「テロ事案発生との通報。場所は東京都多摩方面。」
「あまり関係ないな。管轄は中央憲兵だし、応援隊の出動はしとかないといかんな」
2035年1月14日午前11時05分第4方面憲兵司令部。天皇陛下御即位15年がたち、世界情勢も複雑になっていき、国連の力さえも弱くなりとある国は宇宙からの進攻に備えるといい、月に基地を造るまでになった。日本も遅れないように宇宙進出を行うと表明したばかりであった。
「第2憲兵中隊を派遣しよう。第1憲兵中隊維新隊は方面内の警備を行わせろ。」
「失礼します!中央憲兵隊より帝都戒厳令を発令。近隣の方面軍より憲兵隊の支援及び警備のため軍の出動を願うとの電文。いかがしますか?」
「天皇陛下の警護、さらには各国の要人の保護が目的だろう。わかった、静岡第5連隊からA中隊と憲兵隊第1中隊より天誅隊を出動させよう。緊急招集をかけろ!」
「はっ!」
第4方面軍司令長官磯田元帥はテロという言葉が頭痛の種であった。暴力団による抗争も頻発している愛知県を抱えているためであった。大阪や神戸に比べれば大したものではないとは思うが、北海道第3方面軍、九州沖縄第7方面軍につぐ大きな方面を受け持つと管轄内では様々な事が起きる。その度に指揮をとる。方面司令長官になってから胃に異常をきたしたのは一度では無い。
「第1憲兵中隊天誅隊に出動命令か…了解。20分で出動準備を完了させて官舎前に整列させろ。」
11時30分第4方面憲兵司令部第1中隊指揮所。年が明けてから訓練続きであったが実戦が思ったより早く来てしまった。
「静岡第5連隊A中隊は沼津で米軍と訓練中か。天誅隊を向かわせよう。緊急走行で新東名を行かせろ。沼津で落ち合う。A中隊に連絡」
「笹熊大尉はどうされますか?」
「こっちで維新隊の指揮をとる。沼津に着くまでの指揮は天誅隊隊長に一任する。そこからはA中隊の指揮下に入るように。」
「わかりました。伝えます。」
「失礼します!中央憲兵より通報、テロ組織は名古屋でのテロを行うらしいとのこと。至急戒厳令発令、治安維持を始めるようにとのこと。」
「なに?名古屋でのテロだと?絶対に阻止しろ。憲兵隊
全力出動命令をかけろ!。」
「長官。第1中隊維新隊から天誅隊が帝都に向かってしまっています。どうしますか?。」
「呼び戻すことはできん。今いる部隊のみで対応しろ」
2035年1月15日午前零時第4方面軍及び第1方面軍に治安維持999発令テロ組織に対しての宣戦布告であった
だんだん短くなっていく…