二度目の転生はありふれた職業な世界   作:ライダーGX

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第3話 天職のステータス

この世界の戦いに身を投じる事になった新一達、しかし普通の高校生だったものにいきなり魔物や魔人と戦うのは不可能な事、一部…新一は例外であるが。

 

しかしながらその事情は相手は当然予想していたらしく。イシュタル曰く…この聖教教会本山がある【神山】の麓の【ハイリヒ王国】にて受け入れ態勢が整っているとの事。

聖王教会と王国は陰ながら親密な関係がある為、受け入れを容易くしてくれていた。

 

新一達は神山から下りて、下山先にあるハイリヒ王国へと向かう。

 

そしてハイリヒ王国に向かうのだが、門を通った先には雲海が広がっていた。

 

高山特有の息苦しさなど感じていなかったが、流石に高山にあるとには気付かなかった。息苦しさがかんじないのは魔法で生活環境を整えているのだと考えてもいい。

 

香織達太陽の光を反射してキラキラと煌めく雲海と透き通るような青空という雄大な景色に呆然と見蕩れた。

新一はその様子をずっと眺めてはいたが、少しばかり懐かしさも感じる、実は前の世界でもこの光景はあったのだ。

 

そしてどこか自慢気なイシュタルに促されて先へ進むと、柵に囲まれた円形の大きな白い台座が見えてくる。大聖堂のと同じ素材で出来た美しい回廊を進みながら促されるままその台座に乗る。

台座には巨大な魔法陣が刻まれていた。柵の向こう側は雲海なので大多数の生徒が中央に身を寄せる。それでも興味が湧くのは止められないようでキョロキョロと周りを見渡していると、イシュタルが何やら唱えだした。

 

「彼の者へと至る道、信仰と共に開かれん――《天道》」

 

唱えた途端、足元の魔法陣が燦然と輝き出した。そして新一達が乗っている台座が、まるでロープウェイのように滑らかに台座が動き出し、地上へ向けて斜めに下っていく。

 

先ほどの“詠唱”で台座に刻まれた魔法陣を起動したようだ。この台座は別の名で言うロープウェイなのだろう。ある意味初めて見る魔法に生徒達がキャッキャッと騒ぎ出す。

 

「すっげえええ!魔法ってすげえな!!」

 

「おう!!ホントだぜ!」

 

「機械とはまた別のものだね…?」

 

メカオタクのきよしは魔法の効果に感心しつつも、やっぱり彼曰く、機械の方が馴染みが強いらしく、そんなに興味はないらしい。

 

「それよりも新一君、手は大丈夫?」

 

千春が新一に手の事を問い、それに新一は手を見ていう。

 

「ああ、問題ないよ」

 

「っておいおい!問題ないって…あのな」

 

「あれは僕たちびっくりしたよ、いきなり手を切っちゃうんだもん」

 

「いくら天之河に言う為とは言え、流石にな~」

 

進次郎達の心配に新一は分からなくもないが、これはあえて光輝に言う必要があったのだ。気安く甘い考えで世界を救うのは必ず命を落とす、そして何より、自分の経験がそれを言ってる。自分が一番それを知っているからだ。

 

「まあ…とりあえず今は様子見ってことだ、天之河がどう行動するのか、今後見る必要があるけど」

 

「ふ~ん…、あっ!見えてきた!」

 

千春が指差す方に新一達は見る、雲海を抜け地上が見えて来て。眼下には大きな町…否、大きな国が見える。

山肌からせり出すように建築された巨大な城と放射状に広がる城下町。ハイリヒ王国の王都だ。新一達が乗っている台座は、王宮と空中回廊で繋がっている高い塔の屋上に続いているようだ。

 

皆が見つめる中で、新一はその王国を見つめながら思った、かつての世界…『異世界ディスペア』の王国…『アルテス王国』に、そこでは様々な事情を抱えていた者達が多く、そこでアリスもどう救うか悩んでいた時に、新一と出会った。

それに新一はアリスとの出会いで、世界を救う心の強さに引かれ、ディスペアを救う決心をし、旅を始めた。

 

それを思うと、どれも懐かしい感じの思い出であり、忘れられない物だった。

 

だが今は違う、この世界で召喚され、何が起こっているか調べる必要がある。元の世界に帰る為にも…ここで起きている事を調べ、結果次第では救うかを見極める必要である。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

王宮に着くと、新一達は真っ直ぐに玉座の間に案内された。

 

教会に負けないくらい煌びやかな内装の廊下を歩き。道中で騎士っぽい装備を身につけた者や文官らしき者、メイド等の使用人とすれ違うのだが、皆一様に期待に満ちた、あるいは畏敬の念に満ちた眼差しを向けて来る。新一達が何者かある程度知っているようだ。

 

美しい意匠の凝らされた巨大な扉の前に到着すると、その扉の両サイドで直立不動の姿勢をとっていた兵士二人がイシュタルと勇者一行が来たことを大声で告げ、中の返事も待たず扉を開け放った。

 

イシュタルは、それが当然というように悠々と扉を通る。新一達や光輝達一部の者を除いて生徒達は恐る恐るといった感じで扉を潜った。

扉を潜った先には、真っ直ぐ延びたレッドカーペットと、その奥の中央に豪奢な椅子…玉座があった。玉座の前で覇気と威厳を纏った初老の男が立ち上がって待っていた。

 

「よくぞ参った勇者一行よ、我らはそなた達を歓迎しよう」

 

そしてその隣には王妃と思われる女性、その更に隣には10歳前後の金髪碧眼の美少年、14~5歳の同じく金髪碧眼の美少女が控えていた。

更に、レッドカーペットの両サイドには左側に甲冑や軍服らしき衣装を纏った者達が、右側には文官らしき者達がざっと30人以上並んで佇んでいる。

 

イシュタルは新一達を止めて、国王の元に行き、イシュタルに手を差し出す。

すると国王は恭しくその手を取り、軽く触れない程度のキスをした。教皇の方が立場は上のようで、国を動かすのが“神”であることが確定だと、新一は内心で思った。

 

そして自己紹介でだが、国王の名をエリヒド・S・B・ハイリヒと言い、王妃をルルアリアと言うらしい。金髪美少年はランデル王子、王女はリリアーナと言う。

 

っがそこで新一は思わずリリアーナの名を聞いて心に引っかかる。

 

「(ん?リリアーナ…? 女神リリアーナと同じ名前…偶然か?)」

 

因みにランデル王子は香織の魅力に引かれ、時々見ていた事は言うまでもない。

 

その後、晩餐会で、食事をしたり、教官役の騎士団が選ばされたりと、色んな事がありながら1日が終える。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

翌日から早速訓練と座学が始まった。

 

 

「勇者御一行よ!昨日も挨拶をしたが、私がハイリヒ王国騎士団の団長を務めるメルド・ロギンスだ!さっそくだが諸君等に渡したい物がある、“ステータスプレート”だ」

 

騎士団員が新一達に12×7cm位の銀色のプレートを配る。不思議そうに配られたプレートを見る生徒達に、騎士団長メルドが直々に説明を始める。

 

最初は騎士団長が訓練に付きっきりでいいのかとも思った皆だったが、対外的にも対内的にも『勇者様一行』を半端な者に預けるわけにはいかないとの事。

メルド団長本人も、「むしろ面倒な雑事を副長(副団長のこと)に押し付ける理由ができて助かった!」と豪快に笑っていたくらいだ。最も副長は大丈夫ではないかも知れないが…。

 

「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。

最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」

 

非常に気楽な喋り方をするメルド。彼は豪放磊落な性格で「これから戦友になろうってのにいつまでも他人行儀に話せるか!」と、他の騎士団員達にも普通に接するように忠告するくらいだ。

最も新一達もその方が気楽で良かった。遥か年上の人達から慇懃な態度を取られると居心地が悪くてしょうがない。

 

「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。

そして“ステータスオープン”と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代の『アーティファクト』の類だ」

 

「アーティファクト?」

 

アーティファクトという聞き慣れない単語に光輝が質問をする。

 

「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。

そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。

普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」

 

皆が「なるほど」と納得している中で新一のみ、アーティファクトの言葉を聞いて、思わず目を細める。

 

「(アーティファクトを一般的に…? よく神代の物を一般に使うもんだな…。アーティファクトは神々が来る時の戦い時に作った物を一般的にとは、この世界の常識は変わってるな…)」

 

新一からすれば、アーティファクトはとても貴重で、ディスペアでは鎧の一つに使われていたものだった。それを一般的に使われているものと知って、思わず耳を疑う。

 

そう言ってる中、新一は針で指を刺し、血をアーティファクトに浸して、魔法陣に擦りつける。

すると、魔法陣が一瞬淡く輝いて、この様に表示される。

 

 

 

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天道新一 17歳 男 レベル:1

 

天職:■■:副天職:錬成師

 

筋力:■■■

 

体力:■■■

 

耐性:■■■

 

敏捷:■■■

 

魔力:■■■

 

魔耐:■■■

 

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・魔法耐性・錬成・複合魔法・格闘術・剣術・斧術・射撃・棒術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・言語理解

 

 

========================

 

 

 

っとその様に表示されたが、なぜか表示されていないものがあって。それに新一は頭をかしげていた。

 

「全員見れたか? 説明するぞ、まず最初に『レベル』があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。

つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」

 

彼曰く、どうやらゲームのようにレベルが上がるからステータスが上がる訳ではないらしい。

 

「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。

詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。

それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」

 

メルドの言葉から推測すると、魔物を倒しただけでステータスが一気に上昇するということはないらしい。人によっては地道に腕を磨かなければならない様である。

 

「次に“天職”ってのがあるだろう? それは言うなれば“才能”だ。末尾にある“技能”と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。

天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。

非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」

 

「(なんだって…?)」

 

その言葉に新一は、自分のステータスを見る。

見れば天職は何かに隠されていて見えていないらしく、副天職の方では錬成師とされていて、その他はきちんと表示されている。でもどういう訳かステータスは隠されている。そこだけが分からなかった。

 

「後は……各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 全く羨ましい限りだ!

あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」

 

どうやらこの世界のレベル1の平均は10らしい、ごく一般とほぼ変わらないらしい。

 

メルド団長の呼び掛けに、早速、光輝がステータスの報告をしに前へ出た。そのステータスは…。

 

 

 

 

========================

 

 

天之河光輝 17歳 男 レベル:1

 

天職:勇者

 

筋力:100

 

体力:100

 

耐性:100

 

敏捷:100

 

魔力:100

 

魔耐:100

 

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

 

 

========================

 

 

 

「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」

 

「いや~、あはは……」

 

団長の称賛に照れたように頭を掻く光輝。ちなみに団長のレベルは62。ステータス平均は300前後、この世界でもトップレベルの強さだ。しかし、光輝はレベル1で既に三分の一に迫っている。

成長率次第では、あっさり追い抜きそうだ。

 

「おい新一!こっちを見てくれよ!スッゲェぜ!」

 

っと進次郎達が自分たちのステータスプレートを見せて、それに新一はそれを見る。

 

 

 

========================

 

 

上地進次郎 17歳 男 レベル:1

 

天職:双剣士

 

筋力:50

 

体力:75

 

耐性:80

 

敏捷:100

 

魔力:60

 

魔耐:100

 

技能:双剣術・言語理解

 

 

 

郷田軍平 17歳 男 レベル:1

 

天職:大斧戦士

 

筋力:85

 

体力:100

 

耐性:80

 

敏捷:40

 

魔力:50

 

魔耐:45

 

技能:大斧術・剛力・言語理解

 

 

 

飯島きよし 17歳 男 レベル:1

 

天職:弓手

 

筋力:20

 

体力:55

 

耐性:60

 

敏捷:70

 

魔力:80

 

魔耐:100

 

技能:弓術・言語理解

 

 

 

 

早川千春 17歳 女 レベル:1

 

天職:魔道士

 

筋力:5

 

体力:30

 

耐性:15

 

敏捷:10

 

魔力:100

 

魔耐:120

 

技能:全属性適性・全属性耐性・調理+[全毒無効効果]・言語理解

 

 

========================

 

 

 

新一は進次郎達の天職を見て、納得した表情をする。

 

「へぇ~、皆かなりいいもん持ってるじゃないか。それに千春、スキルに調理なんてお前のスタイルに合ってるんじゃないか? ほら、お前結構料理好きだし」

 

「うん、これなら皆にいいもん食べさせられるんじゃないかな? 毒無効だったら結構嬉しいかも」

 

っとそう言っていると、メルドが新一を読んで、ステータスプレートを要求する。メルドの表情はホクホクしていて、皆が多くの強力無比な戦友の誕生に喜んでいるのだろう。

 

メルドが新一のステータスプレートを見て笑顔の表情から「うん?」真剣な表情をする、ついで「見間違いか?」というようにプレートをコツコツ叩いたり、光にかざしたりする。

そして、ジッと凝視した後にステータスプレートを返し、真剣な表情をしたままだった。

 

「天職が隠されていて、副天職と言うものがある…? どういう事だこれは、今まで見た事がないぞ、スキルの方は良い方なのだが、肝心の天職とステータスが分からん…これはどういう事だ」

 

っとその様子を見た男子生徒『檜山大介』がもしやと思い、笑みを浮かばせながらやって来て、新一のステータスプレートを取る。

 

それに新一は檜山の方を見る。

 

「あ、おい」

 

「ん?ぶっはははっ~、なんだこれ!天職が錬成師ってマジかよ!」

 

「ぎゃははは~、ムリムリ!笑っちゃうぜ!」

 

「これはたまげたぜ!ぷはははは~」

 

「まあ、天道が作った武器とか超イラネー、絶対に死ぬわ~」

 

っと檜山の取り巻きの『斎藤良樹』と『近藤礼一』と『中野信治』がそれを見て檜山と共に大笑いする。それと同時に新一を目の敵にしている男子達が食いつかないはずがない。

だがそれはあくま“副天職”の方である、彼が実際どんな天職を持っているか分からない。

 

そして進次郎達のイラつきは勿論の事、香織や雫も不快げに眉をひそめていた、香織に惚れているくせに、なぜそれに気がつかないのか。その様子を見て新一は檜山からステータスプレートを取り返す。

 

「お前らは副天職の方を見てるだろう? 本職は天職の方だ。これさえ分かればいいんだが」

 

「ムリムリ、お前じゃあ即死だよ。ソ・ク・シ!」

 

「バカを言うんじゃない!!」

 

っとメルドの怒鳴り声に、檜山達は驚く。

 

「この者のステータスを見る限り…、恐らくはそいつと同レベルか、或いはそれ以上かも知れん。第一、天職の他に副天職があるのはこいつだけだ。本職がその隠された方なら、バカには出来んぞ…」

 

メルドは光輝の方を見ながら新一見て言い、それに香織は思わず表情が明るくなり、雫は香織の様子を見て微笑む。

 

すると愛子が新一の方の元にやって来て。

 

「そうですよ!天道君!気にする事はありません! 先生だって非戦系?とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。ほらっ!」

 

そう言って、愛子先生は新一に自分のステータスを見せた。

 

 

 

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畑山愛子 25歳 女 レベル:1

 

天職:作農師

 

筋力:5

 

体力:10

 

耐性:10

 

敏捷:5

 

魔力:100

 

魔耐:10

 

技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解

 

 

 

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っとそう記されていて、その様子を見た新一は、愛子の肩に「ポンっ!」っと手を置きながら言う。

 

「先生、“空気を読む”って事をまず覚えましょう」

 

「ええ!?どういうことですか!?」

 

新一のその言葉に愛子は全く分からず、それに進次郎達はそれを見て思わず驚く、なんせ愛子の天職は糧食問題を解決させるチート天職なのだからだ。

 

なんにせよ、今後の訓練内容が決まり、今後の為の訓練が始まるのであった。

 

 


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