第二次スパロボZ ルルーシュに生まれ変わった転生者(更新停止中)   作:幻龍

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更新です。

題名が思いつかないので思いついたら加えます。
 
それとこの作品アンチ・ヘイトタグをつけた方がいいですかね?自分ではそうしてるつもりはないのですが、この作品は曖昧な部分が多いので……。もし、必要ならばすぐにつけます。

ハイスクールD×Dの方も数日中に更新する予定です。


第二話 待機命令

 ランスロットを見た後、乗ってみて性能は素晴らしいKMFだった。しかし、こんなピーキーな機体乗りこなせるのはラウンズクラスだけだろうというのが正直に思った。

 ロイドは自分がランスロットを乗りこなしたのを見て、「デヴァイサーになってくれない!」と笑顔で迫られたときは少し引いてしまった。こんな上司で苦労しているセシルの苦労がわかった気がした。

 

 

 数日後シュナイゼルは特派を許可を出さないだろうと思い、半分は冗談で言ったことがあっさり受理されたことに、驚いたルルーシュはシュナイゼルからその連絡が来たときに理由を聞いてみた。

 

 「前にEU戦線に行ってもらったお礼だ。陛下ではなく、私の頼みだったから、私からその時の礼を出すのが礼儀だろうと思ったからね」

 

 前回のEU戦線の報酬に特派をくれたというのが答えだった。念の為に書類等や本国への確認も行って事実だと確認したので了承した。もちろんスパイがいないか確認してから受け入れたが。

 

 この世界のスパロボは00をAEUと、コードギアスのEU(ユーロピア共和国連合。位置は北アメリカ大陸とヨーロッパの間に位置していて大西洋も原作よりも広かった)が存在している世界だったので、その事実を知った時は随分驚いた。

 ちなみに、この戦線には命令で3回程赴いて、3回目でイスタンブール周辺を完全制圧したのは記憶に新しい。

 ちなみにEUがAEUに助けを求めていない。拝金主義者が自分の利権を取られるのを恐れているという、何とも保守的な理由だと知った。

 

 そして、現在ユーロピア共和国連合は、ブリタニア・ユニオンに押されまくっており、陥落も時間の問題になっている。一時期AEUはOZのトップ、トレーズ・クリシュナーダに相談して、援軍を寄こそうかと言ったそうだがユーロピアは黙殺したらしい。恐らく、トレーズのカリスマと、背後の力に自分達の権益を奪われることを嫌った連中が、圧力をかけたのだろうとルルーシュは推測していた。

 

 「まあ、許可が出た以上歓迎するぞ。これから私の力になってくれ」

 「イエス・ユア・ハイネス」

 

 ランスロットのデータ収集に夢中なロイドの代わりにセシルが返事をした。

 こうして、特派がルルーシュに加わり、KMF部門で技術が大いに強化されることになった。

 

 

 

 「軍本部から通達です。しばらくは待機とのことです。コロニーのガンダムがこのエリアに潜入したらしいので万が一見つけたらできるだけ排除するようにとのことです」

 「自分達の統治の失敗のツケをルルーシュ様に払わせるなんて……本当に今の貴族は末期状態になっていますね」

 「ルルーシュ様が仰っていた通りですね……」

 

 オペレーターから軍本部の要請を聞いたあと、休憩室で談笑していたモニカは内心憤慨し、マユは軍本部の命令に呆れていた。

 ルルーシュはコロニー問題について以前、コロニーに出資した資産家や貴族に意見を求められたことがあった。その時、懐柔策を提示したが却下されたのだ。皇族に意見を求めておきながらそれを深く考えもせずに無下にされたのだ。その多くはルルーシュが平民の血を引き、一度は皇籍を剥奪され人質として送られたことを内心バカにする者達だった。

 

 「ルルーシュ様もぼやいていたよね。エリア統治に関することは自分には関係ないって。自分にその権限が与えられていないから」

 「おまけにその理由が他の皇族がエリア総督に就かせたくないというくだらない理由なんですけどね」

 

 ルルーシュが独自裁量権をある程度持つ総督に就任できないは、他の皇族が止めているからだ。

 聡明な上に豊富な資金を持つことが、よりいっそう拍車を掛けていることを理解していた。

 

 「オペーレション・メテオ……。何とか叩き潰せないかなモニカさん?」

 「ルルーシュ様もコロニー整備の為に資金を出しましたからね……。今回の被った被害を考えると、戦場で出会ったら容赦なく撃墜してもバチは当たらないでしょう」

 

 コロニー側の行為は地球にある政府への宣戦布告。その為コロニーにある資産は実質接収、凍結されてしまった。幸いルルーシュがその動きを事前に察知していたので怪しまれない程度に地球の方に移していたので被害は少なかったが、主君に害を及ぼしたには変わりないので、モニカは腸が煮えくり返っていた。

 

 『モニカ、マユは念の為機体で待機しろ』

 「ルルーシュ様!?」

 「待機ではなかったのですか?」

 

 主君が急に連絡を入れたきたことにマユは驚き、モニカは本国から命令があるまで動くなと理由を尋ねた。

 

 『問題が発生した。兄上からもしかしたら救援要請をされるかもしれん』

 「問題?」

 『詳しいことは教えてもらえなかったが、極秘裏に研究していた兵器をテロリストに強奪されたらしい』

 

 ルルーシュはクロヴィスに軍を動かした理由を尋ねたら、そのように返されたので、万が一何かあるかもしれないから備えて置けと二人に言った。

 

 『両名は機体で待機せよ。何かあれば出撃してもらう。ステラはすでに自機で待機している』

 「「イエス・ユア・ハイネス」」

 

 命令を受けた二人は休憩室を後にした。

 

 

 「エリス、状況はどうなっている?」

 「クロヴィス殿下は本格的に軍を展開し始めました。KMFも出撃させるようです」

 「何か動きがあったら随時報告しろ。私は動きがあるまで自室にいる」

 

 そう言ってメインブリッジを後にした。

 

 勿論、俺は奪われた物が何なのかわかっている。

 前もってジェレミアに、どさくさに紛れてカプセルを開くように命じてあるので、C,Cを解放させる準備はできている。

 俺がいないから、扇グループは壊滅してしまうけど仕方がない。正直あいつ等いらないし。それにコードギアスならともかく、スパロボだから大した影響はないだろう。

 カレンはどうするべきか迷っている。当初は見捨てる予定だったが、シュタットヘルト家を取り込むのに使えるかもしれない。

 

 「問題はどう説き伏せるかだが、その前に兄上から救援要請が出ないとどうにもならないな」

 

 そもそも、自分(ルルーシュ)がいないから苦戦しない可能性が高い。

 結局、カレンに関しては状況次第で助けるかどうか判断することにした。

 

 「整備長。私の機体を出撃できるようにしておいてくれ」

 『殿下自ら出撃されるのですか?』

 「兄上から要請が出たらな。久々に暴れるのも悪くない」

 『イエス・ユア・ハイネス』

 

 ルルーシュは整備長に機体の準備をするように命じ、水を一杯飲んだ。

 

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