イメージは和風美人
普段は私、怒こると俺、これは設定のまま
美人、天然、巨乳、ポニーテール
緑色の縦セーター
真っ直ぐな性格で悪を許さない
突っ走る事もあり勘違いしやすい
そんな設定
平和な国でのんびりする
ティーと旅を始めて一年は経っただろうか
色々な国を旅して私もティーも成長した
その話はまた今度ゆっくりと別の機会に
朝早くに目が覚めたのでティーが寝ている間に少し、ホテルの周りを散歩する
起こすのは可哀想なので寝かせておく
書き置きをしておけば大丈夫だろうこの国は平和だから
ほんの少しの間だけ一人にするだけだ
やはり朝の散歩は気持ちが良い
空気が澄んでいて深呼吸すると体の中が、浄化されていく様だ
まだ他の人も少なくちらほらとしか居ない
前方に人影が見えた、何故か目立つ何だろう?
目を凝らして見てみる
うわっなんだあの服、凄い強調されてる
でかいっとてつもなくでかい
緑色の縦セーターが胸にピッタリと張り付き形を強調している
私の視線に気が付いたのかその人物がこちらを向く
動いた事で揺れる黒いポニーテールと胸
顔は間違いなく美人だキリッとした切れ長の目
だけど垂れ目が優しさを物語っていた
まさに和風美人だ
腰には刀…あれ?日本人じゃない?
その横をトコトコと白い犬が歩いている
もっふもふだぁ、触りたい
目は茶色アーモンド形をしているサモエドか?
笑っている様だが賢そうな表情をしている
尻尾をふりふりして、可愛いなぁ
「おはようごさいます、はじめまして…ですよね?
こちらを見ていた様ですが何か御用ですか?」
やっべぇ話しかけられた
縦セーターで強調された胸を見ていました!
なんて言えば即刻、腰の刀で切られるだろう
もうひとつの本心を言うか
「おはようごさいます
ええはじめまして、ですよ」
にこりと笑って、愛想よく挨拶
これがコミュニケーションの基本だ
「私の故郷の女性に似ていたもので…懐かしくて、つい見つめてしまいました。
不躾な目で見てしまい申し訳ありません」
これも本心嘘はついていない
じっと目を見つめられている
真実を探っている様だ
「そうでしたか、どうやら本当の様ですね」
刀から手を離す、やっぱり切るつもりだったのか
情けない理由で死ぬ所だった
・・・・・・・・・・・・・・・・・
故郷の事を詳しく教えて欲しいという事で
近くのカフェで話をする事になった
「先ずは私の自己紹介から、私の名前はシズと言います、ある理由から旅をしています。
相棒はこのリクです、よろしくお願いいたします」
シズとリク名前が完全に日本人だ
この世界にも日本があるのか?
「ご丁寧にどうも私はレオン・デ・ロス・アルダマです、長いのでレオンとお呼び下さい。
私は特に急ぐ目的の無い、ゆっくりとした旅を楽しんでいます」
ティーはついでで良いと言っていた
きっと長い旅になる、急がずゆっくりと進んで行こう
それから頭を下げて挨拶だ
「それで?故郷というのは、どの辺りにあるのですか?」
咄嗟に言った故郷とは前世の日本の事でこの世界には無い、嘘が通用しないなら本当の事だけ言うしかないか…
慎重に言葉を選んでいく
「故郷はとても遠く、私はもう二度と帰れません」
世界が違うので遠いどころではないが
「…そうでしたか
では国や人の特徴や文化などは、どの様な?」
「大体の人は黒髪黒目、背は小柄で
手先が器用で真面目な人が多いですね」
「黒髪黒目?
その…失礼ですが貴方は違う様ですが、理由を聞いてもよろしいですか?」
あっ忘れてた。転生してから白髪青目だった、日本人の特徴など消え失せていた
「私は産まれた時から…この見た目です
両親は黒髪黒目ですが」
この世界の海で気が付いた時から白髪青目、嘘では無い
前世の両親は日本人で黒髪黒目、これも本当だ
「…両親と産まれながらに髪の色も、目の色も違う?
真面目な国民性の為浮気…では無いだろう突然変異か?そして二度と帰れない。」
ぶつぶつ呟いていたと思ったら
急にはっとしてこちらを見る
悲しみと申し訳なさの混じった目でこちらを見ている
「貴方も国に帰れない理由があるのですね…私と同じ」
何か誤解されている気はするが
訂正するとややこしくなりそうなので、曖昧に笑って誤魔化す
「本当は貴方が私の国からの刺客では無いかと疑っていましたが、違う様ですね。
疑ってしまい申し訳ありません」
「いえいえ、こちらがじろじろ見ていたのが悪いですから」
国からの刺客と言うことは、犯罪者か?
だがシズさんが悪い事をする様な人には見えない
凛とした雰囲気だし、貴族か何かだろうか?
巻き込まれたくないので聞かないが
「…貴方は、聞かないのですね」
「人それぞれ言いたくない秘密も、ありますから」
「貴方も?
いえ私は言えないのに、貴方に聞く事は出来ません」
ふっと寂しそうに微笑む
何とか会話を乗り切ったか?
「急ぐ旅では無い、と言っていましたが
一つ用事を頼まれてはくれませんか?」
乗り切って無かった
「何か…困り事ですか?」
シズさんが頷く
「この国のすぐ近くにある、平和な国の事は知っていますか?」
「いえこの辺りは詳しく無いので」
この辺りどころか、この世界に詳しく無い
「そうでしたか、なら説明からですね。
すぐ近くにある国はとても評判が良いのです、国民たちは争わず犯罪も無く平和、とても素晴らしい国だとか」
「それが本当なら、私も住みたい位ですね」
そんなに素晴らしい国があるのか
将来旅が落ち着いたら、移住も良いかも知れない
「ええ本当に
私はこの国に来る前にある旅人と出会いました、その人はその平和な国に移住を希望する、と言っていました。
まずは国の観光をして、それから決めると」
「移住するのですから、それ位慎重な方がいい筈です」
住んでからの引っ越しは、しんどい
お金もかかる慎重な位が丁度良い
「彼は平和な国を観光してから、この国に
私は他の国を観光してから、この国に
それぞれ違う道を通りますが、この国に来る予定でした。
ですのでその時にお互いの情報を交換する為、また会おうと約束しました
私も平和な良い国なら、移住したいですから」
こんな危険な世界で平和な国なら、皆住みたい筈
「けれど暫く滞在しても彼は来ません今現在もです。
ですのでその平和な国を、見て来てくれませんか?」
まとめると
・シズさんと旅人出会う
・再会の約束をして、それぞれ違う国へ
・シズさん再開の国で待つも、旅人来ず
・旅人探しを私に依頼
こうですか?
「入れ違いになるといけないので。
私はこの国で待ちたいのですが…勿論、報酬も支払します」
そう言ってお金が入った袋をじゃらりと
机に乗せ私に渡す
袋を覗くと金貨が見えた、欲しい
「そうですねその旅人を確認して、シズさんが待っている事を伝えれば、すぐに戻って来ても、良いでしょうか?」
「はい十分です
探して見つからければ、帰って来てください」
私が探して見つから無いのならば、ただ待っていても時間の無駄だろう
「その国まではモトラドで、どれ位かかりますか?」
「そうですね…半日もかからないでしよう。
この辺りは道が綺麗で、走りやすいですから」
なら往復で1日か。
旅人を見つけるだけならそんなに時間もかからない筈
シズさんも困っているし、受けるか
「分かりました、そのお話お受けします。
今日の昼過ぎに出発する予定です」
「ありがとうございます、すぐに受けて貰えて助かります。
戻って来たらまたこの店で会いましょう、そうですね…3日後から朝この店で待つことにします」
余裕を持って3日だ間に合うだろう
「わかりましたそれでは準備があるので、これで失礼します」
「依頼よろしくお願いします」
そして私は店を出た
それにしても、話してる間机に胸が乗っていた
どれだけ大きいんだ
・・・・・・・・・・・・・・・
ホテルに戻るとティーはまだ寝ていた
もう9時過ぎだぞ、そろそろ起きてもらわないと
「おはよう…ティー朝だよ、起きて下さい」
ティーは両手でぐしぐしと目を擦っている、可愛い
そのまま私に手を伸ばし抱っこまでが、毎朝の流れだ
そのまま椅子に座る頃にはすっかり覚醒している
寝起きが凄く良い
「ティー、私は少しお仕事に行く事になりました」
持っていたパンを皿に置き、じっと見てくる。
ちゃんと話せと言うことか
「ここからモトラドで半日の国へ旅人を探しに行きます。
伝言を伝えたらすぐに帰ってきます
余裕を持って、3日程の予定です」
ティーは怒るだろう、絶対一緒に行くと
「わかった、はやくかえってきて」
え?怒らないのか?
「ティー?私は一人で3日仕事に行きますが、怒らないんですか?
約束を、一人にしないと言った約束を守ってませんよ?」
ティーの事は、シズさんに面倒を見て貰おうと思っていた
長い間一人にだったから一人でも生活できるが、心配だ
「しんじてるから、だいじょうぶ」
「ティー」
「だんながいない、いえをまもるのは
つまのつとめ」
ティーは船に住んでいた頃から頻繁に妻の務めと言う、妻ごっこが好きなようだ
「妻の理解があって助かります
なるべく早く、帰りますから」
そう言うとティーは抱きついて来る
服を引っ張るのはしゃがめの合図だ
しゃがんで抱き締められるもう慣れた
額にキスのおまじない、これは慣れない
私のサイドカートライクでは、小回りが効かない為
レンタル用のモトラドを特別に貸して貰った
必ず返すと言う証明に大金を預けてある
時間が惜しい、さっさと用意をすませて出発だ
「一人が寂しいなら、誰か呼びますか?」
シズさんとか引き受けてくれるだろう
「つまのつとめ、ひとりでだいじょうぶ!」
ティーが言うなら大丈夫だろうが、早く帰って来よう
「いってらっしゃい、きをつけてね」
「行ってきますなるべく早く帰ります」
本当に夫婦の会話みたいだ
また額におまじないを貰った
私は慣れないモトラドに跨がり、評判の良い国を目指す
評判の良い国が、とんでもない国だと知らずに
シズさんは和風美人のイメージ
巨乳×セーター=ヤバい
魅力的な体に無頓着でいて欲しい
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