再び実力至上主義の教室へ   作:大和

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日常

争いは好きだ

中学校からあらゆることで戦争をしてきた

力あるものは知力で

知力があるものは力で

両方ある奴は人脈で

全てを蹂躙してきた

もちろん俺1人の力ではない

クラスメイトがいて

信頼できる仲間がいて頂点まで上り詰めた

人は完璧な人間はいない

どこか欠落があり隙がある

俺だってそうだ

完璧超人ではない

弱点は確かに存在しておりそして俺にも確かにできないことは存在している

では何が一番何が大切なのか

そんなものは随分前から決まっている

 

授業はほとんどが始まりはや1週間が経とうとしていた

……本当に酷いなDクラス

俺はノートでメモを取りながらため息を吐く

俺と佐倉、そして最後尾の生徒のほとんどは授業を集中して受けているのだが

 

「いい加減にしてくれ。」

 

もう何度目だろうか。俺がクラスに忠告する

というのもスマホを触ったり雑談をしていたり、Dクラスは授業とは全く別のことに関してだ

茶柱先生は俺の学歴と成績を知っているぶんやっぱりかと呆れたようにする

 

「あんな授業中くらい静かに受けられないのか?さっきから後ろの席だからあまり良く聞こえないし集中できないんだけど。」

 

俺の言葉は正論であり、さすがに何度目にもなる言葉にクラスメイトはさすがにヘイトが溜まっていた。

 

「……あのさ。」

「あんた授業受けに学校来たんじゃないのか?俺学校の成績そんなに良くないから真剣に授業受けないと結構テスト厳しいんだよ。」

 

実際俺の成績は平均70点前後なので正直成績がいいと言った部門に入れるわけではない。

 

「それにお前らがぎゃーぎゃー喋ったりしているせいで他の迷惑とか考えないのか?お前ら義務教育で何やってきたんだよ。」

 

少し中等部と違うシステムとはいえここら辺のことは多分中等部と変わりないだろう

 

「授業を真面目に受けることなんか小学生でもできることだ。お前らは小学生以下なのか?」

「てめぇ。」

 

するとクラスメイト中のがたいのいい奴が立ち上がるが俺は完全に無視をする

 

「須藤くん。」

「事実だろ?俺も言い過ぎだと思うしそれに授業中でも言うことじゃないけど、それでも今のお前らは酷すぎる。いい加減学習しろや。授業中ずっと睡眠とっていいわけないだろうが。」

 

俺は少し呆れたようにしてしまう。すると注目を集めるけどそれでもこれだけ発破をかければ少しはましになるだろうと思っているんだけど

もうこのやり取り4回目なんだよなぁ

俺は呆れたようにしてしまう

 

「新井。」

「分かってます。」

 

俺は軽くイラつきながら茶柱先生の声を遮る。多分これ以上は違反になると判断されたんだろう。

するとチャイムがなると昼食の時間になる

やっと授業が終わると俺はぐったり机に伏せる。

……ふぅ。さすがにヘイト集めすぎたか。

多分今のトップカーストの集団には多分俺はかなりうざい奴だと認識されているのだろう

 

「……はぁ。」

 

さすがに悪目立ちがすぎるよなぁ。このままだと嫌われた一ヶ月が過ぎそうだし。

俺はそうため息を吐く。

マジで酷いな。このクラス

希望にそう伝えたとはいえここまで統率が取れてないと話にならない

 

「……はぁ。」

「ごめんね。新井くんばかりに。」

 

すると大人しい井の頭が申し訳なさそうにみてくる。

 

「別にいい。誰だって苦手なことはあるしな。」

「悪い。俺も本当は注意したいんだけどな。」

 

すると大宮政治こと政治もうんざりしているらしい

俺を中心にグループが形成されつつあるのだった。

井の頭の政治の三人だが、至って勉強が苦手だけど授業を真面目に取り組むと言ったグループだ。

政治は多分普通ならCかBくらいに所属されていてもおかしくはないのだが。曰く昔は少し荒れていたらしく暴力で物事を解決していたらしい。まぁあんまり過去は気にしないしな

 

「二人ともこの後は?」

「俺は佐倉と買い物。」

「俺は野球部。」

「また佐倉さんと?」

「悪いかよ。てか佐倉話すと結構面白いし。案外このグループくらいに居心地いいんだよなぁ。」

 

俺はぐてぇ〜と机にひっつくと2人が笑う

 

「いいなぁ。私も佐倉さんと話してみたいなぁ。」

 

多分本心から興味を持っているんだろう。時々佐倉の話題を俺が振っているしな。

 

「悪いな。一応伝えてはいるんだけどもう少しかかりそうだな。なんというか少し厄介ごと引っかかっているらしくて。」

「そっか。」

 

すると井の頭は残念そうにしているが

 

「てか2人はいいのか?明日の体育水泳だぞ。水着買わないといけないんじゃ。」

「「……あっ。」」

「忘れてたのか……。」

 

俺は少しため息を吐く

 

「てか二人ともポイントどれくらい残っているんだ?」

「俺は8万くらいかな。」

「私は日用品が少し高かったから6万くらい。」

「俺まだ9万ちょい残ってあるから使いすぎてたら貸そうと思ったけど平気そうだな。」

「……康太凄いな。」

「無料製品を集めまくったからな。日用品も休日にショッピングモール巡回したし、それで補えなかったら100円ショップかな。」

 

まぁ結構楽しくてほとんどの日用品はその二つで補っている。

 

「つまり水着を見に行くの?」

「まぁな。あんまり気乗りはしないけど。」

「恥ずかしいんだろ?」

「悪いかよ。デートもまだな俺に女子と2人で水着選びって。」

 

俺は少しため息を吐いてしまう

というのも今日の昼休みに佐倉から呼び出され今日の放課後に水着を選ぶ為に付き合ってほしいって言われたのだった。

俺も水着は持ってないし別にいいって答えたのだが

なんか引っかかるんだよなぁ

 

「まぁ、とりま行ってくる。また明日な。」

「うん。また明日。」

「おつ。」

 

といつものメンバーから離れると俺は少しため息をつく

というのもこのままじゃ来月は確実にポイントは入らないであろう。

幾ら何でも節約しているとはいえ0ポイントじゃ今後の活動に支障をきたすのは明らかだ

 

「……う〜ん。」

 

難しいな。まぁ考えながらとりあえず身近な人の信用を集めていくことを考えるか。

というよりも俺が動けるような場所それも少人数のグループを作ることが大切だ

今のところは傍観を決めていて俺はしばらくはどのような動きをするのか見ておきたい

それに担任の先生がどうも信用できないしな

それが一番の問題点だ

まぁ、いつものグループじゃ素の自分を出せるし気が楽なんだけどな。

そう考えると佐倉も同じグループに入れたいんだけどなぁ

そうしながらショッピングモールに向かうと

するとマスクをしている佐倉の姿がいた

というのもメガネを掛けてそれに帽子とマスクをかけているのだから目立ちたくないんだと思うんだけどそれかなり目立つと思うんだけど

 

「佐倉。」

「ひゃう。」

 

すると佐倉は小さく叫ぶとこっちを見る。可愛いと思ったのは内心にしまっておくが

 

「悪い遅れた。」

「あっ。新井くん。」

「お前目立っているぞ。せめてマスクか帽子外せよ。不審者と間違えられるぞ。」

「うっ。」

 

心当たりはあるようで小さく呟いていた

 

「そうだよね。目立っちゃうよね。」

 

とメガネを掛けてるのでマスクを外すことを選択したらしい

 

「んじゃ行くか。」

 

と俺たちは歩いてショッピングモールに入るとするとそこは賑やかでそれも大勢の人が集まっている

 

「そ、そういえば新井くんはどんな水着を買うの?」

「いや。普通に海パンだろ?男子が変に競技用の奴買ったら引かれるぞ。」

「あっ。」

 

するとすぐに下を向く佐倉に少し苦笑してしまう

少しずつだけど話せるようになってきたな

 

「ご、ごめんなさい。」

「謝らなくていいって男子のことは女子はしらないんだし俺も慣れてないしな。てか逆に俺でいいのか?さすがに場違いだと思うのだけど。」

「……新井くんは目が優しいから。いつもは怖いけど。」

「……褒められているのか貶されているのか分かんねぇな。」

 

俺は苦笑する。

まぁ自分でも教室の俺は怖いって思っているしな

そうしながらも聞き手に回り佐倉の話を聞く

意外っていっちゃ悪いけど案外話の馬が合うのか結構盛り上がることが多いんだよなぁ

主にブログ関係の話で話ながらお互いに買ってその後晩飯の買い物をして帰った

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