東方天獄譚   作:みょんたー

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二話 プラムとヒロ

「さてと、人里はやっぱ賑やかだよな。」

「主様、そう言えばどうして人里に?」

「ん?あぁ、手土産に酒くらい持っていこうと思ってな」

そんなことを相棒と話しながら歩いていると近くの路地が騒がしいなと感じた。

少し、見てみるか。どうせ、大したことは起こってないだろうし。

「プラム様はいつも勝手にどっか行って!こっちの身にもなってくださいよ」

「別にいいでしょー?好きなようにさせてよ」

「それがダメなんですって…」

そこにはプラムとヒロがいた。主従関係らしいが、ここには元からいたのかどうかは不明だ。二人して、話そうとしない。

取り敢えず、騒がしいので注意する。

「お前ら何やってんだよ。プラムもヒロのこと少しは考えてやれよ」

「は?こっちの勝手でしょ?」

「そーだぞ」

ヒロ、お前がなぜプラムに追従するのだ…

「路地から、他の場所まで聞こえるくらいうるせぇんだよ。と言うか、お前ら毎度人里にいるが…なんだ?ゲームの雑魚キャラみたいに湧いてんのか?」

水覇が呆れて言ってくる。

「主様、それは注意じゃなくて挑発ですよ?」

二人の様子を見ると完全にキレている。

「「絶対ぶっ潰してやる!!」」

あ、やべ…。よし、逃げるか。

水覇を連れて走る。

しかし、二人は走って逃げてもしつこく付いてくる。

面倒だなぁ。

相棒からはやはり、呆れた眼を向けられる。

「さてと、人里からは離れたしやるのか?」

「舐めてんじゃないわよ!!!」

その掛け声を合図にプラムが弾幕を展開する。プラムは能力で自らへの影響の無効化ができ、魔力が高い。実に厄介である。

「普通の弾幕なら、負けやしねぇよ!!」

弾幕を斬る。斬った瞬間、弾幕が爆発した。

一瞬、反応が遅れてしまう。

「ゲホゲホ…危ねぇ。お前なにした!?」

「弾幕に爆発魔法を仕込んだのよ」

こいつ、技能だけは高いよな…。中身残念系のくせして。

「こっちも忘れてもらっては困るぞ!!」

そう言って、ヒロがナイフで切りかかってくる。

頭が重い…こいつ、能力使ってやがるな。ヒロの能力は思考に干渉出来るため、実に厄介だ。恐らく、戦闘が始まった時から使っていたのだろう。一瞬、反応が遅れて切られてしまう。

「これで終わりね。」

そう言って、弾幕を放ってくる

「やべぇ!!水覇!!」

「分かりましたよ。主様!」

付喪神としての水覇が現れ、弾幕を対処する。

「さてと、これから第二ラウンドとぉわぁ…!??」

そう言って踏み込んだ瞬間、落とし穴に嵌りました。はい。

「ざまぁwwww」

「やっぱ、雑魚キャラとか言う奴の方が雑魚だな」

と言って、二人は立ち去っていく。

あいつら……。してやられた訳だが、煽られたためイラつく。

深く掘ってある辺り、性格の悪さが伺える。え?自業自得だって?知らんな。

「さてと、これからどうするかな…」

相棒なら、何か策が…!!

「ここ、人通り少ないですからね…」

特に策なんて無かった。

さてと、どうするかなぁ…。

そんなことを考え、俺たちは人が来るのを待つのだった。

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