偽りを纏いし転生者とToLOVEるな日々(凍結)   作:アイリエッタ・ゼロス

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お久しぶりです....
書く気はあるんです!嘘じゃないですから!


彩南祭当日/偽りのカブトは瞬殺する

「カレー三つ、ケーキセット二つだ」

「「「はい!」」」

 俺は調理室で教室から来る指示を出していた。

 うちのクラスの出し物である“アニマル喫茶”は大盛況で

 長蛇の列ができるほどであった。

 俺も指示をしながら手を動かしていた。

 そうしていると、入り口から猿山が入ってきた。

 

「影宮」

「どうした猿山」

「そろそろ交代の時間だ。こっちは俺が指示を出すから

 お客さんの整理を頼む」

「もうそんな時間か」

 そう言いながら俺はエプロンを脱いだ。

 

「じゃあこっちは頼んだぞ」

「おう!」

 俺は猿山にそう言って教室の方に向かった。

 

 

 〜二時間後〜

 

「はぁ、やっと人が減ったな....」

「だな」

 俺は教室の前に置かれた椅子に座って結城と話していた。

 

「二人とも、お疲れ様」

 すると、教室からお盆にジュースを乗せた西連寺がそう言ってきた。

 

「ありがとう西連寺」

「サンキュ」

 俺と結城はジュースを受け取った。

 

「思ったより楽しいね、アニマル喫茶」

「ん?」

 俺がジュースを飲んでいたら急に西連寺がそう言った。

 

「最初は恥ずかしかったけど、慣れたら何だか楽しくなっちゃった」

「そうか....よかったじゃねぇか」

 そう言って話していると....

 

「ちょっと! いい加減にしてください!」

 急に教室から叫び声が聞こえた。

 

「なんだ?」

「どうかしたのか?」

 俺と結城は教室の中を見に行った。

 教室の中に入ると、一人の男が籾岡の腕を掴んでいた。

 

「ちょっとぐらい良いじゃないか。そんな格好をしているという事は

 誘っているんだろう?」

「そんな訳ないじゃん!」

 籾岡は振り払おうとするが、男の力が強すぎるのか振り払えていなかった。

 周りにいる女子達も男に怯えていた。

 

「....おいテメェ、うちの店員に何してやがる」

 俺は籾岡の腕を掴んでいた男の腕を掴んで捻った。

 

「グワッ!?」

「悪いが、うちの店はキャバクラじゃねぇんだよ。そういう事やりたかったら

 キャバクラにでも行け」ギロッ

「っ!」ビクッ

 俺の睨みで、男は俺に恐怖を抱いたようだった。

 

「....チッ!」

 男は舌打ちをすると走り去っていった。

 

「....大丈夫か籾岡?」

「う、うん。ありがと....」///

 俺がそう聞くと、籾岡の顔は赤くなった。

 

「(さてと....)」

「結城、俺は少し離れるぞ。客が来たら頼む」

「か、影宮....?」

 俺はそう言って教室から出た。

 その時、何故か結城は俺に怯えているように見えた。

 

 

 〜?side〜

 

「くそっ! 何なんだアイツは! あんなやつ原作には....」

 俺の名前は“黒代 剣城”。転生者だ。

 俺は今日、彩南祭に来ていて籾岡をナンパしていたが変な男に止められた。

 その男は原作では一度も見た事がない男で、少し睨まれただけで俺は

 その男に恐怖してしまった。

 

「(アイツ、まさか転生者なのか! だったら早く消さないと俺の籾岡が!)」

 そう考えていたら....

 

「見つけたぞ、転生者」

 後ろから声が聞こえた。

 

 

 〜蓮side〜

 

 俺は今、校舎裏に来ていた。何故なら、さっきの男が転生者の気配をしていたからだ。

 

「な、何の事だ!」

「シラを切るのか? お前の気配、俺に対する殺気が凄いぞ?」

 俺がそう言った瞬間、男は何処からかサソードヤイバーを取り出した。

 

「お前、お前も転生者か!」

「あぁ。だが、お前らのような転生者と一緒にしないでもらいたい」

「さっきはよくも邪魔を! 籾岡は絶対に渡すものか! サソードゼクター!」

 男は何故か逆ギレしてサソードゼクターを呼んだ。

 すると、地面からサソードゼクターが現れた。

 

「変身!」

「HENNSINN!」

 男はサソードヤイバーにサソードゼクターをはめて変身した。

 

「お前なんかに、俺の籾岡は渡すか!」

「....勘違いが甚だしいぞ」

 そう言って、俺は腕時計を外してアナザーウォッチに変えた。

 

「お前らのような転生者は、全て捕獲する」

 そう言って俺はアナザーウォッチのスイッチを押した。

 

 ♪~♪~♪~

「KABUTO!」

 

 俺の体は黒と銀色の鎧を纏うと爆散し、“アナザーカブト”と化した。

 

「醜い化け物め!」

 そう言ってサソードは俺に斬りかかってきた。

 だが、俺はそれを腕で受け止めた。

 

「っ、硬い!」

『喋る余裕がよくあるな....』

 俺はサソードに蹴りを連発した。

 

「グワッ!」

 サソードは地面に転がった。

 

『弱いなぁ....』

 俺は不意にそう呟いてしまった。

 

「っ、黙れ! だったら、これならどうだ!」

 そう言ってサソードはサソードゼクターの尻尾を押し込んだ。

 

「キャスト....」

『させねぇよ....クロックアップ』

『Clock Up』

 俺は腰の横についたスイッチを押した。

 すると、周りの風景は俺に取っては止まっているように見えた。

 

『時間がもったいねぇから終わりの刻だ。転生者、黒代 剣城』

 俺はそう言いながら近づき、脚に力を溜めてサソードに回し蹴りを放った。

 

『Clock Over』

 その音でクロックアップは終わり、叫び声をあげながらサソードはぶっ飛んだ。

 

「バカな....! この力は、神から貰った力のはずなのに!」

『....鍛えなかったら力も何もないだろ』

 そう言って俺はカードを落とした。カードの中に男は封印され、俺はサソードゼクターを

 ウィザードの魔法で縛りサソードヤイバーと一緒に魔法で家に送った。

 

『さて、戻りますか』

 俺は変身を解除して教室に向かって歩き出した。

 

 

 〜ゴミ捨て場〜

 

「これで全部だな....」

 俺は今、教室の片付けで出たゴミを捨てに来ていた。

 何故かはわからないが、俺が戦っている少しの間に教室では何やら

 二年の先輩が来てララと競っていたらしい。

 その結果、教室は荒れに荒れて大量のゴミが出ていた。

 

「あ、影宮」

 そして、俺がゴミを捨てていたら後ろから声をかけられた。

 声の主は籾岡だった。

 

「籾岡か」

「ゴミ捨てまでお疲れさん」

「それはお前もだろ?」

 俺は籾岡が持っているゴミ袋の方を見てそう言った。

 

「貸せよ。重いだろ?」

「あ、ありがと....」

 俺は籾岡からゴミ袋を取ってゴミ捨て場に捨てた。

 

「さて、さっさと戻るか」

 そう言って教室に戻ろうとしたら....

 

「影宮!」

 籾岡が俺の名前を大きな声で呼んだ。

 

「なんだ?」

「そ、その、今日はありがとね。助けてくれて嬉しかった....」///

「気にすんなよ。あれぐらい普通の事だ」

「そっか....春菜が気になる理由もちょっとわかるな....

「なんか言ったか?」

「ううん、何でもない! ほら、早く戻って打ち上げ行くよ!」

 そう言って籾岡は俺の前を歩き始めた。

 

「....そうだな」

 そう言って、俺も籾岡の後ろを歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 




 アナザーカブト
 蓮の持つアナザーライダーの力の一つ
 クロックアップを使った超高速戦闘を得意としており、敵に一切の隙を見せない
 カウンター攻撃を主体としており、一撃一撃が重い
 武器は持っていないため、蓮の純粋な戦闘能力が現れる

 武器 無し

 特殊能力 クロックアップ
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