第二次スパロボZ ルルーシュに生まれ変わった転生者(更新停止中)   作:幻龍

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サブタイトルが思いつかない……。

駄文になってしまったかも……。


第七話 

 「紅蓮の調子はどうだい?」

 「はい。問題ありません」

 

 カレンは格納庫で新たに乗ることになった、KMF紅蓮の説明を受けていた。

 基本操作は変わらないので、マニュアルを読んでこの機体の操作は問題ないが、これからのことを考えるといい気分になれなかった。

 先日ナリタ連山の戦闘でKMFを駆り、同じ目的を持つ同士を消すことで、彼女の精神はかなり削れていた。あの時は自分と仲間が助かるためにはルルーシュに降伏して、見逃してもらうしかなかった。その判断はすくなくとも間違っていたとは思っていない。それに自分達が奪った物がルルーシュの捜索によって早期に発見されたことで、虐殺が止まったのも事実だ。

 

 そして、何よりルルーシュという皇族の言葉には抗いがたい魅力があった。自分達には残念ながら独立を勝ち取る方法の道筋がお世辞にもなかった。そうでなくとも小さい活動を続けることに、疑問を感じていたことも拍車を掛けた。こんな調子で失った物を取り戻せるのかと。

 ルルーシュの言ったことは現実的であり、実現可能であったことが彼の元で働くことを後押しした。だから、KMFパイロットを引き受けた。

 だが、いきなり自分と同じ目的を持っている、解放戦線との戦いになるとは思っていなかった。自分の腕を疑っている周りを納得させるためか出撃命令が下され、陽動役を命じられた。

 無論一人だけではなく、ステラという少女と組んでの出撃だった。それに無理をしなくてもいいと言われ、自分達の判断で後退タイミングも任せると言われたので、少なくとも使い捨てにするつもりはないとわかったので内心安心もした。

 

 だが、ランスロットで出撃して、無頼という国産と思われるKMFや自走砲をMVSで切り裂いて破壊することは自分が戻れない決断をしたことを意味した。ブリタニア・ユニオン軍の最新兵器に乗り、自分と同じ志を持つ者を殺す。グループのみんなにも言い訳などできなくなったことを理解したとき、思わず笑ってしまった。

 しかし、ある程度踏ん切りがつくと、何としてでも出世して国を取り戻すという決意を固めて命令を遂行した。もう自分には引き返すことなどできないのだと言い聞かせ、カレンは混沌とする多次元世界を生きていくことを心に誓った。

 

 「その為にも紅蓮……これからよろしくね」

 

 コクピットでそう呟きながら、訓練開始を待つのであった。ちなみにカレンが紅蓮に乗り換えをしたのでランスロットはロイドと相談の結果、C,Cではなくモニカに与えられることになった。

 

 そのランスロットを譲り受ける形になった、当事者であるモニカはというと、カレンにかなり対抗心を燃やしていた。

 モニカはルルーシュの方針でMSとKMF両方を乗りこなせるが、専用のMSはあってもKMFはグロースターのカスタムモデルを使っていた。だから、ランスロットが来たとき当然自分に与えられるのだと思っていた。しかも、ルルーシュは既に自分専用のKMFをガウェインにする予定だったので、ランスロットには乗る気はないのだろうと考えていた。

 だが、ランスロットは自分ではなく、新兵のカレンに与えられた。彼女は名門であるシュタットフェルト家御令嬢なので身分は問題なかったが、それでも不満があったのは事実だ。ルルーシュ殿下にMSがあるからKMFは後回しにしてくれないかと頼まれなかったら、絶対抗議をしていた。

 

 折角諦めることにしたのに、新しい技術者と共に新たな新型KMFが配備されて、カレンがそっちらに移り、ランスロットがいつの間にか自分の所に回ってきたが、御下がりを貰ったような感じがした。

 

 「でも、ルルーシュ様がお決めになったことだし、文句を言っても始まりませんか……。元ナイトオブラウンズの実力を見せつけてやるまでです。そして、何よりルルーシュ様の騎士として後輩に負けるわけにはいきません」

 

 モニカは後からやってきたカレンに、先輩騎士として、騎士とは何か見せてやらなければと、気合いを入れ直し、ランスロットがある場所に向かった。

 

 

 

 一方ルルーシュは、暁の牙の拠点を討伐するという名目で、アレハンドロがジンクスや疑似GNドライヴを隠している拠点を襲撃することになっている部隊と連絡を専用機の中で取っていた。

 

 『今夜、予定通り行います』

 「証拠は絶対に残すな。当初の作戦通り、必要な物を奪取したら跡形もなく吹き飛ばせ」

 

 ルルーシュは特殊部隊に命令を下し、通信を切った。

 特殊部隊による敵拠点制圧及び、技術奪取は問題なく行える。この作戦の為にネブラブリッツを三機、ブリッツ量産型を10機も用意したのだ。失敗されては生産コストが高めになるガンダムタイプを大量に作った意味がなくなる。量産型の方はも、コストが割高なブリッツを簡略しかタイプのせいか、量産機の割には結構出費が掛ってしまったことが頭痛の種であった。

 

 この作戦の問題点は疑似GNドライヴを奪われたとき、アレハンドロがどういう行動に出るかだが、そっちの方は臨機応変に対応するしかないとルルーシュは割り切っていた。

 

 「それよりも、エルガン代表が俺を呼び寄せるとは……。大方ZEXISの件だと思うが何をやらせる気だ?」

 

 ZEXISは未来を知るエルガンが未来の問題に対処する為に生み出した軍組織といえる。そもそも、世間ではテロリストと呼ばれる組織を外部部隊とはいえ、正規軍の一員に組み込む等普通はあり得ない。下手をしたら国際問題になり、エルガンの首もあぶないはずなのに、彼らを組み込みZEXIS結成を強行したのだ。

 普通はあり得ない暴挙と云えるが、それもある程度未来を知っていたのなら納得できる。そのおかげで原作で諸々の問題を全て片づけることができたのだから、この目論見は成功したといえるだろう。

 

 しかし、ルルーシュはもっと穏便な方法でもよかったのではないかと考えていた。ソレスタルビーイングが表舞台に出る前に勧誘するとか、ルルーシュを援助して、黒の騎士団結成前に真実を教えて恩を売る方法もできたはず。最もエルガン代表としては自分が知っている未来が変わってしまってはまずいと思ったのかもしれないが。

 

 「エルガン代表が何を言ってくるかわからないが、お前の思惑に乗せられるほど甘くはないぞ」

 

 ルルーシュが色々と考えて要るうちに専用機は空港に到着し、降りて手続きを取ったあと、迎えの車に乗り、国連本部に向かった。

 




独りごとを減らせたと思うのですが、他人と会話する話が少ないからどうしても減らしにくい……。
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