転生して電子生命体になったのでヴァーチャル配信者になります   作:田舎犬派

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#182 白くてモチモチしたアイツ

 

 年末年始の空気って、いつもと全然違いますよね。

 それは年末という特殊な時期であるからという精神的なものだけでなく、現実のものとして感じられるものもあります。まあ、犬守村は現実ではないんですけどね。

 

「わわっ!? わ、わんこーろさん火力が!?」

 

『火事だ火事だ!!』『水!水をおおおお!?』『わんころちゃーん!!』

 

「はいはい慌てちゃダメですよわちるさん~。う~ん、ちょっとお魚焦げちゃったみたいですね~。まあこれくらいなら全然大丈夫です~」

 

『これくらい……?』『火柱が上がってたんですが……』『耐火性能付与魚』『さすがは犬守村の魚だぁ……』『犬守村の生物はヤバいのばっかかw』

 

「おかーさー"にっころがし"と"ちくぜんに"作り終わったー。味見してー」

 

『狐稲利ちゃんは順調っぽいな』『複数の竈を見ながら下処理まで並行してやってんのはさすがだな』『普段料理の手伝いしてるからレベル上がってるね』『ちょっと得意げな狐稲利ちゃんかわいー!』

 

「はいはい~……ん~良い感じに味が染みてますね~美味しく出来てますよ~」

 

「やたっ!」

 

「わんこーろさ~ん……やっぱり火力調整難しいです~」

 

「は~いちょっとまってくださ~い」

 

 土間に備え付けられた竈は全て稼働中で、コトコトグツグツと音を立てながら美味しそうな香りの湯気を昇らせています。トントンとリズムよく包丁の音が鳴り、私と狐稲利さんとわちるさんが慌ただしく動き回る姿と、大皿に盛られた料理の数々が土間から上がる床へと並べられていきます。

 

 冷たい空気に混じる醤油のこうばしい匂いや甘い香り……う~ん、年末って感じですね~。

 

「わんこーろさん、二の重のお料理全部できました! お重に詰めていきますか?」

 

「はい~お願いしていいですか~?」

 

「もちろんです! 映像データなどで盛り付けは予習してきましたから任せてください!」

 

「おかーさーこっちも出来たよー!」

 

 次々に完成する料理。ひとまず床に並べられたお皿の数々。それらをお重にバランスよく、かつ美しく詰め込んで行きます。

 

「おかーさーくりきんとんはいっぱい入れてー!」

 

「わんこーろさん! やっぱり海老は人数分いれますよね!」

 

『う~ん…やっぱ酢の物はちょっと好きになれんわ。あの酸っぱいのがな~』『俺も。サルべされたレシピの食ったことあるけど、凄まじくむせた』『そうか?あの酸っぱいのがいいんだけどな~』『酢をダイレクトに感じる食品ってのはまだ復活してないっぽいからな、慣れないのも仕方ない』『お酢を使った飲み物とかお菓子とかもあるよ?』『ええ…』『味が想像できん…』

 

「あ~ちょっと静かにお願いします~!」

 

『はーい!』『わんころちゃん手際いいね~』『うーんわんころちゃんの手でよく見えない……』『どんな感じ?どんな感じ?』『わんころちゃんおせちの盛り付け見せて!』

 

「お正月まで我慢してくださ~い」

 

 なんだか周りが騒がしいですがてきぱき詰めていきますよ~。味が混じらないように仕切なんかも使って~見た目鮮やかになるようにバランスを考えて~……さてさて、おせち料理はこれで準備完了と言っていいでしょう。隙間なくお重に詰め込まれた料理は残念ながらまだ移住者さんにはお見せしません。これはお正月の時にお披露目したいですからね。

 

「さて~それじゃあ一休みして次にいきますよ~」

 

「次ですか? もうおせちは作り終わったのでは……?」

 

「んふふ~もう一つとっても大切な食べ物を作らないといけないんですよ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お餅。それはもち米と呼ばれる専用のお米を搗いて(ついて)練って作る食べ物です。その名の通りもちもちとした食感と柔らかさが特徴で、醤油などで辛くして食べても良いですし、甘くして食べても美味しくなるお正月では定番の食べ物です。

 この時代ではお餅はおろか、そもそも通常の食事さえ効率食と呼ばれる固形の栄養摂取を目的とした味気ないものが主流でありました。それに関してはFSさんたちの努力のおかげでかつての彩りある食事が復興し始めてはいますが、それでもお餅というものは見たことのない視聴者さんが大半でしょう。

 

 なので、今日はおせち料理の他にそのお餅を作る工程、お餅つきの様子を配信していこうと思います。

 

「さてさて~みなさんこの道具が何に使うか分かります~?」

 

「んおー……おもいー」

 

 日が昇る前から始めたおせち料理の準備も時間のかかる調理が必要な料理以外はほぼほぼ完了し、その時点で時間はお昼を過ぎたあたりとなっていました。日差しが温かく降り注ぎますが、それ以上に吹く風の冷たさに震えてしまいそう。

 

 それでもこの作業は家の中では狭くてできません。まあ、体を動かしたりもするので作業をしていれば寒さは気にならなくなってくるでしょう。

 そんなことを考えながら庭でとある大きな道具を取り出し、それを配信画面へと映して移住者さんによく見えるように掲げます。狐稲利さんが重い重いと言いながら両手で持っているハンマーのようにも見える道具と、地面に置いた何やら輪切りにした木の上部をくり抜いたシンプルな道具の二つ。

 

『うーん……工事に使うもの……?』『土木工事とか?』『かなり重そうだな』『これはまたすごいもんが出てきたな』『映像資料もほとんどないけど、確か見たことあるな、これ』『杵と臼だね』

 

 私が配信画面の前に持ってきたもの、それは杵と臼。この時期にこの二つの道具を持ってきたということで移住者さんの中にも私が何をしようとしているのか理解しているお方もおられるご様子。

 

「は~いではこれより餅つきを行っていきますよ~~」

 

「わーいお餅お餅ー!」

 

『ほう餅!』『お餅は聞いたことある!凄い延びる奴!』『聞くところによると美味しいらしいが』『聞いたことない……食べ物なのか?』

 

「もちろん食べ物ですよ~おせち料理と一緒にもち米の準備もしていたので~もうそろそろ炊きあがる頃です~」

 

「わんこーろさーん! もち米持ってきましたー!」

 

「おお~わちるさんぐっどたいみんぐ~!」

 

 わちるさんと一緒にほかほかと湯気を上げる炊きたてのもち米を臼の中に投入。熱いので注意しながら杵を動かしていきます。真っ白なもち米から昇る湯気はどこか甘い匂いが漂っているようにも思え、思わず顔がほころんでしまいます。

 餅つきに使用するもち米は田植えの時期に小さな田んぼで育てていたもので、常食するお米と分けて岩戸にて保存していたものになっています。

 犬守村の餅米を使った、犬守村産のお餅と言う事ですね。

 

「まずは杵でお米を臼のフチから真ん中へと寄せるように~一つにまとめていく感じで搗いていきましょ~」

 

「おかーさー! 私やるー!」

 

 私がもち米を杵でまとめ始めた様子を見た狐稲利さんは先ほどまで重い重いと言っていた杵と、それを扱う私にキラキラとした視線を送ります。どうやら狐稲利さんの好奇心が刺激されてきたようですね。

 

「いいですよ~全体的にこねこねしていくイメージでお願いします~」

 

「はーい!」

 

「頑張ってください狐稲利さん!」

 

 狐稲利さんは私の言った通り、まずはもち米全体をまとめるように杵を動かしていきます。それだけではなかなかまとまっていかないので時々私が水で濡らした手でお餅(未満)を丸く整えてあげます。

 

『わんころちゃん熱くないの?』『冬の気温のせいもあるかもだけど、かなり湯気たってるが……』

 

「と、移住者の皆さん心配されてますけど……」

 

「んふふ~移住者さんたちは餅つきする時はやけどしないように注意した方が良いですよ~」

 

『やっぱ熱いのかw』『いやそもそも餅つきできませんて』『杵と臼とやらを調達するところから始めんと……』『そもそももち米とは…?』『たった今お米に種類があることを知ったんだが』『全て揃ったとしてもどこで餅つきすりゃええのん?って感じだしなぁ』

 

「ん~……雰囲気はあれですけど~……餅つきの機械などを使っても良いかもです~。確かどこかの企業さんが作ってるとメイクで呟いていたような~……」

 

「あ、私も知ってます。お餅を知らない人からは謎の機械だと認識されてたみたいですよ?」

 

 これまでサルベージされた文化や伝統は当然現代の若者が知らないものばかりで、そこから新たな流行を生み出そうと考えている企業も存在します。先日のクリスマスなどはその時期に合わせてツリーのようなものや、合成食品を使ったものですが美しいケーキが製作されたりしたようです。採算度外視の広告的なものだったようで一般販売はされていませんでしたけど。

 

 そんな企業が発表する季節ものの商品の中に、お餅つき用の機械がまぎれていたと思います。実際に使い物になるのかはわかりませんが……やろうと思えば杵臼がなくとも何とかお餅を作ることは出来るのではないでしょうか。

 

 

「それじゃあ搗いていきましょうか~」

 

 軽くこねる動作だけだった狐稲利さんに合図して本格的にお餅を搗いていきます。基本は頭より上に杵を持ち上げ、勢いよく振り下ろしてお餅へと叩きつける感じになります。お米の粒を潰して一つの大きなお餅にしていきましょう。

 

「おおー……おかーさー……いいのー?」

 

「はい~めいっぱい搗いちゃっていいですよ~」

 

「わかったー! ほいっ! ほいっ! ほいっ!」

 

『!?』『狐稲利ちゃんが高速でハンマーっぽい物を!?』『さっきまで重い重い言ってたのに!?』『電子生命体式アシスト機能はズルじゃん!』『これ明日腕パンパンになるやつ~』

 

「は、はや!?」

 

 いきなり狐稲利さんがスピードアップしたのでわちるさんが驚いていますが、問題ありません。お餅つきは時間との勝負なところがありますからね、時間をかけすぎるとお餅が固くなってしまいます。

 

「だめー?」

 

「いえいえ~ちょうどいいですよ~もっと早くでも大丈夫です~」

 

 お餅つきはただ杵で搗くだけではいけません。しっかりお餅を濡らして臼にくっつかないように形成していく必要があります。狐稲利さんがどれだけ早くしてもちゃんと付いていきますよ~。

 

「ほいっ! ほいっ! ほいっ!」

 

「はい、はい、はい~!」

 

 狐稲利さんがお餅を杵で勢いよく叩き、私が杵と臼にお餅が引っ付かないように水を加えてお餅の位置を調整していきます。

 調整は狐稲利さんが杵を振りかぶったほんのわずかな時間に行います。素早く、リズミカルに。それでいて丁寧な作業を心がけて。

  

「ほいっ! ほいっ! うんしょ!」

 

「はい、はい、とりゃ~!」

 

「わ、わ、これは……ど、どうすればいいんですか移住者さん!」

 

『見守る事しか出来ないわちるん……』『己の無力さを嘆いてて草』『だがその気持ちはすごくよく分かるぞ』『見てるこっちがハラハラする!』『すご、息ぴったり!』『早すぎて目で追えないw』

 

 まあ、あまり搗きすぎるとお餅がもちもちからでろでろになってしまいますので、程よいところで搗くのはやめておきましょう。

 

「はいっ、っと~このくらいでいいですよ狐稲利さん~お餅完成です~」

 

「おおー! まるっこいー!」

 

「つやつやしてますね……うわあ、なんだか不思議な姿……」

 

『お米が一つの塊になった!』『へぇ~お餅つきって初めて見た』『予想以上に重労働だなこりゃ』『どうなるのかドキドキして見てたけど、すっごいもちもちしてる

!』『ふたりともお疲れー』

 

「んふふ~まだまだ~もう一度搗いていきますよ~さっきのはお正月に食べる用~次のは飾り用のお餅です~」

 

 先ほど搗き終ったお餅は小麦粉のひいた机の上に広げ、自重で平べったくしてやります。これはこのまま冷やして固めて、後で食べやすい形に切り分けて保存しておきます。切り分ける関係でこのお餅は私の手のひらよりちょっと小さい長方形の形になります。切り餅というやつですね。

 

 対してこの次に搗くお餅は飾り用のお餅なので最後は丸く成形します。

 

 

「んふふ~それでは次は~……わちるさんに搗いてもらいましょうか~」

 

「わちるーはいこれ杵ー。重たいから気を付けてねー?」

 

「わ、分かりました……わ、わわわ……!」

 

『わちるんにあの重そうな杵が持てるのか?と思ったけど……』『これはダメっぽくね?』『杵に振り回されてるわちるんかわいいぞw』『ぜっっったいに地面に付けるんじゃないぞ!!』『土味のお餅は食べたくないよぅ……』

 

「わ、わちるさん~? 大丈夫です~?」

 

「だ、大丈夫です……! ちょ、ちょっと待っててくださいね……!」

 

 一度私へと杵を返したわちるさんは何やら準備をしているご様子……。というか、わちるさんが両手で必死に持っていた杵を私が片手でひょいと持ち上げてしまいました……おかしいと、思われてしまったかな……?

 

『やっぱ幼女には巨大な武器だよな!!』『このアンバランス感が萌え……!』『エモい』『ぜひ今度は大剣などを!』『わんころちゃんカッコいいのも似合うなぁ~』

 

 あ、全然そんな事無いですねこれは。なんだか皆さんよくわからない盛り上がり方をしております。あまり深く突っ込むと私の方が被害を被りそうなので何も言いませんが。

 まあ、皆さん楽しそうならそれでいいかな……?

 

「わんこーろさん! 準備完了しました! お願いします!」

 

「はい~準備とは一体なにを~……って、わちるさんそれは~!?」

 

 移住者さんの様子をうかがっていた私がわちるさんへと視線を移すと、そこにいたのは確かにわちるさんなのですが……。

 

 その背中には、どこかで見たような黒くて大きな翼が。

 

「この姿だとヨルのアシストが働くので重い物でも楽々ですよ!」

 

「あ~……あの~わちるさんお体の方は大丈夫で~?」

 

「? はい、何ともありませんよ?」

 

 わちるさんの姿はかつて秋のイベントの際、ヨルの情報を取り込んだ時の姿でした。姿はわちるさんではありますが、その背中にはヨルのものと思われる艶のある黒色の翼が現れ、それをわちるさんはこともなげに動かしています。

 

 ふうむ……ヨルは私や狐稲利さんのように電子生命体というよりは、どちらかというと高性能AIの枠組みではあります。けれどその内部には犬守村特製の魂が内包されております。

 それがわちるさんに何か影響を及ぼさないかと思っていましたが、どうやらわちるさんの方は特に違和感は無いようです。こちらからわちるさんの状態を確認しても、特に異常があるわけでもなさそうです。

 

「大丈夫ですよ? 今までも何度かヨルとこうして合体してみたんですけど、灯さんも室長も大丈夫だと言ってくださいましたし」

 

「む~……それならいいのですが~……」

 

 わちるさんの中にいるヨルはあくまでわちるさんの情報処理を補助するだけの役割に徹しているようです。言ってしまえば携帯端末のようなものと同じと言えるでしょう。

 

「ほらほらわんこーろさん! 空を飛ぶのもだいぶ慣れてきたんですよ!」

 

「おおー! すごいー!!」

 

「思ったよりも力を使いこなしてますね~」

 

『力が欲しいか……?』『もう得ちゃってるんだよなぁ』『翼ありわちるんすげぇ……』『わちるの人外度がアップした』『なるほどFSも最近のヴァーチャル配信者に対抗してこんな新衣装を!』『わちるんの場合は何というか特別というか……』『わちるん飛びながら杵を振るってやがるww』『それは普通に危ないのよw』

 

 この犬守村には様々な動物の他にやたさまのような大蛇やくー子さんのような九尾が住んでいますから、黒い翼を羽ばたかせるわちるさんはまるで烏天狗のように思えてきます。ヨルの補助も機能しているようで、あれほど重たいと言っていた杵を軽々持ち上げながら浮遊しています。

 そう、飛行ではなく浮遊なのです。多少その翼を動かしてはいるものの、体を浮かせるほどに激しく動かしているわけではありません。完全に重力に逆らっているのです。

 烏の姿をしているとはいえヨルは本来犬守村の存在する仮想空間を防衛する為に存在していたので、犬守村に住む動物とは性質からして違います。その関係で犬守村に実装されているあらゆる法則から逸脱しやすい存在と言えます。

 

 ヨルと合わさったことで今のわちるさんは重力などの法則から抜け出したのかもしれません。わちるさんのヴァーチャル配信者としての姿である3Dモデルの性能は只の高クオリティな3Dモデルから電子生命体ややたさま、くー子のような別次元の存在へと昇華した可能性も……。

 

「ん~妖怪のたぐいですね~」

 

「え」

 

『わんころちゃんが唐突に毒舌を!?』『いい笑顔で言いなさる!』『わちるん一瞬真顔になって草』『しゅんとしながら地面に着地したw』

 

「あ~良い意味! 良い意味で、ですよ~!?」

 

「その焦ってフォローしている感じやめてください~!」

 

 その後わちるさんはヨルの補助を用いて問題なくお餅を搗くことが出来ました。お餅は両手に収まる程度の丸い形にして、これも冷やして固めておきます。切り餅も丸いお餅もお正月まではしっかり保存しておきましょう。これらを食べる時の配信もやりたいですからね。

 

「も~機嫌直してください~」

 

「べつに……いじけてなんていませんもん……」

 

「む~……あ、どうですわちるさん、その翼で犬守村のお空を堪能してきては? 飛ぶ練習をしていたというのもFSさんの個人管理の領域だけだったのでしょう? ここならめいっぱい、文字通り羽を伸ばせますよ~?」

 

「う……それは魅力的ですけど……」

 

「お空は寒そうー」

 

「あ~ですよね~」

 

『いじいじしてるわちるん可愛すぎか』『翼はあったかそうだけどそのままだと体が寒いよなw』『狐稲利ちゃんにめっちゃ翼触られてて草』『やはり狐稲利ちゃんは珍しいものに目がないなw』

 

 仕方ないですね、わちるさんにはお重に入りきらなかったおせち料理の味見をして貰って機嫌を直してもらいますか。お餅つきも手伝ってもらったことですし、少しは甘やかしてあげましょう。

 

「ほらほらわちるさん、こっちのこたつであたたまりましょう~今日はまだ一緒にいられるのでしょう~?」

 

「は、はい……わわ! わんこーろさんいきなり手を引っ張らないで!?」

 

「こたつでゆっくりしながら美味しいものでも食べてくださ~い」

 

「わちるー一緒にぼーどげーむやろー!」

 

「え、えへへ。わかりました!」

 

『わちるんちょろい!』『だがそれがいい!』『ようやくゆったりタイムだ!』『これであらかたやらないといけない事は終わったかな?』『大掃除は終わった。お餅つきやおせちの準備も終わった。これで後は正月を待つばかりだな』『師走の忙しさもひと段落か~ようやくいつものまったりゆっくり犬守村に戻ったな』『なにはともあれ三人ともお疲れー』『今日準備したおせち料理やお餅、楽しみだな』『早く正月なんねーかなー』

 

「んふふ~それじゃあ今日の配信はここまでにします~皆さん次も犬守村に帰ってきてくださいね~」

 

 


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