第二次スパロボZ ルルーシュに生まれ変わった転生者(更新停止中)   作:幻龍

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サブタイトルがいい題名が思いつかない……。

実はもう一つオリキャラバージョンが存在します。話の内容はまったく違って主人公が好き勝手行動するものですが……。同じくチラ裏に投稿するかもしれません。主人公がかなりチートで自分優先主義者で世界をかなり引っ掻き回しますが……。


第三話 出撃と交渉

G-1ベースでクロヴィスは焦っていた。

 不老不死の少女を捕まえて、毒ガス兵器と偽り研究していたが、それをテロリストに奪われてしまい、治安警察程度では無理と判断し、奪還すべくKMFまで出撃を命じたまではよかったのだが、回収は未だになっていない。

 その為、ゲットーごと殲滅すべく全戦力を投入を決断し、MSユニオンフラッグ三機を出撃させた。操縦者は虐殺に抵抗を覚えたが、命令なので出撃していった。これにより抵抗も小さくなっていったが、このエリアに潜伏しているコロニーのガンダムまで現れて新宿ゲットーは戦場になってしまった。

 

 コロニーのガンダムとATによって次々と機体が破壊されていき、ロストの文字が画面に浮かび上がっていった。

 別の租界に援軍を要請してあるので、時間が経てば物量で押し切れるだろうが、被害が大きくなれば自分の能力を疑われてしまい、下手したら没落することになる。

 散々悩んだ末、ルルーシュに救援要請をすることにした。責任は取ってくださいと言われるだろうが、このままでは、被害が大きくなりすぎる。

 

 「ルルーシュに繋いでくれ」

 「援軍を要請されるのですか!?」

 

 部下の貴族は驚いた。ここで知恵者と名高いルルーシュに借りを作っては、それを理由に何を要求させるかわからない。

 それに手柄がルルーシュの物になってしまうことに欲深い貴族が抵抗覚えてしまい、素直に頷けない。

 

 「そうだ! これは命令だ!」

 「イエス・ユア・ハイネス」

 

 だが、皇族であるクロヴィスの命令には逆らえないので頷き、通信士に通信を入れるように命じた。

 通信士がリンドブルムに通信を送り、画面にルルーシュが映る。

 

 『何かご用でしょうか? 総督閣下?』

 「やあ、ルルーシュ。最初に断ってしまったけど、援軍を要請したいんだ。いいかい?」

 『……わかりました。ただし、私の部隊はあなたの指揮系統に組み込まれていません。独自に動きますがよろしいでしょうか? それと少しKMF部隊を貸して頂きたいのですが?』

 

 クロヴィスの命令を受けるのは御免なので、独自に動く許可を要請した。そうしなければ、己の目的の為に行動できないからだ。

 

 「わかったよ。本来君の部隊の指揮権は私にはないし、部隊を貸すのも許可する」

 『わかりました。では、出撃します』

 

 言質を得たことを確認したあと、ルルーシュが映像から消えた。

 

 「これで奴らも終わりだな」

 「ええ、数ではこちらが勝っていますし、時間が経てば援軍も来ます」

 

 クロヴィスはグラスに入っているワインを飲み、一息ついて安堵したのであった。

 

 

 

 一方、救援要請を受け取ったルルーシュはMS部隊に発進命令を下し、自らも愛機に搭乗していた。

 

 「モニカとマユはフラッグ部隊と連携してコロニーのガンダムを押さえろ。私はテロリストを捕える」

 「御一人でですか!? 私はルルーシュ様の騎士ですよ! お供します!」

 

 ルルーシュが下した命令にモニカは反論した。ルルーシュの腕前はモニカがよく知っているし、相手は横流しであまり整備されていないグラスゴー。そんな貧弱な武装では機体に傷一つつけられないはわかっているが、自分はルルーシュ様の専任騎士。守るべき主君の側を離れるわけにはいかない。万が一のことがあってはいけないのだ。

 

 「艦を空にするわけにはいかないからな。人手が足りないから仕方ないだろう。それにそう思うのなら、さっさと奴らを排除してこちらに来い」

 「……わかりました。奴らをとっと排除してそっちにいきますからね! 無茶はしないでくださいよ!」

 「じゃあ先に行くね。マユ・アスカ、インパルスノワール出ます!」

 

 ルルーシュがモニカから注意を受けている間に発進準備が完了したのか、マユのインパルスノワールが出撃して飛んでいった。

 

 『シャナストライク、アヴェインイージス発進準備完了です』

 「モニカ・クルシェフスキー、シャナストライク出撃します」

 

 MS件KMFオペレーターに任命されたセシルが発進準備完了を伝え、続いてカタパルト移動し終えた、モニカのシャナストライクが出撃し、飛んで行った。

 

 「さて……、運命はどちらに味方するのやら……。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア、アヴェインイージス出るぞ!」

 

 ルルーシュも艦から発進し、空中でアヴェインイージスを高速巡航形態に変形させ、赤いグラスゴーを見つけるべく飛翔した。

 今回のテロを起こした扇グループの探索を始めたが、しばらくして、カレンが乗るグラスゴーと扇グループを発見した。

 そして、クロヴィスが寄こした援軍に通信を入れて、もし、テロリストがいたら、可能な限り殺さずに捕まえるように命じて、赤いグラスゴーに突撃し、蹴りをお見舞いした。

 

 「初めましてかな。グラスゴーのパイロット君」

 「MS!? ぐっ!」

 

 カレンはバランスを大きく崩した、グラスゴーを立て直すが、容赦なく追撃してきた黒と金色カラーリングが施されたガンダムタイプのMSが繰り出した、斬撃によってグラスゴーの両腕を切り裂かれた。

 ルルーシュは一旦空中に離れたが、グラスゴーが反撃としてスラッシュハーケンを飛ばしてきたが、冷静にそれを弾き、スラッシュハーケンのワイヤーを切断した。

 

 「武装が!」

 「チェックメイトだ。機体から下りて武装解除しろ」

 「くっ!? ブリタニアめ!」

 

 MSから降伏しろという声が発せられたが、カレンは逃走すべくKMFを動かそうとしたが、その前にルルーシュが脚をビームライフルで射抜き破壊した。

 

 「手間を取らせるな。機体からさっさと出ろ。」

 「っ!? 捕虜にして辱めるつもりか!?」

 「そんなわけないだろ。素直に言うことを聞けば巻き込まれた被害者として家に帰してやる」

 

 カレンは相手が自分を見逃してやると言ったことに耳を疑った。テロリストである自分にブリタニア・ユニオンが情けを懸けるわけがないのだ。

 

 「信用できるわけないだろう!」

 「御最もな意見だ。カレン・シュタットフェルト。いや、紅月カレン」

 「なっ!?」

 

 カレンは自分の素性がばれていることに焦った。

 別に両親がどうなろうと知ったことではないのだが、名前を知っているということは顔もばれている可能性が高い。これでは例え、逃走に成功してもこれからのレジスタンス活動に支障がでてしまう。

 

 「君が考えて要る通り、私は君の素性をほぼ把握している。その考えもな」

 「だから、何だってのさ!! 脅すつもりなら無駄だよ!」

 「私と君の会話は他の者には聞こえていない。だから、話し合いをしよう。君にとっても不利益ではあるまい」

 「話し合い? ……何だい?」

 

 ルルーシュは荒ぶるカレンを宥めつつ、交渉に入った。

 カレンは話し合いをしようと言う、相手を警戒したが、自分は動けない上に相手の技量は凄まじい。自爆を試みてもうまくいかない可能性が高いので取り敢えず、聞いてみることにした。

 

 「先程言った通り、私は君のことを目的を含めてほぼ把握している。だから、いきなり本題に入らせてもらう。私の部下となれ」

 「なっ!? ふざけないで! 誰がブリタニアの言いなりになるもんですか!!」

 

 ルルーシュが言ったことにカレンは激怒した。

 ブリタニアの犬になって働く等、自分の母と同じ境遇に甘んじるということだ。日本人としての誇りがある、カレンには到底受け入れられないことだった。

 

 「話は最後まで聞け。お前は日本を独立国に戻したいのだろう?」

 「そうだ! この国をお前達から取り戻す為に戦っているんだ!」

 「なればこそだ。お前は自分の立場と才能を有効に使うべきだ。いくら小さいレジスタンスグループで頑張っても目的を達成できんぞ」

 

 激昂するカレンにルルーシュは今の活動では到底無理と否定した。だから、その能力を有効に活用して現実的に主権を取り戻す方法を説くことでカレンを説得しようと考えたのだ。

 

 「残念ながら、レジスタンスが束になってもブリタニア・ユニオンに勝てない。軍事力に差がありすぎるからな。主権回復させたいなら、多少の我慢してでも可能性が高い方に賭けるべきだ」

 「信用できるか! どうせ使い捨てにするつもりだろう!」

 

 カレンは名誉ブリタニア人やナンバーズが使い捨ての駒にされていることを思い出して拒否した。基本ブリタニア・ユニオン(主に転移してきたブリタニアの人間)の人間はエリア住民を人扱いしないから当然だが。

 

 「……自己紹介をしてなかったな。見ず知らずの人間に部下になれと言われたら信用できないのも当然だったな。私はブリタニア・ユニオン第十七皇位継承者、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ」

 「皇族!?」

 「そうだ。もし、私が皇帝になったらこっちの日本を独立させてあげよう……っと言っても信用してもらえないが、ここで死ぬのは君も本意ではあるまい。……どうやら、私の部下が君たちが奪った物を回収したから時間もないから詳しい話は後でしよう」

 

 ルルーシュはそう言ってカレンを宥めた。

 カレンは無論信用していなかったが、作戦が失敗した以上、自分が生き残る方法は目の前の皇子に下るしかない。

 それに相手の言葉に抗いがたい魅力を無意識に感じてしまい、何となくだが話だけでも聞いてみようと思った。

 

 「……わかったわ」

 「君の英断に感謝する。少なくともテロリストとは関係ないことにはするつもりだ」

 

 ルルーシュはカレンが承知したことに頷き、内心安堵した。

 もし、自爆したら貴重なラウンズクラスのパイロットを失うことになる。それに犯人を追いつめて置いて自爆されたら、今回出撃した意味がなくなるので目的を達成できたことにほっとしたのだ。

 

 カレンがグラスゴーから下りて、退避したことを確認したルルーシュは、証拠隠滅の為に全火力を持ってグラスゴーを破壊した。

 その後、カレンを手の平に乗せてリンドブルムに帰還し、説得に当たった。

 結果、カレンはルルーシュの現実的な案に頷き、部下になることを了承したのであった。これにより、ルルーシュはKMFパイロットの確保に成功したのであった。

 ちなみに綺麗で若い女子高生だったので、勘違いしたモニカが彼女を鋭い目つきで彼女を見て、カレンが寒気を感じたことはルルーシュは知る由もなかった。

 




なんか、あっさりとカレンが説得されたようでおかしいと思いますがご勘弁ください。
原作と亡国のアキトの小説を見てカレンが自爆できるような人物に見えなかったからです。
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