二次元キャラクター召喚するマンの日記   作:koh

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ここで原作に入るため一気に巻いていきます。


7冊目 あっという間に中学生

 21xx年 8月1日

 

 水平リーベ僕の船、七曲がりシップス、クラーク牛乳……

 

 

 

 

 

 21xx年 8月2日

 

 一夜一夜に人見ごろ! 人並みにおごれや! 富士山麓にオウム鳴く!

 

 

 

 

 

 

 21xx年 8月3日

 

 この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、カツラにしようと思うたのじゃ!

 

 

 

 

 

 

 21xx年 8月4日

 

 あれはナンシーですか? いいえ、あれは下駄箱です。

 

 

 

 

 

 

 21xx年 8月5日

 

 円周率はπだから……π……パイ……おい、パイ食わねぇか。

 

 

 

 

 

 

 21xx年 8月6日(代筆 夜神月)

 

 うーん、やっぱり年下の子供に教えるというのは難しいね。

 前提として『どこまでの知識』を備えているかを知らないといけないし、『どれぐらいのペースなら理解できるか』ってのを考慮して進めないといけないし。

 

 それを踏まえて毎週スケジュールを立てないといけないんだけど、個性や筋力、覚えた技の復習なんかも考慮しないといけないから、とても大変だよ。

 今まででも結構カツカツのスケジュールだったのに、そこに加えて雄英に向けての座学も始まったから、時間に関してはホントに厳しい。

 まだ小学生だから、睡眠時間はたっぷりとらないといけないというのも考えると、勉強が学校の勉強だけで終わる日もある程だ。

 そのため、現在は寝る前の1時間と土日の午後を座学の時間にあてている。

 小学生だから、友人に遊びに誘われた時は勘弁してあげてるけどね、こういう事を断っているとハブられるかもしれないし。

 まぁ、時間はまだたっぷりあるから気長に教え続けるとしよう。

 

 それにしても、未来の世界になってもコンソメのポテチは味が変わってなくていいね。

 

 

 

 

 

 

 21xx年 9月2日

 

 勉強の息抜きに、と月にゲームに誘われた。

 誘われたゲームはマリオゴルフ。

 

 と、ここで俺の呼び出しているキャラ、そしてついでに両親までが参戦することに。

 そして、家庭内でのマリオゴルフ大会になった。

 別に賞金や商品が出るわけではないが、そういう流れになった。

 

 結果としては、大人げないやり込みプレイヤーの腕前を見せつけた月がトップ。

 2位は意外なことに母だった、昔取った杵柄らしくかなり上手かった。

 3位は常に堅実な攻め方をしたスコール。

 4位は子供ならではの適当プレイで攻めた俺。

 5位はゲームをあまりやっていないせいで、ミスが多かった父。

 6位は電子機器自体に慣れていないせいで、変な操作を繰り返した美鈴。

 最下位は無茶なプレイをしてOBや池ポチャを連続で繰り返したベジータだった。

 その夜は、ベジータの『クソッタレェェェ』という声が響き渡った。

 

 

 

 

 

 21xx年 4月7日(13年目に突入!)

 

 今日から俺も中学生、時間がたつのは本当に早いもんですね……

 個性が発動した日から毎日書いている日記も、3桁の大台に乗った。

 日記に関してはこれからもどんどん増えていくと思うので、ここで両親に保管場所について相談してみた。

 そうしたら父が「ここで思い切ってリフォームしてみるか?」と言い出し、母が「それじゃあ地下に倉庫でも作ろうか」となり。

 あれよあれよという間に、リフォームが始まり、地下倉庫が出来て日記はそこに保管することになったのだ。

 売れっ子漫画家の母は印税やらアニメ化やらしてるので、かなり金を持っているせいか、こういう事に関しては行動が速い。

 

 学校は糸衿中学に入学しました。

 この進学校なら、雄英に入りやすいもんで……そして、日々の月の授業と同レベルの授業内容だから、午後の勉強の時間も減らせるし。

 

 というわけで頑張りましょう。

 

 

 

 

 

 21xx年 7月21日

 

 中学校の夏休みになって、ベジータがこんなことを言い出した。

 

「そういえば、気を爆発させることは知っているようだが、逆に気を抑える事は知っているのか?」

 

 ……言われてみれば、それを意識した事はなかった。

 

「それは無駄に気を垂れ流している事と同じだ、消耗を抑えるためにも日常生活では気を抑えるようにしておけ。

 それと、無心になる事も重要だ。 この世界にいるかは分からんが、俺達の世界に心を読んで来るヤツはいたからな」

 

 あー、確かに精神系の個性なら心を読む個性をあるからな。

 警察官ご用達の能力だから、滅多なことでは出会わないと思うがヴィランにいないとも限らないし。

 

「ただ……こういう事を言っておいて何だが、俺は無心になるというのはどうも苦手でな。

 美鈴あたりなら慣れていそうだから、美鈴に協力を仰いでみろ」

 

 と、言われたので美鈴に聞いてみると。

 

「うーん、それは一朝一夕に行くものじゃないからすぐに教えるのは難しいですね。

 何しろ、『何も考えない』のと『心を無にする』というのは違いますから」

 

 なるほど、言われてみれば。

 ……しかし、どういったトレーニングをすればいいんだ?

 

「座禅、というか瞑想ですかね!」

 

 こうして俺のトレーニングに瞑想が入った。

 勉強の時間が減ったことで、割と暇を持て余していた月が担当することになった。

 

 

 

 

 

 21xx年 7月26日

 

 ええい、面白半分でバシバシと叩くな!

 

 

 

 

 

 21xx年 8月1日

 

 元から集中力が高かったせいもあるのか、短時間だけなら無心になることが出来た。

 十数秒ぐらいの、本当に短い時間だが。

 

 

 

 

 

 21xx年 11月11日

 

 ベジータの提案で、スカウターで戦闘力を計る事になった。

 

「シュウの戦闘力は……平常時で250、ジャンクションをしていると1250か。

 ラディッツの野郎と同等程度だから、地球人のガキにしては破格の戦闘力だろう。

 

 スコールは通常時で70程度……しかし、ジャンクションシステムを使うと一気に500程度に跳ね上がるな。

 ジャンクションシステムでの伸びそのものはシュウよりも上だろう。

 

 美鈴は通常時で200だが、気を解放した場合は1500ぐらいにもなる。

 気の抑え方が上手いって所だろうな。

 

 月は……3だな。

 普通の地球人だと考えたら妥当だろうよ」

 

「ベジータの戦闘力はどれぐらいなんだ?」

 

「……そういえば、もう長年と計ったことはないな。

 最後に計った時はフリーザ軍にいた時で……確か2万か、3万ぐらいはあったと思うが。

 まあ、今は少なくとも兆は行っているんじゃないか」

 

 兆って…兆って!

 俺達は開いた口が塞がらなかった。

 

 

 

 

 

 

 21xx年 4月1日(15年目に突入!)

 

 あっという間に中3なんですけどォォォ!!

 

 と、銀魂っぽく言ったところで何かが変わるわけでもない。

 俺のやる事は変わらない、身体を鍛え、勉強をして、技を洗練させていく。

 それぐらいしかない。

 

 

 

 

 

 21xx年 6月2日

 

 月から、かなり重要な情報が入った。

 

「雄英の入試なんだけど、やはりと言うべきなんだろうね。

 普通の試験に加えて、戦闘形式の個性のテストがあるみたいだよ。

 つまり、シュウくんの場合は戦闘に長けたキャラを呼び出せばいいわけなんだけど……」

 

 ベジータは論外になるな、破壊力と攻撃範囲がデカすぎる。

 

「そういう事だ、戦闘形式って事は他の生徒も同時に受けることになる。

 だから、『1対1の戦闘に長けており、尚且つ破壊力が大きすぎない技を持つ』事が重要になる。

 ベジータがうっかりギャリック砲やビックバン・アタックを撃ってしまったら、恐らく会場ごと他の受験者が死んでしまうことになる。

 そうしたら、僕たちは一気にヴィランの仲間入りだ……それだけは避けたい。

 この点で言えば、スコールと美鈴は合格点だね」

 

「チッ、やむを得んか……」

 

「戦いなら任せてください!」

 

「フッ、チームプレイも悪くない」

 

 しかし、2人だけだと不安だな……もう数人は欲しい所だ。

 

「スコール程度の強さを基準にして考えるといいんじゃないかな」

 

 との月のアドバイスである。

 

 むむむ……よし、アイツらにしよう。

 

 

 

 

「アイクだ、事情は把握している。

 今回は雄英の入試対策で呼ばれたが……それ以外で呼んでくれても構わん。」

 

「シュタイアー2000、ただいま到着しました

 わたくしも事情は把握しています、遠距離の相手ならわたくしにお任せください」

 

 近距離要員として呼び出した、その剛腕と神剣ラグネルによる強力な一撃を持つアイク。

 そして、遠距離要員として呼び出した、トンデモ火力な戦術人形のIWS2000。

 

 俺と、スコールと美鈴、そしてアイクとIWS2000。

 この5人なら、いくら雄英の入試といえども、そうそう遅れは取らないだろう。

 

 あとはコンビネーションを高めて、入試に備えるだけだ。

 

 そういえば月はどこでこんな情報を手に入れたんだ?

 

「僕はモテるんだよ」

 

 深くは聞かないことにした。




以前感想で言っていたドルフロのキャラを参加させました。
アイクはスマブラの持ちキャラです。

……アイクに関しては、原作未所持なため、無難なセリフしか喋らせられないけど、堪忍してくださいね。

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