偽りを纏いし転生者とToLOVEるな日々(凍結)   作:アイリエッタ・ゼロス

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 アナザーライダーってデザインがカッコいいですよね!!!
 そんなアナザーライダー達をカッコよく書いていきたいと思います!
 是非、温かく見守ってくださると幸いです。


転生

「何処だよここ....」

 

 俺の名前は影宮 蓮。学校帰りに俺の前を歩いていた女性が

 信号無視をした車に轢かれそうで助けた瞬間、意識を失った。

 そして、眼を覚ますとどこかわからない場所にいた。

 

「あ、あの〜」

「っ!」

 

 急に俺の後ろから声をかけられた。

 俺が振り向くと、そこには真っ白なドレスを着た

 銀髪の美女がいた。

 

「(すげぇ美人....)」

 俺が頭の中でそう考えると、

「び、美人だなんて....」///

 銀髪の美女は顔を赤らめた。

 

「....俺の考えたことがわかるのか?」

「は、はい! これでも女神ですから!」

 女神は胸を張ってそう言った。

 

「そうか。それで、女神様が俺に何の用だ?」

 すると女神は、

「助けていただきありがとうございます。

 そして、私のせいであなたを死なせてしまってごめんなさい!」

 と言って、俺に土下座をしてきた。

「....あの、どういうことだ?」

 すると、女神は申し訳なさそうに、

「....そのですね、あの時車に轢かれそうになったのは私なんです」

 と言った。

 

「そうだったのか」

「はい。本当に申し訳ありません....」

 女神は今にも泣きそうな目でそう言った。

 

「気にすんな。あんたは怪我がなかったんだろ?」

「は、はい」

「なら別にいい」

「....ありがとうございます」

 そう言ってもう一度土下座をしようとした。

 

「女神なんだから、土下座はやめろ」

「ですが私の気がすみません!」

「....あんた、強情だな」

「せめてもの償いとして、あなたを転生させてください」

「転生?」

 俺が不思議そうに言うと、

「....もしかして、転生を知らないんですか?」

 女神は驚いたように言った。

 

「あぁ」

「そ、そうですか。なら説明をさせていただきますね」

「おう」

 すると、女神から転生の説明をされた。

 

 〜〜〜

 

「....つまり、選ばれた人間を特別な力を与えて別世界に送るってことか」

「はい、そうなります」

「....そうか」

 俺は話を聞いて、夢みたいな話だと思った。

 

 すると女神は申し訳なさそうに、こう言ってきた。

「ですが、一つ問題がありまして....」

「問題?」

「そ、その、あなたの場合、条件付きの転生なのですが....」

「条件付き?」

「はい。転生場所を私達の方で決める転生になるんです」

「何故だ?」

 すると、女神の顔つきが変わった。

 

「私の祖父が元最高神なのですが、現在の最高神が転生させた転生者達が

 自分勝手な行動を始めて、ある世界のバランスが壊れそうなんです。そのため、

 その転生者を捕獲してくれる人間を探していたのです」

「....で、その捕獲する人間に俺が選ばれた訳か」

「はい。優しく、命の大切さがわかっていて、

 強さと覚悟に満ちたあなたに頼みたいのです」

「買いかぶりすぎだ....」

 俺は女神にそう言った。

 

「そんなことはないですよ」

 だが、女神は優しい笑顔でそう言ってきた。

 

「生前のあなたの行動を見たらわかります。

 あなたは誰かの命を守るために動いていましたよね?」

「....なんのことだか」

「とぼけても私にはわかりますよ」

 女神の目は、まるで俺の心を見透かしているようだった。

 

「はぁ....」

「(下手な嘘ついても意味がなさそうだな....)」

 俺は言い訳をしようと思ったが諦めた。

 

「それで、どうか私達のお願いを聞いていただけませんか?」

「....」

「(ここまで言ってくれているのに、断るのは無粋だな....)」

「わかった。転生、頼んでもいいか?」

 すると女神は、

「は、はい! では、こちらを受け取ってください」

 そう言って、女神は黒い懐中時計のような物を渡してきた。

 

「これは!?」

 俺はその懐中時計を見たことがあった。

「アナザーウォッチ....」

 それは、俺が大好きだった仮面ライダーに出てくる

 敵陣営のアイテムだった。

「知っていたんですか?」

「あぁ」

「そうですか。なら使い方もわかりますか?」

「もちろんだ」

「それなら良かったです。では、あなたの転生特典を

 決めましょうか」

「そうだ....」

 俺が言葉を続けようとした瞬間、

 

 ♪~♪~♪~

 

 手に持っていたウォッチの音が鳴り黒く光り出した。

「え?」

 そして俺はその光に飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜〜〜〜

 

 

 

 

『おい、目を覚ませ人間』

「っ!」

 俺は謎の男の声で目が覚めた。

 俺の周りには23体のアナザーライダーの像と

 1人のアナザーライダーが立っていた。

 

「ここは....」

『ここはアナザーウォッチの中だ』

「アナザーディケイド....」

『ほう、俺を知っているのか』

「当たり前だ」

『そうか』

「それよりも、なんで俺はここにいるんだ?」

『俺がお前を呼び出した』

「なに?」

『一つ聞こう。なぜお前は誘いに乗った? 

 今から貴様が進む道は茨の道だぞ』

「....」

『それに、これは神々どものミスだ。お前には一切

 関係がない。なのに何故だ? 何故貴様は誘いに乗った?』

「....確かに、俺には関係がない事かもしれない。

 だけどな、あそこまで嘘偽りのない言葉を無視する事は

 俺には到底できないんだよ」

『....バカな男だな』

 アナザーディケイドは呆れた様に言った。

 

「あぁ、自覚はあるさ。だけど、困っている人を

 見たら助けろって親から教わったんだ。今さらその生き方を

 変えるつもりはない」

 俺はアナザーディケイドに向かって、真っ直ぐにそう言った。

 

『....はぁ』

 アナザーディケイドはため息をつき、

『まさかこんな変わり者を連れてくるとは....

 まるで俺達とは真逆の存在だな』

 アナザーディケイドは俺に向かってそう言ってきた。

 

「そんなことはない」

 だが、俺はその言葉を否定した。

『なんだと?』

「俺はアナザーライダーがただの悪者とは思わない。

 本当の力を使えば、アナザーライダーだって正義の味方に

 なったかもしれないだろ?」

 俺がそう言うと、

『くくく、はっはっは!!』

 アナザーディケイドは笑い出した。

 

『そんなことを言ったのはお前が初めてだ! 

 やはりお前は変わっているな!』

 すると、周りのアナザーライダーの像が光り出した。

『そこまで言うなら証明してくれよ。俺達が正義の味方って事をな』

 そう言ってアナザーディケイドも光り出した。

「あぁ、約束する」

『頼んだぜ』

 そう言ってアナザーライダーの像の光は、俺の持っていた

 アナザーウォッチに吸い込まれていった。

 

 そして、アナザーディケイドもウォッチに吸い込まれそうになった時、

『お前、名前はなんて言うんだ?』

 と聞いてきた。

 

「影宮 蓮だ」

『そうか。なら蓮、お前に一つアドバイスだ』

「アドバイス?」

『あの女神に転生する前に稽古をつけてもらえ。そしたら、

 お前の力はさらに覚醒するはずだ』

「あのゆるふわ女神に?」

『あぁ。精々死なない程度に頑張りな』

 そう言ってアナザーディケイドはウォッチの中に吸い込まれた。

 すると空間が光り出し、俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜〜〜〜

 

 

 

 

「....宮様! 影宮様!」

「っ!?」

 俺は目の前からの大声で意識を取り戻した。

 

「大丈夫ですか? さっきからずっと声をかけていたのですが....」

「すまん。どれくらい経った?」

「へ? まだ30秒ぐらいですよ」

「そうか....」

「(夢、じゃないよな....)」

 俺は持っていたアナザーウォッチを見てそう思った。

 

「どうかしましたか?」

 俺がアナザーウォッチを見ているのを見て、女神は

 不思議そうに聞いてきた。

「いや、なんでもない。それよりも、一つ頼みがある」

「何ですか?」

「転生するまで俺を鍛えてくれ」

 すると女神は慌てたようにこう言った。

「わ、私がですか!? む、無理ですよ!」

「そこをなんとか! 多分、今のまま行っても力の

 使い方がわかってないから余計な犠牲が出るかもしれない」

「た、確かに....」

「だから、どうか頼む」

 俺は女神に頭を下げた。

 

「わ、わかりました! なら、影宮様が力を使いこなせるように

 私もお手伝いさせていただきます!」

「頼む。....ええっと」

「あ、自己紹介を忘れていましたね。

 私はサリューシュ・ルーラって言います」

「じゃあサリューシュ、早速頼む」

「はい!」

 そう言って俺とサリューシュは光の中に消えた。

 

 

 

 〜〜〜〜〜

 

 それから時間的に約一年後....

 俺はサリューシュに戦い方を教わった。

 最初の頃は全く歯がたたなく、ボコボコにやられた。

 だが、二カ月も経つと順調に力を制御できてきた。

 そして、

 

「はっ!」

『負けるかぁ!』

 

 ♪~♪~♪~

「DOUBLE!」

 

「しまっ!」

『もらったぁ!』

 俺は今、転生する前の最後の試合を行なっていた。

 そして、俺の攻撃はサリューシュの首元で止まっていた。

 

「....お見事です」

『ふぅ』

 俺は元の姿に戻った。

「お疲れ様でした。これで私が稽古をつけるのは最後です」

 そう言ってサリューシュは武装を解除した。

 

「本当にありがとな、サリューシュ」

「いえ、気にしないでください。蓮君の力になれたなら

 良かったです」

 すると、俺の体は光り出した。

 

「もう時間ですね....」

「みたいだな」

「蓮君、これを」

 サリューシュは小型の通信機を渡してきた。

 

「私と通信ができる通信機です。

 何かあった場合、これで連絡してください」

「わかった」

「....では、いってらっしゃい蓮君」

「あぁ、いってきます」

 そして、俺はその空間から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おまけ(稽古を始めて一ヶ月後)

 

「そういえば、俺の転生先はどんな世界なんだ?」

「ToLOVEると言うラブコメの世界ですね。

 ほんと、最高神も何を考えてライダーの力を持って転生させたのやら....」

「まぁ、ラブコメの世界には物騒だな」

「全くですよ! そのせいでどれだけ処理が大変だったか!」

「お疲れ様」

 




 影宮 蓮 (18歳) 3月19日
 前世では頭脳明晰、運動神経抜群で生徒達からも信頼されている生徒だった。
 しかし、目つきの悪さで不良達によく喧嘩を売られていた。
 だが、不良を軽くあしらうほどの護身術を学んでいたため、最強の生徒として
 不良達に恐れられていた。

 両親は中学生の時に事故で亡くなり親戚の家で生活をしていた。
 困っている人がいたらほっとけない性格で、色々な人から信頼を得ていた。
 この性格は母親譲りのもの。

 特撮物が大好きで、仮面ライダーの知識はかなりのもの。
 サリューシュから、三つの転生特典をもらっている。

 好きなもの 特撮(特にダークライダー) 甘いもの コーヒー
 嫌いなもの 自分勝手に人に迷惑をかけるやつ
 趣味 人助け
 特典 地球の本棚 前世の記憶、身体能力の保持 特典の改造


 サリューシュ・ルーラ(?)
 天界の女神。蓮を転生させた張本人で、蓮の信頼できる師匠。
 普段はフワフワした雰囲気を出しているが、ここぞという時には
 普段とは違った真面目な表情をする。

 天界では[終劇の戦女神]というあだ名がある。

 実は、天界では最上級女神の一人だったりする。

 好きなもの スイーツ
 嫌いなもの 体重 世界のバランスを乱す愚か者
 趣味 ガーデニング



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