第二次スパロボZ ルルーシュに生まれ変わった転生者(更新停止中)   作:幻龍

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やっぱり、原作組と合流した方がいいのかな? 会話文がほとんどない……。


第十話 河口湖事件 後篇

 ルルーシュがガウェインで河口湖へと向かっている最中、現地では動きがあった。

 ホテルへと通じる地下通路をKMFで突破する作戦が決行されたが、解放戦線はそこに砲台を設置して迎え撃ったのだ。その砲撃と通路の狭さが相まって突入は失敗。KMFも大破してしまったのだ。

 

 「突入作戦が失敗しましたか……。恐らく人質はただではすみませんね」

 「そうだね~。要求にも応じてないから、下手をすれば人質の命が危ないね~」

 「ロイドさん!」

 

 モニカが作戦が失敗したので、相手側に何かアクションがあると言い、ロイドも暢気に頷いた。しかし、あまりにも軽い言い方に、セシルが怒声を上げて止める。

 

 「それよりもガウェイン早くみたいな~♪ ハドロン砲を集束できたみたいだからね~。僕が完成させるつもりだったのに……」

 

 ガウェインのハドロン砲を完成させるための研究もしてきたが、後から入ったラクターシャにあっさり集束させられてしまい、その光景を思い出したロイドは落ち込んだ。

 セシルはそれを見て思わず苦笑したが、すぐに真剣な表情に戻った。

 

 「ロイド伯爵、緊張感がなさすぎです。調整の方は進んでいるのですか?」

 「僕のランスロットはいつでも出撃可能だよ~」

 「そうですか。では、私もコクピットで待機しますね」

 「了解しました。……時間がありそうなので最終調整を行いますね。何分試作機ですから……」

 「お願いします」

 

 モニカはランスロットに乗り込み、ロイドとセシルは最終調整を始めるのであった。

 

 

 

 

 「河口湖まであと少しか……」

 

 ルルーシュはガウェインの中で、ホテル内部構図と周辺の地形を見ていた。

 人質を助け出し、テロを鎮圧するには原作の地下通路を使うしかない。しかし、突破するのは容易ではない。

 

 (どうする? ZEXISに任せてしまうべきか? だが、人質はゼロの活躍で救いだされた。ZEXISの奴らもさすがにホテルへ侵入することは不可能だ)

 

 先に解放戦線の最重要拠点を先日叩いてしまったせいか、原作よりも敵の数が多ったのだ。その為、出入口等は完全に封鎖され、外から中に侵入することはコードギアスの原作以上に不可能になっていた。

 

 「考えたごとをしていたら着いてしまったようだな」

 

 ルルーシュは現地に到着したので、ガウェインをロイド達がいるトレーラーの側に着陸させた。

 

 「ルルーシュ殿下。これが改造していたガウェインですか!?」

 「ああ。取り敢えずエナジーの交換を頼む。ところで状況はどうなっている?」

 「膠着状態です。ルルーシュ様が仰っていた国連から派遣された部隊が、来たようですがその前に人質が何人か犠牲になりました」

 「……わかった。その部隊が動けば状況が動くだろう。そしたら、もう一度地下通路突破を試みる。突入するのはランスロットだ。できるなモニカ?」

 「イエス・ユア・ハイネス」

 

 ルルーシュはZEXISが動きだしたら、それに呼応して一気に事件を解決するため準備を始めた。

 

 

 

 

 「なぜ、仕掛けない? 奴らの戦力なら人質解放も難しくはないはず……」

 

 ZEXISは現場が到着してしばらく経ったが、彼らに動きがなく、未だに状況は変わっていなかった。その様子を見たルルーシュはガウェインのコクピット内で若干焦り始めた。

 

 (やはり、ギアスでないと人質解放は無理だったというわけか……。立て篭もっている側もそろそろ焦れてくるはずだ。何か要求を増やしてくる可能性は高いが……)

 

 ユーフェミアの正体がばれているなら、交渉材料にしてくるはずだ。だから、次に何か通達してきたときその旨を伝えることは予想がつく。しかし、それはあくまでばれていた時だ。

 

 「ユーフェミアの安否は?」

 「未だわからないそうです」

 

 ルルーシュの言葉にセシルが不安そうな表情で答えた。

 

 『ルルーシュ様。埒が明かないので私が地下通路を突破しましょうか?』

 「作戦を早めるべきか……」

 

 ランスロットに乗って地下通路で待機しているモニカから進言が入った。

 モニカの言う通りこのまま睨み合っていても時間の無駄だ。だが、クロヴィスから許可を貰わない限り、強行突破はできない。

 あれこれと頭の中で考えて要る時、セシルから連絡が来た。

 

 「ルルーシュ様! 例の国連から派遣された部隊が動き始めました。それに対しての動きなのかクロヴィス殿下もついに強硬手段を取る用に命じたようです」

 「ついに動いたか。モニカ! 作戦開始だ!」

 『イエス・ユア・ハイネス!』

 

 

 ルルーシュはクロヴィスが行動を起こすのは、ZEXISが動き始めたときだと考えていた。この事件を国連の部隊に鎮圧されれば、自分の不手際を責められる可能性が高いからだ。クロヴィスにとってそれだけは避けなくてはならない。そんなことになれば総督を首になるのは目に見えているからだ。

 

 「ルルーシュ様!? 人質はどうするのですか!?」

 「今は国連が派遣した部隊に期待するしかない。今は地下通路突破が優先だからな。私はガウェインで直接ビルの上階に向かう。何かあったらすぐに報せろ」

 

 ルルーシュはセシルに必要な指示を命令したあと、ガウェインを発進させた。

 

 

 

 「どうやら、ZEXISが人質解放に動きだしたようだな。そちらは任してもよさそうだな」

 

 ルルーシュはドルイドシステムでテロリストの通信機の会話を傍受していた。生身でも強い連中が突入して、人質を解放する作戦らしい。

 

 『ルルーシュ様! 地下通路突破完了しました!』

 「そうか。人質もどうやら解放されたらしい。あとは敵を一掃するだけだ」

 

 ルルーシュはセシルから地下通路突破報告を聞きながら、地上に展開しているMSやKMFの動きを見ていた。テロリストにしては結構な数の兵器を見て眉を潜めるが、WLFに資金提供している黒幕はわかっているのでここで気にしていても仕方がないと思い、ハドロン砲を敵KMFに向けて放った。どす黒い光は地上にいた敵機動兵器を複数一気に破壊した。

 

 「ハドロン砲は完成したようだな。これも先行投資のおかげだな」

 

 ルルーシュは高い金を払って、早めに技術者を囲っておいた成果が、早くも出たことに満足しながら敵MSやKMFの銃撃を回避しつつ、スラッシュハーケンやハドロン砲、そして腕に増設したヴァリスを地上に連射しながら敵機を破壊していく。敵のヘリが銃撃やミサイル攻撃を加えてきたが、それをブレイズルミナスを展開して防ぎ、隙ができたところで接近してコクピットにMVSを突き刺し破壊した。

 敵討ちのつもりなのか今度は編隊でやってきたが、ハドロン砲を撃ちこんで何機か撃墜して編隊をばらし、指先のスラッシュハーケンを放ってヘリを串刺しにして捕獲し、他の敵機にぶつけて破壊した。

 

 しばらくして、ZEXISのMSやスーパーロボットも出現し、敵はあっという間に沈黙していったのであった。こうして、河口湖の事件は終息したのであった。

 




このままだと破壊事変は原作組にお任せになってしまいそう。
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