鉄道公安隊 小泉陽一の事件簿   作:新庄雄太郎

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今日は東北新幹線に乗って、スリを逮捕に行っていたら盛岡で怪奇事件に巻き込まれてしまったのだ そして犯人は?


東北新幹線・恐怖の橋 つなぎ大橋

高山は休暇で東北へ旅行に行って来たので、お土産を配っていた。

 

「はい、南主任はかりんとう饅頭とわんこ蕎麦。」

 

「これはいいものを。」

 

「桜井と小泉は盛岡冷麺、後は米沢牛。」

 

「ありがとう。」

 

「どうだった、東北新幹線「やまびこ」の乗り心地は。」

 

「うん、凄く乗り心地が良かったよ。」

 

「高山が乗ったやまびこはどんなやまびこなんだ。」

 

「僕が乗ったやまびこは、ダブルデッカーなんだよ。」

 

「ダブルデッカー!?。」

 

「ああ、個室が連結してて、カフェテリアもあるんだよ。」

 

「へぇ。」

 

「このやまびこにはソワニエが乗務しているんだよ。」

 

「へぇー、よく知ってるな高山って。」

 

「まぁね。」

 

岩手県盛岡市では雫石川が流れている、その雫石川にせき止めて作られたのが御所瑚である、盛岡駅を20分で行けれる、湖にかかるつなぎ大橋を渡ると、小岩井農場とつなぎ温泉が有名である。

この日、南と高山と小泉と桜井は東北新幹線に乗って盛岡まで列車スリの捜査していたのだ。

 

5月3日・憲法記念日 

 

「あおい、その恰好は?。」

 

「今日は小泉と高山で東北新幹線で青春旅行さ。」

 

「青春旅行ってど言うことなんだ。」

 

「新幹線スリを捕まえるにはその手が一番なんですよ。」

 

「そう言うこと。」

 

「そして私は、会社出張の会社役員に扮するのさ。」

 

「なるほど。」

 

「頼むよ、高山。」

 

「うん、必ず逮捕して見せるよ。」

 

「じゃあ、行ってきます。」

 

「行ってきます。」

 

高山たちは新幹線ホームで盛岡行東北新幹線「やまびこ」に乗った。

 

「久しぶりね、高山君。」

 

「うん、久しぶりに会えるとはな。」

 

「そういう高山だって。」

 

3人は高校時代の友人になりきっています。

 

「あとは、盛岡までは7分か。」

 

間もなく、新幹線「やまびこ」は盛岡駅に到着した。

 

「現れませんね、スリ団は。」

 

「とにかく、盛岡公安で待機しよう。」

 

盛岡公安室

 

「スリの一味を追ってるんですが、見かけませんでしたか。」

 

「ああ、スリの一味か。」

 

「主任、この2人ですかね。」

 

「えーと、1人は40代の男、もう1人は女性ですね。」

 

「うん、先週はL特急はつかりの函館行と秋田行のL特急たざわに乗り、秋田から青森発の寝台特急日本海2号にも出没している。」

 

「恐らく、日本海に乗って新大阪へ眩ましたんでしょうか。」

 

「なるほど、そこから東海道・山陽新幹線ひかりに乗って又狙うかもね。」

 

「よしっ、2人を捜索するぞ。」

 

「了解。」

 

盛岡市内を聞き込みをしたが、2人のスリは見つからなかった。

 

次の日、南と高山と桜井と小泉は盛岡市の繫温泉で1泊する事にした、ところがこの繫大橋で事件が起きるのとは

誰も予想もしなかった。

 

「ひ、何だあれは!!。」

 

「ゆ、ゆゆゆ、幽霊だ。」

 

キキキーッ、ドカーン。

 

と、1台のトヨタ・カローラセレスが繫大橋に転落した。

 

その頃、高山と小泉は現場に来ていた。

 

「これは不思議な事故ですね。」

 

「ああ、なぜ車が橋に転落したんだ。」

 

被害者がストレッチャーで搬送していると、男は言った。

 

「赤いスポーツカーの幽霊が出たんだ。」

 

「幽霊!?。」

 

「ああ、2人のアベック。」

 

と、言って救急車で病院へ搬送された。

 

「よし、この怪奇事件を捜査しよう。」

 

「ええ。」

 

高山と小泉と桜井は、謎の赤いスポーツカーを追う事にした。

 

「何、赤いスポーツカー。」

 

「ええ。」

 

「今日、つなぎ大橋で転落事故が起きたの。」

 

「その被害者は赤いスポーツカーにあおられたって言ってました。」

 

「うん、これは怪奇事件だな。」

 

次の日、つなぎ大橋で赤いスポーツカーを追うため張り込んでいた。

 

「こちら高山、赤いスポーツカー発見。」

 

「よし、確保に当たれ。」

 

桜井は小泉と一緒に、レンタカーの日産・サニーに乗り追跡した。

 

「そこの赤いスポーツカー、止まりなさい!。」

 

「なんじゃ、この2人は。」

 

「まんまと罠にかかったわね。」

 

「くそーっ!。」

 

桜井と小泉は赤いスポーツカーのドライバーを逮捕し、身柄を盛岡署へ連行した。

 

「桜井、小泉、お手柄だったな。」

 

「ええ。」

 

「スリを追ってる途中で怪奇事件に巻き込まれるなんて。」

 

と、その時桜井は叫んだ!。

 

「あっ、スリの二人よ。」

 

「待てーぇ。」

 

「逃がすなっ!。」

 

高山と小泉と桜井と南は今日も犯人を追うのだ。

 

 

 

 




劇中の東北新幹線は現在はE2系とはやぶさとMAXやまびことはやてとなすのとして運転されています、劇中の200系2000番台のやまびこは平成16年に引退されました

なお、高山が乗った東北新幹線「やまびこ」については「東北新幹線奥の細道殺人行」にも連載されています 
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