再び実力至上主義の教室へ 作:大和
「…という訳で佐倉も勉強会に参加することになったから。」
「「……」」
「よ、よろしくお願いします。」
翌日、俺の部屋にもう集まるってことが決まっているので少し大きいテーブルを買ったあといつもの晩飯時に協力を頼もうと思ったところ政治にも話してもいいという佐倉からのこともあり伝えることになったんだが
「うんよろしくね。」
「よろしく」
「とりま政治はともかく井の頭は結構頼ることが多いと思う。一応職員室や警察に行ったんだけどあんまり反応は良くないし。動いてくれるかはあっち次第っぽい。」
「……なんか手慣れてない?」
「俺もブログやっているからな。身バレしたこともあるし。」
実際ブロガーとは身バレと間近にあるからな
「特に男子だと嫌がらせ行為とか全く聞き入れてくれないからな。マジでこえぇぞ。40歳くらいのおばさんが家の住所特定してくるんだぞ。」
「「「うわぁ。」」」
「まぁ実際俺は料亭の息子って立場を利用して納めたんだけど。やっぱり難しいんだよなぁ。こういう嫌がらせ。特にストーカーは。」
実際のところ解決に時間が掛かるっていうのが事実だろう
「実際に接触や手紙はないから証拠を出せないっていうのがネックだな。まぁどっちにしろ社会的に潰すの
に手間が掛かるだけだしな。」
「……今さらっと怖いこと言ったよね?」
「どっちにしろ逮捕をするしかないだろ。だからこそ最悪警備員に捉えさせればいいだろうな。どっちも国家範疇だし。まぁとりあえず佐倉と自分の身第一にすればいい。」
実際二次災害が起こったら大変だしな。
「……なんというか。」
「お前いつもとは全然違うな。」
「あんな。相手犯罪者だぞ。……容赦したら最悪俺らも巻き込まれるんぞ。」
俺はそういうと全員がぎょっとしたようにする
「警察と学校がバックにいない以上、一応俺たちで解決する方が都合がいい。まぁ、俺たちの個人情報は学校も知っているはずだ。それなのに動かなかったということは?」
「舐められているかどうでもいいと思っているかだな。」
政治に頷く。
「……って言ってもしばらくは一人で行動しないこと。それでなるべく俺はついてやるけど中間テストの攻略法をやらないといけないし。」
「中間テストの攻略法?」
「……あぁ。おそらく中間考査は去年と問題は同じはずだ。だから過去問を先輩から買えばいい。」
「……過去問ですか?でもなんで。」
「これは小テストが鍵だよ。最後の三問は普通の生徒なら絶対に解けないようになっていた。特に最後の問題は正答は俺一人でクラスメイトの綾小路とAクラスの坂柳しか解けなかったらしいんだよ。」
逆に俺は最後の三問は一問は解けたけどな
「綾小路?頭のいい奴にそんなやつだったか。」
「綾小路は小テスト50点だったしな。」
「50点ですか?」
「……あぁ最後の三問を完全に正解しての50点なんだよ。」
すると全員は驚く
「お前なんでそんなことを知っているんだ。」
「Bクラスの担任からテストの結果を一万で買った。どうやら俺たちの担任はどうも信用できないと思ってな。まぁ実力を隠したいんだろうな。これは全員伏せろよ。多分あいつかなりの曲者で敵に回したら面倒臭い。それなら味方につけてどれくらいの実力だか確かめたいしな。だから少し接触を図ろうかな。」
「「「……」」」
「どうした?」
俺は全員の方を見る
「いや。楽しそうだなって。」
「当たり前だろ。俺はこういうことが好きでこの学校に来たんだよ。」
「こういうことって?」
争いが好きで。俺を信用してくれる奴がいて、何より
「……こうやって純粋にみんなで集まって何かをするってことが好きなんだよ。」
みんなで楽しむってことが何よりも好きなんだよ。
こうやって駄弁って。戦って、考えて。
時に頼られて。時に頼ったりして、
そんな戦友がいるからこそこの学校を選んだ。
一人だったら俺は何もできやしない。
でもこいつらがいるならば、俺はどこまででも戦ってやる
難関な試験だろうがどんだけ妨害をしてこようが構わない
こいつらを傷つけたり、邪魔をするやつはたとえクラスメイトであっても潰す
「……こりゃ、すげぇ。」
「うん。確かにこれはついて来たくなるよね。」
「何の話だよ。」
「ううん。ただすげぇ差があるなって思ってな。」
政治の言葉に首を傾げ井の頭と佐倉は顔を真っ赤にしている
「……まぁ、中間テストの過去問題は俺の方で何とかするよ。だから佐倉の方をついてやってくれ」
「ん?いいのか?」
「さすがに頼りになりすぎているしな。俺も少しは何かしてぇ。」
「私も家庭部の人に聞いてみる。」
「できれば上級生DかCにこっそり聞いてくれると助かる。ついでに他のクラスにその小テスト売るから。」
「「「えっ?」」」
「いや。純粋に同盟相手。当分は同盟相手を見つけることにするよ。まぁAかな。どうやら派閥ができてるしそれを逆手に取ろうと思っている。当分はこっちはこっちで忙しくなりそうだし。他のクラスと争っている時間はないんだよ。」
もちろん組む相手は決まっている
「……とりあえず当分は佐倉のことに専念するから。」
「うん。迷惑かけてごめんね。」
「迷惑なんて思ってないから大丈夫。それに」
俺は笑って
「せっかくだから前哨戦と行こうか。」
俺はニヤリと笑い策略を練る
「……俺絶対康太だけは敵に回さないでおこう。」
「私も。」
二人が失礼なことを言っていたのはその後の晩飯でしっかりとお仕置きした。
氏名 新井康太
所属 1年D組
学歴番号 S01T004718
部活動 無所属
誕生日 2月1日
評価
学力 B+
知性 A
判断力 A+
身体能力 A+
協調性 B+
面接官からのコメント
全ての面で平均以上の基準を持ち、特に知性 判断力 身体能力は学年トップレベルである。
小さなグループであるが弱い立場にあった同級生を押し上げ上のクラスでも通用するような人材を1ヶ月で二人作り上げた
本来ならAクラスであるが、自己評価の低さと本人の希望によりDクラス所属とする