ヤンデレキノ達との旅   作:黒猫黒

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シズさんの依頼の途中でキノ助けます
そのまま一緒に帰還
矛盾が出たら直す
後で何話か直す予定です


帰還 後 修羅場

胸の辺りがひんやり冷たくて目が覚めた

誰かの手が筋肉の筋に沿って動いている

くすぐったくてゾクゾクする

一体何が起こっているんだ

 

「あぁ良い体だなぁ…僕も鍛えてるけどこんな風にはならないし逞しいなぁ」

 

あっこれ前もあったデジャヴ?

違う昨日も触られていた服の上からだけど、今日はもうシャツの前は全開だ

 

「キノ何してるんですか、寒いから止めて下さい」

 

「おはようごさいますレオンさん

目か覚めたらレオンさんの服がはだけていたので、脱がしました」

 

ん?意味が分からない、普通はだけてたら着せ直してあげるよね?

脱がして生肌触るって変態過ぎない?

 

「おはようごさいます、取り敢えず本当に触ら無いで下さい」

 

変態にもちゃんと挨拶する私は偉い

キノは不満そうだが引き剥がすとやっと大人しくなった

 

「それで体の調子は?

ずいぶんと調子が良さそうだけど」

 

「お腹の包帯はもう外しても大丈夫でした。

まだ痣の色は酷いですが、痛みはそれほど無いですから、はい」

 

はいと言って服を捲りお腹を見せる

本当にまだ色は酷いが痛みは無さそうにけろっとしている、凄い回復力だ

ん?ちょっとずつ服が胸の辺りまで持ち上がって…手を掴んで服を戻す

 

「キノやめなさい!胸がみえますよ!」

 

「いえ見せようとしていたので、大丈夫です」

 

大丈夫じゃ無いです、キノは一体どうなっているんだろう?怖い頭が

 

「朝食にしましょうか」

 

もう突っ込まない事にした、疲れるから

荷物からバスケットを取り出す

 

「ご飯があるんですか!」

 

「キノ一緒に食べましょう」

 

「はい!」

 

キノはバスケットを見てから目がキラキラしている、こういう反応は可愛い

元々の顔も可愛いが行動が変態だからなぁ

バスケットの中身は、ティーが作ってくれた日持ちのするサンドイッチだ、数日は持つと言っていたありがたく頂こう

 

「美味しい、やっぱり料理上手だな」

 

「美味しいですね、これは誰が作ってくれたんですか?」

 

「ティーだよ、昨日言った家族だ」

 

「へぇー妹さんて何歳ですか?」

 

何歳?年齢は分からないが…見た目的に今は12歳位か?

小さいから余計幼く見えるし、出会った時からほとんど変わら無いから正確な年齢は分からない。

 

私とは少なくとも船で三年と半年、旅に出て一年で合わせて四年半は過ごしている

始めて合った時は10歳と思ったけど、もう少し幼かったのか?

それとも10+4=14 14歳?そうは見えないけどうぅむ…

うん!取り敢えず見た目通り12歳でいこう。

分からないから見たままの方が分かりやすいと思う。

 

「正確な年齢は分からないんだけど、見た目は12歳位だよ」

 

「12歳なら僕より年下です、丁度良いですね!」

 

何が?とは思っても聞かないキノの頭は理解できない、したくない

 

「食べ終わったら出発だな」

 

「はい!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

朝食後、出発する為の準備中

 

キノは荷物を積み終えエルメスの最終チェック中だ

 

私も荷物を積みここに居た形跡を消す

この位で良いかな

 

「キノ本当に大丈夫か?」

 

「大丈夫です心配いりませんよ、道中何があってもレオンさんを守りますから」

 

やだイケメン…そうじゃない

 

「私の安全じゃなくてキノの体の心配だよ、本当にもう平気なのか?」

 

「え?僕の心配?えへへ…全然大丈夫です、美味しいご飯も食べたので調子が良い位ですよ!」

 

キノはだらしなく笑いながら返事をする

怖いから理由は聞かないが、少し可愛い

 

「それならそろそろ行こうか、暗くなる前には帰りたいからね」

 

「そうですね、行きましょう」

 

キノの顔がキリッとした顔に変わる、この表情は綺麗だなぁさすが美形

私が見ている事に気付くとニコッと笑う、可愛い

イケメンで綺麗で可愛いのか…キノは実は最強なのか?

 

そんな事を考えながら出発する

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

国がもう目の前だ帰りは早かったな

帰ったら先ずはティーに会おう

 

今までの日程は

 

・国を出て半日

・旅人を探して半日

・キノを助けて半日

・今帰って来て半日

 

全部半日だ手抜きではない

合計まだ2日しか経っていない

明日で丁度3日だシズさんへの報告は、予定通りの明日で大丈夫だろう

 

ティーにキノの事を説明しないと

 

何故か背筋にゾクッとした悪寒が走る

何だろう昨日は野宿だったからかな?

風邪ひいたかな?

 

そんな事を考えながら入国した

 

「私は宿に帰りますが、キノはどうしますか?」

 

病院に行くか、宿を取るのだろう

 

「僕も一緒に帰りますよ?」

 

「一緒に帰る?」

 

また可笑しな事を言い出した

 

「私と同じ宿に泊まる、と言う事かな?」

 

「同じ宿じゃ無く、同じ部屋に泊まりたいです」

 

「私の部屋にはもうティーがいますから、ベッドの数的に無理ですね」

 

「同じベッドでも、いや同じベッドの方が…」

 

「無理ですね!」

 

そんな会話をしながら宿に着く、キノには違う部屋を取って貰った

私の隣の部屋を選んだ様だが連絡がしやすい様にだろう

 

「荷物の整理が終わったら部屋に行きますね、ティーちゃんに挨拶と、これからの事を話し合いたいですから」

 

「そうですね、じゃあまた後で」

 

部屋の前で分かれる

ティーに寂しい思いをさせてしまったな

 

「ティーただいま、帰ったよ」

 

ティーは入口のすぐ側に立っていた

もしかしてずっと待っていたのだろうか

トトトッと走ってきて抱きついて来る

 

「おかえりなさい」

 

何時もよりも抱きつく力が強い

珍しく笑顔もはっきり分かる

ティーと出会ってから2日も離れたのは初めてだ

やはり寂しかったのだろう

 

「ごめん寂しくさせたね」

 

ふるふると首を振って否定する

 

「さみしいけど、しんじてまつのがかぞく」

 

「ありがとう、ティー」

 

抱き上げ感謝を伝える

 

「サンドイッチも美味しかったよ」

 

「いぶくろをつかむのが、だいじ……?」

 

ティーが不思議そうに私の匂いを嗅ぐ

野宿したから匂うのだろう

 

「匂うよね…お風呂に入ってくるから待ってて」

 

「ちがう、しらないにおい」

 

知らない匂い?

一緒に野宿をした事もあるから匂いは知っている筈

 

「おんなのにおい…だれ?

だれがレオンにさわった?」

 

何時もの無表情が更に感情を無くしている

さっきまでの笑顔は一体何処へ?

 

その時ノックが聞こえた

空気を変えるチャンスと思い急いで出る

 

「あっレオンさん、早く会いたくて急いで来ました」

 

扉を開くと笑顔のキノがいた

 

「このおんなの…におい」

 

ティーが私の腕の中からキノを指差す

空気が凍った気がする

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

机に移動しティーに今までの説明をした

これからはキノも一緒に旅する事を

 

むすっとした顔のまま私から離れないティー

キノは硬い笑顔でこちらを見ている、居心地が悪い

 

「勝手に話を決めて来てごめんなさい、ティーに聞いてから決めるべきでした」

 

ティーは瞳に涙を溜めている

 

「わたしは、もういらない?」

 

「そんな事あり得ません、私達の旅にキノが増えるだけです」

 

じっと私を見つめていたが

 

「ゆるす」

 

「え?」

 

「ゆるすのも、つまのつとめ」

 

「ありがとうございます」

 

「あのひとは、まだゆるさない」

 

再び空気が凍った

 

必死の説得の末キノの同行を許可して貰った

交換条件として、1つお願いを叶えるらしい

それは今度で良いとの事

 

キノはほっとしている

 

「ティーちゃん、これからよろしくお願いします」

 

「ティーでいい」

 

キノが握手をしようと手を伸ばすが

 

「さわらないで、ふれていいのはレオンだけ」

 

空気がピリッとした、怖い

 

キノがあえて大きな咳払いをする

空気を変える為の様だ

 

「何か、旅の目的は有るんですか?」

 

話を切り替える様だ有り難くそれに乗っかる

 

「ティーの母親探しだけど、急がなくて良いらしいよ?」

 

ティーを見ると頷いている

 

「暫くは色々な国を見て回って、旅を楽しむつもりだよ」

 

「元々の僕の旅と同じ感じですね」

 

「そうか、それならこの方針で行こうか」

 

「そうですね」

 

話が纏まるすんなり決まった、この後は細かい話し合いだな

 

終始にこやかなキノの目が怖い気がするが気のせいだと思いたい、ティーのキノを見る目も冷たい

 

二人の間の雰囲気が悪すぎる

どうにか仲良くして欲しいな

 




ティー見た目は12歳ほど
中身はキノと同じぐらい?

キノはティーが主人公の妹と思っているので
なんとか仲良くなりたい

今までの行動は分かっていてやっていた?
登場人物の中で一番知能が高い
主人公がティー以外と触れ合うのを嫌う
キノは犬、ティーは猫のイメージ

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