銀色の革命者外伝 星色の花は天使の手に   作:ヒロ@美穂担当P

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間が空いてしまって申し訳ないです……。
今回も本編に繋がる内容です。



イライラの原因はいつも近くにある

「おーい、浩一。この文章ミスってるぞ」

「あ、すみません!」

バイト中、荻島さんに注意された俺。先程からミスを連発しているのだ。実は集中力が続かない。

何故かって?よし、じゃあ俺の苦労を聞いてくれ。

 

 

 


 

 

 

今日の午前中の出来事。

課題の提出が遅れた俺は業間休みを使って課題をやっていた。そこに相葉ちゃんがやってきて課題を教えてもらってた。それはいい。むしろ最高だ。

でも、そのわずか30秒後に俺の楽園はあっけなく粉砕された。

「こーいちー、何やってんだ?」

「夢斗?」

 

 

 

クッソ呑気に俺に声をかけたのが夢斗。

以前にも言ったかもしれないがコイツは天才。あらゆる事を簡単にできてしまう。そして人とぶつかるやつだ。夢斗の考え方と周囲の考え方の「ズレ」があってトラブルが起こるのだ。

それを身をもって知っている俺は最近夢斗の考え方がある程度把握できるようになった。

 

 

 

「これはこうやるんだよ」

「わりーな、夢斗」

「お前バイトしてるって言ったけどどうなの?めんどい?」

「いや」

「またまた〜。正直に言っていいんだぜ」

「マジだわ」

「夢斗君、津上君に課題やらせてあげて」

「夕美は今日仕事あんの?」

「今日はオフ。部屋に飾る花を買いたくて」

「ほーん。俺も買いたくてな」

「……そっか」

相葉ちゃんが何かを察したようだったが俺にはわからなかった。しかし、その際に夢斗が見せた悲しげな表情が今も残っている。

 

 

 

 

 

昼休み、部活動の予定変更が起きて部活が無くなった。

俺はバイトに行くためあまり関係ないが夢斗は相葉ちゃんと花を買いに行く。……夢斗は部活ある日によく部活を無断欠席するのは日常茶飯事なので気にしないが。

なぜ夢斗が花を買うのかわかんねーけど。相葉ちゃんが夢斗に振り回されるのが見える……。逃げてー、超逃げてー!!って大声で言いたい。

 

 

 

 


 

 

 

 

とまあ、現在に戻るわけで。

今頃夢斗に相葉ちゃんが振り回されてると思うと胃が痛い。

胃痛のおかげで集中力が発揮出来ず、ミスを連発してる。くっそぉ。

 

 

 

 

 

夕方5時半にバイトが終わり、街中を歩いてた俺は夢斗と相葉ちゃんに会った。

相葉ちゃんは綺麗なライラックの花を持っていた。一方の夢斗は……。

「夢斗、それは何の花だ?」

「えーと、スプレーマムっていう菊だそうだ」

「夕美に教えてもらったんだわ」

相葉ちゃんは夢斗に何を教えたんだろう。わかんねー……。

 

 

この後俺達はバラバラに帰った。

この2日後、スプレーマムを持った夢斗が東京を出ていったという目撃情報があったが一体なんだ?




今回夢斗が初登場。
しかし主役ではない……けどここでの主役の浩一が頭を悩ますのはいつも通り。頑張れ浩一。
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