銀色の革命者外伝 星色の花は天使の手に   作:ヒロ@美穂担当P

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思いつきで書きました。
息抜き程度に読んでいただければと。


ドルオタは予想外の事に弱い

どうもこんにちは。

突然ですが俺の自己紹介をします。

名前は津上浩一。どっかで似た名前を聞いた事があるって?うーん。

それは置いといて。俺の事を軽く紹介すると普通の大学生。地元群馬から1人でここ東京へやってきた。そして……ドルオタだ。

俺はごく普通のドルオタ大学生です。でも今は普通ではないっぽいです。

 

 

 

 

「津上君、どうしたの?」

「いや、なんでもないよ」

 

 

俺に話してきたのは俺の推しアイドルであり天使であり、でもちょっと小悪魔っぽいところもあってそして「正統派」アイドル(迫真)の相葉夕美ちゃんだ。

 

 

 

「誰かに話してなかった?」

「いやそんな事ないよ(目逸らし)」

「本当に〜?」

 

 

俺に近づいて顔を寄せてくる相葉ちゃん。

俺はこれだけで致命傷レベルに浄化されそうです。でもギリ生きている。

……やっぱり今回もダメだったよ(ルシフェル風)

 

 

 

 

 

 

「津上君は最近ライブって行ってるの?」

「相葉ちゃんのライブは絶対に。連番とかなったりしてる人と一緒に行ったりもするし」

「すごいね〜」

「夢斗を誘っても『めんどくさい』で行かねえし」

 

 

夢斗とは俺の親友である天才で変人なヤツ。

あらゆる事が完璧にできるけど人間性に問題あり。気分屋、マイペースなど人に嫌われる要素が多いヤツだ。

彼との出会いは最悪の一言だった。相葉ちゃんと馴れ馴れしく話していた夢斗。俺ら一般人には相葉ちゃんと話す事も大変光栄な事なのに夢斗は気にしなかった。

そんでケンカになって俺は夢斗に背負い投げされた。今でも根に持ってるわ。

 

 

 

「今度私とライブ行かない?」

「ああ行こうか……えええええ!?」

思わず大声で驚いた。周りの視線が刺さる。でも慣れてるから平気。これくらい耐えれなきゃオタクはやっていけんわ。

 

 

 

相葉ちゃんからライブの誘い……!?行くしかないだろ!

「行く!絶対行く!」

まずないであろう大チャンス。逃さないぜ。

「いつのライブ?誰の?」

「光ちゃんのライブ。『イグニッションZERO』で新曲やるって」

「おおー!」

イグニッションZEROとは南条光、小関麗奈、三好紗南の3人トリオのユニット。

なんでか知らんけどアイドルにほぼ興味が無いであろう夢斗が光ちゃんの事を知っている。なんで?

 

 

 

 

 

 

「津上君はこれからどこに行くの?」

「俺は車屋に。メンテナンス頼んであるから」

俺はある人に憧れて車を買った。マツダのロータリースポーツカー「RX-7」だ。本当は軽自動車でもよかったけど、ある時その人の事を聞いてRX-7の事を調べたらすっかりRX-7のトリコになってしまった。

んで買ったのはいいけど俺が憧れたその人のニセモノ疑惑を作ってしまい、俺は車の色を変えた。

 

 

 

「私も行く」

「えっ」

 

 

車屋はまず女の子は好きではない。

車屋はエンジンオイルなどの汚れ、作業の音など女の子が気にするような要素の集まりみたいな物。

車屋は男の集まりっていう感じが強いだろうし。

でも相葉ちゃんは行くって言った。

 

 

 


 

 

 

しばらくして車屋に到着。

チューニングショップでもある「RGO」だ。

「こんちはー」

「おう、待ってたぞ」

「あれ、大田サンだ」

 

 

俺達を出迎えたのは「大田和夫」。

かつて首都高を走り回っていた走り屋だ。ロータリーエンジンのチューニングはお手の物。今は娘さんのリカコさんが現場の指揮をしているのだが。

 

 

「今リカコが取材受けてんだよ。取材を受けてない日が珍しいぜ」

「なるほど」

「俺はリカコに頼まれたお前のFDをメンテし終わった。退屈してるぜ」

「ありがとうございます」

「お前乗り方変わったな?」

「少し踏み方変えてみたんです。そうすれば少しでも近づけるかなーって」

 

 

 

大田さんの言う通りだ。

最近俺は夢斗の走り方を真似している。……中々変わった感じはしないケド。

 

 

 

「おっ、お嬢ちゃんはアイドルの……」

「相葉夕美です!」

「アイドル……少し前にアイドルのためにFCのエンジンやってくれとリカコに頭下げて頼みに来た坊主はいたが……」

(小日向さんか……)

 

 

 

 

 

 

整備された俺のRX-7はイイ音だ。

「オイル交換しっかりやっとけよ」

「わかりました」

「お嬢ちゃんに優しい運転しろヨ」

「もちろん」

 

 

 

 

助手席(ナビシート)に相葉ちゃんが座る。やべえ、超緊張してる。あの相葉ちゃんが俺のすぐ隣にぃ!

 

 

 

 

運転しているから前を向いている俺。当たり前だけど。でも左を向いたら……俺死んだわ。だって天使がいるんだもん。伝われこの気持ち。

 

 

 

 

「津上君も運転上手いよね」

「夢斗程上手くないよ」

「でも……プロデューサーみたいな運転だなって」

「え、マジで?」

 

 

やったぜ。すっげー嬉しい(小並感)

でもいい事ありすぎてなんか怖い。

 

 

 

 

「相葉ちゃんはこのあとどうするの?」

「仕事行かなきゃ」

「送ってくよ?」

「お願い」

 

 

 

俺はこの後相葉ちゃんを346プロダクションに送った。

相葉ちゃんが車を降りた後も車内に残っていた花の香りが俺を刺激してました。女の子が使う香水ってなんであんなにいい匂いなのかな……。

 

 

 

 

数日後、俺は車内に芳香剤を置いてみたが相葉ちゃんの使った香水みたいな匂いは再現できなかった。やっぱそういう特別ななにかがある、と結論づけた。女の子ってやっぱ不思議だ。

 

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