の言葉に新一はそれに目を細める、そして粒子の発生源を探すと、白い頭の龍のガーディアンが白い紋様を発動させていて、それに新一は奴が原因だと分かった。

それにより分かった新一は皆に向かって念話で伝える。

 

(皆!白い頭の龍を狙うんだ! 回復役を潰せば勝機はある!)

 

「おお!なるほどな!!わかったぜ!!軍平!!」

 

「おう!!!」

 

念話で語ったのに進次郎はすぐに言葉に出しながら向かい、軍平も同じように向かっていく。

 

「あらっ!お前ら少しは言葉に出すの抑えろよ!たくっ!」

 

それに思わずズッコケそうになる新一だったが、ドンナーを構えて撃ちながら距離を取る。

きよしと千春はそれに苦笑いしながらも弓と魔法を使いながら援護する。

 

だが白い龍のガーディアンの前に魔法の壁が立ちふさがり、矢と魔法は勿論の事、ドンナーの銃弾も弾かれてしまう。

 

「チッ」

 

新一は舌打ちをしながら後退し、進次郎と軍平を呼び戻して、物陰に隠れる。

 

「あの黄色い龍の頭は盾の役割を補ってるな、攻撃に防御、回復のバランス…厄介だな」

 

「でも回復される前に倒せばいいんじゃ?」

 

「白い龍を倒しても防御系の奴が邪魔をする。そうなると白と黄色を同時に倒す必要がある」

 

「おっしゃ!! なら速攻片付けるぜええええッ!!!」

 

っと軍平は考えなしに突っ込んでいき、それに慌てる新一達。

 

「ちょ待てお前!!」

 

「すぐに向かっていかないでよ!!」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

軍平はバトルアックスを一気に振り下ろそうとした時に赤い龍のガーディアンが火炎放射を放った、それに軍平は慌てて逃げる。

 

「うぉおおおおおおおおおおおっ!!!???」

 

「たくっ!!考えなしに突っ込むからだ!」

 

っと新一は進次郎にある物を渡し、それと同時に投げる。

新一と進次郎が投げたのは、焼夷手榴弾である、これはタール状があった階層の液を使って複製した物、それを応用して手榴弾を作った。

 

2人の焼夷手榴弾が赤と白の龍の頭のガーディアンに直撃し、燃え広がる。

 

「「ギャオオオオオオオ!!!」」

 

雄叫びを上げながら苦しみ、それにより新一達が突っ込もうとする。

 

っがその時だった。

 

「「い!いやあぁあああああああ!!」」

 

「っ!?ユエ!千春!?」

 

新一達は後ろを振り向いたら、黒龍の頭のガーディアンがユエと千春を睨みつけて、何かの魔法を掛けていた。

 

「チッ!!」

 

すぐさまドンナーのレールガンで黒龍の頭を吹き飛ばし、引き離したあとに新一達はユエと安全な場所へと移す。

 

「おい!大丈夫か!?」

 

「……新一?」

 

「新一君…、進次郎に皆…」

 

「おい!どうしたんだよ!?」

 

すると目に涙を浮かばせるユエと千春。その様子を見た新一達は戸惑いを隠せない。

 

「…よかった……見捨てられたと。……また暗闇に一人で……」

 

「……私、皆からひどく虐められた。それも穴から落とされて埋められる程に…」

 

「何だって…?」

 

その事を聞いた新一達は思わず耳を疑う、そして新一は黒龍のガーディアンの方を振り向く。

 

「…どうやらあいつには精神と恐怖を与えて狂わせるステータスを持っている様だな。俺はともかく進次郎達が迂闊に近寄ると一気に落ちる…」

 

「ええっ!じゃあどうするの!?」

 

きよしが新一の言葉を聞いて困っていると、進次郎が笑みを浮かばせながら立ち上がる。

 

「へっ!ならそれをくらわなければいいって事だろう!」

 

「おう!そういうこった!!」

 

そう言って向かっていく進次郎に軍平、それに気を取られる新一。

 

「お前ら…」

 

「…そうだね。新一!指示を頂戴!僕も出来る限りやるから!!」

 

っとそう言ってきよしもそこを後にして、弓を構えて進次郎達を援護する。

 

その様子に新一は思わず苦笑いをする。

 

「ははは……、俺がこんな様子になってどうするってんだよ。たくぅ…」

 

そう言って新一はユエと千春の方を見て、魔法を放つ。

 

「…“解呪”」

 

っと新一はするとユエと千春のバッドステータス状態を解除し、それに気が付く2人。

 

「新一…」

 

「ユエ、千春。シュラーゲンを使うから援護を頼む。少々時間が掛かるからな」

 

「…ええ!わかったわ!」

 

すぐにユエと千春はすぐに動き、新一はシュラーゲンを取り出して、構える。そして撃鉄を引いて、初弾を装填し、本体に纏雷を流し込み、エネルギーを充填させる。

その間に進次郎達が戦う中で千春とユエは進次郎達に伝える。

 

「皆!新一君が時間を稼いでだって!」

 

「何!よし分かった!」

 

「“緋槍”“砲皇”“凍雨”!!」

 

有り得ない速度で魔法が構築され、炎の槍と螺旋に渦巻く真空刃を伴った竜巻と鋭い針のような氷の雨がガーディアンに襲い掛かり、ガーディアンに直撃して爆発する。

更に千春の魔法を放つ。

 

「《赤き炎の風、美しき矢に変え、灰となり大地に帰らん──“炎矢”》」

 

千春のファイヤーボルトがガーディアンに降り注ぎ、無数の炎矢が突き刺さる。

 

「うおおおおおおおおお!!!」

 

「どりぃやあああああああああああああああ!!!」

 

進次郎と軍平の攻撃が交互に炸裂して、大きなダメージが入り、その隙間にきよしの矢が放たれる。

きよしの矢が傷の隙間に入り、ガーディアンの身体に大ダメージが入る。

 

そしてシュラーゲンを構えた新一はエネルギー充填完了して、ガーディアンに狙いを定める。

 

「さあ…、吹っ飛びな!」

 

纏雷の赤と青のスパークが連動して、タウル鉱石とシュタル鉱石の配合のフルメタルジャケットの銃弾が火を噴き、弾丸がシュラーゲンから飛び出していき、ガーディアンに直撃し大爆発する。

 

一度シュラーゲンを下ろし、それを見つめる新一達。

 

「やったか…?」

 

煙が立ち誇る中、「ギュゥゥゥァァァァアアア!」っと声がし始めて、それに警戒する新一達、そして煙が晴れると信じられない光景を目にする。

 

「「「「「「っ!!!?」」」」」」

 

傷ついたガーディアンが徐々に姿を変え始め、更に無数の頭が1つとなって、更に背中に2問の砲台らしきものが生えてくる。

 

その姿はまさに『スーパーガーディアン』と言える。

 

新一達はその光景に目が釘付けとなる。

 

「な、なんて姿だ…」

 

するとスーパーガーディアンは2問の砲台にエネルギーを貯め、更に口元にもエネルギーを溜め込み、新一達に狙いを定める。

それに気付いた新一は皆に向かって叫ぶ。

 

「っ!マズイ! 皆俺の後ろに下がれ!!!!」

 

っとそれに進次郎達は思わず驚いて新一の方に向かい、そして新一の後ろに隠れ、新一はより強力な防御魔法を放つ。

 

「《防氷壁》!!」

 

防氷壁と言う防御魔法は聖絶や千春の聖壁よりも強力で、長く持つ。

そうしている間にスーパーガーディアンは七色の紋様を現れ、そして強力な魔法砲弾が放たれる。

 

強力な魔法砲弾が防氷壁に直撃し、そして強烈な光に包まれる。

 

それにより、ユエは思わず目を瞑る。

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

強烈な光が放たれて、光が止むとユエは前を見る。

すると進次郎達が少しばかり倒れていて、新一があちこち煙を上げながら立って、頭から血を流れながらそして倒れる。

 

「新一!!!」

 

「いっつ……ッ!新一!!」

 

進次郎達とユエは倒れた新一の元に駆け寄る、どうも防氷壁では完全に防ぐ事が出来なかった。防氷壁を突き破り、新一の身体に大ダメージを与え、最高レベルの新一に瀕死の重傷を負わせた。

 

「ギャオオオオオオオ!!!!!!」

 

スーパーガーディアンは雄叫びをあげ、勝利の声を上げる様子が目に浮かぶ。

進次郎達はすぐさま新一を物陰に運び、そして新一に超神水を飲ませる。

 

「新一!しっかりしろ!!!」

 

「新一!!」

 

超神水を飲ませた新一の身体はみるみる傷が治っていくが、その傷の治りが遅かった。

 

「どうして!?」

 

ユエは半ばパニックになりながら原因がどうか調べていた。

神水より強い超神水が襲い理由はスーパーガーディアンの極光の魔法砲弾の影響があった、一種の毒の効果が侵食して、身体を溶かし始めていたのだ。しかし超神水のお陰で再生しているのだが。それでも效果は絶大だった。

更に新一のロングソードを溶かし、持っていたシュラーゲンを粉々にしている。

 

進次郎達はスーパーガーディアンの方を見ながら立ち上がる。

 

「やってくれるじゃねえか…!」

 

「ぜっていぶっ倒す!!!」

 

そう言って進次郎達は向かっていき、スーパーガーディアンに攻撃を仕掛ける。

残されたユエは新一のドンナーを持って立ち上がる。

 

「……今度は私が助ける番」

 

っとそう言ってユエが飛び出して行こうとする。

 

 

 

 

 

ガシッ!!!!

 

 

 

 

 

するとユエの足を誰かが掴んだ、それにユエは振り向くと、新一が苦しみながらもユエの方を見ていた。

 

「待てユエ…」

 

「新一…!」

 

「俺にいい考えが……ある」

 

 

そしてそんな中で進次郎達が攻撃を仕掛けていたるものの、スーパーガーディアンの体に一行にダメージが入らない。

 

「くっそ!!!あの野郎!!!」

 

「一向にダメージが通らない…」

 

「どうすればいいんだよ!」

 

進次郎達が考えている中でスーパーガーディアンが砲台に紋様を現れ、そして無数の光線が放たれる。

そして進次郎達の武器に直撃し、破壊していった。

 

「どわっ!!!」

 

「ああ!!私達の武器が!」

 

「畜生!!!!」

 

進次郎達が武器を失い、スーパーガーディアンが進次郎達に攻撃手段を無くさせ、止めを刺そうとした。

 

っがその時、一発の銃弾がスーパーガーディアンの頭部に直撃して爆発を起こさせた。

それに進次郎達は振り向くと、新一がユエに支えられながらもドンナーを構えていて、それに進次郎達は驚く。

 

「新一!!!」

 

「皆…ちょっと手伝ってくれ。皆の魔力…俺に貸してくれ」

 

その言葉に進次郎達は思わず耳を疑うが、新一の言葉を信じて駆け寄る。

 

そしてスーパーガーディアンの方は受けた銃弾で頭に大きな傷が出来た。進次郎達の攻撃でビクともしなかった筈が、銃弾による攻撃が効いた事に有り得ない筈なのだが、どうも頭のみが耐久性が極端に落ちていた。

 

新一の元に進次郎達がやって来て、新一は進次郎達とユエに言う。

 

「いいか皆…、ありったけの魔力を俺に注げ、そしてこのドンナーに詰め込んだ銃弾をあいつにぶつける。俺達最大級の魔力をな」

 

「おお!そう来たか! でも大丈夫なのか?!」

 

「分からない。これはイチかバチかの掛けだ。最悪ドンナーも壊れて俺達も吹き飛ぶ。だがこの掛けにかける!」

 

その言葉に進次郎達は新一の言葉を信じ、魔力を注ぐ。

 

「「「うおおおおおおお!!!」」」

 

「くぅぅぅ……!!」

 

「ぅっ……!!」

 

進次郎達とユエの魔力が新一に注がれていき、新一の身体が悲鳴を上げ始めた。

歯を食いしばる新一はスーパーガーディアンに狙いを定め、スーパーガーディアンも新一達に向けて狙いを定めていた。砲台を新一達の方に向けながら。

 

そして新一はドンナーの銃身に紋様が現れて、新一はスーパーガーディアンを睨みながら言う。

 

「とびっきりの魔力だ。美味しく味わいな…じゃあな!!」

 

そう言って引き金を引く、同時にシュラーゲンよりも強力な弾が発射されて飛び出す、その代償にドンナーが壊れた。

 

スーパーガーディアンが強力な魔法を放とうとした同時に、ドンナーから放たれた銃弾が胴体を突き破り、更に体中に爆発を起こさせて、内側から大爆発して、スーパーガーディアンはこの世から消え去っていった。

 

ドンナーが爆発した反動で新一達は倒れて、スーパーガーディアンを倒した事に一息する。

 

「ふぅ……今回、マジでヤバかったな…」

 

そう言って新一は意識を失い、それに気付いたユエと進次郎達が慌てて声をかけるも、新一は目を覚まさなかったのだった。

 

 

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